ice cream for the iceman :P

テレグラフ紙のいんたぶーです。自宅の近くにあるDolder Grand hotel(チューリッヒ)のスイートで行われた、と書いてあるのでちょっと前なのかな。記者さんが「お楽しみに!」って書いてた割にはあんまり新しい話はなかった。

Kimi Raikkonen will not bow to convention as he prepares to make F1 race return with Lotus in Melbourne
(今シーズンの展望について)
「僕達のクルマ次第だろう」と彼は肩をすくめた。「誰もわからないさ。もちろん僕はまた勝ちたいけど、クルマが十分によくなかったら何ができる? できるかぎりハードにプッシュするつもりだ」

(中略)

かの有名な”アイスマンのアイスクリーム[ice cream for the iceman]”のエピソードについて聞かれ、彼は目をくるっと回した。それは2009年、フェラーリでの最後のシーズンにて、雨のためディレイ中のセパンで起こった。カメラがライコネンを捉えたとき、表面上はまだレース中であったが、ハーフパンツを履いた彼はフェラーリの冷蔵庫からコーラを取り出していた。
「面白おかしいのは、それから人々がビッグ・ストーリーを作り出したことだ。僕にはモチベーションが欠けているとか、そういう。だけど、クルマが壊れていてレースができない、そしてKERSデバイスを積んで水の中にいるのは危険すぎる、ってチームに言われてた」
彼はため息をついた。
「人は、普通の出来事から悪い話を作ろうとすることがある。だけど、世の中はそういうものなんだ」

(中略)

現在よりも、健全に見せかけられることが少なく政治的に正しくないとされた時代でドライブしたかったということを彼は否定しない。1976年のチャンピオンで、伝説的な大酒飲みのジェームス・ハント、その名を偽名にして、彼はスノーモービルレースに参加したことがあった。
「その頃のF1はちょっと違ってたんだ」
その変わり方は、残念なものだったのか?
「人生は続くし、全ては変わっていく[Life goes on. Everything changes.]。だけど、彼がドライブしていた頃の方が物事はもうちょっと楽しかったんじゃないかなと思ってる」

(クビサの事故を受けて、ロータスがラリーを禁止したことについて)
「ああ、何もかも禁止にしようとすることはF1では普通のことだ。去年ロバートに起こったことは残念だった…でも、その前だってそういうことは契約に含まれてた。将来いい結果を出せれば、リリースか何かを得られると思う。僕は未だにラリーが大好きだ。F1と同時に出来たなら、今年もやっただろうと思う。いい練習になるし、楽しいから」

(中略)

何が起ころうとも、F1に強力な個性が戻ってきたのはよいことだ。
Life on Planet Kimi – 古巣フェラーリのドメニカリはこう呼んだ。
「僕は自分のやりたいことをやるよ」
彼は再び肩をすくめた。
「友達と遊びに行きたかったら、僕はそうすることができる。僕はそれを許されていない、と僕に言える人なんか誰もいない。100%で仕事をしているなら、何の問題もないと思う」

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