ドイツGP 金曜日: SMOOTH DANCER

Alan Permane, Trackside Operations Director – Technical programme notes:
・午前中はピレリの開発用ハードタイヤと、通常のミディアムを使用した。
・午後はインターミディエイトとウェットを使用した。
・キミ車にて(傍目から)分かりやすい開発テストを行った以外にも、チームは空力アップデートのテストを行った。
 
 
What we learned today:
・空力アップグレードは想定通りに動作しているようだ。
・キミ車でトライアルされた、エアロコンセプトのプロトタイプは予測通りに動作していた。
 
Kimi Raikkonen, E20-05
Free practice 1: P15 1:18.831 14laps
Free practice 2: P10 1:29.327 22laps
 
Kimi: 今日は、悪天候のせいであまり多くを学ぶことはできなかった。あまりよくないコンディションだったシルバーストンみたいだった。みんなも気付いたように、僕達は普段とは違うことを少し試した。もっとドライでの時間があればよかったんだけど、天候に関して出来ることは何も無い。トラックはウェットでは凄まじくスリッピーに感じた。こういう状況ではグリップが大きいわけはない。全体的には、新しいことを試して、天候が許す限り走行を重ねて、よくある典型的な金曜日になった。

FRIDAY IN HOCKENHEIM – CATCH UP WITH KIMI [Q&A + PICTURES]
Q: 今日はSTOP-STARTデーでした。セッションはどのくらい役立ちましたか?
KR: 雨のせいで、やろうと思っていたよりも走れなかった。でも誰も天気をコントロールすることはできないからしょうがないし、このコンディションで出来ることをやった。ここ何レースか同じような状況になっているからもう慣れてるよ。今日は本当にふつうの金曜日だった。新しいものを試す時間があったけど、こういうコンディションでは残念ながらちょっと難しかった。
 
Q: 明日もこのままの天気だとすると、どんな影響が出ると思いますか?
KR: 誰が速くて誰が速くないとかっていうことを、プラクティスセッションだけ見て言うことはできない。ここでは天候は素早く変わるし、トラックは所々とてもスリッピーだった。でも、雨が止んだら路面はすごく速く乾いていった。シルバーストンで同じような状況だったとき、予選は出て行くタイミングと履くタイヤが全てだった。ジャッジが難しかった。明日がどういう状況になるのかしっかり見ないといけないし、そこから進めていかないとならない。
 
Q: シーズンの中間点に到達しました。ここまでの結果については満足していますか?
KR: コンストラクターズで3位、ドライバーズチャンピオンシップでは5位につけている。だから全体的にはokだけど、いくつかのレースではあともう少しうまくやれたんじゃないかと感じている。いつだって改善できる点はどこかにあるし、もちろん、後から振り返って何かを言うのはかんたんだ。でもこれもゲームの一部だ。うまくいかなかった場面から僕達は学ぶだろうし、シーズン後半戦にもっと上へ上がるためにチームはハードに働いている。僕達がどこまで辿り着けるか、見ていてよ。

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