Summertime Blues
今週末のホッケンハイムで、シーズンのハーフポイントを迎える。クリーンで生産的な週末への10回目のチャレンジだ。ここまでは何かが欠けていた。いいシーズン前半戦だったけどね。
このチームは1勝か2勝に値していただろうと思う。クルマはコンペティティヴで、開発はうまく進んだ。
僕個人としては、ドイツで行われるグランプリはちょっとひどい。もちろん強力なレースを進めてきていたんだけど – チェッカーフラッグまでずっと、というわけじゃなかった。残念ながらね。エンジンの故障や、タイヤ、激しい雨がレースをひっくり返した。
過去に何が起こったか思い出すのは好きじゃないんだ。でもドイツグランプリとなると、僕はいつも不思議な気持ちになる。何でいつもここは、レースでトップの結果を得るにはトリッキーな場所になるのか。今回、ドイツにロータスと訪れるのは初めてだ。ここでの僕の運命が変わることを祈るよ。
ホッケンハイムとハンガリーは連戦になる。自分達のクルマのベストを引き出すために一生懸命にプッシュするつもりだ。E20は強力で一貫したクルマだ。僕達をフロントローに連れて行く力をもっている – 土曜日に僕達が何もかもをうまくやれたら。
バレンシアやシルバーストンよりもレースをほんの少しだけイージーにするには、いいグリッドポジションが必要だ。
ホッケンハイムに行くのは僕は4年ぶりだ。チャレンジングなサーキットで、トリッキーなコーナーと、ヘビーブレーキングする箇所がいくつかある。ピレリタイヤがどのくらいもつのか、これは面白くなるだろう。天気も夏らしくなるのを期待している – いつも通りのホッケンハイムのように。
もちろん僕は事前に予想をすることはない。金曜日の午前中、初回の何ラップがどんな風になるか、静観しよう。チームはとてもハードに働いていて、ファクトリーの全員が高いスピリットを持っているのを感じた。だから僕はいい予感がしている。ホッケンハイムでも僕達はうまくやれるだろう。
ドイツの後はハンガリーへ向かう。少なくともあそこでは暑い中でレースができるだろう。バッテリーを充電して残りのシーズンに備えるための、これまでの頑張りに相応しい夏休みが始まる前に、いいポイントを獲得できるようベストを尽くすつもりだ。