ピケJr. アイルトン・セナについて悪意のある引用をされたと説明

ポルトガル語のコラムの引用が英語でauto123.comに載っていました。

Nelson Piquet Jr. clarifies his comments about Ayrton Senna
元F1ドライバー、ネルソン・ピケJr.は「アイルトン・セナのような人物は現代のF1では勝てない」と公然と言及したことによって大きな論争を巻き起こしている。ピケはNASCARドライバーのほかに、Yahoo! Brazilのコラムニストとしても活動している。(訳注:http://br.esportes.yahoo.com/amigos-da-velocidade/nelsinho-piquet/)

水曜日に発表された彼のコラムの中で、ピケJr.は「伝えることよりも論争を巻き起こしたいことにより関心を持っているブラジルのあるメディア」に、悪意のある引用をされたと述べている。
 
オリジナルのインタビューでは、ピケは2つの異なる時代を比較していた – 彼の父がF1で走っていた頃と、アイルトン・セナが走っていた頃だ。
 
「70年代や80年代では、ドライバーはメカニカルサイドにおいてとても重要な役割を果たしていた。僕の父はタイヤウオーマーやアクティブサスペンション、BMWのターボエンジンなどの素晴らしいメカニカルイノベーションの開発を手伝った。(アイルトン)セナはそれよりも後にF1にやってきて、その頃までにはF1マシンは信頼性をそなえ、フルに開発され(終わっ)ていた。もう、クルマの開発について優れた力を持っていなくてもよくなったんだ。アイルトンのターゲットは、ただ速くドライブするだけだった。彼は本当にとても速かったけど、僕の父と同じようなテクニカルバックグラウンドは持っていなかったし、エンジンをセーブする必要もなかった。ただそれだけのことなんだ、論争する意図はなかったよ」
 

 
auto123の記事はこんな感じですが、ぐぐる先生に手伝っていただいて元の記事を読むとかなり長いです。
 
[Opinião] Texto e contexto
【auto123に載ってない内容をかいつまんで推測】
・最近インタビューとラリーのテストのためにブラジルにいった。インタビューは1時間以上あった。父がメディアによるハラスメントをいやがり、他のブラジル人スポーツ選手とは違って、取材などは厳しいアポイントメント制をとっているのはなぜなのかを聞かれた。
・そこで僕は、レーシングキャリアを終えて、父は起業家的な道を選んだためだと説明した。エマーソン・フィッティパルディのときのことを例にだして。全然違う状況だったけど正直で合法的だった。僕がそれを話したインタビュアー達はよく理解してくれて、サブジェクトを与えて、少し編集してくれて。でもこの話を「僕がエマーソンを非難した」って使った人もいた。文脈がおかしかったのに。
・僕はA1GPでエマーソンのチームで走って勝ったことがある。いつだって彼が好きで、僕は愛情をこめて彼をおじさんって呼んでいる。僕が2年前にNASCARでの話をつめていたときも、彼がF1とIndyでやったように、ブラジルのNASCARへのドアを開けようと思っていたんだ。NASCARの下位カテゴリで最初の一歩を踏み出している彼の孫たち、PietroとEnzoも僕は大好きだ。彼は常に政治的なものや干渉に対してもフレンドリーにしていて、自身のパブリック・ペルソナとカリスマについて理解していた。繰り返すけど、正直で、合法的だった。僕の父もドライバーだったときはいつもフランクで立場を明白にしていた。いまは自分のビジネスに気を遣うことを大事にしているけど。
・各自それぞれのスタイルがあって、違っていることは、どちらかがよくてどちらかはダメっていう意味ではないんだ。彼らは異なる時代を生きた。みんなもそれを知っているし、これが僕が言ったことだ。
・アイルトンはドライビングのことだけに集中してヨーロッパにやってきた。僕も同じだった。彼は素晴らしく速いドライバーで、純粋なスピードという観点では最も大きな存在だった。

エマーソン・フィッティパルディの話がよくわかんないですけど、「前も変な引用をされて困ったことがあるんだよーエマーソンのことはおじさんって言ってるくらい大好きなのにさ! プンスカ」ってことかな。

誘導尋問か変な引用かどっちかだろうなーとは思ってたんだけど、なんかすっきりしました、私としては!
でもさーぴけたん、「おまいが言うな」って言われやすいキャラだってこと、ちょっと自覚した方がいいよw 言いたいこと言っちゃうのは、悪いことじゃないんだけど、NASCARで一生懸命がんばってるってこと、あんまりみんな知らないしw

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