「Hockenheim」タグアーカイブ

ドイツGP 日曜日: KEEP THE DREAM ALIVE

・ドライバーは双方、新品ソフトでスタートした
・ロマンは1周目にフロントウイング交換と新品ミディアムへの交換を行った。その後、lap24でミディアム、lap42でソフトへ交換した。
・キミはlap11でソフト、lap38で新品ミディアムへの交換を行った。
 
Kimi Raikkonen, P4, E20-05
スタートしたポジションを考えると、今日は自分達ができるベストのパフォーマンスだったと思う。僕のスタートはオーケーだったけど、僕の前のルイスにはトラブルがあるに違いないと思った。僕は彼のクルマの後部に当たるのを避けるためにスローダウンしないといけなかった。これで、DRSゾーンでポールに抜かせてしまった。そこからは乗り越えなくてはならない大きな山だった。他のドライバーを抜き返してポジションを戻すのが難しかった。たぶん、ウェットだった昨日、あともう少しペースを見つけられていたら、もう少し前からスタートできていたかもしれない。そうできていれば、トラフィックを避けて、リーダーに対してプッシュできていたかもしれない。でも、しょうがないことだ。もちろん僕達はもう少しいい結果を願っていたけど、クルマはレース中ずっとよく動いていたし、チームにとっていいポイントを持ち帰ることができた。次のレースにそのまま持っていけるポジティヴな結果だったと思うよ。
 
SUNDAY IN HOCKENHEIM – KIMI’S GRAND PRIX [Q&A + PICTURES]
Q: 難しい予選セッションからの表彰台獲得です。今日のパフォーマンスにはきっと満足してますよね?
KR: またトップ3を獲得できて嬉しいけど、トラック上で受け取りたかった。スタートしたポジションを考えると、今日は自分達ができるベストのパフォーマンスだったと思う。たぶん、ウェットだった昨日、あともう少しペースを見つけられていたら、もう少し前からスタートできていたかもしれない。そうできていれば、トラフィックを避けて、リーダーに対してプッシュできていたかもしれない。でも、しょうがないことだ。もちろん僕達はもう少しいい結果を願っていたけど、クルマはレース中ずっとよく動いていたし、チームにとっていいポイントを持ち帰ることができた。次のレースにそのまま持っていけるポジティヴな結果だったと思うよ。
 
Q: 1周目は非常にタイトだったように見えました。
KR: 僕のスタートはオーケーだったけど、それから僕の前でとてもシャープにブレーキを踏んだルイスはトラブルがあるに違いないと思った。僕は彼のクルマの後部に当たるのを避けるためにスローダウンしないといけなかった。これで、ストレートに入っていく時に十分なスピードがなくなってしまって、ポールがDRSゾーンで抜こうとしてきた。そこからは他のドライバーを抜き返してポジションを戻すのが難しくて、乗り越えなくてはならない大きな山みたいだった。自分のクルマにいいペースがあったとしても。一旦クリーンな場所に出ると、とても速く引き離すことができたから、かなり長い間トラフィックに捕まっていたのはちょっとイライラした。それがなければたぶん、結果はもっとよかったかもしれない…
 
Q: ドライバーズチャンピオンシップで、上位と僅差の4位に浮上しました。ここからどこまで行けるでしょうか?
KR: もしシーズン中間点で4位にいられるってことを1月に聞かされてたら、とても喜んでいただろうなと思うよ。悪くない場所だからね。でも、僕達が手にしているクルマはもっと多くのポイントを記録できていたはずだと思う。僕は勝ちたいし、チーム全体がそのためにプッシュしている。シーズン後半に、僕達に何ができるか見てみようじゃないか。
 

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ドイツGP 土曜日: KNOCK ON WOOD

Kimi Raikkonen, E20-05
Q: P10, 1:45.811 FP3: P4, 1:16.238
何らかの理由で、今日はウェットで速くなかった。それが何だったのかを突き止める必要がある。タイヤから全然グリップを得られなかった。Q3の中盤で新品に交換したときでさえも。ドライではクルマはとてもいいし、いつもレースでは強力なペースがある。明日は晴れることを祈って、それでどうなるかを見ることにしよう。
 
 
SATURDAY IN HOCKENHEIM ? ON TRACK WITH KIMI [Q&A + PICTURES]
Q: Q1では最速でしたが、Q3では期待通りに行かなかったと思います。今日のセッションについて聞かせてください。
KR: 今日はドライだとすごく速いクルマを持っていたけれど、何らかの理由でウェットではグリップを見つけられなかったように見える。過去にも同じような問題があったけど、僕達はいつもセットアップ変更のやりかたを見つけ、改善させてきた。正確な理由は僕には確信がないけど、雨が降ってきたとき、必要だったダウンフォースを得ることが、ここでは少し難しかったみたいだ。
 
Q: コンディションはとても難しかったようにみえました。クルマの中ではどう感じましたか?
KR: 本当にトリッキーだったよ。インターミディエイトでは滑りすぎたし、フルウェットを履いてもアクアプレーニングが起きた。最後には違うことを試そうと新品を履いてみたけど、すごくスリッピーで十分なグリップが得られず、後退せざるを得なかった。
 
Q: 明日のレースはドライの予報が出ています。もっと前へ行ける自信を感じていますか?
KR: ベストポジションからスタートするわけではないけど、クルマはよく動いているし、ここでドライの状況では、僕はクルマにずっと満足していた。いいスタートをして、一周目をクリーンに走って、すぐにいくつかポジションを上げたい。オーバーテイクがしやすいサーキットのひとつだから、僕達に何ができるか、見てみよう。

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ドイツGP 金曜日: SMOOTH DANCER

Alan Permane, Trackside Operations Director – Technical programme notes:
・午前中はピレリの開発用ハードタイヤと、通常のミディアムを使用した。
・午後はインターミディエイトとウェットを使用した。
・キミ車にて(傍目から)分かりやすい開発テストを行った以外にも、チームは空力アップデートのテストを行った。
 
 
What we learned today:
・空力アップグレードは想定通りに動作しているようだ。
・キミ車でトライアルされた、エアロコンセプトのプロトタイプは予測通りに動作していた。
 
Kimi Raikkonen, E20-05
Free practice 1: P15 1:18.831 14laps
Free practice 2: P10 1:29.327 22laps
 
Kimi: 今日は、悪天候のせいであまり多くを学ぶことはできなかった。あまりよくないコンディションだったシルバーストンみたいだった。みんなも気付いたように、僕達は普段とは違うことを少し試した。もっとドライでの時間があればよかったんだけど、天候に関して出来ることは何も無い。トラックはウェットでは凄まじくスリッピーに感じた。こういう状況ではグリップが大きいわけはない。全体的には、新しいことを試して、天候が許す限り走行を重ねて、よくある典型的な金曜日になった。

FRIDAY IN HOCKENHEIM – CATCH UP WITH KIMI [Q&A + PICTURES]
Q: 今日はSTOP-STARTデーでした。セッションはどのくらい役立ちましたか?
KR: 雨のせいで、やろうと思っていたよりも走れなかった。でも誰も天気をコントロールすることはできないからしょうがないし、このコンディションで出来ることをやった。ここ何レースか同じような状況になっているからもう慣れてるよ。今日は本当にふつうの金曜日だった。新しいものを試す時間があったけど、こういうコンディションでは残念ながらちょっと難しかった。
 
Q: 明日もこのままの天気だとすると、どんな影響が出ると思いますか?
KR: 誰が速くて誰が速くないとかっていうことを、プラクティスセッションだけ見て言うことはできない。ここでは天候は素早く変わるし、トラックは所々とてもスリッピーだった。でも、雨が止んだら路面はすごく速く乾いていった。シルバーストンで同じような状況だったとき、予選は出て行くタイミングと履くタイヤが全てだった。ジャッジが難しかった。明日がどういう状況になるのかしっかり見ないといけないし、そこから進めていかないとならない。
 
Q: シーズンの中間点に到達しました。ここまでの結果については満足していますか?
KR: コンストラクターズで3位、ドライバーズチャンピオンシップでは5位につけている。だから全体的にはokだけど、いくつかのレースではあともう少しうまくやれたんじゃないかと感じている。いつだって改善できる点はどこかにあるし、もちろん、後から振り返って何かを言うのはかんたんだ。でもこれもゲームの一部だ。うまくいかなかった場面から僕達は学ぶだろうし、シーズン後半戦にもっと上へ上がるためにチームはハードに働いている。僕達がどこまで辿り着けるか、見ていてよ。

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