Turning the cards!

Turning the cards!
とうとう、地球の裏側にやってきた! 僕はチューリッヒからドバイを経由してメルボルンまで飛んだ。フライト中は2回とも眠ったから、フレッシュな気持ちだしリラックスしている。
とうとう、本当の仕事が始まる。そして、誰が速いのか、誰が速くないのか?という永遠の質問は終わる。
テストの間はどのチームも、自分達のプログラムに取り組んできた。手の内のカードを見せる人は誰もいない。自分がどんなカードを手にしているのかは分かっていても、テーブルについた他のプレイヤーが持っているカードは分からない。今年は以前よりもみんながいいカードを持っているような気が僕はしている。
予選、そしてレースでも、あらゆるポジションを賭けてタイトな争いをするだろう。シーズンについては何も話すことができないけど、どんな成り行きになったとしても、僕は(レースに戻るという)正しい決断をしたということはみんなに言える。最初の予選、そしてレースが始まるまで、可能なターゲットについて話すのは意味がない。僕のファンのみんなは事実をみてほしい。僕がサーキットへ行く時はいつも、クルマと自分自身ののベストを引き出して、いい結果を得るために全力を尽くすつもりだ。今週末が始まるまで静観しよう。

オーストラリアは僕のお気に入りのひとつだ。ヨーロッパから遠いけどね。時差ぼけも気にならないし、ここはいつも暖かいから気に入ってる。サーキットの性質は特別だ。あらゆることが起こる可能性がある。セーフティカーも入るだろうし、タイヤについてのサプライズもあると思う。雨も降りそうだ。これは誰にとっても同じだけど、ある意味ではちょっと残念だ。これまで、ウエットタイヤではドライブしたことがないどころか、見たことさえないから。
アルバートパークではいいトラクションが必要だ。ヘレスとバルセロナではあったから、ここでもOKだろう。パワーステアリングの問題をなんとか解決したら、コーナーへの侵入は僕が望むとおりになった。ブレーキングも調子がいい。僕達は信頼性がありシーズンを始めるのにいいクルマをおそらく持っているだろうと僕は思っている。確かに僕達はテストを二日半失った。それだけあれば役に立ったとは思うけど、終わってしまって変えられないことを気に病んでも仕方がない。レースそのものは同じだ。変わっていない。これが、僕が戻りたいと思った理由だ。また全開でレースができるのは最高だよ。この2年は全く間隔がなかったみたいにすごく早く過ぎた感じがするよ!

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