APPENDIX 3, 4

APPENDIX 3 PODIUM CEREMONY

1. MASTER OF CEREMONIES
表彰式を運営し表彰式全体の責任を負う司会は、FIAから指名される。

2. PODIUM
a) ROSTRUM AND DAIS 表彰台と演壇
演壇の寸法はFIA graphic design manualに従わなければならない。歩く通路を提供するための、優勝者の演壇とポディウムのバリアの間の距離は、最低でも120cm空いていなければならない。各人がトロフィーを授与する場所は、ポディウムの床に印がつけられていなければならない。トロフィーは、ポディウムの一方の側にあるひとつのテーブルに置かれていなければならない。シャンパンは演壇の上に置かれなければならない。

b) FLAGS
オリンピック形式の”flat flags”を使用しなければならない。国旗の係のために、ポディウムの後ろに最低50cmのスペースがなければならない。

c) FLOOR
ポディウムと段は緑またはダークブルーのカーペットで覆われていなければならない。

3. ANTHEMS
a) 優勝ドライバーと優勝チームの国歌が演奏される。チームとドライバーの国籍はFIAによりオーガナイザへ通知され、the Codeの112項に従う。

b) この国歌(司会者によって開始される)がTV放送の音声リンクで明確に聞こえることを確実とするために、適切な音響システムが設置されなければならない。

c) シャンパンシャワーが始まったら、音楽をかけなければならない。これは、プレゼンターがポディウムを離れるまで開始してはならない。

d) 表彰式の解説は、TVカメラのためのプラットフォームから、一般大衆へ放送されなければならない。

4. TROPHIES
表彰式の間に授与されるのは4つのトロフィーのみである:
a) 優勝したドライバー
b) 優勝したコンストラクターの代表者
c) 2位のドライバー
d) 3位のドライバー

伝統的な杯の形であるべきトロフィーは、ASNによって提供され、以下のものが提示されていなければならない:
a) FIA Formula 1 World Championship official logo
b) イベントの公式名称
c) ドライバーの順位
トロフィーの高さは:
a) 優勝者とコンストラクターのトロフィー – 50cm以上で65cmを超えない
b) 2位と3位のトロフィー – 35cm以上で45cmを超えない
各トロフィーの最大重量は5kgを超えてはならない。トロフィーは損傷することなく輸送・取り扱いができるようデザインされなければならない。

5. SCENARIO
a) トロフィーを授与するためにポディウムに上れるのは3人のみである。例外として、司会をこれに加えて4人としてもよい。

b) 警察・ボディガード、もしくは司会により許可を受けていない者はポディウムへ上がることは許可されない。

c) 司会はTVとパブリックアドレスコメンテーターに、トロフィーを授与する者の名前を通知する。

d) 司会はポディウムのトロフィーが置かれている側にいなければならない。トロフィーを授与する者は逆側に位置する。司会はトロフィーをこの授与する者に渡す。

6. TELEVISION
TVカメラの理想的な位置はポディウムの真向かいで同じ高さである。どんなことがあっても、TVカメラマンがポディウムにいてはいけない。

7. PARC FERME
パルクフェルメはポディウムのできるだけ近くに位置しなければならない。直接アクセスできるようなすぐ真下が好ましい。全車がthe Lineを交差したらすぐに、course carは、トップ3でフィニッシュしたがサーキット上で止まっているドライバーを集めるため、トラックを一周しなければならない。
ドライバーはパルクフェルメに遅れてはならない。司会によって無線連絡で指名された者が、パルクフェルメからポディウムへドライバーを遅れることなく移動させる責任を負う。司会によって承認された者だけが、TVのインタビュー(UNILATERAL)が終わる前にドライバーとコンタクトしてもよい。

8. UNILATERAL ROOM
UNILATERAL ROOMはポディウムに近接していなければならない。司会は、表彰式の後、ドライバーが直ちにそこへ進むのを確認する。部屋は適切に換気(または25Cを超える場合は冷房)されていなければならない。

9. PRESS ROOM
TVインタビューが終わったらすぐに、ドライバーはインタビューのためpress roomへ行かなければならない。

10. WATER + TOWELS
表示のない3本のボトルウォーターがパルクフェルメに用意されていなければならない。
表示のない3本のボトルウォーターがunilateral roomに用意されていなければならない。
3つのタオルがunilateral roomに用意されていなければならない。
他の飲み物は、パルクフェルメまたはunilateral roomでは許可されていない。

11. PODIUM PROTOCOL (モナコを除く)
優勝ドライバーの賞は州の首長もしくはホスト国の首相、またはFIA代表によって授与される。もしこのような人間が出席できない場合は、ホスト国の同等の人間もしくは国際的に高い地位にある者に要請されなければならない。これらの人間が出席できない場合は、優勝者のトロフィーを授与することがASN代表に要請される。
コンストラクターの賞は、イベントのネーミングライツを持つスポンサーの公式な代表者によって授与されなければならない。ネーミングライツスポンサーが不在の場合は、司会者が適切な人員を選ぶ。
2位と3位のドライバーの賞は、地域の状況が更なる高官の出席を要求しない限り、ASN代表によって授与されなければならない。この場合、後者(訳注:更なる高官)が2位の賞を授与し、ASN代表が3位の賞を授与する。ASN代表が出席できない、あるいは優勝ドライバーのトロフィーを授与した場合は、司会者が適切な代理人を選ぶ。
表彰式に参加する各人への出席要請は、後に述べるプロシージャで明確に指示される。

APPENDIX 4 ENGINE HOMOLOGATION

1.
ホモロゲート(承認された)エンジンとは、あらゆる点で下記のどちらとでも同一のエンジンである。
(i) 2008年3月31日(*)までにFIAへ届けられたエンジン。
以下に定める例外を除き、このようなエンジンはテクニカルレギュレーションの5.4.4項で述べられる全てのパーツを含んでいなければならず、2007年のチャンピオンシップシーズンで2レースイベントを完了したものと同一でなければならない。
例外とは:
a) エアフィルターを含むインテークシステム(訳注:エンジンへ空気を入れるシステム)、燃料レールとインジェクター、イグニションコイル、エンジンマウントセンサーと配線、交流発電機、冷却ポンプとオイルポンプは、2007シーズンで使用したパーツと同一である必要はない。

b) インテークトランペットの3つの異なったデザインは、2009年3月1日までにホモロゲートされればよい。このホモロゲーション期間の間は自由に使用してよい。

c) エンジン起動にのみ関連するパーツで、パフォーマンスに関して利益を得ないものは、FIAの同意とともに、ホモロゲーション期間の間は時々で交換してもよい。

上記に従って一度ホモロゲートされたら、以下に述べる(iii)に従って、スポーティングレギュレーションの28.5項で述べるホモロゲーション期間の間、ホモロゲートされたパーツの構造またはデザインの変更をしてはならない。
*もしくは、2レースイベントを完了したエンジンがないコンペティターは、2008年シーズンの最初の機会となったイベント。

(ii) 2009年3月1日の前までにFIAへ届けられたエンジンで、上記(i)で届けられたものと等しいが、KERSを搭載するという目的のためだけにモディファイされたエンジン。このような変更はフロント・リアのどちらも許可されるが、
– ホモロゲートエンジンに対して最小のインパクトでなければならない
– ホモロゲートエンジンのパフォーマンスを増してはならない
– ホモロゲートエンジンまたはそれを構成するパーツの重量を減らしてはならない
コンペティターがこのようにホモロゲートエンジンをモディファイしたい場合、計画した変更の明確な詳細を、2008年12月15日までにFIAへ提出しなければならない。このような計画が一度提出されたら、更なる変更は許されない。

(iii) 2008年3月31日より後にFIAへ届けられたエンジン、もしくはモディファイして2008年3月31日より後にFIAへ再度届けられたエンジンで、FIAが納得している者は、FIAの絶対的な自由裁量と、チャンピオンシップに参加する全てのエンジンサプライヤ―の協議を経て、公平に、理にかなった形で、他のホモロゲートエンジンと競争することを許可される。

このようなエンジンは全て、28.4項で要求されている通りに封印された状態で届けられなければならない。エンジンはホモロゲーション期間を通してFIAによって保管される。

2.
ホモロゲートエンジンのサプライヤー and/or ホモロゲートエンジンを使用するチームは、イベントで使用されるエンジンは本当に、FIAが保管している提出されたエンジンと等しく対応するものであるということをFIAに納得させるため、FIAの絶対的な判断に対して処置をとる and/or 促進しなければならない。

3.
FIAは、TWG・エンジンサプライヤ―との協議で、適用するテストと点検のプロシージャに関する情報をを時々に直接発行する。

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