「Other」カテゴリーアーカイブ

レギュレーションについて開幕までにまとめてってみる 3 完走!!

年内にF1スポーティングレギュレーション本体は読み終えることができました!
レギュレーションページ一応完成★ひゃっほう!!

付録についてもみたかんじ変更はないので、読んでないですけど変わったところはないみたいです。(付録っていうのは、エンジンホモロゲーションとか、エントリーの申込書とか、表彰式のやり方とか、国歌はどうするとか、そういうの)
これのおかげでオフシーズンにもやることができて大変よいです。そしてとても勉強になります。2011年スポーティングレギュレーション変更点 その1って記事ではばらばらと中途半端にまとめてしまったので、頭からこの記事でもう一度書いてみたいとおもいますー。

2011年に向けてスポーティングレギュレーションが変わったところは以下の通り:

16. INCIDENTS: インシデント

16.3 ペナルティの種類が追加。タイムペナルティ、懲戒、リザルトからの除外、次イベントへの出場停止
※2010年までは、10秒停止/ドライブスルー/グリッド降格しかなかった

20. DRIVING

・ポジションを守るための複数の方向転換や、トラックの縁から故意に車両を出すこと、またはその他のアブノーマルな方向転換の禁止が明文化されて追加
・トラックの縁の白線はトラックの一部であるが、縁石はそうでない。
・青旗無視したらすぐスチュワードにちくるからね!

23. PIT LANE

・”fast lane”は幅3.5m未満かも
・プラクティスかSC中にピットレーン出口にいた人は、着いた順に出ていきなさいね
・ピットリリースするときはするぞ!ってことを見た感じからちゃんと分かるようにしなさい
・安全上の理由でピットレーン封鎖することがあるかも。その時は、修理が必要でやばいクルマしか入っちゃいけませんよ

25. SUPPLY OF TYRES IN THE CHAMPIONSHIP AND TYRE LIMITATION DURING THE EVENT

・クルマについてるタイミング測定器が、ピットレーンから出たって示したら、そのタイヤを使ったことになります
・P1とP2は3セットのドライタイヤをFIA技術委員が割り当てます
・その後8セットのドライタイヤをFIA技術委員が割り当てます
・ウエット宣言出てないレースで、レースが中止された時に2スペック使ってなかった人には30秒加算。2スペック使わないで完走した人は結果から除外するからね!

26. WEIGHING: 計量

Q1とQ2の最中にランダムで計量をやるよ
・Q3に出た人は予選終わりに計量をやるよ。計量の前にクルマを離れたい子は申告しなさい

28. SPARE CARS, ENGINES AND GEARBOXES

・ギアボックスは5レース連続で使いなさい
※2010年は4レース
・リタイアした/スタートできなかった子も5連続中はギアボックス取り換えちゃダメだお。でも技術委員がやむを得ないねって認めた場合はノーペナで取り換えていいよ
・レシオとドッグリングの1度の変更は、P2が終了する前のプラクティスの初日にギアボックス変更が必要である場合に許可される。
・2011年だけ、最終戦以外で、最初の1回目だけはペナルティなしで新しいギアボックスを使っていいよ。このギアボックスはそのレースだけで使い切る。

30. GENERAL SAFETY

・予選後のインラップとレコノサンスラップの最低ラップタイム、プラクティス初日の後にレースディレクターが決めるよ。P1またはP2のドライコンディションのベストタイムの145%が基本。
※2010年までは、プラクティス初日の前までにでした。そりゃ、走ってみないと基準タイムも何もないわな

・チームのメンバーは、予定されたP1とP3開始時間の10時間前に始まる、6時間の期間の間、サーキットに入っちゃダメ。でも4つの例外があるよ(←書いてない?)
※例えばP1が10:00AM開始だとすると、0:00から 6:00AMまではサーキットへ立ち入り禁止→そこから、夜間作業禁止!って言われてるんだと思います。だけど例えばP3が19:00開始のシンガポールとかは、9:00AMから15:00まではサーキットへ立ち入り禁止ってことだよね。メカニックとかエンジニアはきっと睡眠もずらしてるだろうからそれでいいけど、ホスピタリティどうすんのかなぁ、それはいいのかなぁ。
※8/1追記: べっつん&レッドブルがハンガリーGPにて体を張って教えてくれました! 「4回の例外」っていうのが「ジョーカー」って言われたもので、シーズン中4回は徹夜作業ができるって意味でした。

34. POST QUALIFYING PARC FERME

・夜の保管中以外のパルクフェルメ状態で外してもいいものの中にホイールナット追加
・天候変化により変更をするとき、流体総圧管を覆ってもよいし、覆いを外してもよい

35. PRESS CONFERENCES, MEDIA OPPORTUNITES AND DRIVERS PARADE

・ドライバー全員でサイン会をやること。場所と時間はプロモーターが決める
※去年までは、「ピットレーン内の割り当てられたスペースにて、プラクティス当日または前日にやれ」でした。あれ、2010年鈴鹿って…ピットレーン内じゃなかった……

36 THE GRID

・Q1に107%ルール追加。最速タイムの107%を超えたらレースに参加できないが、スチュワードがレースをスタートしていいか許可を与えるよ。その場合のグリッド順はスチュワードが決めるよ。抗議とかは一切できないから!

38. STARTING PROCEDURE

フォーメーションラップのとき、PPのグリッドを通り過ぎるまではピットレーン制限速度をまもってスタート
※2010年までは、「つっ立っている人にも十分安全な速度で走りましょう」でした

39. THE RACE

レースのリザルトを損なうチームオーダーは禁止される。
削除

40. Safety car

■SCがピットに戻った後、車両がfirst safety car line(訳注:2009年版ではLine = コントロールライン)に達するまで、オーバーテイクしていいパターンが変更になった。
・ピットに入る時は、SCを含むトラックに残っている車両をパスしてよい。
・どんな車両(SC含む)も、ピットから出るときは、他車をオーバーテイクしてよい、または他車からオーバーテイクされてよい。

■SC先導スタートでトラブった場合
↓以下追加
・この方法に遅れたドライバー、かつ、first SC lineまでにオリジナルのスタート順を再確立することができないドライバーは、ピットレーンに入らなければならない。そして、一旦全車がピットレーンの出口を通り過ぎた場合のみ、レースに復帰してよい。

42. RESUMING A RACE

レース再開のSC先導リスタートでトラブった場合。40. SCの章と同じ変更↓
・このように遅れたドライバーで、first SC lineに到達するまでにオリジナルのスタート順を再確立できない者は、38.2に定められるようにピットレーンに入り、ピットレーン出口からスタートしなければならない。

チームオーダー解禁は、きれーに章ごと削除して番号の変更だけだったので、2011年版だけ見ててちっとも出て来なくて見逃してました。年明けたら、スポーティングレギュレーションの付録と、ISC(the Codeってやつ)を見てみよっかなーと思ってます。

いやーやればできるもんですねえ、そして色々と細かいことが決まっているのねえと感心しきりでした。一回全部作っちゃえば、あとは改版を追従していけばいいので一気にらくちんになりますね。
無理して読めとは言いませんけども(つらいから)、何だかF1がもっと楽しみになってきちゃうことうけあいですので、目を通してみることをおすすめします!他にも日本語版を出している人もいらっしゃるようです。特に何年か見ている人は、ちょこっともやっとしていることが解消されてますます面白くなると思う!!
しかし本当にやり遂げた感いっぱいです。やったぜええー!!

1 person likes this post.

レギュレーションについて開幕までにまとめてってみる 2

特設レギュレーションページにて地味ーに解読を進めているワタクシなんですけども、(↑の黒いボタンから、またはこちらからどうぞ)いままでバラッバラと読んできていてよくわかんなかった部分がいくつかわかりました。

前回も書いたけど、気になっていたのは「F1チームが守らなきゃいけないレギュレーション」とは何を指すのかってこと。

2.1
チャンピオンシップに参加する全てのドライバー、コンペティター、オフィシャルは、彼ら自身、自分たちの従業員、エージェント、およびサプライヤーに代わって、International Sporting Code(the Code)の改定および附則、Formula One Technical Regulations(the Technical Regulations)、そしてこのSporting Regulationを合わせて”the Regulations”として、これらの条項を遵守する。

つまりはこのスポーティングレギュレーションとテクニカルレギュレーションに加えて、やっぱりあのISCも範囲に含まれてた。
で、ここから下の本文によく”the Regulations”とか”the Code”って出てくるんだけど、ここから下でこの語が使われた場合、

the Regulationsとはこの3つのレギュレーションのこと
the CodeとはISCのこと

を指すみたい。
この後もこの書き方はよく続いて、括弧書きで”the Line”とかって注釈された場合は、その語が使われていくようです。

やっぱ頭から読むもんだねぇ。

同様に、5.7章で

the Lineとはトラックとピットレーンを横切る単一の線、コントロールラインのこと

とあります。ピットレーンも半分に割られてそれぞれ名前がついていたよね、確か。使う色もなんだか呼び名があったような。以後このような語が出てきた場合は別項にまとめておくと読みやすいのかなー。

知らなかったこと、知りたいなと思っていたのにわからなかったことを知るのはひじょーにうれしいです。この勢いがちゃんと続けば、開幕までに読み終わりそう。

2 people like this post.

2011年スポーティングレギュレーション変更点 その1

あの40.14が変更されてます。けどそれに対するペナルティのとこが削除されたお、いいのかお…
既に読んであるアタマから24章までと、SCの40章のみですが。。。ピンクで追記/変更されたところが、2010年版に対する変更になります。

16.3
スチュワードは、3つのペナルティのうちひとつを、インシデントに関係するドライバーに与えるかもしれない。
a) ドライブスルーペナルティ:ドライバーは、ピットレーンに入り、ピットストップを行うことなく、レースに戻らなければならない。
b) 10秒停止ペナルティ: ドライバーはピットレーンに入り、自分のピットで少なくとも10秒間停止し、レースに戻らなければならない。
c) タイムペナルティ
d) グリッド降格: ドライバーの次のイベントで、グリッドポジションをいくつか降格される。
e) 懲戒
f) リザルトからの除外
g) 次回イベントへのドライバーの出場停止

しかし、a)とb)のペナルティは、最終5ラップまでの間に課されなければならない。レース終了後は、16.4bは適用されず、a)の場合は20秒が、b)の場合は30秒が、それぞれ関係するドライバーのレースタイムに加算される。

20. ドライビング
20.1
ドライバーはクルマを単独で、エイドなしにドライブしなければならない。

20.2
他のドライバーの邪魔をしやすい操作、例えばポジションを守るための複数の方向転換や、deliberate crowding of a car beyond the edge of the track、またはその他のアブノーマルな方向転換は許されない。

20.3
ドライバーは常にトラックを使用しなければならない。疑いを回避するために、トラックのエッジを定めている白線はトラックの一部であるとみなされるが、縁石はそうではない。クルマの一部がトラックと接触していなければ、ドライバーはトラックを離れたとしてジャッジされる。クルマはドライバーが復帰するかもしれない理由のためにトラックを離れるか?しかしながら、これはそれをすることが安全であり、アドバンテージを得ることがない場合のみされるかもしれない。

20.4
レース中、(訳注:自分を)ラップダウンにしようとしている他のクルマにキャッチされたらすぐに、ドライバーは、最初の機会において速い方のドライバーにパスさせなければならない。キャッチされたドライバーが速いドライバーに抜かせなかった場合、彼が後ろのドライバーにオーバーテイクをさせなければならないことを示すため、青旗が振られながら提示される。降られている青旗を無視していると考えるドライバーは誰でもスチュワードに報告される。

23 ピットレーン
23.1

a) 不確実なことを避けるため、かつ目的を記述するため、ピットレーンは2つのレーンに分割されるだろう。ピットウォールに近い、幅3.5mに満たないかもしれない方を”fast lane”, ガレージに近い方を”inner lane”と称する。38.2章および41.5章の状況下で(複数の)クルマがピットレーンの終わりにいる場合を除き、inner laneが、クルマに作業を行える唯一のエリアである。しかしながら、ピットレーンを出ようとしているほかの車をじゃましそうである場合、fast laneで作業が実行してはいけない。

d) スタート動作においてグリッドから離れる場合を除き、クルマはチームのガレージエリアからピットレーンの終わりに向けてのみスタートする。
プラクティスセッションのスタートまたはリスタート時にピットレーン出口の前にいたクルマ、またはSC期間中にピット出口にストップすることが要求されていたクルマは、fast laneのラインに整列し、過度に遅れたクルマがいない限り、そこに着いた順に出て行かなくてはならない。

h) deの場合を除き、fast laneに器材を残してはならない。

j) ピットストップの後に、安全である場合のみクルマをリリースすることは、コンペティターの責任である。クルマの正面からみたとき、そのクルマがリリースされたとき、コンペティターは明確に確立する手段を提供しなければならない。

23.2
特別な状況下で、レースディレクターは、安全上の理由により、レース中にピットの入り口を封鎖することを要求するかもしれない。こうした時にドライバーは、修理をするための重要で全く明白な理由がある場合にのみピットレーンに入ってよい。

40.5
この時から、レースカーは必要以上にあるいはいくぶんかのスロー走行、または不規則に走行してはならない。SCが配備中の間は常に、他ドライバーまたは他の人に対する潜在的危険行為とみなされ、スチュワードに報告される。トラック上かどうか、もしくはピットの入り口、またはピットレーンであるかどうかにかかわらず、これは適用される。

40.7
全てのレースカーは減速しなければならない。そして、SCの後ろに10台ほどの間隔を開けて整列しなければならない。ドライバーの十分な減速を確実にするため、SAFETY CAR DEPLOYEDのメッセージがタイミングモニターに表示されてからは、各車が最初のSCラインをはじめて超えるまで、ドライバーはFIA ECUによる最小のタイムセットより上にいなければならない。
以下の例外を除いては、SCがピットに戻った後、クルマが最初のSCライン(訳注:2009年版ではLine = コントロールライン)に達するまで、オーバーテイクは禁止される。オーバーテイクは以下の状況の時のみ許される。
・クルマがSCから(オーバーテイクしてよいと)合図されたとき
・40.14の場合
ピットに入ったクルマは他のクルマを抜いてよい。または、SCがトラックに残って、
ピットに入る時は、SCを含むトラックに残っているクルマをパスしてよい。
first safety car lineを越えた後。
ピットから出たクルマは、2本目のSCラインを越えるまで、他のクルマを抜いてよい。
SCを含むどんなクルマも、ピットから出るときは、オーバーテイクしてよい、またはオーバーテイクされてよい。2本目のSCラインを越えるまで。

・SCがピットに戻るとき、itが最初のSCラインを越えたら、他のクルマにオーバーテイクされてよい。
※このitはSC? ラインを越えたクルマ?

・SCがピットレーンを使用している間にガレージに止まっているクルマは、オーバーテイクされてよい。
・明確なトラブルでスロー走行しているクルマ。

40.14
特定の状況下においては、レースはSCの後ろでスタートされるかもしれない。または、42.5(a)に従って再開されるかもしれない。いずれのケースも、(開始の)10分前に、SCのオレンジライトが点灯される。これはドライバーに、レースがSCの後ろでスタート(または再開)されることを通知する。同時に、これを確認するメッセージがタイミングモニターに表示される。
グリーンライトが点灯されるとき、SCは全車が続いているグリッドを離れ、10台分の車間を開けておく。(?)
レーススタートの間、フォーメーションラップは行われない。レースは、グリーンライトが点灯したら開始される。
オーバーテイクは、クルマがグリッドポジションを離れるのが遅れたとき、かつ、後方のクルマが、過度にフィールドの残りのクルマを遅らせることなく、遅れたクルマをパスすることを回避できなかった場合、1周目の間のみ許可される。
このケースでは、ドライバーはオリジナルのスタート順を再確立するためにのみ、オーバーテイクをしてもよい。
グリッドを離れるが遅れたクルマは、残りのクルマがLineを超えた後も動けなかった場合、他の動いているクルマをオーバーテイクしてはいけない。SCの車列の後ろにつかなければならない。1人以上のドライバーが影響を受ける場合、彼らは、彼らがグリッドを離れた順番で、フィールドの後ろに整列しなければならない。16.3aまたは16.3bによるペナルティは、スチュワードの意見により、1周目の間に必要以上に他のクルマをオーバーテイクしたどんなドライバーにでも課される。
この方法に遅れたドライバー、かつ、first SC lineまでにオリジナルのスタート順を再確立することができないドライバーは、ピットレーンに入らなければならない。そして、一旦全車がピットレーンの出口を通り過ぎた場合のみ、レースに復帰してよい。

1 person likes this post.

Q & A with Sebastian Vettel

Eurosportでは、FIA GALAは日本時間13日月曜日8AMから放送でしたけども(フジはいつかなぁ…)、その時のNobleさんのいんたぶーデス。

Q & A with Sebastian Vettel
Q: とうとうトロフィーを受け取って、君は公式にワールドチャンピオンだ。どんな気持ち?
SV: 何で泣かなかったかわかんないよ!このトロフィーが僕にとってどんなに大きな意味をもつか、みんな信じられないと思う、って先週のAUTOSPORT Awardsで言ったけど、すごく特別なものだよ。ここにある名前を見るとなおさら。自分の名前がここに刻まれるのは、素晴らしいよ – 2000年代、90年代、80年代、全てのチャンピオンが同じラインに並んでいる。ミハエル[シューマッハ]、[アイルトン]セナ、アラン・ジョーンズもいる。もちろん、1970年のヨッヘン[リント]も。本当に、特別だ。

Q: 今シーズンを振り返って、どんなに君の運命が動いたか、驚いた感覚はあるだろうか?君が勝ったあらゆるレースが、君をチャンピオンにした重要なポイントを与えてくれたと理解してそこに座っているかい?
SV: 勝ったものすべてじゃなくて、レース全部だよ。シルバーストーンみたいに、1周目の後全然望みがないようなレースもあったけど、僕達は反撃した。どんなポイントでもすごく重要だってことがわかったと思う。結果にうんざりしたり失望したとしても、シーズンの終わりにあらゆるレースがどれだけ重要だったかわかるんだ。新しいポイントシステムでの4点差は、前のシステムではたった2点差なんだよ!このトロフィーを手放すつもりはない。できる限りこれを守れるようにトライするつもりだ。

Q: シーズンが終わってたくさん仕事をした後、いま君はトロフィーを手にした。やっとリラックスして少し休めるのでは?
SV: うん、やっとね!

Q: 少しダウンタイムがあることは重要だと思う?
SV: もちろん。来年に向けてのエネルギーを得るためでもある。今シーズンの始め、僕はこのトロフィーを思い描いてた。スポーツマンだからね。それで、これは、本当に本当に素晴らしい記念品で、本当に特別。だけど、いつだって次のステップを楽しみにしているよ。

Q: その時点ではまだわからなかったが、ハンガリーのSCリスタートで少しギャップを与え、マーク・ウェバーを助けようとしたことが、ミスをしたことよりも、このシーズンの一側面だったのでは?シーズンが終わった今、これについて話せる?
SV: ええと、僕のレッスンだったと思う。物事が計画通りに進まなかったから、僕は本当に失望した。勝利を投げ捨てたんだ…

Q: しかし、あの時君がどれだけチームプレイヤーだったか、人々は感謝しなかったと思う?
SV: 僕は僕だ。これ以上それについて話す必要はないよ。一年を通してそんなことは僕はしなかったし、今もするつもりもない。結局は、僕は今年たくさんのことを学んだ。一番大事なことは、戻ってきたとき – ホテルにでも、家にでも。鏡の中の自分に向き合って、何が起きたか本当にわかることができる。自分自身でそれを心の底から理解しなければならないし、何が続いていくのか知らなければならない。人が考えてることとか、書いてる、言ってることより、これはもっと大切なことなんだ。全員を喜ばせることなんて不可能だ。時々、違う角度から見られるかもしれないけど、自分自身がわかっている限り、それが問題の全てだ。一年を通して僕はスピーチしてこなかったから、今もしたくないし、その時間じゃないと思う。

Q: 経験を積んだこのシーズンを過ごして、最高の時間も、本当に最悪な時間も過ごしてきて、今の君はあらゆることに備えができているのでは?
SV: イエス!続きがあるといいね。もっといいドライバーになりたいし、人としても良い人間になりたい。今年は本当にタフなレッスンだったと思う。最後のすごくスイートな結果以外はね。

English:

Q. So you have finally got your world championship trophy and you are now officially the world champion. How does it feel?
Sebastian Vettel: I don’t know why I didn’t cry to be honest! I told you at the AUTOSPORT Awards last week that you cannot believe how much this trophy means to me. It is something so special.
And to see the names on there means so much. To have your name engraved there is amazing – and in the same line there are all the champions from 2000, 1990, 1980 and so on. So there is Michael [Schumacher], [Ayrton] Senna, Alan Jones, and of course Jochen [Rindt] from 1970. It is very special.

Q. Looking back at the season now, is there a sense of amazement at how your fortunes fluctuated – and do you sit there realising that every race you won gave you the crucial points that made you champion?
SV: It was not just every win, it was every race. There were races like Silverstone where obviously there was really no hope after the first lap but then we fought back. It shows you how important every single point can be, and even if you might be fed up with your result or disappointed, at the end of the year you can see how important each race can be. With the new points system, four points difference would have been just two points under the old structure! I am not going to give this trophy away – and I will try and defend it as hard as I can next year.

Q. So after a lot of commitments after the season, now you have the trophy, are you going to be able to finally put your feet up and have a bit of a break?
SV: Yes, now finally!

Q. And do you think it important you have a bit of down time?
SV: Yes, for sure. Also to get the energy obviously for next year. At the beginning of this season I was printing out pictures of this trophy, because as a sportsman you look ahead. So this is a very, very nice souvenir, and very special, but you always look forward to the next step.

Q. One facet of the season that was not known at the time, and only emerged at the end of the year, was that in Hungary you had tried to help Mark Webber by giving him a bit of a gap at the safety car restart rather than what happened being a mistake. What can you say about that now the year is over?
SV: Well, I think I learned a lesson. Obviously, as you can see from the pictures, I was obviously very disappointed because things did not go according to plan. I threw away a win…

Q. But do you think people did not appreciate at the time how much of a team player you were?
SV: I am who I am. I don’t need to make any talk about that. I didn’t do it all year and I won’t do it now – it is not the time. In the end, I learned a lot this year and what matters most is when you get back – either to a hotel or to home – and finally you can face yourself in the mirror and know exactly what happened. You have to understand it yourself and deep down in your heart you have to know what is going on.
That is more important than whatever people think, or they write or say. In the end, it is impossible to please everybody. Sometimes it might be seen from a different angle, but as long as you know for yourself, then that is all that matters. I don’t want to make any speeches now, because I haven’t done all year, and it’s not the time to.

Q. But having experienced this season, and the high points and extreme low points, you are pretty much prepared for everything now aren’t you?
SV: Yes! I hope there is much more to come. I want to become a better driver and a better person, but I think this year has been a very tough lesson, but with a very sweet outcome in the end.

Be the first to like.

レギュレーションについて開幕までにまとめてってみる

OKN(オフシーズンで書くことがないので……)

レギュ萌えしだしたのモナコからなので、すごい手さぐり状態で読んでってたんですおね。2011年シーズンは開幕までに目を通しとくくらいの勢いがほしいよね。
ということでまずドキュメントの構成などについてみてみることにした!これで立派なレギュ萌え女子への第一歩だ!(←タキさん風)

まず
FIAのレギュレーションてどこにあんですか
っていうのは大体のひとが知らないと思う。私も知らなかった!

場所はここだ!!
右側の一覧から、WRCやWTCC、GT1にも飛べるんだけど、下の方に”Drivers’ Equipment”とかもあるのでこれも併せて読む必要があるんだと思う!

F1のレギュレーション自体は以下の構成。

●Specific regulations:
2010 F1 Sporting Regulations
2010 F1 Technical Regulations

●Related Regulations :
Appendix to the 2010 FIA Formula One Technical Regulations
Appendix H – Recommendations for the supervision of the road and emergency services
Appendix L -International Drivers’ licences, medical examinations, driver’s equipment and conduct
Appendix O – Procedures for the Recognition of Motor Racing Circuits
General Prescriptions

つまり、

●本体:
スポーティングレギュレーション(競技のルール)
テクニカルレギュレーション(クルマのつくりについて)
●付録:
付録本体
付録H(コースとかエマージェンシーの指揮など)
付録L(国際ドライバーライセンス、メディカルテストなど)
付録O(サーキットの承認手順)
General Prescriptions

って感じ。H/L/Oが分冊になってるのは、他のカテゴリの項目にもこれが載ってることがあるから、そういう表記しやすいように分けたんだと思う。だから、付録本体はF1特有のものが多くて、H/L/Oは色んなカテゴリで適用することもあるんじゃないかしら。(推察)
General Prescriptionsは、トロフィー/表彰式/計量/パルクフェルメ/ブリーフィング/抗議etcについてどわーーーーーっと書いてあるます。例えばSCの章なんかは「付録H 2-5参照」とかになってて詳しくはそっちを見ることになってる。

その他に下の方に載ってて関係あると思われるのが
DRIVERS’ EQUIPMENT
●Safety helmets(ヘルメットとその試験方法)
●Flame-resistant clothing(耐火スーツとその試験方法)
●Safety harnesses(ハーネスとその試験方法)
●Head restraint(ヘッドレスト。HANSの規定はここ!)
●Extractable Seats(シート)

FIA MEDICAL REGULATIONS
●Specific regulations(ドーピングについて。検査を受けた時にドライバーが住所とか書く用紙まである!)
●Related Regulations(救助の仕方など。F1レギュとかぶっているスペックも載ってる)

CIRCUITS
●Specific regulations(サーキットレイアウト、CADのテンプレート、シグナル、コントロールパネルなど)
●Related Regulations(サーキットの承認手順など←韓国は5万回読み直しとけまじで)

他に、試験のやり方だったりとかすげー細かいのがあるんだけど、正直そこまで読めないので気にしないことにします。

しかしながら、ちょ、メニューの一番上をご覧になって。
INTERNATIONAL SPORTING CODE

インターナショナルスポーティングコードってなに

国際スポーティングコードとか色々検索してみたけど出てこないのでen.wikipediaで見てみた。

International Sporting Code(ISC)は、FIAによって行われる全てのオートレーシングイベントに適用される規則である。NASCARやチャンプカーのような北アメリカの国内レースは、FIAの管区外にあるので、ISCは適用しない。モーターサイクルスポーツは、FIAでなくFIMの管轄であるので、これも免除される。
ISCは17の章といくつかの付録から成る。定義、レースオーガナイザ/コンテンダー/レーサー/オフィシャルレフェリーのルールや一般的な原則と規則を含んでいる。モーターレーシングのスポーツは非常に階層的であるので、ISCはナショナルレーシングフェデレーションの原則も定める。(International Sporting Code, wikipedia)

これもドイツ語のwikipediaからの引用らしいけど。

ネタ元がwikipediaであることの是非はおいといて、↑の内容を踏まえると
まずISCが全ての基本としてあって、その他にF1レギュがある、ってことですよね。

ISC
・2010 International Sporting Code
・2010 International Sporting Code – Modifications after GA 11.2010 (English version)
・Rules of the FIA International Court of Appeal(法廷手続)
・ICA Rules of Procedure(法廷手続)
・General Prescriptions
・Appendix A – FIA anti-doping regulations(ドーピング)
・Appendix K – application from(用紙一式)
・Appendix H – Recommendations for the supervision of the road and emergency services
・Appendix L -International Drivers’ licences, medical examinations, driver’s equipment and conduct
・Appendix M to the Int. Sporting Code
・Appendix O – Procedures for the Recognition of Motor Racing Circuits
・Appendix J (2010) to the International Sporting Code

ほらーH/L/OはさっきF1で見たのと同じタイトルだもんね!
しかし”2010″と題しておきながら2010年11月改版とはいかに…これ来年も使うんですかねぇ。しかし改版するときは色つけて差分がわかるように出してくるので、とりあえず今はこの版を見て、2011版が出たら差分をみるようにすればおkぽいです。

とりあえず構成は把握した。(な、ながかった…)

しかし私はこういう作業が大好きです

ということでつづくー

1 person likes this post.

ロータスが2コあるどうしよう

今年みどり&きいろで走ってたロータス(ルノーエンジン搭載)と、タイトルスポンサーがロータスになったルノーが両方黒金カラーで走るんだってさ。
みたいな話が昨日の夕方くらいからわーってTLに流れてきたじゃん?わっけわかんね、どう違うのよって思ってたんだけど(メンバ的にあまり興味もないしさ…)
One TopiのF1で「これすげーわかりやすい記事だよ!」って紹介されてたので読んでみたの。ぜひ原文で!とか書いてあったけど難しい単語が多くてつらっと読めなかったの(´・ω・`)
だから日本語にしてみたの(´・ω・`)7割くらいあってるとおもうの(´・ω・`)

translated this article “Where’s the black cap?” to Japanese.

Where’s the black cap?
2010年の始め、トニー・フェルナンデスは考えを変えようと試みた。彼はきちんと仕事をして、彼のLotus F1を、商標を付ける運動ではなく、レース組織として尊重したかった。Lotusブランドはフェルナンデスに固有の価値を与えなかった。彼は、何かをする可能性がある、おそらくいつかは会社を買収する野心があると認めたが、彼のメインビジネスはAirAsiaとTuneグループであった。この2つは、マレーシアの中流階級に派手なスポーツカーを与えることよりもむしろ、マーケットの下層を狙っていた。元Lotus F1エンジニア、LitespeedのNino Judgeが、元トヨタF1テクニカルディレクター、マイク・ガスコインと組んで新しいLotus F1 teamをF1にエントリーさせる計画をアナウンスした時に、彼は検討した。Judgeは、フェルナンデスが気に入るアイディアを携えてウィリアムズを支援していたフェルナンデスにアプローチした。彼は必要とされる資金をまとめて、Lotusの名前をF1で使うことについての取引を協議し、黄色と緑色、T127で使われていたオリジナルチームの色を使い、ケタリンガムにあった旧Lotusの本部を買収しようとさえした。彼もチャップマンファミリーの恩恵を探した。

「Lotusをグリッドに戻すことは、ジミー・クラークやグラハム・ヒル、アイルトン・セナ、ナイジェル・マンセルや、他の偉大なチャンピオンたちを覚えている多くのファンの感情を動かすとわかっていた。しかし、彼らの親達が昔の日々について話かもしれない若いファンたちが我々をとても早く受け入れるとは夢見ていなかった」とフェルナンデスは述べた。彼は、彼のゴールがLotusブランドを貨幣化することだったという事実にはこだわらなかった。「それは素晴らしいレーシングブランドのうちのひとつで、フェラーリを除いては同じ感情を掻き立てない。多くの人々と企業がこのチームの一部になることを望み、我々にアプローチしてきた。」バーレーンGPに間に合わせてチームを用意したのは驚くべき努力であったが、コリン・チャップマンの息子であるクライブ・チャップマンはそこで、彼の父の有名な黒いキャップ – ロータスが優勝すると宙に放られるもの- をフェルナンデスに与えた。「クライブ・チャップマンが私のところへ来て、彼の父の黒いキャップをくれたことが私にとって一番のよい出来事だった。彼は、”あなたは僕の父の伝統を続けてくれる人だ”と言ってくれた。」

チーフテクニカルオフィサー、マイク・ガスコインも、そのキャップがチーム全員のインスピレーションになったと同意する。
「我々は毎レース、ピットウォールにそのキャップを置くつもりだ。そして我々に次にそれが必要になったとき、そのキャップを宙に投げるつもりだ。素晴らしい感触だと思った。すぐにそれが必要になるようにしなければならない」
Lotusの前ボスであったPeter Warr(故人)もそこにいて、「ピットを見れば、プロフェッショナル達と、3、4シーズン過ごしたようなスタンダードがあると私は思う。コリンが彼らを誇りに思っただろうと強く確信している」と話した。ファンたちも同意した。

しかしながらマレーシアでは他の議題があった。フェラーリのマーケティング担当・ダニー・バハールはProtonと話をして、2009年の夏に、Group Lotusのヘッドに任命された。彼もLotusブランドの価値を認め、Protonの人々を立ち上がらせる印象的なビジネスプランを提唱することによって地位を得た。しかしバハールがLotusの最高責任者に指定された頃には、フェルナンデスのレーシングプログラムはF1エントリーを与えられていた。バハールは単に遅すぎたのだ。これは彼を阻止しなかった。フェルナンデスを押しのけようと、Team Lotusのモータースポーツの歴史を要求しようとトライし続けた。彼はそうする合法的な権利を持っていないように見えた。これは彼を阻まなかった。彼はフェルナンデスとどんな取引をすることも拒否しており、問題を解決するための適切な補償パッケージに同意しようとしないだろう。法律は、誰が正しいのか、誰が誤っているのかを決めてはいない。しかしGroup Lotusにとってよい兆候でないように見える。もし彼らが法的措置を失うなら、彼らは損害賠償を要求して更なる法的措置を期待することができる。バハールを任命したことが誤りだったと認めることになるため、Protonは彼をサポートしているのだ。プライドも含まれている。自動車産業はバハールに更なるチャンスを与えるようには見えない。報酬の証明は車を売ることになるだろう – 彼のプロジェクトの全てが本当になるなら。それが失敗したなら、Lotusも失敗するだろう。マレーシア政府はローンを払うことを強制され、しっかりしたビジネス原則に基づいて、トニー・フェルナンデスがLotus and/or Protonの残骸を拾い、適当な自動車会社を築くポジションにつくだろう。マレーシア政府がそれを台無しにした後、彼はAirAsia航空で最も素晴らしい成功を収めてきた。

大きな問題は、どれほどの損害が途中でLotusに与えられるかということで、そして、投資する賢明なブランドのままかどうかということだ。ここ最近我々が見ていた広告その他は、全く少しの利益ももたらしていないが…

赤牛と子牛みたいなもんなのかなーと思っていましたが、

・阪神の方:グループロータス。プロトンがスカウトした元フェラーリの人のプロジェクト(出遅れ)。「ウチも黒金でいくから!」
・かぼちゃの方:チームロータス。トニー・フェルナンデスがガスコさんのプロジェクトを支援して先駆けて今年から参戦しました。古いLotusの人も2010年のグリッドを見て超ハッピー、ぐっときたぜ。「黒金先に考えてたのウチだから!」

みたいな話?でいい?

しかし

Green and Yellow – 77%. Black and gold – 15%. Red and gold 4%. Others – 4%. Seems pretty conclusive @MikeGascoyne

かぼちゃ圧勝wwww

私も色わけてほしいなー。見分けがつかないじゃんよ。

1 person likes this post.

私が勝手に選ぶ私アワード2010

OKN(オフシーズンで書くことがないので……)
RFY(キミさんもアンジェロさんもひゅる君も来年の先行きが不透明でやってられないので…)
VCT(べっつんのカレンダーが高すぎるので… ←関係ない)
Autosport.comの2010年表彰式が5日にありましたー。なのでそれをぱくりながらちょっとシーズン振り返り的ななにかを。

■Rookie of the Year
可夢偉くん/ひぐらし/ひゅる君/ブルーノ/Kちゃん/ぺとろん
うーん、可夢偉くん…と言いたいところだが、可夢偉くん厳密にはルーキーじゃないしなー。そしたら完璧ひゅる君だおね! 次点ぺとろん

■Moment of the Year
本家はノミネートされたものの中から選んでたみたいですけども、勝手にピックアップしてみます。勝手に選ぶ私アワードなので!

・眉さん移籍一発目優勝
・ヘイキ消火活動@シンガポール
・べっつん&ゑ接触@イスタンブール
・Can you confirm you understood this message @ドイツ
・ハミルトン黒いピアス@イスタンブール
・40.13でもりあがる@モナコ
◎ゑ、ニコたんに突っ込む@韓国
・ひゅる君劇的ポール@ブラジル
・顎おにいさま、プロに幅寄せする@ハンガリー
・べっつんエンジンブロー@韓国
・可夢偉くんオーバーテイクショー@鈴鹿
・鶴さんKちゃんによるラスカス二階建て駐車場
・左近、大人の食中毒
・ニコたんタイヤ外れる→ウィリアムズクルーに当たる→ルノーロリポップマンビックリしてクビさんOut→スーさんとクラッシュ@ハンガリー
・顎おにいさま九死に一生(プラス、直後からなぜかにこやかな二人)@アブダビ
・ボートレース開催@鈴鹿

こんなところですかー。チャンピオンシップを決定づけた”Moment”はきっとゑがニコたんに突っ込んだ瞬間だと思うんだおね、ゑがあれでノーポイントじゃなければ残り2戦ずいぶん違っただろうし。

■Pioneering and Innovation
えふだくと? ぶろうんでぃふゅーざ?

■Rally Driver of the Year
ロウブ様とぺたーさんの二択?

■2010 Rally Car of the Year
C4 WRC…

■Racing Car of the Year
RB6たん、文句なし

■British Competition Driver of the year
ハミルトンとバトンさんとパフェたんとアンソニーと■先生(もBritishに入れていいの?)以外に知らないんですけども…。マイク・コンウェイくんとか?(大ケガして、この間退院したんだっけ)
ハミルトンじゃね。

■International Racing Driver of the Year
これもべっつんかなー。ロウブ様かなーと思ったけどべっつんの優勝は贔屓目を除いても鮮烈だった!

あれ、本家とあんまり変わらない結果に……
2007年のことは書いてないみたいで(なんたる!)不明ですが、2005年のcar of the yearとInternational Racing Driver of the yearは、チャンピオン無視でキミ&MP4-20たんが獲得してたようです。オオーウ。

勝手に選ぶ私アワードなので賞を追加しよう。

■面白かったGP of the year
鈴鹿…いやブラジル……いやアブダビ………なんだかんだでバーレーン……
うーん。鈴鹿!

■私の印象に残ったMoment of the year
・プロがリタイアついでにステアリングをコースに投げつけ、一気に嫌いなドライバーリストの筆頭へ@モナコ
・ボートでキミが遊びに来ると聞いてプラクティスから録画したのに国際映像仕事してくんなかった@モナコ
・チャンドック「空港なう、ミスター・ひゅるけんべるぐ様ファイナルコールってスピーカーから聞こえたなう」@セパン
・きなこ@韓国
・べっつん、SCを抜いちゃいけません@バレンシア
◎可夢偉くんの走りにがち泣き@鈴鹿
・べっつんリタイアのだいぶ後に映った表情にがん泣き@韓国
◎無線にもらい泣き@アブダビ
・mytnに続く?ニューアイドル登場、ゑb(ry
◎各所にネイルが載りまくり(@hiroitochuのバーター)
・ こんにちはシルバーストーンです
・カナダGP昼寝ストラテジー失敗、みんなのライコ念とどかず
・jajajajajajajaja流行のきざし
◎webchatにてひゅる君にお返事をもらう@9月
◎アンジェロ様にツイッターにてお返事をいただく これ/これ/これ
・左近のトートバッグ@日本GP夜の部
・四日市駅前にて迷子になった@virginracingの中の人を助ける
@redbullf1spyさんから謎の日本語DMをもらう
◎レラにてキミさんが爆走(?)するところをスタート/フィニッシュライン真横最前列から舐めるようにみる
・RJサービスパークにてキミさんからサインをいただく

なんだかんだで今年も結構いろいろ楽しかったんじゃん、私★
レースは見てはいたもののとびとび更新で、ラリーも不真面目だったんですけども、今シーズンもおつきあいいただきましてありがとうございました。

1 person likes this post.

誰でもかけるラップチャートこうざ

シーズン後半はラップタイムチャートも描いてみてました。ギャップチャートはやってみると結構ちょろいので、描いている人は結構さくっと作れるんじゃないかと思います。マクロかなんか作れないかなーと思ったけど、もう20分くらいで作れるようになってきたのでいっかなーって…

ギャップチャートというのは、ラップリーダーから何秒のギャップがあったか、ラップごとにFIAから出ているデータをグラフにしたものです。べっつんが最初っから最後までずっとリーダーだったならべっつんのグラフはずっと0のままで、ゑとか眉さんとかが近付いたり離れたりしていくもの。
ラップタイムのチャートは、単に全ラップのタイムをドライバーごとにグラフ化したものです。こっちの方がやることは少ないからぺろっと描けるんだけど、ラップタイムは時刻形式になっているので秒に変換するとこだけ注意。
※ギャップチャートと違ってこれは川井ちゃんが話してたわけではないのですが、たぶんこのやり方で合ってるハズ。

【使用するデータ】
***-race-analysis.pdf

【整理のポイント】
・FIAのデータは1:16:826のような時刻の形でpdfになっているので、それを秒にします。時刻*86400秒!
・グラフは散布図にします。なぜなら川井ちゃんぽい見た目になるからだ
・ギャップチャートの時と同じく、空白セルの表示方法はデータ要素を線で結ぶ/補完してプロットする
これだけ!

ブラジルの中盤グループ

アブダビのトップ勢

お気に入りのドライバーとトップ勢を比べたり、トレインの先頭の人に連なってるタイムを見てorzしたり、ハァハァしたりしましょう。

Be the first to like.

Sebastian Vettel Exclusive(Formula1.com): I never stopped believing

ちょっと前に出たえふわん.comのいくすくるーしぶインタビュー。祭りが続いて楽しい反面、べっつんは聞かれてることからすぐ脱線するんだよね( ´‐`)…

Sebastian Vettel Exclusive: I never stopped believing
Q: タイトルを獲得してから何をしていましたか?
SV: アブダビで日曜日にお祝いをしてから、寝ないでオーストリアへの飛行機に飛び乗ったよ。大きなレセプション、たくさんの質問 – 勝利を手にしたチームを待っていたんだ。それから夕方の小さなパーティで幕を閉じた。翌日はUKで、前から予定されていたSalzburgのと似たようなシミュレータプログラムをこなした。でも、チームのみんなとまた一緒だったからすごく特別だったよ。ファクトリーで働くみんなもいた – 驚くべきこの成功をやってのけた人たちだ。水曜日の夕方にはアブダビに戻った。ここ数日は、飛行機の中でうたたねして起きると、自分がどこにいるのかわからなかったよ。タフだったけど、僕達は短時間ですごくたくさんの人を幸せにしたんだなって感じたよ。

Q: それをチームメイトのマーク・ウェバーと過ごしたわけでしょう。シーズンの間に話し合う機会はありましたか?
SV: レースの後、僕達は長い話をした。彼は僕を祝福しに来てくれて、僕達が話すチャンスだった。今年はコース上で僕を悩ませたこととか、色んなことがあった。僕達は誤解を正す機会をもったんだ。その会話の後で、僕達はお互いが好きになった、とは僕は言わない。僕達が衝突した理由が色々あったから。でも僕達はお互いを尊重する。いい原則だよ。

Q: 最年少優勝や、タイトル獲得など、あなたは記録を破り続けています。どんな風にやってきたのですか?
SV: 実際は、これは僕にとって重要なことじゃないんだ。もっと大事なことは、何を成し遂げたかってこと – 優勝と、タイトルだ。僕にまだチャンスが待っているって誰が知ってる?でも今は、自分がやったことについてすごくハッピーだ。自分がグリッド上の最年長ドライバーじゃないってことは分かってるよ。年をとるにつれて物事が難しくなっていくかどうかに関係なく、僕は今はそれについては知ることは[はっきりと]できない。

Q: 今週のテストに参加したヤングドライバー達は、あなたが若くして成し遂げた多くのことに落ち込んでいるのでは?
SV: こういうことは感じないでしょう。彼らは、傍から見ているのとはすごく違う。もちろん、遠くから見てると、僕のキャリアはすごく早く進んできたように見えるかもしれない。でも僕にとっては、一歩ずつステップを上ってきてる。そういう風に、どんなシングルタスクに対しても順番にアプローチして、自分のポジションを確かにする瞬間だけのためにスロットルを上げる。もちろん、F1というものが意味するもの -モータースポーツの頂点- を考慮するなら、全てが全く不合理に見える。何日か前に、自分がF1をテレビで見てた頃からどのくらい経っただろうって考えた。最近はどうやったらそれができる?僕はF1の一部だもの。F1を見ることが自分にとって輝くような経験(light-bulb experience)だったのはそう昔のことじゃないのに、僕はいま、チャンピオン。信じられないよ!

Q: アブダビのインラップで、あなたは無線でカートの頃について話していましたね。あなたと、あなたのお父さんが勝てなかった頃のこと。
SV: うん、その瞬間に考えることができて幸せだった。(その時に)自分を覆っていった感情は、ほとんど説明できないよ。過去の色んなことが心によぎり始めた瞬間だった。誰も僕をこの夢から起こさないで、って心から思ってた。

Q: あなたは素晴らしいゴールに到達しました。今はどう?
SV: 成功を楽しむのに時間をかけることにするよ。家族と友達とお祝いするんだ。あと少ししたら、次のシーズンに向けて集中し始める。タイトルの防衛にもね。

Q: あるひとつの個性だけがあれば、チャンピオンになれるわけではありません。あなたは何を持っていますか?
SV: 決してあきらめないことは、僕の「一番の個性」の候補のひとつだ。僕がタイトル争いをリードしたのはただ1回、最後だけだ。ジェームス・ハントが、1976年に同じようにやったのを思い出すよ。すごく高いレベルのパフォーマンスをしてるF1ドライバーは何人もいると思うけど、最後に勝てるのはたった一人。そして、純粋なスピードだけが唯一のファクターになる。結局は、成功にはたくさんの要因の組み合わせが必要なんだ。長いシーズンでは、時々は手綱を緩めさせるようなこともあるから、自分自身を奮い立たせて、自分が正しいと思ったやり方で自分自身のことをやらなくちゃならない。だけど、一番大切なことは、自分を信じることを諦めないこと。そしてチームはいつも、僕に対する十分すぎるくらいの信頼を見せてくれたし、そうすることを決してやめなかった。どういう風に見えるかは関係なくね。

Q: 振り返ってみると、物事が思い通りに進むようになったのはモンツァ?
SV: イエス。スパでは僕が間違いを犯したから。僕はただ誰かを抜こうとしただけ、それがうまくいかなかっただけだから、僕の考えではあれは重大なことではないけど。あの後、僕はメディアからも含めてすごく非難された。僕にとってのレッスンだった -たぶん、シーズンの中で一番重要だった。その前は、僕はいわゆる”favourite”(訳注:みんなのスターとか、人気者?)で、状況と一緒に生きていくこと、一部の人々の言うことを聞くこと、自分のエネルギーを僅かなそれらだけに注ぎ込むことを学ぶ必要があった。エネルギーを取り戻せるだろうことをわかっていたから。モンツァはその(スパの)次で、その残像はP4をもたらした。僕の態度に関して、すごく特別なレースだった。そのレースから、僕は解放されたようにやることができた。自分がタイトルを獲れると依然として強く信じていた。かたくなることなく、やれると思っていた。

Q: アブダビのレースを見返しましたか?
SV: 一部分だけ。僕のエンジニア達とメカニック達と、日曜日の夕方に最後の15ラップを見たよ。レースのその時点では、自分がタイトルを獲れるという考えはなかったから、それはすごく変な感じだった。僕のクルーの緊張した顔、クリスチャン・ホーナーの止まらない足は見ものだったよ。最後にはこのシーズン、僕達は全てを正しくやって、誰も僕達をいらつかせなかった。他の人達がしたことは、僕達の手中にあることじゃない。僕達はそうしてレースに臨んだ。僕がただラッキーだっただけって言う人がたくさんいると思ってる。でも、シーズン全体をみてみると、自分自身について訊かれたネガティヴな瞬間がいくつもあったよ。どうして僕だった?結局は、僕達は自分のチャンスを掴んだ、そして他の人達は掴めなかった。シンプルでしょ!

Sebastian Vettel Exclusive: I never stopped believing
Q: Sebastian, what have you been up to since winning the title?
Sebastian Vettel:
After the immediate celebration on Sunday in Abu Dhabi, we jumped on a plane without sleeping to Austria, where a huge reception – and lots of questions – were waiting for the victorious team. Then the evening closed with a small party. Next day the UK was on the schedule with a similar programme to the one in Salzburg. But it was really special because we were with the whole team again, including all the guys in the factory – the folks who made that incredible success happen. On Wednesday evening I touched down again in Abu Dhabi. At some points over the past few days, when I was snoozing away on the plane and waking up again, I wasn’t sure where I was. It was tough, but on the other hand I feel that we’ve made a lot of people happy in a short time.

Q: You’ve spent all that time with team mate Mark Webber. Have you had a chance to talk about your issues during the season?
SV:
Immediately after the race we had a long conversation. He came over to congratulate me and we took the chance to speak. There have been some things that annoyed me over the course of the year and vice versa. We’ve had the chance to set the record straight. I would not say that we have become fond of each other after that conversation, because there have been reasons why we collided, but we respect each other and that is a good basis.

Q: You keep breaking records for being the youngest to win, take the title etc. How do you do it?
SV:
In reality it’s not important to me. What counts much more is what was achieved – the wins and the championship. Who knows what is still in the wings for me? But for now I am very happy about what I’ve achieved. I know that I’m not the oldest driver on the grid. Whether things become harder the older you get, I (understandably) cannot know that now.

Q: The young drivers who tested this week might be depressed that you have achieved so much, so young…
SV:
Obviously you don’t feel these things. They must look a lot different from the outside. Of course when you take a look from a distance, my career looks like it’s progressing very fast, but for me I take one step at a time. In that way you approach every single task separately and lift the throttle only for moments to identify your position. Of course if you take into account what Formula One means – the top of motorsport – then everything looks quite irrational. A few days ago I thought about how long it is since I’ve watched an F1 race on TV, but how could I lately? I’m part of Formula One. Not so long ago watching F1 races was a light-bulb experience for me, and now I am the champion. Unbelievable!

Q: On your in-lap after the Abu Dhabi race you talked about your time in karting on the team radio, when you and your dad were the underdogs…
SV:
Well, I was happy to be able to think at all in that moment. The emotions that start to roll over you are almost impossible to describe. That is the moment when pictures of the past start to cross your mind and you dearly hope that nobody is going to wake you up from your dream.

Q: You have reached an incredible goal. What now?
SV:
I will take the time to enjoy the success and then I will celebrate with family and friends. And a bit later on I will start to focus on next season – and the defence of my title.

Q: There is no one single character trait that makes a champion. What do you have?
SV:
That I never give up is clearly a very strong candidate for my best character trait. I have led this championship exactly once, at the end, which is what really counted. I remember that a certain James Hunt did it in the same style in 1976. I think that there are a number of drivers in Formula One right now who perform on a very high level, but in the end only one can win. And pure speed is only one factor. In the end to succeed needs a combination of many factors. Over the course of a long season it is sometimes tempting to slacken the reins, so you have to be able to shake yourself up at times and do your thing the way you think is right. But the most important thing is to never give up the belief in yourself. And the team always gave me the feeling that they too believed in me and have never stopped doing so, regardless of how it looked.

Q: Would you back the idea that it was in Monza that you turned everything back in your favour?
SV:
Yes, because in Spa I admit I made a mistake. In my opinion, it wasn’t a grave one because I just tried to get past somebody and it didn’t work out. After that I was massively criticized, including by the media. That was a real lesson for me – probably the most important of the whole season. Before that I was a kind of favourite and had to learn to live with the situation, learn to only listen to a small circle of people and invest my energy only in those few, because you know you will get some of that energy back. Monza was next and that persistence was rewarded with P4. It was a very special race in terms of my attitude. From that race on I was able to let loose. I still strongly believed I could win the title, and could do so without clenching up.

Q: Have you had chance to watch the Abu Dhabi race back?
SV:
Only parts of it. I watched the last 15 laps with my engineers and mechanics on Sunday evening. That was a quite strange feeling because at that stage of the race I had no idea that I would win the title. To see the tense faces of my crew and the jiggling feet of my team principal Christian Horner was quite something. In the end we’ve done everything right this season and have let nobody irritate us. What the others did was not in our hands and that is how we went into that race. Now I am sure there are many who will say that I was just lucky. But looking at the whole season there were many negative moments where I was asking myself, why me? In the end we seized our chance and the others didn’t. It’s that simple!

Be the first to like.

FIA post-race press conference- Abu Dhabi

バラクラバのMonzaの文字、キミのこと、などなど。プレカンめちゃくちゃ長いの、ちょうびっくりした。ハミルトンバトンさん単独部分はカットしました…
べっつん、激しく長文乙すぎて(しゃべってる途中に自分でもわけわかんなくなったとみた)、何がなんだかさっぱりな日本語もありますが! それは私のせいでもあるがべっつんのせいでもあると思う!

Anyway, おめでとーーー!!!

FIA post-race press conference- Abu Dhabi
TV UNILATERALS
Q: セバスチャン、今年はチャンピオンシップを1度しかリードしていなくて、そして今日この結果になりましたね。
SV: ちょっと、言葉にできないよ。僕がこの瞬間に何を言うか、あなた(質問者)が想定していることもわからない。僕自身にとって、チームのみんなにとって、肉体的、そして特に精神的に、信じられないくらいタフなシーズンだった。僕達は自分自身と、チームとクルマを常に信じ続け、僕は自分自身を信じ続けた。今日は本当に特別な日だった。今朝は、起きて、何も考えないようにしよう、他の人とコンタクトしすぎないしようと思った。自分自身のことだけをやろうとした。僕ができる唯一のことは、このレースに勝って、自分のベストを尽くすことだけだとわかっていた。あなたが言ったように、チャンピオンシップをリードしたのは一度だけだ。それが重要なときにできた。言葉がでないよ。クルマはものすごかった。スタートが重要だった。ルイスととてもタイトだったし、1stスティントで少しぐれイニングがあって、ルイスが少し接近していた。でも、その後クルマは安定してきた。そこからは、夢だった。僕達全員にとってこれはよかったと思う。自分達をクールダウンさせたし、ルイスがロバート・クビサの後ろにピットアウトして捕まっていたから、僕はギャップを作ることができた。実は、チェッカーフラッグを受けるまで、僕は何も知らなかったんだ。最後の10ラップ、僕のレースエンジニアが毎周何かアドバイスをしたり、クルマをフィニッシュさせるのを何とかして助けようとしてくるから、不思議だった。この男(this guy, エンジニアのロッキー)は何でナーバスなんだろう、すごくいいポジションにいるに違いないと思ってた。それから、フィニッシュラインを通過して、彼は無線で静かに「いい感じだ、けど他のクルマがフィニッシュするのを待たなければならない」といった。僕は「彼は何を言ってるんだろう」と思った。スクリーンを見ていなかったから。気が散るようなことは一切見たくなくて、ただ自分自身に集中したかった。そしたら、彼がまた無線に出て、タイトルを獲った!って叫んだ。ええと、その、わかんないけど…たくさんの人達にありがとうって言わなくちゃならない。僕はきっと、忘れちゃうだろうけど…まず最初にチームに。レーストラックにいる全てのみんなに。僕のメカニック達、僕だけのじゃなく、チームのメカニックのみんなも。エンジニアのみんな。ものすごく強力な-ごめんね、僕が長くしちゃったけれど-多くの人達が協力して一緒に働いてくれた。ミルトンキーンズでは、みんな猛烈な勢いでプッシュしてくれている。彼らは先週と同じように、この瞬間を楽しんでくれると思うよ。最初から、僕をサポートしてくれたオーストリアの全ての人達。アップダウンの激しい今シーズン、ここに今来られて、ラストレースでタイトルを獲って。信じられないよ。レッドブルとの夢のような旅だった。僕ができるのはただ、ありがとうっていうこと…カート時代の全ての人達にも感謝したい。何人かはここにいる。何人かはKerpenにいる、僕の故郷、Heppenheimにも。僕はただ、本当にありがとうって言うよ。

Q: マクラーレンや、フェルナンド・アロンソ、マーク・ウェバーとは、終わりまでずっと非常に激しい戦いでした。
SV: 信じられないような戦いとタイトなシーズンだったと思う。チャンピオンシップで、何度リーダーが変わったかわからない。シーズン序盤でタイトル争いから脱落とか書かれていたけど、戻ってきた人達もいる。フェルナンドとフェラーリのこと。ファンは春先、「オーケー、フェラーリは後退した」と思ったでしょ。彼らは激しく追撃した。マクラーレンも戻ってきた。ルイスはチャンピオンシップをリードしていた。より高いポジションでフィニッシュすべきだったレースについて、僕達全員が本を書けると思うよ。ルイスはハンガリーで、僕はオーストラリアと韓国でリタイアした。僕達全員が、アップダウンを潜り抜けなければならなかったと僕は思う。ものすごく激しく、タフなシーズンだった。特に精神的に。いつも何かを人に言われていて、ときどきはただそれを無視して、自分自身のことだけするようにトライするしかなかった。これがレースに臨むアプローチだった。いま、これはうまくいったから、僕はすごく自分を誇りに思う。

Q: セバスチャン、いまの気持ちをひとことで言うと?
SV: いまは…かなり空っぽだと思う。何て言えばいいのか、わからないよ。きっと、永遠に喋りつづける理由を見つけると思うけど。信じられないことなんだ。昨日言ったように、ベッドに入って、レースのことを考え続けた。何が起こるかなって。いい想像をいくつかして、何かの理由で、いつもいい予感がした。だけどその後は、「さあ、眠らなくちゃ。忘れて、ただ眠るんだ」って自分に言い聞かせた。ついにうまくいったね。しばらくして、起きたらいい気分だった。でも今日は、頭を冷静に保つのがめちゃくちゃ大変だったよ。レースは信じられないくらいうまく進んだ。クルマは1周1周を楽しめた。チームのみんなにありがとうと言うしかできない。ルノーはこのレースで大きな役割を果たした。僕達を少し助け、ライバル達を押さえ続けた。何を言えばいいかわからない。よくわからないけど、これが実際の出来事じゃないような感じがする。この2人(ハミルトンとバトン)に、「どういう感じがした?いまと同じように変な感じだった?」って聞いたよ。僕が眠りにつく頃になったら、実感が沸いてくるんじゃないかと思うんだけど、その前に朝になるだろうな。

PRESS CONFERENCE
Q: セバスチャン、どんな気持ちですか?
SV: Good.
Q: Goodだけ?
SV: うん。夢みたい。何を言えばいいのかわからないよ。まだ空っぽの気持ち。信じられない。フィニッシュラインを通過した時、これで十分だったのかそうでないのか知らなかったんだ。週末の間ずっと、状況はすごく明らかだったから、チャンピオンシップに集中しようとはしなかった。レースに勝つことだけトライしなければならなかった。自分達の最大限のパフォーマンスをして、あとは他の人次第だった。(ファイナルラップの後の)インラップはただ楽しんだよ。僕は、小さな頃からF1を見ていた。レースの前、僕は自分自身に「すごくたくさんの人がアブダビにレースを見に来てる」って話しかけた。ワールドチャンピオンシップの行方をみること、誰が勝つのかを見届けるために、このレースにたくさんの人が興奮していた。自分がこのレースの一部であること、この争いを自分が戦っているということ、4人のうちのひとりであることを、僕は本当に誇りに思ったし、幸せだと思った。哲学的に聞こえて欲しくはないんだけど、僕達は1年中旅をしていて、たくさんの場所に行って、色んな人々に会う。僕が本当に愛していることをできる、ということに、ただとても幸せだった。トラブルがあったり、僕達をスローダウンさせたり、ポイントを僕達から奪っていくことが起こるたび、僕は「何が起こっても、それには何かいい理由があるんだ」と自分自身に言い聞かせた。そして、フィニッシュラインを通過した。僕は既に考えていたんだ…スクリーンを見たかったけれど見なかった。最後の10ラップ、僕のエンジニアはギャップとペースを伝え続けた。いくつかは僕から訊いた、自分がどこにいるのか知るために。彼が一番生き生きしていたのは、19のレースのうちのどれでもなく、最後の10ラップだったと思う。僕はそのとき既に、「何が起こってる?」って考えていた。ルイスがルノーの後ろにいるのをスクリーンで何度か見て、(もう一台の)ルノーの後ろにいたのも、フェラーリ、アロンソだと思った。だけど、それから僕はただ忘れようと思った。ドライブし続け、自分自身に集中しようとした。さっき言ったように、(ファイナルラップの後の)インラップ、そしていま、表彰式と、カンファレンスに来て……実感がもてるものだと思うけど、まだそんな感じはない。正直、何を言うのがベストかわからない。本当に誇りに思う。1950年から、全てのワールドチャンピオンを知っている人がチームにいるんだ。ちょっと彼に年を聞いてみて。彼はその年のワールドチャンピオンを答えてくれる。そのリストに、セナやミハエルみたいな人と一緒に(自分が)載ったんだ。僕が何て言ったらいいのかわからないのが、わかるでしょ。

QUESTIONS FROM THE FLOOR
Q: セバスチャン、おめでとう。無線にトラブルがあると通信していたけれど、あれは正確には何だった?(Mathias Brunner, Speedweek)
SV: 左側のイヤープラグを失ったと思ったんだけど、そうじゃなかった。でも壊れてたと思う、右側しか使えなかった。もし彼らが何か僕に伝えたいことがあれば常にピットボードを出して、メッセージを出すように伝えた。無線は機能してたよ。そうでなければ、最後の10ラップ、エンジニアと話すことはできなかった。彼は、タイトルを獲ったってメッセージを僕に伝えることはできなかった。オンとオフを繰り返してて、さっき言ったように、左のイヤープラグが壊れてたから、僕は再接続しようとした。ラスト5ラップでは、また調子がよくなったんだ。

Q: セバスチャン、本当におめでとう。もしジェンソンと話したなら、去年タイトルを獲った彼の忘れられない思い出は、全く疲れ切っていたから早く寝たことだと思う。早いとはわかっているけど、どういう風に祝うつもり? 早い時間に寝てしまうのは、君の哲学に反するのでは?(Ian Parkes, The Press Association)
JB: いつもは僕も早寝じゃないんだけどね。
SV: まだわからないよ。たくさんの人達がいるけど、みんなと過ごしたいと思ってる。でもまず最初に、チームのみんなと過ごしたい。全員が僕を信じてくれた…チームの雰囲気は素晴らしかったよ。ノックダウンされたり、つらい時間を過ごしたこともあったけど、言われていることに気を取られないで、物事に集中する力が僕達にはあった。あなたの質問に戻ると、(どうやって祝うかは)まだわからないよ。もう既にかなり遅い時間だし、早く寝られるとは思わない。ジェンソンがブラジルで勝ったとき、彼はもっと楽しい時間があったと思う、特に夕方ね。だから、彼が夜中に寝たと言ってもそれは6時くらいだったんじゃない。僕達はどうなるだろうね。この瞬間を楽しまなくてはならない。僕達の時間だ! レースは昼間に始まったけど、それ(お祝い)も太陽の下で終わるんじゃないかな。

Q: おめでとう、セバスチャン。君が知っているかわからないが、ヴィタリー・ペトロフがレースのほとんどでフェルナンドを押さえていたよ。来年彼のメインスポンサーになるかどうか話してくれないか?(Oleg Karpov, Klaxon)
SV: 計算しなくちゃね…今日は僕にとっていいレースだった。レースの展開をみたでしょう?途中で何人かと話したよ。僕は自分自身に集中しようとしていたけど、さっき言ったように、スクリーンをみて、ロバートがすごく長い間P2で走っていたのを確かにみたよ。ルノーがルイスの前にいるのを見て、「わーお、ルイス、彼は抜き方を知ってるよ」と思った。マクラーレンはすごくいいスピードをもっていたけど、ルノーのFダクトは素晴らしかった。彼らはいつも長いトップギアをもってるんだ。ルイスが詳しいことを教えてくれると思うよ。それから、僕は赤いクルマをみて、それ(アロンソのフェラーリ)はヴィタリーの前に出なければいけないと仮定した。直接にせよ間接的にせよ、すごく感謝してるよ。来年も彼が(F1に)いるといいね。

Q: セバスチャン、おめでとう。最後のレースに3番手でやってきて、キミと同じことをやり遂げたね。レーシングスキルか、運なのか。そして、ワールドチャンピオンはフィンランド語で何と言うか知っているか、聞かせてくれる?(Heikki Kulta, Turun Sanomat)
SV: わからない。知ってたかもしれないけど覚えてないよ。(ワールドチャンピオンは)国際的に通じると思うよ。ドイツへ行ってワールドチャンピオンって言えば、彼らは意味がわかると思うよ。フィンランドでも、どこでも同じだと思う。今日はキミの状況について考えていたんだ。キミが好きか嫌いか、それは人によると思うけど、これはちょっと似た状況だったと僕は思ってた。失ったポイントの観点でいえば、僕達はより強力なポジションにいたと思う、たぶんね。でも最後には、…もしキミを知ってるなら、大きなひとつのアドバンテージがわかるでしょ…いつもじゃないけど、特別な状況では…彼は何も気にしないで、自分のことだけにただ集中する。それが週末を通じてのターゲットだった。彼が3年前にやったことはとても特別なことだよ。僕達の大半があの時そこにいただろうけど、あれが可能だと思ってた人はいなかったと思う。彼は、それが間違いだってことを証明した。だけど状況が特別だった。今日みたいにね。いいペースをもっていたフェラーリが3番グリッドからスタートして7位でフィニッシュするなんて誰が考えただろう?ときどきこういう風なことが起こるんだ。さっき言ったけど、歴代チャンピオンのリストに名前が載って、ハッピーだよ。

Q: セバスチャン、このシーズンを振り返ってみると、スパの後に少しアプローチを変えたのでは? 昔のあなたがそうだったようにリラックスするようになったけど、その前は少しナーヴァスになっていたでしょう。何がそのアプローチの変更を誘発しましたか?(Michael Schmidt , Auto, Motor und Sport)
SV: あなた個人でなく、みんな(がそう思った)かもしれない。スパの後、僕はジェンソンに謝った。すぐに、起こったことについて謝罪したんだ。夜に彼に電話をかけた。するべきことだったと思う。僕達はみんながお互いを尊重している。とても僕はハッピーだし、この2人と一緒にここに座っていることが、この瞬間をよりうれしいものにしてくれたと思う。彼らが僕を追い抜いて行ったとき、ルイスはピットレーンの入り口で僕を抜いていったとき、インラップで彼がしたこと – 少なくとも僕はそう思ったんだけど – 彼は手を挙げてサムアップしてくれた。彼が本当に喜んでくれてると僕は思ったし、すごく尊敬したよ。僕は彼をよく知っていて-ジェンソンと同じくらいではないけど-、F3でも一緒に過ごしてきた。かなり強力なライバルだったよ。いまはお互いF1でレースしてることは、ファンタスティックだ。彼は僕の所へきておめでとうと言ってくれた。目をみて話すと、本当に意味していることがわかるのはいいよね。それで、その、あなたの質問に戻ると、アプローチを変えたトリガーは、たぶん……クリアな目標をもったこと。シーズンのはじめには、タイトルを獲ることに以前よりすごく集中した。シーズンの中盤は……集中を失ったとは思わないけど、あなたの言ったように少しナーヴァスだったかもしれない。物事の起こり方もレースの展開も、いつも簡単というわけではなかった。だけどスパの後、僕はあれはレーシングインシデントだと考えてるけど、後ろから追ってくるメンバーがいて、僕はレースに勝つという目標をもった。ルイスは離れていった、そのときはジェンソンよりいいペースがあって、僕達はフロントウイングにトラブルを抱えていた。少し霧雨が降り始めていた。彼はディフェンスをして、僕は…
JB: また弁明しなくてもいいよ。
SV: 僕はパスしようとした。とにかく、クルマを失って彼をリタイアさせた、僕達両方をリタイアさせた。だから説明したんだ。それから、悪い報道をされるようになった。その時はイージーじゃなかった。たくさんの人々が悪いことを言ってたし、僕達をノックダウンしようとしてた。でもそのとき、友達が誰か、そばに居てくれるのはだれか、自分を支えてくれているのは誰かわかったんだ。結局、パドックは人々の集まりで、今日ここに戻ってくるまで、自分のエナジーをチームにそそぐことが重要だった。ある時点では、物事が自分の思う通りにいかないという事実を僕は受け入れた。でも長期的にみると、そこにはjustice(正義/妥当性)と呼ばれるものがあって、少なくとも僕の計算では、それは正しい方向に働いたんだと思う。だけど時々は物事は色々な方向に転がるよね。

Q: 起きて「自分は何か他のことをしなければならない」と思ったことがある?(Sana Bakush, Abu Dhabi Tempo)
※訳注:レーシングへの気持ちが衰えることはあるかどうかということだと思います。うまく訳せず。
LH: 誰に対しての質問かわからないけど、これは古びたりはしないよ。僕達はまだすごく若い。素晴らしい気持ちなんだ。このポジションでレースをさせてもらえることは、ただ……これに飽きるということはないだろうな。
JB: まだ飽きてないの?
SV: 僕達への質問じゃないね!
JB: 僕が20代だった頃かい!?

Q: セバスチャン、バラクラバに「Monza」と書いてあったけど、あれは2年前に(初優勝したときに)使ったものと同じ?そういうカルマを信じている?(Cesare Manucci, Autosprint)
SV: まず、それは僕の自宅にあって洗ってないから、2年前と同じものじゃないよ。実はあれは僕じゃなくて、僕のエンジニアが書いたんだ。このシーズンのある時期で、彼は僕に、僕をハッピーでいい気分にする言葉は何か訊いたんだ。何日か後に僕は「Monza」だって言った。彼はどうしてか聞くから、最初の優勝の場所だし、あの後に起こったこと全て、レースは素晴らしかったし、ポディウムに乗ったし、みんなが色んなところから来るのをみたし…。トロ・ロッソがイタリア国家をイタリアで聴いているのを見た。一番素晴らしかったポディウムのうちのひとつだった。決して忘れられない瞬間だった。ガレージに来て自分のバラクラバをつけたとき、「Monza」の文字を見て驚いたよ。これは僕に2回、「今日はただ楽しめ」って教えてくれたと思う。1度目は2007年のレースの時、2回目は今年の、最終ラップまで全開で戦ったとき。これは今年の僕達にとってベストレースのひとつだと思う。すさまじく困難で、4番手でフィニッシュして。(エンジニアがMonzaと書いたことには)すごく感謝してる。スタートの前にいい気分になることができたから。

Q: セバスチャン、今年のシーズンから一番学んだことは?ひとつピックアップするとしたらどれ?(Miran Alisic, Korpmedia )
SV: ええと、ハンガリーとかスパのような状況の後で対処しなければならなかった感情と、部分的にリンクしていると思うな。フロントでフィニッシュしていい結果を得られれば、全てはものすごく早く進む。ルイスに聞いてみることができると思う。彼はF1に来たとき、素晴らしいチャンスを持っていて、いい仕事をすぐに成し遂げた。僕は、自分らしくあること、他の誰かみたいになろうとしないことが大事だと思う。スポーツにおいてはよく、何が最も重要か尋ねられた時、「バランスのとれた状態でいること」みたいに答える人がいるけど、実際は自分の周りのみんながパニックになっているときにアタマを冷静にしておくことはそんなに簡単じゃない。僕がさっき言ったことだけど、特定のグループの人々にとっては…それを取り戻せると信じているから、エネルギーを注ぐことが意味を成す。他の人は…好きじゃない経験をするかもしれないと分かっているんじゃないかと僕は思う。だけどそれも人生の一部で、F1とか他のスポーツだけじゃない。みんなにとって大事なことだと思う。僕達もそういう状況があった。ジェンソンやルイス、フェルナンド、マークやF1の他の人-何人か忘れてるかもしれないけど-みたいな人を信じているから、僕はこれは今年のメインレッスンのひとつだと思う。F1ドライバーというのは、世界のベストドライバーということだし、彼らが成し遂げたこと、そして彼らのうちのひとりであることはファンタスティックで、素晴らしい気持ちだ。最終的には…ただエンジョイして、自分が今していることをできることを幸せだと思って、自分自身が誰であるかを思い出すこと、かな。

Q: セバスチャン、君はいま最年少チャンピオンになった。驚いている?そしてルイス、君は記録を失ったわけだけど?(Heikki Kulta, Turun Sanomat)
SV: 記録に関しては、ルイスがタイトルを獲った後、誰か彼より若い人が獲れるかは疑問だなって思っていた。公平に見て、彼はその前年も1ポイント差で敗れただけだったし。記録というものは破られるためにあるんだと思う。いいベンチマークにもなるだろうし。でも、ルイスの記録とか、他の全ての記録を持っているだろうミハエルみたいな人の記録についてはさっき言ったように疑問だなと思ってた。今は肝心なことじゃない、わかんないけど。何日か……正確な日数は知らないけど、(167日だよ)ああそう、数字強いんだね。たった半年だよ。何か差があるとは思えないけどな。
LH: 記録は記録だよ。持っているには楽しいタイトルだから、楽しんで。君がどのくらいの間持っていられるかな、2年間? 2年後には、それを楽しむ他の誰かがいるかもね。

Q: セバスチャン、アップダウンがあったとさっき言ってたけれど、今年タイトルを獲れないんじゃないかと思ったことはなかった?(Frederic Ferret, L’Equipe)
SV: 難しい質問だな。僕はチームと自分自身とを信じ続けてきた。僕の周りの人達から、たくさんのポジティヴなエネルギーをもらったよ。彼らが僕の肩をたたいて、僕は、彼らが僕を信じてくれていることを感じることができた。それからは少しイージーになった。きっと、フィニッシュラインを超えたとき-韓国では超えられなかったけど-そう、韓国のようなことが起こったとき、残りは3レースで、起こったことはもう変えられないけれど、これから起こることは変えられるってわかったんだ。僕達はいいポジションにいて、猛チャージをかけた。エンジンが壊れて、もちろんすごくがっくりしたけど、ポジティヴでいることが一番大事だって僕は言った。不可能なことじゃなかった。ブラジルのレースへ行くのはすごく難しかったけど、プレッシャーはいくらかなくなったと思った。いつも自分達がしていることだけに集中できると思った。ここでも少し似てたよ。ルイスはすごく強力なウイークエンドを過ごしたけど、彼も少し似たような状況だった。さっき言ったように、頭を冷静に保つことはすごく重要だ。しなければならないことを知っていたし、望んでいたことでもあった。その通りに僕達は成し遂げ、少しの運もあって、他のライバルがこのレースでいい結果を出せなかったことがいま僕達がいるポジションを得ることの助けになった。

Q: たくさんの若者がF1を見るようになった。インドでは特にそうだ。しかしスポーツをキャリアの一部としてみている人々が大勢いる。こういう人達に向けて何かメッセージはある?そして、レッドブルは”giving you wings”のキャッチフレーズの通りにしてくれた?(Sudir Chandran, Chequered Flag)
SV: OK、ふたつめの質問から。今年のクルマは本当に素晴らしかった。ある意味では、これは傑作だった。後からみると、もっといい位置でフィニッシュできたレースもあったから、僕達がするべきだった領域もあったと思う。一方ではときどき、成功と失敗の間の細い細い線だった。例えばシルバーストンで、ターン1に侵入した時にルイスが接近しようとしてきた。彼が僕のリアタイヤに接触したようだった。僕はパンクチャーを起こした。それは彼の意図的なものではなかったけど、こういう風なことが時々起きて、優勝とか2位じゃなく後方でフィニッシュする羽目になった。優勝やPPを賭けてトップレベルで争えるクルマを持っているということはいつも、本当に特別なことだと思う。そう、だから、レッドブルはまた僕に翼をくれた。今夜もきっとそうだと思うよ。そして最初の質問。これにはすごく長くこたえられると思うけど、もうすごく長くカンファレンスしてるから、短く答えてみるね。一番重要なことは何か。振り返ってみると、F3で過ごしたときのこと、カート時代の人達のことが浮かんでくる。結局は、ただ自分が楽しめる何かを見つけることなんだ。もしそれがモータースポーツならモータースポーツだし、サッカーならサッカー。自分のスイッチをオフにできる何かを見つけたら、自分が何をしてもただ楽しむ。これがキーだと僕は思うよ。F1をドライブできるかどうかは、結局は、気持ちと情熱、そして楽しさ、楽しむことなんだと思う。

Q: 多くの人々が、インテルラゴスで起こったこと、君のチームがウェバーを前に出すように指示しなかったことが理解できなかった。彼はアロンソをわずか1点差で追っていたのに、8点差でここに来ることになった。そうしていたら君とチームはタイトルを獲れなかったね?(Livio Oricchio, O Estado de Sao Paulo)
SV: ああ、だから僕達は正しいことをしたんだと思う。物事が起こった後に、OK,正しかった、間違ってた、って言うのは簡単だよね。フェラーリはドイツでの出来事以来たくさんの批判を浴びていた。結局は、1点1点が大切なんだ。ブラジルの前は、このレースのスタートよりも事態は悪く見えたけど、いまはとてもファンタスティック。2007年に起こったことと少し似ていて、予測できなかったことの典型的な例だと思うよ。僕達がコントロールできない領域のいいことが起こったし、起こるべくして起こったのだと思う。何人かはそれを運命って呼ぶよ。もっと説明できることがないか探す人もいるだろうけど、きっと当然のことだったんだ。

6 people like this post.

Sebastian Vettel Q & A

今年もしタイトルを獲得したらどうやって祝うか。彼が考える最高のF1ドライバーとは?ブロンドとブルネットはどちらが好み?
べっつんがdailymail onlineの読者からの質問に答えています。

Q: あなたのレッドブルは今年信頼性がなかった。他のチームのためにレッドブルを去ることを考えたか、もしくは将来そういう計画がありますか?
SV: 今年、僕達は信頼性の問題がいくつかあって、すごくフラストレーションがたまるものだったけど、忘れられないポジティヴな瞬間もあったよ。だけど、チームを選ぶときは、パフォーマンスと信頼性のパッケージについて考えなければならない。今、僕はレッドブルと契約していて、最速のクルマのひとつに乗っていることはすごくハッピーだよ。将来何が起こるかについて考えることは難しいけど、すぐに十分にわかると思う。

Q: チャンピオンシップに勝てないとしたら、フロントコンテンダーの中では誰が勝つと思う?
SV: 純粋に計算に基づくと、5人のドライバーがタイトルをとれる可能性がある。そのうち4人は1勝(でひっくり返せる)範囲内だ。今僕は、他の誰もターゲットにしてない。僕の目標は最後の2レースに勝つこと、それから、何が起こるかだよ。

Q: レースウイークエンドのドリンクに含まれている成分は?
SV: 色んなビタミンとミネラル。僕のトレーナーは正確な成分を知ってる。だけど変なものじゃない、店で見つけられるようなものだよ。

Q: 私達ファンはF1をドライブできないので、レースの熱狂的なファンに、F1をドライブすることはどんな感じがするか教えてもらえますか? ローラーコースターのような感じ?
SV: 道路で車を運転するのとは全然違うんだ。まず最初に、もっと安全だってこと! 真面目な話だけど、(普通の車を運転するのと)違うところは、スライドする限界でクルマのバランスを常にとっているということ。クルマがどうやって動いているかを本当に感じることができる。スキーとかスノーボードに少し似てるかな。だけどスピードに関しては本当の印象を伝えることはできない、残念だけど。ものすごく楽しいんだ。

Q: セブ、F1タイトルをとったらどういう風にお祝いしますか? カラオケ?
SV: 家族、友達、チームのみんな、みんなってファクトリーのみんなもね、とビッグなパーティをするよ。カラオケもたぶんするよ。(でも)僕は自然体だから、前もってこういうことは計画しないんだ。

Q: 仮装パーティに行くとしたら、何を着ますか?
SV: もちろん牛、大きい角の!

Q: セバスチャン、今シーズンのウイークエンドではプラクティスとレースで違うヘルメットをかぶっていますね。変えることはあなたにとって重要なこと? それともただの楽しみ?
SV: ウイークエンドの間に違うヘルメットを使うのは普通のことだよ。汗をかくから、乾燥させる時間が必要なんだ。だけど、僕は違うデザインで実験するのも好きなんだ…今年は8つ以上のデザインがあるんだよ。僕は変化することが好き。だけど、(ヘルメットの)内側はいつも同じだから、それに対して僕が適応する必要はないんだ。

Q: セバスチャン、韓国でエンジンが逝ってしまったのを知ったとき、どんな気持ちでした?
SV: 故障は何の警告もなしに起こった。そして、あれが起こった時、僕のレースは終わったと分かったよ。もちろんすごくがっかりして打ちのめされたけど、そのことはもう記憶の彼方に押しやって、チームが解決方法を見つけていることを期待して、次のレースに集中しなければならない。僕がコントロールできることじゃないから、前に進まなくちゃいけないだけだよ。

Q: 現代と過去を通じて最も素晴らしいドライバーは誰だと思う?
SV: アイルトン・セナ、ミハエル・シューマッハ、ヨッヘン・リント。

Q: F1初優勝だった2008年モンツァ以外では、一番忘れ難いレースは?
SV: たくさんあるな。今年の鈴鹿も素晴らしかった。だけど、勝ったものだけじゃない。僕はレーシングを愛していて、あらゆるレースがそれぞれ物語を持ってる。レッスンになった、忘れられない悪いレースもあるし。

Q: セブ、あなたのレースエンジニア、ロッキーがSCのルールを思い出させている悪夢を繰り返して見たことはある?
SV: いいや。幸運にも、僕は悪い夢はあんまり見ないんだ。

Q: なぜあなたはtwitterをやらないの?(Mia Teramoto, 東京!)
SV: 家族、友達、そしてファンとは個人的にコンタクトするに留めたいな。

Q: F1の他に、現実にならなかった夢はある?
SV: もちろん、人はいつでも夢をもってなきゃいけないよね。僕はいつも大きな街のバイク・メッセンジャーになりたいと思ってるよ。

Q: ハイ、セブ。私とディナーに行きたいですか?
SV: うーん、僕は君を知らないから、ブラインドデートってことになるよね。僕はすごくシャイで、もちろん、すごく忙しいんだ。

Q: ブロンドとブルネットはどっちが好み?
SV: どっちもいいけど、F1のように全体のパッケージによるよね。(ha, ha…)

Q: 来年のシャシーは何て呼ぶ予定?
SV: クルマの見た目によるよ。いつもだと、新車を見た後にすぐ僕かメカニックが思いつくんだけど。どうなるか見てみよう。速いクルマに速い名前がつくといいね!

Full English article from Sebastian Vettel Q & A: the Red Bull star answers your questions ahead of Sunday’s Brazilian Grand Prix

2 people like this post.

勢いで新しいブログ作っちゃいました!

ひゅ、ひゅる君の………

ちょっと前からTwitterでぎゃーぎゃー騒いでたんですが、鈴鹿予選の神ラップによって9番グリッド、つまりは私達の目の前だったのでもう大フィーバーで盛り上がっちゃいました

スタート失敗するところもしっかり見ました

まあそれはともかく

それでもう勢いで色々作ったりしたんですけど、サイト名決まらずで投票をしてみたりしまして(ご協力ありがとうございました)、何とかオープンいたしまして。
「チャーハン」に決まりそうだった。あやうかったぜ。

場所はわたしの鯖ですが、お友達との共同運営です

Full Fat Coke

来年のシートがヤバイなどと噂されているひゅる君ですが、ここにきて終盤でのパフォーマンスはかなりいい感じになってきてるんじゃないかと!思います!!
目を離した隙にポジションうpしていた時などは「ま た シ ケ イ ン カ ッ ト か」と心配になったりしますが、ひゅる君がちょっと気になっている! 何よりいけめんだ!!甘党なところがカワイイ! とか思っている方は↑こちらもよろしくお願いいたしますー

1 person likes this post.

Vettel targets 2007 repeat

べっつんや眉さんがキミのこと話してくれてると本当にうれしいわけです(*´ω`)

Vettel targets 2007 repeat
セバスチャン・ベッテルは、キミ・ライコネンが見せた2007年タイトルへの猛チャージにインスピレーションを得ており、今年もそのリピート・パフォーマンスを狙っていると語った。
ベッテルはポイントリーダーでチームメイトのマーク・ウェバーを14ポイント差で追っており、ライコネンが同じ段階にいた時よりも(トップとのポイント差では)3ポイント上回っている。そして彼は、そのフィンランド人と同じようにタイトルを奪取できない理由はないと信じている。

「2007年に起こったことがその理由だ。キミは17ポイント差があって、タイトルを勝ち取れるチャンスはほとんどなかった。彼はそれができるってことを見せてくれたんだ」
とベッテルは木曜のプレスカンファレンスで語った。
「キミは彼の最大限の力を出した。ラスト2つに勝ったけれど、他のライバル達がポイント圏内やいいポジションでフィニッシュしないって事も必要だったから、(今年とは)比べることはできない。残りは3レースあって、僕達の全員が勝てる位置にいる。いいときもわるいときもあるけど、これがレーシングだ。浮き沈みがあることは、僕は普通だと思っている。でも予想では、タイトルを賭けて戦うポジションにいることだった。僕達は強くていい位置にいる、ここまでのところは僕達は期待通りのことを成し遂げている。」

タイトルへの可能性を手にしているチームメイトのウェバーは、彼がマージンを持っているにもかかわらず、タイトルについて考え始めることは早すぎると語る。
「たくさんのことが起こりうるわけだから、物事の計算を始めるのはおかしい。次の2レースで僕が勝てば終わりだ。うまくやるという観点からいえば、またイベントがあり、ここでレースがある。自分がしていることをし続けるつもりだ。最近のレースでは正しい方法でギャップを埋めてきており、これを保ち続ける必要がある。ただベストを尽くし続けることだけが必要だ。そうできれば、放っておいても結果はついてくる。」

今朝TLに流れていた、眉さんにからみたい気分?だったべっつん
http://twitpic.com/2zl86y
眉さんべっつん、2人ともがんばれーー!!

Vettel targets 2007 repeat
Sebastian Vettel says he is taking inspiration from Kimi Raikkonen’s unlikely charge to the 2007 title as he targets a repeat performance this year.
Vettel is 14 points behind championship leader and team-mate Mark Webber in the drivers’ standings, three points better off than Raikkonen was at the same stage. And the Red Bull driver believes there is no reason why he cannot emulate the Finn and snatch the title.
“What happened in 2007 happened for a reason and Kimi [Raikkonen] had quite a bad chance of winning the championship being 17 points behind, so of course he showed it is possible,” said Vettel during Thursday’s press conference. “He did his maximum, he won those races but it also required the others to not finish in the points or not high up so you cannot compare.
“With three races to go all of us are in a position to do so [win], some are better, some worse, but that is racing.
“I think it is normal to have ups and downs, sometimes more and sometimes less, but the expectation was to be in a position to fight for the championship and we are in a strong and good position, so far we have fulfilled our expectations.”
Team-mate Webber, who has the destination of the title in his hands, says it is too early to start thinking about championship glory despite the margin of his lead.
“It’s ridiculous to start calculating things because a lot of things can happen,” said Webber. “If I win the next two races it is all over anyway.
“In terms of doing well, this is another event, another race here. I will keep doing what I am doing. The gap has been edging the right way in the last races, and I need to keep doing that. I just need to keep doing my best, and if I do the best the result will take care of itself.”

2 people like this post.

webchat with Nico!

ひゅる君への質問に答えてもらっちゃったーーーー!! ひゅる君がニコたんを”Britney”呼びしてることが明らかに!
ログはこちら

私が答えてもらった質問はなんと4つーーー!
Fumi: Hi Nico! Are you excited for Suzuka?(Coz I live in Japan) What’s the most your favorite track?
Nico Hulkenberg, AT&T Williams driver : Yes I am and I look forward to it as everyone says it is an awesome circuit. My favourite track for now is Spa. My least favourite track is….Shanghai, sorry!
ふみ: ハイ、ニコ! 鈴鹿にむけてドゥー?一番お気に入りのトラックはどこですか?
NH: みんながスゴイサーキットだっていうから、楽しみにしてるよ! 今の一番のお気に入りはスパで、あんまり好きじゃないのは…上海、ゴメン!

Fumi: How do you call Nico-R? And Nico-R call you “Nico”?
Nico Hulkenberg, AT&T Williams driver : Actually, I call him ‘Britney’, and he calls me ‘Hulk’. True!
ふみ: Nico-Rをなんて呼んでる? Nico-Rはあなたのことを”Nico”って呼んでるの?
NH: 僕は彼を”Britney”って呼んでて、彼は僕を”Hulk”って呼んでる。ホントだよ!

Fumi: Do you have some musical talent? Like Sutil or Jaime… ;)
Nico Hulkenberg, AT&T Williams driver : Yes I am a great singer!
ふみ: 何か音楽の才能はある?
NH: 僕はすごいシンガーだよ!

Fumi: Night on the town or quiet at home?
Nico Hulkenberg, AT&T Williams driver : You need to have the right balance between both, sometimes you want to be at home, sometimes you want to go out.
ふみ: 夜、街で遊ぶのと家で静かにしてるのはどっちが好き?
NH: いいバランスをとる必要がある。ときどきは家にいたいだろうし、ときどきは遊びに行きたくなる。

チャット画面に、友達やらフォローし合ってる人やらが続々登場して、それをtwitterで実況しながらのチャットでしたw

ともだっち→ Tomoko: Hi, I’m from Japan andI heard that your favorite food is Sushi! Did you know Kamui Kobayashi’s father owns Sushi restaurant?
Nico Hulkenberg: It’s true about Sushi, it is my favourite food. But I didn’t know that about Kamui’s father, that he owns a Japanese restaurant. If it’s in Tokyo, and he invites me, then maybe I’ll go!
Tomoko: At the very moment the race starts, how do you feel on a grid? Nervous? Excited?
Nico Hulkenberg : Focused, excited. Maybe a little bit nervous as well.

twitterでよく話す人フロムインドネシア→ Tita Murniati: Favourite football team and player?
Nico Hulkenberg : I am more of a tennis fan, but obviously I support Germany when the European Championships and World Cup are on. I like Bayern Munich quite a lot too, but don’t have a favourite player as such.
Tita Murniati: Are you a smart student at school?
Nico Hulkenberg : I wasn’t the best student, no. My favourite subjects were geography, sport and maths…but my least favourite were definitely subjects like subjects were biology and geography.
Tita Murniati: Do you like to watch movie? Your fav?
Nico Hulkenberg : Yeah, I like movies, thrillers, Pirates of the Caribbean was good, and I saw Inception recently.
Tita Murniati: Hi, Nico. Who’s your fav singer or band?
Nico Hulkenberg : Ah, I am very bad with artist names, but I like all sorts of music, like R&B and house, but not one favourite singer as such.
Tita Murniati: The craziest things that fans do to you?
Nico Hulkenberg : They write me love letters!
たぶんtwitterで話す人フロムフィンランド(時々MTV3のキミ情報教えてくれるスオミっ娘ちゃん)→ Annika: Who’s surrounded by more girls at a Grand Prix weekend: you or Barrichello?
Nico Hulkenberg : Who do you think?!
twitterでよく話す人フロムインドネシア→IcemanKimster: Why don’t you update your own twitter?
Nico Hulkenberg : Because I prefer going out and meeting people face to face and interacting with them. I have a Facebook account but I don’t like people knowing exactly where I am and what I am doing at all times so I am not massively into social media.

もータイヘン、顔にやにやしちゃって!
しかしこの人(知らない人)がテラすごい質問を投げかけ、トンデモ回答が返って来たよ!

Andy Newsome: Has anyone ever told you, you look like a young fit Kimi?
Nico Hulkenberg : Yes actually, Flavio Briatore told me that last year!

ちょwwww鰤様wwwwww
私、ニコたんを何て呼んでるか質問したときに、「もし答えてくれたらファンになる」と公言してしまったので、ファンになります。(というか今のメンバーの中では結構ファンかも! やっぱり! こういういけめんが! 好き!!!!)

4 people like this post.

斬新★ひゅる君iPhoneアプリ

iPhoneアプリで、ひゅる君こと新ニコの公式ファンアプリがリリースされたときいて。
115円だったのでダウンロードしてみました。

Nico Hulkenberg Official Fan App - Mobile Roadie

ビデオ、サウンド、ニュースフィード機能などなかなか充実

がしかし

日本語がざんねん
中でもすごい破壊力を誇る文言がこれ
TLを混乱に陥れました

してくださいご意見ごままにします

そんなオモシロイアプリではありますが、レースごとに行くお(・∀・)ノシ ができたりしてなかなか楽しそうであります

iPhoneたんやtouchたんをおもちのかたはぜひおためしください
私はiOS4じゃない3Gですが地図が時々落ちること以外は快適ですお!

posted by WordPress for BlackBerry

Be the first to like.