Thursday press conference – Singapore

あーもうまたお金お金って言われんだろうなー
キミたんてもうお金くさるほど持ってるおね、フェラーリ出る時も手切れ金いっぱいもらったし。お給料はドライバーマーケットでの価値を下げない、チームメイトとの待遇差を目に見える形でつけない、っていうことだと思うので、「もらう側」「金払って乗る側」の区別はもちろんのこと、それなりにもらわないと元ちゃんぴょんとしてはダメなんだよねえきっと。。。

最後の質問の時マジ一文が長くて長くて長くて、書き起こした人ちょう乙って思いました。
キミたん、話が長い病もらっちゃったんじゃないの…

FIA Thursday press conference – Singapore

Drivers – Adrian Sutil (Force India), Nico Hulkenberg (Sauber), Valtteri Bottas (Williams), Sergio Perez (McLaren), Kimi Raikkonen (Ferrari), Nico Rosberg (Mercedes).

Q: キミから始めよう。来シーズンの移籍おめでとう。発表以来公の場に出るのは初めてだね。もしシーズン初めの頃の君に、9月にフェラーリ移籍を発表すると教えたら、君はどんなリアクションをしただろうか? そんなことは起こらない、とか、ありえない? それとも、起こりうるかもしれないと考えていただろうか?
Kimi Raikkonen: F1では物事は大きく変わるんだ、というべきかな。彼ら(フェラーリ)に対して悪い感情を持ったことは本当に一度もない。フェラーリにはまだ友達がたくさんいるし、あそこにはいい思い出がある。自分の(ロータスとの)契約が今年いっぱいで終わるということを分かっていたから、来年に自分が何をするかというような類の決断を下さなければならなかった。そしてその通りやったんだ。

Q: ロータスが君をキープするためにやれたことは何かあっただろうか?それともフェラーリへの復帰が魅力的すぎたのか?
KR: ああ、色々な要素があって、もちろん彼らはそれが何か知っている。どんな場合に何が起こっていたかって言うのは難しいけど、もう契約は済んだ、そして僕はこの新しい契約にとても満足している。

Q: 来年、フェラーリでの最も大きなチャレンジは何だと思う?
KR: 僕はチームのこともメンバーのことも知っている。もちろん僕が在籍していた時以来、新しく来た人も去ってしまった人もいるけど、ほとんどは同じメンバーだ。このことは、フェラーリに行ってうまくやるために困難な要素になるとは思わない。クルマは明らかに異なるだろうから、正しい方向のクルマを手にして、確実に安定して走らせること、それが最も難しい要素になるだろうと思っている。ベストのクルマを仕上げれば、おそらくその力を出し切れる。

Q: ありがとう、キミ。次はその後ろに座っているニコ・ヒュルケンベルグに行こう。ロータスに少なくとも一つ席が空いて、インターネットで見出しをみたかもしれないが、君は来シーズンその席に座ると報じられている。こんなことを言うのは君の今のチームに失礼かもしれないが、ロータスとサインすることは優先事項だろうか?
Nico Hulkenberg: それは優先事項じゃないよ。優先すべきことというのは、いい契約といいクルマを見つけること。コンペティティヴなクルマと、優れたパッケージだ。何も最終段階まで行っていない。現時点では何も決定されていない。全ての選択肢を整理して、将来に向けていい決断をするように頑張っているよ。

Q: 君の名前はもちろんフェラーリと繋がっていた。フェラーリの移籍まであともう少しだったと考えているだろうか?
NH: わからない。そうだと思うけど。チャンスはあったんだ。でも、このことについて考えすぎるのは今はもう意味はない。もう過去のことになったんだ。僕は前をみて進まなくてはならない。

Q: モンツァの(良い)パフォーマンスがあって、すっきりした気持ちでここに来ただろう。今年は困難の中にあって、モンツァの結果は君にどれほど大きな安心をもたらしただろうか?
NH: モンツァはファンタスティックな週末だったよ。チームの素晴らしい努力の結果だ。ハードワークを続けてくれたチームのみんなに、少しだけどやっと報いることができた。そしてもちろん、残る7レースに向けてのブーストになったし、いくらか勢いがついたと思う。とてもチャレンジングで失望のシーズンを過ごしてきて、あのモンツァはとても嬉しい、そしていい結果だった。

QUESTIONS FROM THE FLOOR

Q: (Paolo Ianieri – La Gazzetta dello Sport) フェラーリを去って解放されたと感じたと去年話していましたね。あなたに復帰を、そしてあなたの-自由を-失うことを決断させたものは一体なんですか?
KR: フェラーリでも僕には常に自由があったさ。僕の過去や所属したチームについて、ストーリーが山ほどあるけど、それは全てあんた達メディアが発信してるものだし、メディアの人間はチーム内で働いてるわけじゃないから、何が起こっているのかを知ることはできない。そしてメディアは、時には真実かもしれない、あるいはそうでないことを山ほど書きたてる。僕は(フェラーリで)いい時間を過ごしたし、また一緒にいい時間を過ごしていけると僕は確信している。

Q: (Jacob Polychronis – F1Plus.com) フェルナンド・アロンソとのパートナーシップはうまくいかないと示唆するドライバー達がいます。すなわち、ジェンソンとセバスチャンですけど。気にしますか?
KR: うまくいかないだろうって思う理由がわからない。僕達二人は、自分達がやっていることをわかるのに十分な歳をとったし、もちろんチームも正しいことのために働いてる。もし何かあれば、僕達はそれについて話し合えると僕は思っている。もうお互い20歳のガキじゃない。僕は間違っているかもしれないけど、それは時間が経てばわかる。でも、何もかもがうまくいくと強い確信を持っている。もちろんレースのサーキットではハードな戦いがあるだろうし、時々は物事がうまくいかないこともあるけど…全てOKだろうと強く確信している。

Q: (Andrea Cremonesi – La Gazzetta dello Sport) モンテゼモロ氏はあなたにポールや優勝を期待していると話していましたが、クルマの開発でアロンソを助けることができるとも話していました。フェルナンドのように、マラネロで(在籍時よりも)もっと長い時間を過ごす準備はできていますか?
KR: 前ととても似た答えになる。色んな話題が出てるけど、最初からフェラーリとはかなりうまくやってきているし、来年とてもいいクルマを生み出すことも、それを改善し続けることもできないはずだと考える理由は見当たらない。もちろん新しいルールがあるから全チームにとってよりチャレンジングになるけど、こういうことについて心配はしてない。

Q: (Luc Domenjoz – Le Matin) ロータスにはあなたに支払っていないお金がたくさんありそうです。チームが契約の一部であるそれを果たさないのだとしたら、なぜあなたは家にいないのですか?
KR: レースするのが好きだから。僕がここに来ている理由はそれだけだ。どのチームなのかは問題じゃない。僕がロータスを離れる理由はあくまでも金銭面、僕にサラリーを払ってくれないからだ。これは残念なことだけど、(ここにいる理由は)できる限りチームを助けたいし、レースが好きだからだ。

Q: (Fulvio Solms – Corriere dello Sport) 来年アロンソからあなたが学ぶこと、そして彼があなたから学ぶということは可能だと思いますか?
KR: もちろん。チームメイトからはいつだって学ぶことがある。みんなが違うことをやっているから。もしかしたら自分より優れたことをやっているかもしれない。でも、たった一人にだけぴったりと合って、他人が同じことをやろうとしてもうまくいかない、というようなこともしばしばたくさんある。チームのことも働いているみんなのことも知っているから、フェラーリに行くことについても、うまくいかないことが起こるだろうことも、心配してない。アロンソと働いたことがないけど、全然心配はしていない。彼のことはレーシングを通して知っているだけだけど、うまくいくと信じている。

Q: (Abhishek Tackle – Mid-Day) ニコ・ヒュルケンベルグに質問です。昨年はフェラーリのドライブに関係していると言われていて、今年はキミが合意するまでは契約は実際に交渉の最中でした。フェラーリに対して怒りを感じますか? 特に契約を断られたやり方について。SMSかなにかだと聞いていますが?
NH: ノー、正直に言ってるけど全くなにもないよ。(フェラーリとの)関係は以前と同じくらいポジティヴで、いい関係だ。
たぶん何らかの理解があって、[there has maybe been some understanding and]
(※本来はもしかしてmisunderstanding: “誤解があって”かなと思います)
その(作られた)話がメディアによって誇張されたんだと思う。僕もその記事を読んだけど、そんな感情(怒り)は感じていない。
Q: テキストメッセージで連絡を受けたのではないと?
NH: そうだよ。

Q: (Andrea Cremonesi – La Gazzetta dello Sport) フェラーリを選んだのは技術的な理由もあったのですか?私はターボエンジンの時代のことを考えていました。フェラーリがエンジンとシャシー両方を製作することは、レッドブルやロータスよりもコンペティティヴなクルマになるチャンスがあると思いますか?
KR: それはもちろん期待している。過去にフェラーリはとてもいいクルマ、いいエンジンを作って、チームとしてたくさんのタイトルを獲得してきた。それとは逆に、レッドブルやロータスのように、ルノーエンジンととてもうまくやってきているチームもある。どちらのやり方が新しいルールに合っていてベストのパッケージを作れるのかということを言い切るのはとても難しい。ある特定のエンジンが他のメーカーのものよりも強いだろうとか、噂話が山ほどあるけど、注視しなければならないことや取り組んでいかなければならないことはとてもたくさんあるし、それ(エンジン)をちゃんとうまく使わなければならない。どのチームが強くてトップにくるのか、僕には全くわからない。最初のテスト何回かまで、静観しなければならないと思う。本当に。

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