ターマックとアスファルトって何が違うんだべ??

やたらめったら「アスファルトアスファルト!ラーブ!!!超wktk!!!」な感じのリリースが出ていておや、と思ったのがこの疑問デス。
泣く子も黙るラリー初心者(しかもまったく向上する気がない)の私なので、たぶんこれはF1でいうと「インターとエクストリームの違いがわかりません」くらいの疑問なんじゃないかと思いますけど。
「グラベル」の対義語で、舗装されてる道のこと、って思ってたんだけど違うのかなぁ…?

まあググったよね。
面倒なのでwikipedia先生が大体合ってるという仮定で書きます(ソースとしてryとかそういうつっこみはいらないよ!)

★舗装

■アスファルト舗装

アスファルト混合物(アスファルト合材)を用いた舗装で、車道、歩道の両方に用いる。敷設が比較的容易であり、舗装作業開始から交通開放までの時間が短くてすむため、現在の日本では主流となっている舗装である。

■マカダム舗装

スコットランドの技術者ジョン・ロウドン・マカダム(John Loudon McAdam, 1756年9 月21日 – 1836年11月26日)が考案したことからこの名がある。マカダム式舗装、砕石舗装とも呼ばれる。砕石を敷き詰めローラーで圧し固めて施工する。砕石は天然の砂利と異なり表面が荒く、圧し固めるだけでガッチリと噛み合うのでこれをもって耐久性となる。仕上がりが美しく、馬の足がかりが良いため自動車がまだそれほど普及していなかった戦前・戦中までよく用いられていた。ほかにローラーに水をかけながら転圧する水締めマカダムや、自動車普及により問題となった塵埃対策に、目つぶし材としてタールやアスファルトなどを利用したタール・マカダム、アスファルト乳剤マカダム(アスファルトと異なり常温施工が可能)などがある。

なるほどなるほど、やっぱし「アスファルトで舗装した道」と「タールで舗装した道」とは区別がありそうです。

★アスファルト

アスファルト(asphalt)とは、原油に含まれる炭化水素類の中で最も重質のものである。減圧蒸留装置で作られた減圧残油はそのまま製品アスファルトとなり、ストレート・アスファルトと呼ばれる。

■用途>道路舗装材

アスファルトを結合材として、骨材(砂利や砂、一部融解スラグ等)やフィラーを混合したアスファルト・コンクリートを舗装に用いる。
アスコン(アスファルト・コンクリートの略)、合材(アスファルト混合材料の略)などと呼ばれる。

★タール

乾留液(かんりゅうえき、タール、英: Tar)は、有機物質の熱分解によって得られる粘りけのある黒から褐色の油状の液体である。

■コールタール

タールは乾癬皮膚病の治療に使われるが、コールタールが最も効果的である。また、タールは、一般的な殺菌剤でもあり、石油タールが紀元前1000年頃の古代エジプトのミイラ製作でも使われた[2]。
タールは、最初の舗装道路であった「タールマック」に不可欠な材料であった。また、屋根を葺く際に屋根板の隙間の目張りとして、船やボートの外装を密封するためにも使われた。

■タールマック

語源は、タールを砂利に浸透させてから固める舗装方式の商品名(登録名、1901年にアメリカで登録されている)であり、後に発明者らが創業した舗装会社の社名にもなった。アメリカではコンクリートによる舗装が普及している為、現在でも舗装方式を判別するのに使われる(商標が普通名詞化した例、日本によるホッチキス等と同様)。

タールマックですとーーー!!!!
ここで、メリケンのことはメリケンのwiki先生に聞きゃいいじゃねえかべらぼうめ、という発想にいたる(仕事中よくやります。メリケンのことはメリケンの言葉でぐぐるのがイチバン)

★Tarmac(えいごばんwikipedia先生より。邦訳おいら)

タールマック(ターマック)とは、タールマカダムの略で、タール侵入砕石の混成語。路面の一種である。
タールマックは、1901年にEdgar Purnell Hooleyが特許権を得た材料に言及する。
タールにグラウト(セメント)を注入された砕石、タルビア、現代のアスファルトコンクリート、瀝青(天然のアスファルト・タール・ピッチなど、黒色の粘着性のある物質の総称。石炭を加圧下でベンゼンを用いて抽出したときの抽出物。チャン。ビチューメン。)などを指す場合もある。

John Loudon McAdamが、macadamisationと呼ぶ道路建設方法を発明した。これらの道路は馬、車両、コーチ(バス)には適切であったが、非常にダスティであり、激しい雨が降ると浸食されやすかった。
タールでマカダム舗装された道を安定させる方法は、1834年、John Henry Casselによる”Pitch Macadam”として特許を受けた方法である。タールを路面に広げ、典型的なマカダム舗装の層を置いて、それから砕石にタールと砂を混ぜたもので封をするものである。
1901年、Hooleyの特許は、レイダウンの前に機械的にタールと骨材を混ぜ、蒸気ローラーで圧縮するというものであった。
石油生産高の増加に伴い、副産物であるアスファルトが膨大に利用できるようになって、タールの温感感度のためにタールに取って代わった。

タールマックは登録商標であるが、イギリス英語では時折、アスファルトタイプの道または路面の総称として誤用される。

はー、そうですか。最後を読んでなんとなくすとーんと腑に落ちましたお。
なんとなく、ぺとぺとくっつける力は
アスファルト>タール
という印象をもちました。
細かい砕石を張り付けて「舗装」するわけだから、ぺとぺとくっつける力が大きい方が剥がれにくいということですかね。
こんな記載をしているサイトをみつけたので、最後に貼っておきます。

http://bit.ly/bXI2sH
日本のラリーを齧ったドライバーは舗装路をターマックと呼びますが、正確にはこれは間違い。
ターマック舗は「タールマカダム舗装」の略で、細かい砕石をタールで貼り付けた舗装工法のことで、マカダムさんが発明しました。 日本でアスファルト舗装」と呼んでいるのは「アスファルトマカダム舗装」の略で、アスファルトで細かい砕石を貼り付けた舗装を意味します。
で、ZLの殆どの舗装道路はターマックです。
このターマックは施行費が安いけれど、砕石が剥がれて浮石になっている事が当たり前の道路という意味でも有ります。だから跳ね石は当たり前。

なるほど。ターマックの方が剥がれやすくてぼろぼろするイメージでしょうか?
キミも、サーキットの路面と「アスファルト」を比べていることからも、
滑らかさでは
アスファルト>ターマック
なのでしょうかー。

というような推察をしておわるます。

quzyさん日本最初のアスファルト舗装を見に行った記事で紹介してくださいました!

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