「Singapore」タグアーカイブ

Keep on racing! – Kimi Korean and Japan preview

キミたんいつもいつも熱狂的ですみません…大好きです♥️
って私鈴鹿でキミたんの思い出は皆無ですけど。かろうじてぎろっぽんの思い出しかないですけど…

Keep on racing! – Kimi Korean and Japan preview
いい気分だ。シンガポールでの全ての困難ののち、レース自体は僕達の今シーズンのベストのひとつだった。確かな優勝争いだった。3位フィニッシュして表彰台に戻れたことは、優勝したみたいな気持ちだった。

もちろん、ヘルメットをかぶるときはいつも、勝ちたいと思っている。でも、ひどい状態だったプラクティスや予選の後にあんな感動的な[inspiring]レースができたのはいい気分だった。素晴らしいサーキットで、レースするには素晴らしい雰囲気だった。

まだ6レースが残っている。大事なことは、レーシングだけに集中すること。来週、来月、来年に何が起こるか、たくさん考えたくはない。僕にとって、2014年は2014年から始まる。

シンガポールを終えて、僕達には韓国への挑戦が待っている。躍動する街シンガポールと比べるとこの場所はエキサイティングではないけど、トラック自体はいい。そしてもちろん、ドライバー達にとってはそれが重要だ。

高ダウンフォースのサーキットだから、僕達のクルマには合うはずだ。スパとモンツァの後はずっとどのサーキットも僕達に合うはずだし、少なくともシンガポールではクルマはかなり強力に感じた。セバスチャンのレッドブルはみんなよりかなり前にいるけど、僕達のクルマも表彰台を争うのに十分な力がある。そしてそれはシーズン終盤戦のいいスタートポイントだ。

短い休みの間、僕は少し休息をとってトレーニングをして、それからモトクロスのNations’ Cupに出場するICE1 RACINGを訪問した。

次は韓国と日本の連戦だ。サーキットは両方とも好きだし、背中はまだ大丈夫。新しいチャレンジに向けて準備はできている。世界で一番情熱的な日本のファンにまた会うのは、同じくチャレンジになるだろうな。

5 people like this post.

シンガポールGP: painful race

一連の流れの中では、ヘイキ・クルタさんの「これまで一番のpainful[痛かった]レース?」って質問に、pain[苦しみ]は肉体的なものとは限らない、うまくいかなくてフィニッシュできなかったレースの方がpainful[辛かった]こともたぶんあると思う、って返事したのが印象的だったです。ちょっと詩人じゃんっていう。

チェコくんにハァ?って思ってFOR WHATな気分を引きずってたので、気が付いたらキミたんすっげ上にあがってきててびっくりしました。予選結果とC32たんの低速くねくねgdgdっぷりを見て、オートスポーツのゲームにてキミたんとひゅる君をクビにしてニコちゃんとぐろにゃんを雇用した結果、なみだめになりました。

ジェロームがランウェイを歩いたアンバーラウンジのアフターパーティ参加者にキミたんの名前がなかったので(ひゅる君もいなかったけど)、背中相当痛かったんだろうなー。ヘルニアの手術したのは2010年の二月の末ですけど、その後経過いいのかなーと思っていたので…。

Turun Sanomatによれば右コーナーを曲がる時にブレーキペダルが左足に当たって痛くて、息がしづらいような状況だったところを、マクラーレンのチームドクターで、2005年末に膝の手術を担当してくれたAki Hintsaさんが助けてくれたそうな。いいのかなそれってw カイロプラクティック治療とか書いてますね。

Sportevaiによれば肋骨と脊髄の間にダメージがあって、それですごく痛みが出ているとか。年末に手術をするとか、このダメージはラリーによるものだとか、いや2001年のマニクールだとか書いてあるみたいです。どうなのかわからないけど、トシだからねぇ…2010年のメキシコで6回転キメてますしね!

大事にしていただきたいものです。痛くて鈴鹿欠場とかマジダメ絶対。

ところでキミたんマジでべっつんから話が長い病うつされてません?

FIA post-race press conference – Singapore

1 – Sebastian Vettel (Red Bull Racing);
2 – Fernando Alonso (Ferrari);
3 – Kimi Raikkonen (Lotus)

Podium Interview

(conducted by Martin Brundle)

Q: キミは予選で背中に痛みがあったようだが、レース中にその影響はあっただろうか?
Kimi Raikkonen: 幸運にもそれほどひどくはなかったけど、100%じゃない。でも問題じゃない。休息をとって状態をよくする時間が二週間ある。自分達にできるベストを尽くして3位に入ったと思う。今日はこれ以上のことがやれたとは思わない。

Q: レース中、君は耐えなければならなかった。(3ストップ勢に追い上げられていた)終盤はポジションを守れると強く信じていなければならなかっただろう。
KR: ああ、自分にはかなりOKな速さがあると思っていたし、何台かオーバーテイクすることも出来た。終盤はジェンソンを追いかけていて、彼のタイヤが終わっていっているのがわかったから、少しプレッシャーをかけた。タイヤ交換したドライバー達がすごい速さで僕達を追いかけてきていたから、彼を抜かなければならなかったんだ。何とか彼を抜いて(後続との)ギャップを作ったんだけど、ラッキーにも最終的に僕をキャッチした人は誰もいなかった。だから、それほど悪くはなかった。

Q: 今とても落ち着いて「何とか彼を抜いた」と言ったが、T14のアウト側で、とてもトリッキーだったね。
KR: ああ、見ている人にはもっとトリッキーに見えたかもね。レーシングライン上でブレーキングすればより多くのグリップが得られるし、どこでブレーキを踏まなければならないかは大体分かっているものだ。イン側よりも楽なんだ。だから、イージーではなかったけど、何とか彼を抜くことが出来た。

Q: 2回目のタイヤ交換でプライムを履いたとき、そのセットでフィニッシュを目指そうとしていることをわかっていたのだろうか? そしてそれが可能だと思ったとき、どんなことが頭に浮かんだのだろうか?
KR: 僕達にはプランがあって、もしSCが出たら最後まで走りきるトライをしようとしていた。だから僕は、何が起ころうとしているのか分かっていたし、ラッキーなことに他の何チームかはそのトライができなくてピットストップをしなければならなかった。僕はレース中のほとんどの時間ジェンソンの後ろでスタックしていたようなものだったけど、彼にプレッシャーをかけようとトライして、彼をプッシュし続けた。だから、彼のタイヤが終わり始めたと気付いたとき、どんどん距離を縮めていくことができたんだ。そして、ピットストップをして新品タイヤを履いていたドライバー達がすごい勢いで追いついてきていたから、彼を抜くトライをしようと決めて、どうにか抜くことが出来た。ラッキーなことに、彼を抜いたら僕はもう少しプッシュすることができて、3位獲得に十分なギャップを保つことができた。僕自身(の体)に問題があって理想的なセットアップではなかった週末だったし、昨日の予選ポジションを考えると、3位フィニッシュ以上のことはやれたとは思わない。

Q: 背中の痛みについては? 今はどうだろうか?
KR: レース中はそれほど多くは感じなかったけれど、理想的な状態ではなかったし、昨日はかなり悪い状態だった。ほとんどドライブできないような感じだった。だから、そのことと今日3位に入ったことを考えると、僕達は満足すべきだと思う。次のレースまでにはこの問題をどうにかできるといい。初めてじゃないんだ。長い間、僕の背中には問題があった。シーズンが終わったらやらなければならないことがあるのはわかっている。様子をみないといけない。

QUESTIONS FROM THE FLOOR

Q: (Heikki Kulta -Turun Sanomat) キミ、これまでで一番苦しい[painful]週末だったのでは?
KR: ああ、昨日は痛みがあったけど、何かしらのことがうまくいかなくてもっと苦しかったレースはおそらくあったと思う。肉体的な痛みとは限らない、たとえば…レースをフィニッシュできないとすれば、別の意味でもっと苦しい。今週末のようなことも起こることがあって、それに対処していかなければならないんだ。

Q: (Frederic Ferret – L’Equipe) 三人に質問。今日はレッドブル、ロータスと、トラブルがセカンドドライバーにばかり起こる理由を説明できますか?
KR: ロマンに何が起こったか知らない。
Q: 彼はエアシステムにトラブルがありました。
SV: エアシステムね。マークは?
Q: ギアボックス、と彼から聞いています
KR: トラブルというのは起こるものなんだ。僕もトラブルがいくつかあった。これは誰にでも起こる可能性があるし、トラブルが起こらないようにトライするというのは僕達、チームが取り組むべきこと。でも、100パーセントで頑張ってもトラブルは起こる。クルマの中で一番安い部分が壊れるかもしれないし、一番高価な部分が壊れるかもしれない。トラブルが起きないように自分達がベストを尽くしたとしても、これ(今日起こったトラブル)はこういう類のことのひとつだ。
SV: うん、理由があるとは思わないな。僕達はモンツァで、二人ともにギアボックストラブルがあった – もしマークがギアボックスに問題があったんだとしたらね。(中略)僕達二人は、同じ棚から同じものを得ている。

Q: (Heikki Kulta – Turun Sanomat) 韓国までには完全に復調するだろうか? 韓国GPの目標は?
KR: もちろん、様子を見てみなければならないけど。大丈夫なはずだし、全体的にもっといい週末になるようトライするつもりだ。

↓プレカンのほぼ再放送なのでコピペだけ。

KIMI RÄIKKÖNEN PLEASED WITH SINGAPORE COMEBACK
http://lotusf1team.com/kimi-raikkonen-pleased-with-12333.html?lang=en

WHAT A RACE! SUM IT UP FOR US…
It’s been a difficult weekend, so to finish on the podium is a good result. The car felt good and it could have been even better if I’d been able to do more work in practice, but even with a better qualifying performance I think third was the maximum we could achieve today.

AND WITH A BACK INJURY AS WELL…?
The problem with my back hasn’t been ideal, but it felt much better than yesterday and I didn’t really notice it in the race; it’s only now that it doesn’t feel 100%.

THAT WAS QUITE SOME COMEBACK AFTER QUALIFYING…
I had pretty good speed and could overtake a few people. Obviously you have more grip when you brake on the racing line and you know more or less where you have to brake; much more than you do on the inside. It wasn’t an easy one but we managed to get past and that’s the main thing.

IT WAS QUITE TENSE FOR A WHILE THERE AT THE END… WERE YOU NERVOUS?
Not really. I was following Jenson [Button] and I could see that his tyres were going off so I just applied some pressure. I knew I had to get past him because obviously some other people had changed to new tyres and they were catching us quickly. I managed to pass him and pull away and luckily nobody managed to catch me in the end so it wasn’t too bad.

THE STRATEGY PLAYED OUT PERFECTLY FOR YOU IN THE END; DID YOU HAVE THAT IN MIND ALL ALONG?
We had a plan and we knew that if the safety car came out we would have to try to run until the end. Luckily some other teams couldn’t manage it and had to pit.

HAVE YOU EVER HAD A MORE PAINFUL RACE?
For a long time I’ve had some issues with my back so it’s nothing new really. There have maybe been some more painful races where something goes wrong. When you don’t finish the race it’s more painful in a way, so it doesn’t always have to be physical. I have some time to recover before Korea and we were pretty strong there last year, so let’s see what we can do next time out.

5 people like this post.

Thursday press conference – Singapore

あーもうまたお金お金って言われんだろうなー
キミたんてもうお金くさるほど持ってるおね、フェラーリ出る時も手切れ金いっぱいもらったし。お給料はドライバーマーケットでの価値を下げない、チームメイトとの待遇差を目に見える形でつけない、っていうことだと思うので、「もらう側」「金払って乗る側」の区別はもちろんのこと、それなりにもらわないと元ちゃんぴょんとしてはダメなんだよねえきっと。。。

最後の質問の時マジ一文が長くて長くて長くて、書き起こした人ちょう乙って思いました。
キミたん、話が長い病もらっちゃったんじゃないの…

FIA Thursday press conference – Singapore

Drivers – Adrian Sutil (Force India), Nico Hulkenberg (Sauber), Valtteri Bottas (Williams), Sergio Perez (McLaren), Kimi Raikkonen (Ferrari), Nico Rosberg (Mercedes).

Q: キミから始めよう。来シーズンの移籍おめでとう。発表以来公の場に出るのは初めてだね。もしシーズン初めの頃の君に、9月にフェラーリ移籍を発表すると教えたら、君はどんなリアクションをしただろうか? そんなことは起こらない、とか、ありえない? それとも、起こりうるかもしれないと考えていただろうか?
Kimi Raikkonen: F1では物事は大きく変わるんだ、というべきかな。彼ら(フェラーリ)に対して悪い感情を持ったことは本当に一度もない。フェラーリにはまだ友達がたくさんいるし、あそこにはいい思い出がある。自分の(ロータスとの)契約が今年いっぱいで終わるということを分かっていたから、来年に自分が何をするかというような類の決断を下さなければならなかった。そしてその通りやったんだ。

Q: ロータスが君をキープするためにやれたことは何かあっただろうか?それともフェラーリへの復帰が魅力的すぎたのか?
KR: ああ、色々な要素があって、もちろん彼らはそれが何か知っている。どんな場合に何が起こっていたかって言うのは難しいけど、もう契約は済んだ、そして僕はこの新しい契約にとても満足している。

Q: 来年、フェラーリでの最も大きなチャレンジは何だと思う?
KR: 僕はチームのこともメンバーのことも知っている。もちろん僕が在籍していた時以来、新しく来た人も去ってしまった人もいるけど、ほとんどは同じメンバーだ。このことは、フェラーリに行ってうまくやるために困難な要素になるとは思わない。クルマは明らかに異なるだろうから、正しい方向のクルマを手にして、確実に安定して走らせること、それが最も難しい要素になるだろうと思っている。ベストのクルマを仕上げれば、おそらくその力を出し切れる。

Q: ありがとう、キミ。次はその後ろに座っているニコ・ヒュルケンベルグに行こう。ロータスに少なくとも一つ席が空いて、インターネットで見出しをみたかもしれないが、君は来シーズンその席に座ると報じられている。こんなことを言うのは君の今のチームに失礼かもしれないが、ロータスとサインすることは優先事項だろうか?
Nico Hulkenberg: それは優先事項じゃないよ。優先すべきことというのは、いい契約といいクルマを見つけること。コンペティティヴなクルマと、優れたパッケージだ。何も最終段階まで行っていない。現時点では何も決定されていない。全ての選択肢を整理して、将来に向けていい決断をするように頑張っているよ。

Q: 君の名前はもちろんフェラーリと繋がっていた。フェラーリの移籍まであともう少しだったと考えているだろうか?
NH: わからない。そうだと思うけど。チャンスはあったんだ。でも、このことについて考えすぎるのは今はもう意味はない。もう過去のことになったんだ。僕は前をみて進まなくてはならない。

Q: モンツァの(良い)パフォーマンスがあって、すっきりした気持ちでここに来ただろう。今年は困難の中にあって、モンツァの結果は君にどれほど大きな安心をもたらしただろうか?
NH: モンツァはファンタスティックな週末だったよ。チームの素晴らしい努力の結果だ。ハードワークを続けてくれたチームのみんなに、少しだけどやっと報いることができた。そしてもちろん、残る7レースに向けてのブーストになったし、いくらか勢いがついたと思う。とてもチャレンジングで失望のシーズンを過ごしてきて、あのモンツァはとても嬉しい、そしていい結果だった。

QUESTIONS FROM THE FLOOR

Q: (Paolo Ianieri – La Gazzetta dello Sport) フェラーリを去って解放されたと感じたと去年話していましたね。あなたに復帰を、そしてあなたの-自由を-失うことを決断させたものは一体なんですか?
KR: フェラーリでも僕には常に自由があったさ。僕の過去や所属したチームについて、ストーリーが山ほどあるけど、それは全てあんた達メディアが発信してるものだし、メディアの人間はチーム内で働いてるわけじゃないから、何が起こっているのかを知ることはできない。そしてメディアは、時には真実かもしれない、あるいはそうでないことを山ほど書きたてる。僕は(フェラーリで)いい時間を過ごしたし、また一緒にいい時間を過ごしていけると僕は確信している。

Q: (Jacob Polychronis – F1Plus.com) フェルナンド・アロンソとのパートナーシップはうまくいかないと示唆するドライバー達がいます。すなわち、ジェンソンとセバスチャンですけど。気にしますか?
KR: うまくいかないだろうって思う理由がわからない。僕達二人は、自分達がやっていることをわかるのに十分な歳をとったし、もちろんチームも正しいことのために働いてる。もし何かあれば、僕達はそれについて話し合えると僕は思っている。もうお互い20歳のガキじゃない。僕は間違っているかもしれないけど、それは時間が経てばわかる。でも、何もかもがうまくいくと強い確信を持っている。もちろんレースのサーキットではハードな戦いがあるだろうし、時々は物事がうまくいかないこともあるけど…全てOKだろうと強く確信している。

Q: (Andrea Cremonesi – La Gazzetta dello Sport) モンテゼモロ氏はあなたにポールや優勝を期待していると話していましたが、クルマの開発でアロンソを助けることができるとも話していました。フェルナンドのように、マラネロで(在籍時よりも)もっと長い時間を過ごす準備はできていますか?
KR: 前ととても似た答えになる。色んな話題が出てるけど、最初からフェラーリとはかなりうまくやってきているし、来年とてもいいクルマを生み出すことも、それを改善し続けることもできないはずだと考える理由は見当たらない。もちろん新しいルールがあるから全チームにとってよりチャレンジングになるけど、こういうことについて心配はしてない。

Q: (Luc Domenjoz – Le Matin) ロータスにはあなたに支払っていないお金がたくさんありそうです。チームが契約の一部であるそれを果たさないのだとしたら、なぜあなたは家にいないのですか?
KR: レースするのが好きだから。僕がここに来ている理由はそれだけだ。どのチームなのかは問題じゃない。僕がロータスを離れる理由はあくまでも金銭面、僕にサラリーを払ってくれないからだ。これは残念なことだけど、(ここにいる理由は)できる限りチームを助けたいし、レースが好きだからだ。

Q: (Fulvio Solms – Corriere dello Sport) 来年アロンソからあなたが学ぶこと、そして彼があなたから学ぶということは可能だと思いますか?
KR: もちろん。チームメイトからはいつだって学ぶことがある。みんなが違うことをやっているから。もしかしたら自分より優れたことをやっているかもしれない。でも、たった一人にだけぴったりと合って、他人が同じことをやろうとしてもうまくいかない、というようなこともしばしばたくさんある。チームのことも働いているみんなのことも知っているから、フェラーリに行くことについても、うまくいかないことが起こるだろうことも、心配してない。アロンソと働いたことがないけど、全然心配はしていない。彼のことはレーシングを通して知っているだけだけど、うまくいくと信じている。

Q: (Abhishek Tackle – Mid-Day) ニコ・ヒュルケンベルグに質問です。昨年はフェラーリのドライブに関係していると言われていて、今年はキミが合意するまでは契約は実際に交渉の最中でした。フェラーリに対して怒りを感じますか? 特に契約を断られたやり方について。SMSかなにかだと聞いていますが?
NH: ノー、正直に言ってるけど全くなにもないよ。(フェラーリとの)関係は以前と同じくらいポジティヴで、いい関係だ。
たぶん何らかの理解があって、[there has maybe been some understanding and]
(※本来はもしかしてmisunderstanding: “誤解があって”かなと思います)
その(作られた)話がメディアによって誇張されたんだと思う。僕もその記事を読んだけど、そんな感情(怒り)は感じていない。
Q: テキストメッセージで連絡を受けたのではないと?
NH: そうだよ。

Q: (Andrea Cremonesi – La Gazzetta dello Sport) フェラーリを選んだのは技術的な理由もあったのですか?私はターボエンジンの時代のことを考えていました。フェラーリがエンジンとシャシー両方を製作することは、レッドブルやロータスよりもコンペティティヴなクルマになるチャンスがあると思いますか?
KR: それはもちろん期待している。過去にフェラーリはとてもいいクルマ、いいエンジンを作って、チームとしてたくさんのタイトルを獲得してきた。それとは逆に、レッドブルやロータスのように、ルノーエンジンととてもうまくやってきているチームもある。どちらのやり方が新しいルールに合っていてベストのパッケージを作れるのかということを言い切るのはとても難しい。ある特定のエンジンが他のメーカーのものよりも強いだろうとか、噂話が山ほどあるけど、注視しなければならないことや取り組んでいかなければならないことはとてもたくさんあるし、それ(エンジン)をちゃんとうまく使わなければならない。どのチームが強くてトップにくるのか、僕には全くわからない。最初のテスト何回かまで、静観しなければならないと思う。本当に。

5 people like this post.

シンガポールGP プレビュー

KIMI RÄIKKÖNEN ON THE 2013 SINGAPORE GRAND PRIX
Q: 来年ドライブする場所が明らかにされました。残りのシーズンにどんな影響がありますか?
KR: これで、来年どこで僕が走るのかを聞かれなくなるってことだといいけど。でも多分もっと質問されるってことだろうな。今シーズンの僕のレースについては、変わるようなことは何もない。自分が獲得できるベストな結果を得るために、毎レースプッシュを続けていくつもりだ。

Q: シンガポールGPを楽しみにしていますか?
KR: シンガポールへ行くのはとても好きだ。素晴らしい場所だし現地の料理も好きだ。それに、いつもとは違う時間に走るのも気にならないから、それほど早起きしなくてもいい。これまでシンガポールでは3回走っていて、サーキット自体は楽しんでいるのに、表彰台はまだない。でもそれは速く走れないってことじゃなくて、2008年に出したラップレコードを僕はまだ持っている。その年は5位争いをしている最中にクラッシュして、2009年は10位、去年は6位だった。今回はもっといい結果が欲しい。

Q: 夜にレースをすることはいつもと比べてどんな違いがありますか?
KR: このレースが開催されることになってから最初の何年かは、タイミングが違うことについてかなり話題になっているのにちょっと驚いた。ライトが灯いてしまえば、昼間にレースしているのと正に同じになる。F1にいるみんながナイトレースを楽しんでいると思う。シンガポールは目まぐるしく動いている街でたくさんの人が集まってくる。このレースは本当にうまくいっていると思う。ランオフエリアに暗いスポットは一つ二つあるけど、サーキットはとてもよく照らされているから、日中にレースするのとさほど大きな違いはない。

Q: 夜に開催されること以外では、ストリートサーキットでのレースです。この点については?
KR: モナコは僕達にとってそれほどよくなかったけど、シンガポールでも苦戦するはずだって理由にはならない。どんなストリートサーキットでもそうだけど、他のクルマを抜くのはとても難しい。だから、日曜日にいい結果を得るためには、可能な限り前のグリッドからスタートすることが本当に重要なファクターになる。

Q: このサーキットはE21に合うと思いますか?
KR: みんなアップデートを持ってくるだろうから、その効果がどんな風に現れるか、静観しなければならない。自分達のパッケージから最大限の力を引き出し、ベストのバランスを実現するために作業する。何もかもをうまくやれれば、OKなはずだ。

Q: 天候についての心配はありますか?
KR: 去年はシンガポールで雨が降った。僕達のクルマがウェットコンディションで苦戦するときがあるってことは秘密でもなんでもない。もし雨になれば対処するだけだ。それに、天候は全員にとって同じ条件だし。

Q: 高ダウンフォースレイアウトのサーキットの番がやってきてよかったですか?
KR: 0ポイントが2戦続いた後に、僕達のクルマにより合うと考えているサーキットを走れるのはいい。僕達は高ダウンフォースサーキットの方がよりうまくやれるみたいだから。モンツァでのレース中、クルマは驚くくらい良かったから、スタートの時にあんなにタイムを失ってしまったのは残念だった。新しいノーズに交換してからは、レースペースは悪くなかった。

Q: シンガポールでの目標は?
KR: もちろん表彰台が再び目標になる。ノーポイントのレースが二回続いたから、シーズン残りのレースで出来るだけ多く得点しなければならない。

Q: チャンピオンシップについてはどう感じていますか?
KR: ポイントをとれなければタイトルは勝ち取れない。ノーポイントが2レースあったのは理想的とは言えない。僕達は、レースをするため、そして出来る限りポイントをとるためにここにいる。もちろん他のみんなもそうしようとトライしているから、僕達はプッシュし続けるだけだ。シーズンの残りでいいレースができればいいと思う。それから最終的な順位を見ることになる。

1 person likes this post.

Sitting on a Dock of the Bay – Kimi review Singapore GP

Sitting on a Dock of the Bay
僕がシンガポールへ来たのは3回目で、マリーナベイサーキットでポイントを獲得したのは初めてだ。6位は何もないよりはマシだけど、リーダーに対して7ポイント失ったわけだから、結果に満足できる理由は無い。
 
二週間前のモンツァと同じだった。クルマに速さがないと金曜日にわかってしまった。それで再びトリッキーな週末になった。ナイトレースによって気温が下がっていくのも役にたたなかった。
 
このストリートサーキットのレイアウトは、レースで他のドライバーを抜くのをとても難しくしている。単にスペースがない。限界まで攻めたり、遅いクルマを抜こうとするだけの。だから予選結果をよくすることだけが、表彰台争いをするポジションを手に入れられる唯一の方法だ。 
 
僕達は予選でゲームに負けた。新品のスーパーソフトの2セット目がうまく動作しなくて、Q3に進出できなかった。
 
レース自体は退屈だった。僕はほとんどの時間をメルセデスの二台の後ろで過ごした。彼らを抜く方法は無かった。ピットストップか、彼らに何かが起こるまで大人しくじっと待つだけだった。
 
最初のSCのタイミングでも僕達は損をした。2回目のSCでは少し取り戻した。あと一つ上の順位でフィニッシュすることができたかもしれないけど、僕は推測が嫌いだ。後からレースを変えることはできないんだから。
 
もっといいポジションを争うためには、もっと速さが必要だ – 特に予選の。(ドライバーズチャンピオンシップ)3位から残り6レースへ向かうのも、特にこれといった嬉しさはない。かなりタイトな集団になっているし、リーダー(アロンソ)が僕達よりも多くのポイントをとり続けるとすれば、僕達は全然楽な状況にはならない。
 
僕達に鈴鹿で何ができるかを静観しよう。新しいパーツが入る予定だけど、クルマがどんな風に感じられるかは、金曜日の最初のプラクティスで走ってみるまで待たなくてはならない。

4 people like this post.

シンガポールGP 日曜日: KEEP ON RUNNING

とりあえず読めた分だけ更新ー

KEEP ON RUNNING – SINGAPORE GP, SUNDAY 23 SEP

・双方ともスーパーソフトでスタートした。
・キミはlap13でソフトに、その後lap32で1回目のセーフティカーの際にソフトに交換した。

Kimi Raikkonen, P6, E20-05
予選の結果からすると今日のレースはそれほど悪くなかった。でも、もうちょっといい結果を得るチャンスはあったと思う。表彰台争いをする十分なスピードは無かったけど、最初のSCは僕達の助けにはならなかった。あれがなければあとひとつポジションを上げられていたかもしれない。ミハエル[シューマッハ]やニコ[ロズベルグ]より速かったのに、レース中のほとんどの時間、彼らの後ろにスタックしてしまっていたのはイラついたよ。ここでのオーバーテイクはとても難しいから、ピットストップで抜くか、誰かがミスをした時に抜くかしかないんだ。僕はまだチャンピオンシップの3位にいるけど、トップランナー達と戦うためにはこの後のレースで改善をしなければいけない。日本では前進ができて結果を得られるといいね。

SUNDAY IN SINGAPORE – KIMI’S GRAND PRIX [Q&A + PICTURES]

Q: 今日のレースはどうでしたか?
KR: 予選の結果からすると今日のレースはそれほど悪くなかった。昨日は新品タイヤをうまく使えなくてペースがなかったけど、今日のレースではかなりよくなった。今日はちょっとしたことで少しタイムを失ったけど、リタイアが何台か出たから運もあった。ちょうど釣り合いがとれたと思う。

Q: 今日はP6がクルマのベストでしたか、それとももう少しやれる可能性があったと思いますか?
KR: もうちょっといい結果を得るチャンスはあったと思う。表彰台争いをする十分なスピードは無かったけど、最初のSCは僕達の助けにはならなかった。あれがなければあとひとつポジションを上げられていたかもしれない。ミハエル[シューマッハ]やニコ[ロズベルグ]より明らかに速かったのに、レース中のほとんどの時間、彼らの後ろにスタックしてしまっていたのはイラついたよ。誰かの後ろに近付いても、クルマのベストを出し切れないんだ。ここでのオーバーテイクはとても難しいから、ピットストップで抜くか、誰かがミスをした時に抜くかしかないんだ。

Q: 次は鈴鹿です。次戦に向けての意気込みを聞かせてください。
KR: まだチャンピオンシップの3位にいるけど、トップランナー達と戦うためにはこの後のレースで改善をしなければいけない。日本では前進ができて結果を得られるといいね。

3 people like this post.

シンガポールGP 土曜日: SATURDAY NIGHT’S ALRIGHT FOR FIGHTING

Kimi Raikkonen, E20-05
Position: Q1 – P3 / Q2 – P12
Best Time: Q1 – 1:48.169 / Q2 – 1:48.261
Laps Completed: Q1 – 7 / Q2 – 7

Kimi Raikkonen, E20-05.
Q: P12, 1:48.261. FP3: P5, 1:48.865
クルマは昨日よりも今日の方が全体的にかなりよくなっていた。ユーズドを履くと速かったけど、2ndセッションでは何らかの理由で新品でのグリップに苦戦し、実際僕達はちょっと遅かった。もちろんP12は僕達が望んでいたポジションじゃない。リーダー達に挑戦できる速さが僕達にはなかったみたいだ。でもクルマは明らかに速くなっていた。レースで僕達に何ができるか、みてみよう。

Saturday in Singapore – On Track with Kimi [Q&A + Pictures]
Q: ここまではフラストレーションのたまる週末になってしまっているようですね…
KR: 正直なところ最高とはいえないけど、それでも予選で起きたことにはちょっと驚いている。もちろんP12は僕達が目標としていたポジションじゃない。ここではリーダー達に挑戦できる速さがなかったのかもしれない。でもクルマはそれよりも明らかに速かった。

Q: 予選セッションの序盤のペースはよかったようですが、終盤に何が起こったのでしょうか?
KR: ユーズドを履くと速かったけど、2ndセッションでは何らかの理由で新品でのグリップに苦戦した。フレッシュなタイヤを履いているのに、実際ちょっと遅かったわけだからちょっと変だ。今夜データをチェックして、何が悪かったのかを探さなければならない。

Q: 明日のレースに向けてポジティヴなことは何ですか?
KR: 昨日よりも今日の方が、クルマが全体的にかなりよくなっていたこと。前よりもかなりハードにプッシュできる。パーフェクトじゃないけど、望んでいた方向にかなり近付いた。スタートのタイヤを選べるのもある。一周目でいくつかポジションを上げてストラテジーをうまくやって、レースでどのくらい上に行けるか見てみよう。

Be the first to like.

シンガポールGP 金曜日: A HARD DAY’S NIGHT

フリー両方みてないんですけど、とりあえずべつんのメットがキラッキラってことと、キミたんが金曜日からもう省エネモードに入りそうってことだけは把握しましたw

Alan Permane, Trackside Operations Director – Technical programme notes
・1stセッションはウェットでのスタートだったので、終盤にキミ車でのみアップデートリアウイングでの走行を行った。FP1では双方、ウェット、インター、ソフトタイヤを使用した。
・乾いてきた2ndセッションではソフトとスーパーソフトを使用した。

What we learned today :
1stセッションでは新しいリアウイングの十分なデータを増やすことができなかった。
1ラップのペースについては、二種類のタイヤ間でとても大きな差異がある。

Kimi Räikkönen, E20-05
Free practice 1 : P12, 1:52.716, 16 laps
Free practice 2 : P12, 1:50.345, 24 laps

Kimi : イージーな一日というわけではなかった。何らかの理由で十分なグリップがなくて、ダウンフォースも不足しているみたいだ。それはどちらのタイヤでも同じだ。タイヤが新しいうちはちょっとマシだけど、欲しかったペースには達していない。明日改善をすることはできると思うけど、フロントへ行くためには2秒の差を埋めなければならない。それほどのタイムを縮められるとは僕は思わないけど、いつも通り金曜日よりも何らかの前進はできるはずだと思う。

FRIDAY IN SINGAPORE – CATCH UP WITH KIMI

Q: 今日は期待していた通りにうまくはいきませんでしたね…
最高にイージーな日じゃなかった。どちらのセッションでもグリップがなくて苦しんだ。このせいで全然うまくいかなかったんだ。トラックの特定の部分で他のドライバーよりも悪いというところは特にないんだけど、どちらのタイヤでも同じ状況だ。ただ単にダウンフォースが足りないようにみえる。それがグリップ不足の原因になっているんだ。

Q: 路面にラバーがのっていけば、状況は改善されていくと思いますか?
うん、でもそれはみんな一緒だから。どんなクルマでも、ラバーがのってくればグリップレベルは上がる。もちろんそれが与える影響はそれぞれのクルマによって違うだろうけど、大きな違いを生み出すほどではない。

Q: 1ラップよりはロングランの方が希望が持てそうですね…
フレッシュなタイヤではクルマはokに感じる。レースシミュレーションでのペースはとてもいいようだけど、スティントが進むにつれて少しペースが落ちていくみたいだ。これはいつもとは違う。フロントとの2秒は縮めるには大きなギャップだけど、クルマからもっと速さを見つけ出さないといけない…

Q: 予選に向けての希望は?

どちらのセッションでも僕達は中盤の結果だったから、これを改善するために一生懸命頑張るつもりだ。僕達はいつもなら土曜日にかなりの前進をしているから、今夜データを見て何らかの策を見つけ、残りの週末に向けてクルマを満足に仕上げていけるといいね。

3 people like this post.

Thursday Press Conference: Singapore

キミたんとべっつんがこんな感じでとてもたのしそうだったので内容はさぞかし面白いんだろうなと思ったら、二人のひみつだったようで…。まあSIMIは置いとくとして問題はひゅる君!呼ばれたらいっつもこんな感じで、最初に「がんばるよ!」って言って終わりですね!もうちょっと面白いことを言って目立たないと…!!!!!

Singapore GP: Thursday’s press conference

PRESS CONFERENCE

Q: モンツァでは素晴らしいポテンシャルがあったのに残念でした。そしてここはモンツァとは全く異なるサーキットです。このトラックについてどう思いますか?
Nico HULKENBERG: 正直なところ、とてもポジティヴに感じてる。こういうサーキットは僕達に合うはずだと思ってる。とてもたくさんの低速コーナーがあって。真に高速コーナーと呼べるものはここにはない。スパやモンツァよりも僕達はその恩恵を受けられる、だから僕達は大丈夫なはずだと僕は思っているよ。いつもと同じようにトップ10あたり、できればトップ10以内に入りたい。

Q: しかし、タフなレースでもあります。
NH: そうだね。それはみんなにとってもそうだ。レース時間はいつも2時間近くになるし、とても暑くて湿度が高い。このサーキットは肉体的に多くのことを要求される。きついバンプや縁石があって、そこでミスをしてしまうとウォールに突き飛ばされてしまう。肉体的なレースで、タフだ。でも僕達はうまくやれると思うよ。

Q: 将来について話しましょう。フォースインディアとの契約は結ばれてはいないのですか?
NH: えーと、フォースインディアに来年もいられたら、それはいいチャンスだけど、みんなも知っているようにまだ何もアナウンスされてはいないんだ。

Q: あなたは今シーズン中に勝てるとずっと話題になってきました。ここではどんなチャンスがありますか? おそらくバレンシアと比べることになるでしょうが、同じようにここでもあなたがラップレコードホルダーですね?
※バレンシアは2009年のちも@トヨタがホルダーだと思うんだけどな…
Kimi RAIKKONEN: トライするよ。かんたんにはいかないだろう。ここ何レースかよりもいいポジションに自分たちがいるのかどうか、静観しなくちゃならない。でもバレンシアとはまた違う場所だし、静観しなくちゃ。
※have to seeとhave to wait and seeはいつも通り大事なことなので二回言ったんですね

Q: 得意なタイプのサーキットですか?
KR: わからない。ロータスとはここは初めてだから。去年、彼らはとても困難な時間を過ごしたと思うけど、今は今で、完全に別のことだ。明日になったらもっとわかるだろうけど、いつも通りならこういうサーキットはかなりOKだから、今回もそうであることを祈ろう。僕が言ったようにスパとモンツァは僕達にとってはイージーじゃなかったけど、こことは全然違うレイアウトだから、予測はできない。

Q: チャンピオンシップ2位まで接近してきています。優勝しないままタイトルをとれると思いますか?
KR: わからない。僕達は挑戦し続けるし、レースごとにもっとポイントを獲得できるように頑張る。もし優勝できたら素晴らしいけど、シーズンの終わりに一番多くのポイントを獲得したドライバーが、タイトルを勝ち取るのに相応しいんだ。もしそんなことが起こったら僕達にとってはいいことだけど、レース優勝があってもなくても、僕は気にしない。

Q: F1で更なるシーズンを予定していますか?
KR: わからない。F1以外にも面白いことはたくさんある。現時点では選択肢がいくつかあって、今後の成り行きを見守ることにしている。

QUESTIONS FROM THE FLOOR

Q: (Heikki Kulta – Turun Sanomat) セバスチャン、去年11レースで優勝している君の意見を聞きたい。1勝もせずにタイトルをとるということは可能だろうか?
SV: わからないよ。たくさん優勝していれば、タイトルは少しイージーになると思うけど、不可能なことじゃないと思う。過去に誰かいたのか知らないけど…ケケ(ロズべルグ)は1勝じゃなかったかな(1982年にタイトルをとったとき)。他のドライバー達にも左右されると思う。一番大事なのは、一勝もなしにタイトルが欲しいかどうかってことじゃないかな。

Q: (Peter Windsor – F1 Racing) キミ、さっき来年F1でレースしなくともF1よりもいいことはたくさんあると言ったね。NASCARとラリー以外の楽しいこととは、例えば?
KR: いつも言っていることだけど、僕はF1を死に物狂いでやってるわけじゃない。他のことをやりたいなと感じたらやるだろう。今はF1を楽しんでいる。いいチームにいて、素晴らしい人と一緒に働いている。レーシングといってもたくさんのレースがあるし、F1を離れて普通の生活をすることだってある。静観するつもりだ。

5 people like this post.

Nowhere Man – Kimi Italian GP review

読んでみたら4段落目くらいまでは私も書ける自信がありました(日本語で)。
最近キミたんの中の人、読みやすくていいはいいんですけど、ちょっと前みたいに「スシも中華も好き」とか面白いことをたまには書いてほしい。鈴鹿で期待しています。「ぎろっぽん大好き」とか ←ガチすぎた

Kimi Italian GP review

Nowhere Man

今シーズンで最も難しい週末のひとつだった。僕達はモンツァに向かう前からそれを分かっていた。そして金曜日にFP1を走り始めたとき、それは本当だということがわかった。

とても単純なことだ、僕達にはスピードが無かった。あるいは – 正確に言うと – フロントランナー達と比べると、コーナーの立ち上がりのスピードが十分ではなかった。

モンツァサーキットのレイアウトが求める低レベルのダウンフォースは、僕達のクルマには合っていなかった。僕達はストレートで、リーダー達に対して持ちこたえることができなかった。DRSを使っている時でさえ、それは困難だった。

もちろん、壊滅的なレースになるところだった。でも結局は5位でフィニッシュしてイタリアGPを終えることになった。そして、チャンピオンシップのポイントを10点追加した。予選が終わって、レースではせいぜい6位だろうと僕達は思っていたから、1つ上の順位を獲得できた。だから全然だめだったわけじゃない。

僕達の目標はポイントリーダーのフェルナンド・アロンソに対するポイント差を縮めることだ。僕達はスパで15ポイント追いつくことができた。今回は彼に対して5ポイント失ってしまった。シーズンのこの段階でこれ以上失ってしまうのは決してよくないことだ、でもまだ彼をキャッチすることはできる。だから僕達は自分達の全力を出し切らなければならない。100%確かなことだよ!

イタリアGPを終えて、実際は1つ順位を上げたんだけど、もし2位でも、3位やその他の順位にいても、タイトに圧縮されたアロンソを追うグループの中にいる以上は、僕にとっては同じことだ。

もちろん次の何戦かで僕達にはいいポイントが必要だ。全てのチームがシンガポールに向けて投入してくる、完全に違ったエアロパッケージを見るのはとても面白くなるだろう。僕はこのサーキットでポイントを獲得したことがないけど、僕達のクルマにはかなりよく合っているはずだと思う。だから、このエキゾチックなナイトレースで僕達が何を成し遂げられるか、楽しみにしていよう。[So let’s wait and look forward to what we can achieve from that exotic night race.]

4 people like this post.

シンガポールGP Preview: On a Roll

シンガポール…とくればピケFとして鬱な気持ちになるはずなんですけど、その当時は「すげールノーどんぴしゃ」とか思っていたので、どっちかというとクラッシュして壁に寄りかかってボーゼンとコースを見つめるキミたんの方が印象に残っているます。どっちにしても鬱グランプリってことだけど!
 

IN NUMBERS: Singapore

2.5G: T22/23, 3秒で最大のGフォース
20%: 1ラップ中のブレーキング
40%: 1ラップ中の直線区間
45%: 1ラップ中のフルスロットル部分
65km/h: T13, apexスピードの最低速度
81回: 1ラップあたりのギアチェンジ回数
300km/h: T6, apexスピードの最高速度
300m: スタートラインから1コーナーまでの距離
305km/h: トップスピード
650m: T5-T7, フルスロットルの最長区間
 
 

On a Roll – Singapore GP Preview with Kimi Räikkönen [Q&A]

Q: シンガポールGPを楽しみにしていますか?
KR: シンガポールへ行くのは大好きだ。素晴らしい場所で、地元の食べ物が好きだ。普段と違う時間に走るのも気にならない。あそこではやり残したことがある、2回参加して、ポイントを獲得したことはないんだ。2008年に出したラップレコードをまだ持っているって聞いたから、シンガポールで僕が速くなかったってことじゃないけどね。その年(2008年)は5位争いをしているときにクラッシュして、2009年は10位でフィニッシュした(訳注:09年は8位まで入賞)から、今回はもっといい結果がほしい。
 
Q: 夜にレースすることはどんな違いがありますか?
KR: このグランプリが始まって最初の2年は、僕はちょっと驚いていたんだ。走るタイミングのことをみんなすごく話題にしていたから。ライトが点けば、日中にレースをするのとかなり同じ感覚なんだ。F1のみんながシンガポールのナイトレースを楽しんでいると僕は思う。賑わっている街にたくさんの人がやってきて、(このGPは)本当にうまくいっている。ランオフエリアにある1-2の暗いスポットを除けば、サーキットはかなりよく照らされているから、日中にレースをするのと大きな違いはさほどない。
 
Q: ナイトレースであることを除いても、このGPはストリートレースです。どんな影響がありますか?
KR: モナコは僕達にとってはそれほどよくなかったね。でもバレンシアはこれまでのベストウイークエンドのひとつだった。シンガポールとバレンシアを比べると、全然違うはずだというわけではない。あらゆるストリートサーキットと同じように、他のクルマを抜くのはとても難しいんだ。だから、できるだけグリッドの前方からレースをスタートすることは、いい結果を得るためにとても重要なファクターだ。
 
Q: このサーキットはE20に合うと思いますか?
KR: このレースにはみんなアップデートを持ち込んでくるから、それがどんな違いをもたらすかを静観しなければならない。自分達のパッケージから最大限の力を引き出し、ベストのバランスを実現するために頑張るだけだ。全てを正しくやることができれば、OKだろうと思う。
 
Q: あなたのターゲットは?
KR: もちろん、ポディウムが再びターゲットになるだろう。これまで6回の表彰台を獲得していて、ここ何レースかではトップチームと同じくらいたくさんのポイントを記録している。自分達のパッケージのベストを、どうにかして引き出さなくてはならない。この後のレースでもそれを続けていけるといいね。
 
Q: 天候について心配はありますか?
KR: 夕方になると雨が降るだろうって毎年みんな言うよね。着いてみてから見守るよ。天気について心配しても無駄なことだ。みんなにとって条件は同じさ。
 
Q: モンツァはチームにとってタフなレースでしたね?
KR: クルマに十分な速さがなかった。6位か7位あたりが現実的なフィニッシュポジションだと僕達は考えていたから、おそらく5位は僕達に出来たベストだった。ストレートでのスピードダウンはよくなかった。後方から来るクルマのディフェンスがとても難しくなってしまった。そういうことを考えれば、悪い結果じゃなかった。
 
Q: ドライバーズチャンピオンシップで3位に浮上しました。どこまで行けるでしょうか?
KR: フェルナンドに対してポイントを失ってしまったことはそれほどいいことじゃないけど、イタリアではなんとかして適切な結果を得た。チャンピオンシップで3位に上がれたのはよかった。このシーズンがどんな風に進んでいくのかを言うのは不可能だけど、僕達は2位に対してとても近いところにいる。これからの何レースかで何が起こるかを静観するつもりだ。

4 people like this post.

シンガポールGP…をかんたんに

ハローみなさん、いよいよ鈴鹿ウイークですね! その前にいちおうシンガポールGPのことを簡単に…

べっつん勝ちました、ついにキミを抜き去り次の標的はミカさん。
いやーでもゑとジェイビーのおかげでタイトル決定は鈴鹿に持ち越し、と大変おいしいグランプリでした。しかしネイルチップを塗りながら見ていたので結構上の空でした。なのでレース自体よりかは関連することをさらっといきたいと思います。さらっとね。

★フォローしてる人がマーシャルをやりました
@cholled ちゃんが何の係かわかんないけどセクター13でマーシャルをやってました。
twitpic@cholled
うpしていいのか?というような滅多に見られない写真がいっぱいです。

■その他全体的に
・今週のはひゅる君出番なし。ストリートコースということで…バレンシアは走ったのにー。しかしP1のときかわいかったよ、眼福だったよ!
・眉さんメットへn(確かモナコの時もゆったけど…
・TL上の方が何人か行かれてたのですが、すっげ満喫しまくってていいなーって思いました。シンガポールいつかは行ってみたーい!
・ちも頭髪注意
・小松さん「おーけーびったりー」(*´д`*)
・プロが予選後にメディカルセンター?!という噂がかけめぐりましたが、ただのドーピング検査でした。ヘイキも呼ばれてた。
・シンガポールのお土産でいただいた、シンガポールスリングのもとを飲みました! 甘っ
・眉さんスタートかっけー
・ゑwwwww
・苗字で呼び合うインド
・SCリスタートで背後はジェイビーとかびびる一方でしたけど、間に鶴さんうっちーかむいくんという頼れるみなさんがいてくれたので本当によかったです!
・ジェイビー合わせでピット入れたとき「ここは反応すべきでしょーねぇ!」とか川井ちゃん風に思ってみたら入ったのでちょっとうれしかったw
・ハイメの退場すみやか
・カメラにちゅーキタナイwww
・とりあえずシンガといえばぴけこなので置いときますね。http://twitpic.com/6paevj

 

■ついーと
先生とゑがトラックウォーク
[blackbirdpie url=”http://twitter.com/redbullf1spy/statuses/116905728509362176″]
ハミルトンはヘルメットに”MH”と”CB”の文字を入れていました
[blackbirdpie url=”http://twitter.com/PeterDWindsor/statuses/117933877040906240″]
フェラーリの中のひとわろす
[blackbirdpie url=”http://twitter.com/InsideFerrari/statuses/117949435857747968″]
ジャッキ担当の人も「あと1点!」
[blackbirdpie url=”http://twitter.com/redbullrearjack/statuses/117976207265505280″]
ハミルトンに無視されてベイビーご立腹
[blackbirdpie url=”http://twitter.com/adamcooperf1/statuses/118018029878657025″]
そのベイビー、レース中にロブからこんな発破をかけられていました
[blackbirdpie url=”http://twitter.com/GregoryHainesF1/statuses/120761476876218368″]
“Destroy Hamilton’s race as much as possible!”なんて物騒だけど、ベイビーとロブだから、このくらい激しく言ってちょうど「できるだけ攻めていこうぜ!」と同義くらいなんだと思ったんだけど、結構騒ぎになってるみたい。

ヘイキ&キャサリンたんはBAのフライトでヒドイ目に。ゴルフバッグ紛失!
[blackbirdpie url=”http://twitter.com/H_Kovalainen/status/116433400969166848″]
帰国便でもまた荷物を紛失されるヘイキ
[blackbirdpie url=”http://twitter.com/H_Kovalainen/statuses/118594313457385472″]荷物はあったみたいだけどゴルフバッグはない…しかしキャサリンたんは前向きである
[blackbirdpie url=”http://twitter.com/KataHyde/statuses/118624573590732800″]
おまけ:東京へはGeneva-(BA)-Stansted-(Air Asia??)-KL-(ANA)-Tokyoと来た二人
[blackbirdpie url=”http://twitter.com/KataHyde/status/120031635369496576″]
ANAほめられてるwww

インドでブリトニー・スピアーズがライブをするそうで
[blackbirdpie url=”http://twitter.com/adamcooperf1/statuses/118241608880762880″]
シンガポールじゃないけど、アントが公衆トイレで蜘蛛にびびったことをブルツあにきにバラされていたので載せておきます。
[blackbirdpie url=”http://twitter.com/alex_wurz/statuses/118087384242987009”]
black widow spiderってクロゴケグモ…毒グモなんだって! 笑い事じゃなかったw

 

■今回のレギュF的みどころ
今回はプラクティスが30分ディレイしたのでその件と、マーシャルをやった知人がいるのでマーシャルポストについてちょっと紹介するます。まずプラクティスのこと。

31.5
1回目と2回目のフリープラクティスセッション間のインターバル、そして3回目のフリープラクティスセッションとqualifying practice session間のインターバルは、2時間を下回らない。

プラクティス、1回目が19:00-20:30、2回目が22:30-24:00でしたよね。(日本時間)
スケジュールが既に2時間ぴったりなので、少しでもプラクティスを延長すると31.5に則ってないことになっちまうわけだよ。31.9にも「予選中の赤旗中断はセッション時間を延長する」とは書いてるけど、フリー走行は書いてないんだなこれが。

続いてマーシャルポストにはどんな道具が置いてあるのか! これはappendix Hの2.3.3に載っていて、

a) レースコントロールとの双方向通信システム
b) フラッグセットとSCボード
フラッグセット- 黄:2、黄色に赤のストライプ:1、青:1、白:1、緑:1、赤:1(プラス、黒/オレンジボール旗)
SCボード – 高さ40cmの”SC”という文字が白地に黒で書かれた60cm*80cm以上のホワイトボード
c) 15Lのコンテナ1つと、4Lのコンテナを2つ。中身は炭酸カルシウムもしくは同程度の重さがある油吸収物質。
d) 硬いほうきとシャベルを2本ずつ
e) 3つ以上のポータブル消火器。空気中での車両火災に適しているもので、6kg以上の消化剤が入っており、1本あたり総重量10kgを超えないもの。加えて、2.6.2.3に定められた補助器材。
→2.6.2.3の補助器材とは…?
e)-a ひっくり返ったクルマを起こすための道具。(ロープ・フック・長いバール)
e)-b 消火のための、耐火性毛布(6フィート四方)
e)-c アルミニウムで覆われた耐火性手袋
e)-d 板金を曲げるためのプライヤーまたは油圧ツール。または、ダメージを受けた車体から出られなくなった人を出すための専門的な道具。

ほうきは義務で絶対あるんじゃん
でも鈴鹿の竹箒みたいのではないんだろうな…w
ピットウォークの時にマーシャルポストを覗ける機会があれば見てこようと思いまーす。

 

■いんたぶ
長ったらしいプレカンの前に、「カイリーを愛してる、本当に心から」
“I adore (my car) Kinky Kylie, I honestly do.”
なんていうのろけを先にごらんください。
Sebastian Vettel Q&A: Singapore win means a lot
Q: タイトルをとるまであと1ポイントです。バーニー・エクレストンは、今レースに出るのをやめてもチャンピオンシップで勝てるだろうと最近言っていましたが、この1点をどのように対処しますか?
SV: 確かに、僕達はタイトル獲得にとても近いところにいる。でも、冷静になって、それについてはミッションが完了したら話そうよ。統計学的には確かにそれほど遠くないけど、それについて話しすぎたせいでバッドラックを呼んだりしたくないからね。日が暮れる前に一日のことを話すなって言うでしょ!(笑) [Don’t praise the day before the evening!]

※訳注: “猿も木から落ちる”としているidiomもありましたがちょっと違うかな?

Q: 今日のレース、本当の争いなしにドライブするのはどうでしたか?
SV: 全然なかったわけじゃないけど、確かに、築くことができたギャップには驚いたよ。クルマはただ素晴らしかった。もし僕達がレースの間じゅう本当に全開でいってたら、もっと大きなギャップになってただろうね。だけど、たとえ1分リードしていても、一瞬で最後には全く関係なくなった。重要なことは、リードして、それをフィニッシュまでもっていくことだ。僕達はそれを達成したんだ。直近の3レースのようにね。僕はKinky Kylieを深く愛してる、本当に心から。そしてチームは、想像できる限り最も素晴らしい人の集まりだ。これは後ろのポケットにしまっておくとして、僕が言ったように、タイトルは時間の問題だよ。(笑)

 

■プレカン
※いつも通りべっつんは話が長いのでテキトーに略しました。
詳細はTumblr
Post-race press conference – Singapore
Q: セブ、ポディウムで涙が見えたようでしたが、ここでは初優勝だからですか? それとも2時間をようやく終えてのほっとした溜め息? あるいは今シーズンの1勝目と同じように特別な勝利だと感じたのでしょうか?
SV: 目にゴミが入ったんだよね。ちょっとそんな感じだったけど。去年のフェルナンドとのタフなファイト以来、このトラックが本当に好きなんだ。去年は彼を最初から最後まで追い掛け回してた。だから、今年は(ポディウムに)戻ってこられて、(優勝を)成し遂げて、素晴らしかったよ。自分達のことを誇りに思えると僕は思う。スタートからフィニッシュまで、ファンタスティックなレースだった。

Q: 全ラップでトップだったのは今シーズン初めてだ。全てのラップをリードした時、ある種の達成感を感じるのだろうか? また、キミの優勝回数を抜くのに時間がかからなかったね(※訳注:キミは通算18勝、べっつんは今回で19勝目)。ミカも素早く抜き去るつもりかい? 彼が次のターゲットだ(訳注:ミカさんは20勝)。(Heikki Kulta – Turun Sanomat)
SV: キミとミカって何勝してるのか知らないんだけど?

MW: うまくいけば2,3レースだろう。今年の終わりに彼(訳注:セブ)は引退するわけじゃない。ミカは困っているだろうな。

SV: 他のレースで僕達がどうだったか分からないんだけど…それに、自分と他のみんなとのピットのタイミングによるものなんだけど、でもそれ(スタートからフィニッシュまでラップリーダーだったということ)を聞けて嬉しいね。レースの終盤になると、僕はいつもファステストラップを出しに行きたくなっちゃうんだ。「それについては考えるな」って言われて。でも、重要なことはレースに勝つこと。どこからスタートするか、どこの位置にいたか、どういう風に、っていうのは問題じゃないんだ。キミやミカのようなドライバーは誰でも知っているし、特にフィンランドではそうだろうから、それ(記録)は僕の目的じゃないんだけど、フィンランドの人にとってはちょっとは驚くニュースかもしれないね。全てがうまく働き、僕達はゲームのトップにいる。そこに秘密なんてないと僕は思う。みんながお互いを頼りあって、一緒に同じ方向、ひとつの方向へ向かっているんだ。

Q: アジアは今F1に夢中です。シンガポールの勝者として、あなた自身の考えるグランプリの魅力と興奮をアジアの人に話してもらえませんか?(Seong Sook Choi – Korean, KBS)
SV: 信じられないくらいすごい。ここに来るのをみんな大好きになってくれると思うよ。ここ何年かでアジアでのレースがどんどん増えているけど、エキサイトしているのはこっち(アジア)が大きいと思う。人々は本当にF1に夢中になってくれている。レースになってしまうと、僕達はどれだけの人が来てくれているかをちゃんと見ることはできないし、エンジンの音はとても大きいから周りのことはよく聞こえない。でもレースの前にドライバーズパレードなんかで、みんなが僕達を応援してくれているのをみるのは素晴らしいよ。チェッカーフラッグの後のラップでは、人々が立ち上がって僕達に喝采を送ってくれているのが見える – ある意味では、僕達がF1の一部であること、そしてそれを見ることは本当に特別なんだと僕は思うし、そういう特別な気持ちになる。みんなが望んでくれるなら、それは僕達の仕事をとても楽しくさせてくれるんだ。

Q: ロータスがピットから同時に出てきた時はどのくらい接近していた?
SV: 近かった。注意しなきゃならなかったもの。あれはヘイキだったと思うけど、僕達はピットに一緒に入ったんだ。僕は自分のピットストップをしたから、彼(ヘイキ)が僕の前になるか後ろになるかは、ロータスのクルーがどれくらい速くやるかにかかっていた。僕は状況に気付いてた。最初は、難しいアングルだったからヘイキは僕を見てなかったと思う。だから僕が避けなきゃならなかったけど、あれはヘイキのせいじゃないと思ってる。チームが気付いていなければならなかった。彼はあれでペナルティを受けた? さっき言ったように、僕がピットレーンを進んで近付いているところだった。僕は気付いてたけど、僕が避けなかったら僕のフロントウイングにはちょっとタイトすぎだったかもね。

さらっと…って言ったのに長くなっちった★
チャートはこちらです。


いじょー!

2 people like this post.

【たまには】シンガポールGP【感想を】

スパとモンツァをすっ飛ばしているだと? ♪~(・ε・;)

金曜日早く帰宅したのでP1, P2を見ましたが、P3と予選は見てないよ、という感じで今回は観戦致しました。ということで順を追ってたらったらと書いていきたいと思います

金曜日の時点でひゅる君がグリッドダウン決定(ギアボックス)。あとはベイビーが残念なことになったりしていたようですが、別にカレもうセカンドだから全然問題ないよね! あとはスタート前に水漏れ?だかでハイメがピットにいましたけど、結局グリッドからスタートした、んだったよねー。

スタートがいつもイクナイRBにしてはべっつんはひじょーにいいスタートでしたね、眉さんがすげーうまくブロックしたから行き場なくなっちゃうかなーと思ったけど、うまく右に振ってコーナー侵入できたし。
2周目にベイビーはタイヤを交換して走りきる作戦。ちも11番手走行(!)、ひゅる君ぺとろんに仕掛けて接触、序盤はそのくらいかなー。

眉さんとべっつんはまさかの同時boxだったのでありました、敵が動いたらこっちも動くっていうのは、SC含みになりそうなレースにおいてセオリーだとは思うんですが、レッドブルはあと1周待てなかったのかなぁー。たらればですけど…。でもまあ今回は、べっつんにとっては何としても完走して台に乗らなきゃいけないレースだったろうし、ポールが獲れなかった時点で2位死守が命題だったのだろう。ピットリリースの時、アンチストール動いててちょう危なかった!

かむいくん-あごさんインシデント、その後フツーに復帰したかのように見えたかむいくんが壁に刺さる→ブルーノがよけきれず刺さる。
ハミルトンドリンクボタン故障の無線。実は眉さんが去年のバーレーンと一昨年のシンガポール(優勝した時)で、ドリンク故障しているんですけど完走してんですよね。なんでまた暑いとこばっかり…。シンガポールは故障したのが2周目だし、バーレーンは脱水症状になって確か5kg以上痩せたんだったとおもう。なのでハミルトンも大丈夫だ、いける、3位を取り返せ!!と不本意ながら応援してしまったんですが、ラップダウンのちものところでゑを抜かそうとして接触、リタイア。あうあうー。

眉さんとべっつんの終盤の攻防については思う存分萌えようと思ってラップチャートを描いてみました!!!

(クリックで拡大)
こういう消耗戦のりきれると、すごい経験になるよねー。しかも相手は眉さんだし! 昨日はどちらかというと、べっつんおまい当たるんじゃねーぞとドキドキしながら見守っておりました…。5年前のイモラの眉さんvs顎さんもいい勝負だったけど、昨日のこれも相当いいバトルだったと思う! べっつんは精一杯プレッシャーをかけたけど、動じない眉さんだったというわけですね。二人ともすばらしー。

最終ラップ、ヘイキのマシン後部炎上→ホームストレートに停めて、ピットレーンから消火器を借りて消火活動(渡してくれたのはウィリアムズの人)。これについてはtwitter大好きチームロータスが書いてます

Heikki was hit by buemi and as he spun the fuel take prv cracked open and caused an airbox fire @MikeGascoyne

Heikki saying he didn’t want to stop in the pitlane as too many people around, was looking for a marshalls post @MikeGascoyne

Didn’t wanna bring car to pit lane, at the end of race sometimes many people there and didn’t want it to explode there… #fb @H_Kovalainen

確かに最終周回とかになると、プレス関係者だったりクルーだったり、人多そうだもんねー。ちなみにキミもセルフ消火を2006年モナコでやってます。例の直帰事件のときね。 Heikki “Fireman” Kovalainen だったら Kimi “Iceman” Raikkonen とセット売りできていいじゃない、やるなーネンネンクラブ。

■そのほか
・ハウグたん痩せてた
・バッテル
・マーク・スレイドさんが川井ちゃんに「マクラーレンから来たコワイ人」呼ばわりされる。そして一斉にキミ担からの「ええー」の声があふれかえる私のタイムライン
・顎さん<<<<<ニコたんな件
なんか、「今年のマシンはバトン仕様だから」とか言ってる人を見かけましたが、ベースを他人が開発したクルマに乗ってんのはニコたんも同じだっつーの
・でもちょっと顎さんに対するニックファンの人のキレ方がこわいw
・ロータスの打ち上げ中継おもしろかった。

http://twitpic.com/2sbuh5
The fireman and @katahyde join us! from @mm_lotusracing

・ゑは今年接触4回(ハミ2、べっつん、ヘイキ)やってんのにリタイアはたったの1回…悪運つよすぎデス
・スーさんに加算ペナルティが来て、インドが抗議したひゅる君。前回はなぜかペナ逃れできたけど、さすがに今回はムリだった…w

そんなあんばいでーす。それでは鈴鹿でお会いしましょー

Be the first to like.

Going up

Maranello, 29th September 2009

The only positive thing from the Singapore weekend was that we both finished the race without any reliability problems. As far as the performance was concerned we were a bit in trouble as of the start of the weekend. As I’ve said many times before it’s impossible to predict anything before the start of the race weekend. We already understood on Friday in Singapor that it would be tough for us.
The car was very nervous and we didn’t have any grip at all.
In the end the situation gets more and more difficult. We stopped the car’s development quite some time ago, while there are other teams, who, for one reason or the other, improve their cars. Considering that the last two races were held on special circuits it was predictable that on a track with such a high downforce like the one in Singapore the improvements the others brought had a bigger impact. After the qualifying we knew that also the smallest goal, reaching the points, was something hard to achieve. We went for the hard compound for the first two thirds of the race, but the car didn’t have any grip. The situation was slightly better with the soft compound, but then it was too late and I don’t think that we could have gained more than one point.
Now we’re going back to Suzuka, where I drove a Ferrari for the first time. In Fuji I went onto the podium twice, but this one here is a different track: it’s very fast and demanding. I had one of my nicest wins there in 2005: I started from the back and took over the lead in the end. It’s a very demanding track for us drivers. The realistic goal is to reach a place in the points. We’ll give our best, but it will be difficult; as difficult as to defend our third position in the Constructors’ standings with McLaren catching up.

シンガポールで唯一ポジティヴだったことは、いかなる信頼性のトラブルもなしでレースをフィニッシュしたということだけだ。パフォーマンスに関して言えば、週末の始めから苦労していた。以前に何度も言ったように、レースウイークエンドが始まるまで、何かを予測するのは不可能なんだ。シンガポールの金曜日で既に、タフなレースになると僕達は分かっていた。
クルマはとてもナーヴァスで、全くグリップがなかった。
状況は結局、ますます難しいものになっていく。他のチームが改善を進める中、少し前に僕達はクルマの開発を止めてしまった。前の2レース(スパ、モンツァ)が特別なサーキットで行われたことを考えれば、シンガポールのようなハイダウンフォースサーキットでは、他のチームが行った改善がより大きい影響をもたらすだろうということは予想できていた。予選の後、一番近い目標はポイントフィニッシュで、それも成し遂げるのは難しいだろうと知っていた。硬いコンパウンドでレースの前半2スティントを走ったけれど、クルマにはいかなるグリップもなかった。ソフトコンパウンドでは状況は僅かによかったけれど、それは遅すぎた。1点以上、余分に得ることができたとは思わない。
今、僕達は鈴鹿に戻ってきた。フェラーリでドライブするのは初めてだ。富士では2回ポディウムフィニッシュをしているけれど、富士はこことは違う。鈴鹿はとても高速で、要求されることがとても多い。2005年のここのレースは、僕の素晴らしい勝利のうちのひとつだ。後方からスタートして、最後にトップに立った。僕達ドライバーにとって、とても多くのことが要求されるトラックなんだ。現実的な目標は、ポイントフィニッシュだ。ベストを尽くすけれど、コンストラクターズで追い上げてきているマクラーレンから3位を守るのと同じくらい難しいだろう。
私はコンストとか全く気にしてないけど、ハンガリーから1人でマクラーレンと戦っているきみたんorz
マクの噂がすごい出てますけど、もう移籍話に振り回されるのは2006年で飽きたので(あの時ルノーって話も出てたんだよ!)、決まってから色々書こうと思います。
ただ、枕で決定ならの話ですが、キミが好きだと言ってた跳馬からこんな形で追い出されることになるとは思ってもみませんでした。元々跳馬は好きじゃなかったけど、彼本人が望んでそして楽しんでいることだから精一杯応援しようと思って頑張ってきたのに、こういう形で裏切られることになるなんてとても悲しいです。怒るとか苛つくとかそういう以前に、彼はどのくらい悲しい思いをしたんだろうとか、どんな思いであのF60に乗っているのかとか、非力すぎたシンガポールでのレースを思うとこっちまで涙が出てくる気がします。
だから、来年のチームがどこになるとしても、彼が楽しく走れるところに決まって欲しいです。昨日、デラさんやブルツ、プロに囲まれて笑っていたキミの顔を思うと、本当にそう思います。フェラーリでなくても、どこでもいいから彼が幸せに走れるようになってほしいな。
ファンクラブのカードと昔のフラッグは発掘できたからモトサヤでもおkですよ。ハミルトンよりもチームのみんなに愛されてる自信あるもん★

2 people like this post.

シンガポールGP 決勝

とりあえずギャップチャートのみ
あとで書きます たぶん
メモ:SCラン中のドライブスルーペナルティについて
FIA スポーティングレギュレーションの16.4(b)
SCが入るときに、ピットレーン入り口に既にいた場合以外は、SC中にドライブスルーをしてはいけません。
(つづき:ねーさんの名訳)
セーフティーカーの後方で達成した周回も、最大3周回のカウントに追加される。

Be the first to like.