シンガポールGP プレビュー

KIMI RÄIKKÖNEN ON THE 2013 SINGAPORE GRAND PRIX
Q: 来年ドライブする場所が明らかにされました。残りのシーズンにどんな影響がありますか?
KR: これで、来年どこで僕が走るのかを聞かれなくなるってことだといいけど。でも多分もっと質問されるってことだろうな。今シーズンの僕のレースについては、変わるようなことは何もない。自分が獲得できるベストな結果を得るために、毎レースプッシュを続けていくつもりだ。

Q: シンガポールGPを楽しみにしていますか?
KR: シンガポールへ行くのはとても好きだ。素晴らしい場所だし現地の料理も好きだ。それに、いつもとは違う時間に走るのも気にならないから、それほど早起きしなくてもいい。これまでシンガポールでは3回走っていて、サーキット自体は楽しんでいるのに、表彰台はまだない。でもそれは速く走れないってことじゃなくて、2008年に出したラップレコードを僕はまだ持っている。その年は5位争いをしている最中にクラッシュして、2009年は10位、去年は6位だった。今回はもっといい結果が欲しい。

Q: 夜にレースをすることはいつもと比べてどんな違いがありますか?
KR: このレースが開催されることになってから最初の何年かは、タイミングが違うことについてかなり話題になっているのにちょっと驚いた。ライトが灯いてしまえば、昼間にレースしているのと正に同じになる。F1にいるみんながナイトレースを楽しんでいると思う。シンガポールは目まぐるしく動いている街でたくさんの人が集まってくる。このレースは本当にうまくいっていると思う。ランオフエリアに暗いスポットは一つ二つあるけど、サーキットはとてもよく照らされているから、日中にレースするのとさほど大きな違いはない。

Q: 夜に開催されること以外では、ストリートサーキットでのレースです。この点については?
KR: モナコは僕達にとってそれほどよくなかったけど、シンガポールでも苦戦するはずだって理由にはならない。どんなストリートサーキットでもそうだけど、他のクルマを抜くのはとても難しい。だから、日曜日にいい結果を得るためには、可能な限り前のグリッドからスタートすることが本当に重要なファクターになる。

Q: このサーキットはE21に合うと思いますか?
KR: みんなアップデートを持ってくるだろうから、その効果がどんな風に現れるか、静観しなければならない。自分達のパッケージから最大限の力を引き出し、ベストのバランスを実現するために作業する。何もかもをうまくやれれば、OKなはずだ。

Q: 天候についての心配はありますか?
KR: 去年はシンガポールで雨が降った。僕達のクルマがウェットコンディションで苦戦するときがあるってことは秘密でもなんでもない。もし雨になれば対処するだけだ。それに、天候は全員にとって同じ条件だし。

Q: 高ダウンフォースレイアウトのサーキットの番がやってきてよかったですか?
KR: 0ポイントが2戦続いた後に、僕達のクルマにより合うと考えているサーキットを走れるのはいい。僕達は高ダウンフォースサーキットの方がよりうまくやれるみたいだから。モンツァでのレース中、クルマは驚くくらい良かったから、スタートの時にあんなにタイムを失ってしまったのは残念だった。新しいノーズに交換してからは、レースペースは悪くなかった。

Q: シンガポールでの目標は?
KR: もちろん表彰台が再び目標になる。ノーポイントのレースが二回続いたから、シーズン残りのレースで出来るだけ多く得点しなければならない。

Q: チャンピオンシップについてはどう感じていますか?
KR: ポイントをとれなければタイトルは勝ち取れない。ノーポイントが2レースあったのは理想的とは言えない。僕達は、レースをするため、そして出来る限りポイントをとるためにここにいる。もちろん他のみんなもそうしようとトライしているから、僕達はプッシュし続けるだけだ。シーズンの残りでいいレースができればいいと思う。それから最終的な順位を見ることになる。

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