「Friday」カテゴリーアーカイブ

ベルギーGP 金曜日

Kimi Räikkönen Only Interested in Driving at Spa
Q: 昨日は体調が悪かったようですが復調しましたか?
KR: I’m fine.

Q: 今日はどうでしたか?
KR: クルマはOK。もう少しいいタイムを出せたかもしれないけど、別にそれで壊滅的ってわけじゃない。もちろん明日に向けてもう少し改善ができると思う。午前中の天気はよくなかったし、ドライの方が僕達には向いてる。午前中はフロントのホイールに小さな問題があって、予定通り走れなかった。午後は極めてふつう通りのセッション。レッドブルを倒すには難しい週末になりそうだけど、チャンピオンシップで彼らをキャッチしたければ、僕達はトライしなければならない。

Q: 来年のあなたの居場所について飛び交っている憶測についてはどう思いますか?
KR: 同じことを何度も何度も書き立てたり言いふらすより、他にもっと面白いことがあると思う。 [There must be much more interesting things to write about and tell people than the same things over and over again.]

Be the first to like.

ブラジルGP 金曜日: RELAX, TAKE IT EASY

FP1はなおさんwwwでFP2はなぜかひゅる写真をうpし続けてたら終わってました。
とりあえずおぐたん解説は面白い。ちるとんたん家は超おかねもち。

ちょっとおータイトルIn The Name of Loveだったじゃん!うpした状態で考えながら書くのやめてよねええ
→また変わってた!Hot in Herreだったじゃん!

Alan Permane, Trackside Operations Director – Technical Programme Notes:

• FP1でキミ車はイグニションコイルの問題に苦しんだが、セッション中に解決された。
•両ドライバーとも、 FP1で 2013 Pirelli development タイヤを使用した。
• FP2では2012スペックのハードとミディアムを使用した。
• 二台で新しいフロントドラムを、ロマン車で最新のフロントウイングを試した。

What we learned today:

• 気温が高い状況下でのロングランペースは良さそうである。
•高ダウンフォースでも低ダウンフォースでも、クルマのパフォーマンスは強力なようである。

Kimi Raikkonen, E20-05
Free practice 1 : P16, 1:15.701, 16 laps
Free practice 2 : P12, 1:15.371, 39 laps

Kimi: 午前中にトラブルがあった。起きてほしくないことではあったけど、世界の終わりってわけじゃない。直すのに時間がかかって、走行時間を失ったのはツイてなかった。その他はいたって普通の金曜日だった。いいセットアップをみつけるのはかなり難しかったから、かなりたくさんのことを試した。僕達の金曜日がトリッキーなのはいつも通りだし、土曜日にもっといいセットアップをこれまでいつも見つけてきている。明日に向けて僕達がトライするのはまさにこれだ。

Kimi Räikkönen Aiming to End the Season on a High [Q&A + Pictures]

ブラジルでの初日はどうでしたか?
午前中にイグニションコイルのトラブルがあり、直すのに時間がかかって、走行時間を失ったのはツイてなかった。トラックに出たら、クルマはすごくスライドして、とてもトリッキーだった。だから最高のスタートじゃなかった。

午後のセッションはどうでしたか?
いたって普通の金曜日だった。イージーではなかったけど、セットアップについてかなりたくさんのことを試して、終盤にかけてよくなっていった。僕達はいつも土曜日にもっといいセットアップを見つけてきているから、明日も同じようにやれると思っている。だから大きなことじゃない。

2007年にここでタイトルを決めています。この場所は特別な意味がありますか?
チャンピオンシップというのは1年を通して戦うもので、1レースで決まるわけじゃない。でももちろん、僕にはここにいい思い出がある。ここにシーズン最終戦として戻ってくるのはいつもうれしいことだ。F1チームはみんな休暇を楽しみにしていて、雰囲気がとてもいい。いい週末にして、チームのみんなを気持ちよく休暇に送り出せたらいいね。(Hopefully we can have a good weekend to send the guys off for a well-earned rest.)

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アメリカGP 金曜日: STANDING IN THE CORNER

Alan Permane, Trackside Operations Director – Technical Programme Notes:

・FP1とFP2で、キミ車において最新のエキゾーストアップデートの再評価を行った。
・ロマンは両セッションで新しいリアドラムの評価を行った。
・キミは最新のフロントウイングをFP3で評価する予定である。
・FP1でハード、FP2でハードとミディアムを使用した。

What we learned today:


・残りの週末、自信をもって最新のエキゾーストシステムと新しいリアドラムを二台で使用するために十分なデータを収集した。

Kimi Raikkonen, E20-05
Free Practice 1: P14, 1:41.880, 23laps
Free Practice 2: P11, 1:40.166, 32laps

Kimi: 走ってみていいサーキットだと思った。各セクターがかなり異なっていて、おもしろいチャレンジだ。もちろん他の新しいトラックと同じように最初はグリップがなくて、かなりいい感覚だったというわけじゃない。でもグリップが向上するにつれて、ドライブがもっと楽しくなるだろう。今日の午前中はとてもスリッピーで午後は少しよくなったけど、また全力でプッシュできなくて、限界を見つけるのが少しトリッキーだ。路面状況も、クルマのセットアップも、向上の余地がまだまだある。予選はかなり面白くなるだろう。

Friday in Austin – Catch Up With Kimi [Q&A + Pictures]

Q: サーキットの印象を教えてください。
KR: 走ってみていいサーキットだと思った。各セクターがかなり異なっていて、おもしろいチャレンジだ。もちろん他の新しいトラックと同じように最初はグリップがなくて、かなりいい感覚だったというわけじゃない。でもグリップが向上するにつれて、ドライブがもっと楽しくなるだろう。今日の午前中はとてもスリッピーで午後は少しよくなったけど、また全力でプッシュできなくて、限界を見つけるのが少しトリッキーだ。路面状況も、クルマのセットアップも、向上の余地がまだまだある。予選はかなり面白くなるだろう。これはみんなにとって同じ条件だし、金曜日のタイムが素晴らしく良かったことはいままで僕達にはない。明日僕達が前進できるか、見てみよう。

Q: T3からT7が特にチャレンジングなようですね。
KR: ふつうのサーキットと同じようなグリップレベルならそれほど変わったところじゃない。シルバーストンのマゴッツ・ベケッツとかなり似ているけど、ここは超スリッピーでかなりスライドするんだ。普通ならもう少し多くグリップを感じられるものなんだけど、ここではそれをすぐに感じるのは難しい。もちろんチャレンジングなコーナーだけど、グリップ不足によってここは普通よりももっとチャレンジングになっている。

Q: オーバーテイクのチャンスはDRSゾーンだけだと思いますか?
KR: そう思う。1コーナーでもチャンスがあるかもしれないけど、レースで何が起こるかによるだろうね。

Q: トラックがこれほど新しいときに、クルマをセットアップするのはどのくらい難しいことですか?
KR: 自分達のクルマはそれほど悪くないとわかっている。僕達は変更を続けることができるけど、タイムの95%は同じセットアップだった。改善していってほしいのは、クルマよりもサーキットの方だ。そしてもちろん路面はよくなるだろう。走行に出て行けば学習できるから、いま僕達はただ辛抱して、待たなければならない。グリップがよくなれば、僕達のクルマは想定どおり動作し続けるだろうから、OKだろうと信じている。

Q: T1を走ってみてどんな感じでしたか? レーススタートで何が起こると思いますか?
KR: ほんとに、OKだったよ。インドも似ているし、他のほとんどのサーキットにもこんな風にトリッキーなコーナーはある。ラインを外れればスタートはとても滑りやすいだろうというのはわかっているけど、みんながスマートにやれば大丈夫だろう。

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インドGP 金曜日: LEARNING TO FLY

FP3の川井ちゃん解説によるとオプションロングラン番長になれるっぽい? いまのフリーでも安定のまろやかポジションP5だったし、予選もトップ5ありますかこれは!

Alan Permane, Trackside Operations Director – Technical programme notes
– キミの韓国での成功したデビューに続いて、コアンダエキゾーストシステムを二台とも使用した。
– よりよいharness(動力利用)のためとコアンダシステムを利用するための、エキゾーストエリア周辺の新しいボディワークを両車に採用した。
– キミは最新のフロントウイングを評価した。
– 午前中にハード、午後にハードとソフトを使用した。

What we learned today :
– 明日の健闘を確信している。
– ハードタイヤにおいてはよりよいペースが必要だが、ソフトタイヤのペースは良い。
– アップデート版のリアボディワークを使用するかどうかの結論には達していない。
– (キミ車で使用した)新しいフロントウイングは、残りの日程も二台で使用される予定である。

Kimi Räikkönen, E20-05
Free practice 1 : P10, 1:29.291, 24 laps
Free practice 2 : P5, 1:27.030, 40 laps

Kimi : このサーキットはいいね。僕にとっては韓国より覚えやすかった。韓国ほどテクニカルではないけど、いいサーキットだ。こういう新しい場所に来るのはいつも面白い。僕はもう何年もレースしてるけど、いつも同じ場所に行ってるから、新しい場所で新しいサーキットを走るのはいい。もちろん1ラップのペースについてはまだ改善できるけど、僕達が出せるベストからは遠く離れてはいないと思う。もちろん今日みたいにマクラーレンより速かったらいいんだけど。僕達のクルマはよく動いている。特にソフトタイヤではいいけど、ハードタイヤではグリップを見つけるのが(ソフトより)ちょっと難しかった。

FRIDAY IN INDIA – CATCH UP WITH KIMI [Q&A]

※URLがlang=frになっていますが、lang=enだと仏語がでるのでとりあえずこっち貼っておくます

Q: 今日はこのトラックの初走行でしたね。
KR: OKだったと思うし、何の問題も起きなかった。ソフトタイヤを履いたとき、クルマはかなりいい感触で、ペースもよかった。ハードタイヤでもいい感じだったけど、他のチームがやっているのと同じくらい十分にうまく使えていたとは思わない。

Q: BICの第一印象は?
KR: このサーキットはいいね。韓国より覚えやすかった。韓国ほどテクニカルではないけど、いいサーキットだ。こういう新しい場所に来るのはいつも面白い。僕はもう何年もレースしてるけど、いつも同じ場所に行ってるから、新しい場所で新しいサーキットを走るのはいい。もちろん1ラップのペースについてはまだ改善できるけど、僕達が出せるベストからは遠く離れてはいないと思う。もちろん今日みたいにマクラーレンより速かったらいいんだけど、プラクティスセッションでは分かることは無い。自分がすごいラップタイムだったときに、他のチームはミスをしていたかもしれないんだ。

Q: コアンダエキゾーストシステムは正しい方向に進化していると思いますか?
KR: 今回から二台ともに実装されたんだ。これはいいって思ってなかったら使わないよ! 韓国から更に開発を重ねてきている。馬力を失うしストレートで少し苦戦することになるけど、残りのレースで更に改善を続けて、よりスピードを増せたらと期待している。

Q: 今シーズンの開発競争についてどう感じていますか?
KR: もちろん前にいるチームはみんな僕達より大きいし、開発資金もたくさんあるし、パーツを作るメンバーもたくさんいる。残念だけどこのスポーツでは、お金が大きな違いを作るんだ。でも僕達だってそれほど悪くはないよ。特に、僕達が戦っている大きなチームと比べてみるとね。僕達がトップチームでないことは残念だけれど、今年はかなりいい仕事をしてきているんだから、現実的にならないといけない。

Q: E20の改善は全て為されて、開発を来年にシフトすべきだと思いますか?
ノー。このクルマを改善するためにまだトライするだろう。いまやることは全て来年にも役立つだろうから。時間を無駄にしてるわけじゃない。いま開発していることは、新車にもおそらく役立つ。だから僕達はプッシュし続けるし、一生懸命にやり続けるよ。シーズンのこの段階で0.5秒をみつけるのは簡単なことではないし、小さな前進をするのもかなりトリッキーだけど、もちろん挑戦し続けるさ。

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韓国GP 金曜日: Kick

話題のコアンダ・エキゾースト(関係ないけど”exhaust”のカタカナ表記って”イグゾースト”がいいと思いません??)がキミ車に投入されました、そしてFP2も付けて走ってたんだって! ずっと使うのかなー速くなったのかなー。ところでコアンダ効果ってなんですか…

コアンダ効果(コアンダこうか、英語:Coandă effect)は、粘性流体の噴流(ジェット)が近くの壁に引き寄せられる効果のことである。噴流が周りの流体を引きこむ性質(entrainment)が原因。ルーマニアの発明家アンリ・コアンダ(Henri Coandă : 1886-1972)がジェット・エンジン機の実験のなかで発見したので、彼の名前にちなむ。 ★噴流を発生させる境界層制御装置によって翼が強い揚力を得ることができるのはコアンダ効果の重要な応用例である。★

★翼が揚力を得ることができる、を逆に作用させて(飛行機と逆だもんね?)、ダウンフォースを生み出しちゃうよ!ってことですか??? 誰か! 解説! 日本語で!!
 
 
と思ったら答えはWikipedia先生自身の中にあった。
 
 

また、F1において、コアンダ・エキゾーストという排気を利用して低速時のトラクションを上げるシステムを、マクラーレンやフェラーリ、ザウバーに続いてメルセデスAMGが採用した。

 
ふーん
 
※追記
しかもロータスはこれColandă System って呼んでる! CoandaとColandăの違いってなに?! Colandăってなにーーーー
→コアンダ、でおkぽいですね!
 
とりあえず速くなるかもってことですよね!
 
ところでキミたん、今朝走る前に下見行ってないってまじで?

トラックウォークはwwwしてwwwww #justdrive すぎてわろたし

Alan Permane, Trackside Operations Director – Technical programme notes
・両セッションとも、Coanda exhaust systemをキミ車で使用した。
・ロマンはFP1の序盤で、シンガポール世代のリアウイングの評価を行った。残りは日本スペックのウイングを使用した。
・タイヤは午前中にソフト、午後にソフトとスーパーソフトを使用した。
 
 
What we learned today:
・Colanda exhaustは空力学的に予測された通りのパフォーマンスだった。
・重い燃料搭載時のバランスと、タイヤデグラデーションレベルは有望である。
 
 
Kimi Raikkonen, E20-05
Free practice 1: P11, 1:40.929, 14laps
Free practice 2: P10, 1:39.839, 26laps
 
Kimi: サーキットはOKだった。いくつかの部分では驚くくらいバンピーだ。僕達がレースする他の場所とは全然違っている。(It ‘s surprisingly bumpy in some parts but it’s quite different from other places we race.) エンジニア達と話し合ってデータを見てみるまで、この(coanda)exhaustについて話すことは僕には難しい。今日はドライブがしやすかったとはいえないし、いいタイムを出せたというわけじゃないから、明日に向けて車を改善できるようにトライするつもりだ。僕達が明日完璧に正しいことをやれるかどうか見てみよう。もし僕達がやれたなら、予選でトップ5に入れるかもしれない。
 
 
Alan Permane, Trackside Operations Director
新しいexhaustが展望通りのパフォーマンスを見せたことに満足している。通常とは異なるエリアに熱いガスが流れるので、信頼性について評価をしなければならない。初期の印象は確かに良く、週末の残りのセッションでも使用を考えている。両方でなければおそらく1台のみで。(以下略)

Friday in Korea – Catch Up With Kimi [Q&A + Pictures]
Q: 韓国インターナショナルサーキットでの初走行はどうでしたか?
KR: サーキットはOKだ。驚くくらいバンピーなところもあるし、他のサーキットとはレイアウトがかなり違っている。コーナーがミックスされていて、正しいセットアップを探っていくのはトリッキーだ。ほとんどのコーナーは中速から高速だから、それらのコーナーをうまく抜けていくにはいいバランスが必要だけど、1ラップを通してスピードも必要だ。見つけていくのはとても難しい。
 
Q: 新しいCoandă exhaustを使いました。乗っていてどのように感じましたか?
KR: 例え何も変えていなかったとしても、クルマの感触というのは場所によって全然違うように感じられることもあるんだ。だから、(コアンダエキゾーストをつけたことで)全然違う感じがしたとか、変わらないとか、正確に話すことはできない。1つのトラックで、1日しか使っていないし。明日以降も使い続けるかを決めるために、データをみてどんな風に動作しているかを見てみないといけない。よかった点はトラブルがなかったことだ。1stセッションではガレージで過ごす時間があったけど、走行を妨げるものは何も無かった。ふつうのチェックをしたし、新しいパーツをトライするときには少し時間がかかるものだ。
 
Q: 今日の結果は、二台ともタイムシートの中盤でしたね。
KR: 今日はリーダーから約1秒の差をつけられていて、明らかに改善の余地がある。でも金曜日に予測できることは何もない。僕達はいつも、こんな感じの初日から前進しているから、明日も同じであることを願おう。正直なところ、クルマについて十分な理解が得られるまではラップタイムのことは気にしてないんだ。明日、全てをうまくまとめられるようにトライする。それが大事なんだ。明日もし僕達が完璧にやれたら、予選でトップ5に入れるかもしれない。静観しよう。

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日本GP 金曜日: STARING AT THE SUN

P1でDDRSを使ってみたものの採用にいたらず、P2はKERSトラブルでほとんど走れませんでした。

Alan Permane, Trackside Operations Director – Technical Programme notes:
・双方のクルマでアップデートされたフロントウイングを使用した。
・午前中には、キミ車でDDRSデバイス、ロマン車でアップデートリアウイングを使用した。午後は二台とも非DDRSのリアウイングを使用した。
・シンガポールスペックのフロアを二台で評価した。
・タイヤは午前中にハード、午後にハードとソフトを使用した。
 
What we learned today:
・残りの週末で使用するために十分なレベルで機能する「デバイス」(DDRS)を得ることができなかった。
・フロントウイング、リアウイングと同じく、フロアもよい改善を行うことができた。このフロアは今週末に使用される。
  
Kimi Raikkonen, E20-05
Free Practice 1: P13, 1:35.691, 22laps
Free Practice 2: P14, 1:34.291, 12laps
 
Kimi: KERSにトラブルがあって十分な走行ができなかったけど、少なくとも(土日にではなく)今日発生して、修復できた。ベストのセットアップを見つけるために理想的な一日とはいかなかったけど、こういう類のことについて出来ることは何もない。鈴鹿はセットアップが簡単な場所ではないけど、明日の予選の前にまだプラクティスが一回ある。ここ最近のレースよりもフロントに近づけるポテンシャルがあると思う。
 
 
 

Friday in Japan – Catch Up With Kimi [Q&A + Pictures]

Q: 理想的な週末のスタートとはいきませんでしたね。
KR: KERSのトラブルがあってFP2でたくさん走れなかったけど、少なくとも(土日にではなく)今日発生して、修復できた。ベストのセットアップを見つけるために理想的な一日とはいかなかったけど、こういう類のことについて出来ることは何もない。鈴鹿はセットアップが簡単な場所ではないけど、明日の予選の前にまだプラクティスが一回ある。
 
Q: クルマには満足ですか?
KR: 悪すぎるとは感じなかった。直さなければならないところがまだあるけど、悪いところがあるわけじゃない。ちょっとアンダーステアだから、それを調整しなければいけないだけで、ひどい状態ってわけじゃないさ。午後のセッションの終盤に少し変更をしたんだけど、それによって生まれた違いからいい感触を得る十分な時間がなかった。明日、全体をうまくまとめられるといいね。
 
Q: 件の「デバイス」はFP1で少し登場しました。感想は?
KR: ちょっとだけ機能していたけど、午前中に他の問題がいくつかあって、おそらくこのデバイスを十分に生かせないだろうと判断したんだ。もちろん(そのデバイスによる)改善の可能性は確かにあるけど、トップ10フィニッシュレベルからレース優勝できるような大きな差を、1つのアップグレードが突然生み出すようなことはないんだ。色んなもののコンビネーションで成り立っている。有望に思える他のパーツが僕達にはある。
 
Q: 鈴鹿は多くのドライバーのお気に入りです。ここに戻ってきて、ドライブをどれくらい楽しんでいますか? 明日に向けての展望は?
KR: ここでのドライブを楽しんでいるよ。速さをみつけるにはチャレンジングな場所だ。いいラップを走るのもとても難しい。クルマに多くを依存するし、いいリズムに入っていくことが大事だ。でも、それも鈴鹿の楽しさの一部だ。今日は難しい一日になったけど、ここ最近のレースよりもフロントに近づけるポテンシャルがあると思う。予選で僕達に何ができるか、見てみよう。

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シンガポールGP 金曜日: A HARD DAY’S NIGHT

フリー両方みてないんですけど、とりあえずべつんのメットがキラッキラってことと、キミたんが金曜日からもう省エネモードに入りそうってことだけは把握しましたw

Alan Permane, Trackside Operations Director – Technical programme notes
・1stセッションはウェットでのスタートだったので、終盤にキミ車でのみアップデートリアウイングでの走行を行った。FP1では双方、ウェット、インター、ソフトタイヤを使用した。
・乾いてきた2ndセッションではソフトとスーパーソフトを使用した。

What we learned today :
1stセッションでは新しいリアウイングの十分なデータを増やすことができなかった。
1ラップのペースについては、二種類のタイヤ間でとても大きな差異がある。

Kimi Räikkönen, E20-05
Free practice 1 : P12, 1:52.716, 16 laps
Free practice 2 : P12, 1:50.345, 24 laps

Kimi : イージーな一日というわけではなかった。何らかの理由で十分なグリップがなくて、ダウンフォースも不足しているみたいだ。それはどちらのタイヤでも同じだ。タイヤが新しいうちはちょっとマシだけど、欲しかったペースには達していない。明日改善をすることはできると思うけど、フロントへ行くためには2秒の差を埋めなければならない。それほどのタイムを縮められるとは僕は思わないけど、いつも通り金曜日よりも何らかの前進はできるはずだと思う。

FRIDAY IN SINGAPORE – CATCH UP WITH KIMI

Q: 今日は期待していた通りにうまくはいきませんでしたね…
最高にイージーな日じゃなかった。どちらのセッションでもグリップがなくて苦しんだ。このせいで全然うまくいかなかったんだ。トラックの特定の部分で他のドライバーよりも悪いというところは特にないんだけど、どちらのタイヤでも同じ状況だ。ただ単にダウンフォースが足りないようにみえる。それがグリップ不足の原因になっているんだ。

Q: 路面にラバーがのっていけば、状況は改善されていくと思いますか?
うん、でもそれはみんな一緒だから。どんなクルマでも、ラバーがのってくればグリップレベルは上がる。もちろんそれが与える影響はそれぞれのクルマによって違うだろうけど、大きな違いを生み出すほどではない。

Q: 1ラップよりはロングランの方が希望が持てそうですね…
フレッシュなタイヤではクルマはokに感じる。レースシミュレーションでのペースはとてもいいようだけど、スティントが進むにつれて少しペースが落ちていくみたいだ。これはいつもとは違う。フロントとの2秒は縮めるには大きなギャップだけど、クルマからもっと速さを見つけ出さないといけない…

Q: 予選に向けての希望は?

どちらのセッションでも僕達は中盤の結果だったから、これを改善するために一生懸命頑張るつもりだ。僕達はいつもなら土曜日にかなりの前進をしているから、今夜データを見て何らかの策を見つけ、残りの週末に向けてクルマを満足に仕上げていけるといいね。

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イタリアGP 金曜日: OL’ BLUE EYES IS BACK

金曜日のタイトルはフランク・シナトラのOL'(oldの意) BLUE EYES IS BACKでした、青い目のジェロームとかけたのかなー。
 
Alan Permane, Trackside Operations Director – Technical programme notes:
・ドライコンディションで、今日予定していたプログラムを全て完了した。
・午前中はハードタイヤを使用した。
・午後はハードとミディアムを使用した。双方でロングランを行った。
 
What we learned today:
・軽いタンク、重いタンク、それぞれでのクルマの状態にとても満足している。
・ジェロームは見事にトラックに慣れた。
 
Kimi Raikkonen, E20-05
Free practice 1: P7, 1:26.046, 25 laps
Free practice 2: P6, 1:25.504, 42 laps
 
Kimi: オーケーな一日だった。いくつかのことを試したけど問題は無かったし、車に満足している。ロングランのペースは悪くなかった。今日の最速タイムからもそれほど遠くはない。コーナーはあまり多くは無いけど、低ダウンフォースで走るということは、ブレーキング下やシケインのコーナリング中のグリップはそれほどよくないということだ。ここで完璧な1ラップを仕上げるのは簡単なことじゃないけど、たぶん僕達は明日も前進できるだろう。見守るしかない。
 

Friday in Monza – Catch Up With Kimi [Q&A + Pictures]
Q: スパよりも生産的なプラクティスでしたね。ここまでの進展に満足していますか?
KR: 今日はOKだった。いくつかのことを試したけど問題は無かったし、車は満足なように感じた。今夜あと少し変更をして、今日の最終的なポジションだった6番手から前進できればいいんだけど。最速タイムから遠く離れてはいないから、うまくいけば、少しの小さな改善によってコンマ何秒かを見つけられる可能性がある。
 
Q: モンツァは高速サーキットです。クルマに乗っていると、どんな風に感じるのですか?
KR: 高速トラックでコーナーも多くないから、かなりの低ダウンフォースセットアップで走らなければならない。つまり、ブレーキング下やシケインのコーナリング中のグリップはそれほどよくないということだ。とてもトリッキーになるだろうけど、それはみんな同じだ。(2種類の)タイヤの違いはそれほどひどくないから、ちょっとは楽になるはずだ。
 
Q: 明日の予選では何を期待できるでしょうか?
KR: ラップタイムに大きな影響を及ぼすコーナーがあまり無いから、ここではいつもかなり接近したグリッドになる。だからラップをまとめることが大切だ。もちろん完璧なラップを走るのは簡単じゃないけど、やれなきゃ他のみんなは決めてくるだろうからね! 予選で何が起こるか静観して、そこからのスタートだ。

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ベルギーGP 金曜日: DON’T RAIN ON MY PARADE

おっと知ってる曲名が出たー!といってもgleeの方しか聴いたことないんですが。
いつも金曜日はアランさんのテクニカルノートとかが出るんですけど、今回はあまりにも書くことがなかったらしいので面白い構成になっています。68分、キミのエンジンつけるってクルマのためだよね??って思ってたけど、単に寒いからとかでもつけたりするのかな?? そんなことでつけたりして大丈夫なの??(←ぶち壊れ時代のメルセデスの後遺症)
 
 

Free Practoce 2 Summary

00mins: 雨。大量
05mins: キミがクルマに乗る。
17mins: キミがクルマを降りる。
29mins: ロマンがヘルメットをかぶろうか考える。そしてやめる。
45mins: プラクティス時間の半分が経過。まだ雨が降っている。
51mins: Will BuxtonとNatalie Pinkham(sky)がガレージに立ち寄る。
68mins: 暖かさを保つためにキミのエンジンに火を入れる。
73mins: (チームホスピタリティの)紅茶に合うビスケットについて真剣な議論が始まる。
80mins: ロマン側のガレージが少し寒くなってきたので、ロマンのエンジンもつける。
90mins: びしょ濡れのメディア関係者とビスケットの、目が離せないセッションが終了。
 
Kimi Raikkonen, E20-05
Free practice 1: P23, 2:46.580, 9laps
Free practice 2: No time set, no laps completed
 
Kimi: 今日話すことはほとんどない。走るにはウェットすぎたし、明日からの二日間はもっといいコンディションになる予報だから、利点はあまりなかった。ドライでこのサーキットを走るのを楽しみにしている。新しい開発パーツを評価できなかったのは残念だった。ここでどういう風に機能するのか見られたら面白かっただろうと思う。明日はまた別の一日が始まる。何が起こるか見てみよう。
 

FRIDAY IN SPA – CATCH UP WITH KIMI [Q&A + PICTURES]

Q: FP1では限られた周回数での走行、そしてFP2では走れませんでした。スパの初日で何か学ぶことはあったでしょうか?
KR: 今日一日で、計測ラップを走ったのはたったの一周だけだった。そしてその一周はスタートの練習のためだった。でも、天気はコントロールできないからね。前にもこんな感じだったことがあるし、大丈夫だろう。ファンにとっては残念だったと思うけど、この天気を変えるために僕達に出来ることはほんとに何も無いんだ。トラック上に大量の水があるときはアクアプレーニングが起こってしまう。だからしょうがないよね。
 
Q: どのチームも走れた時間はほんの少しでした。みんなが今日の損失分を埋めようとして、明日のFP3ではトラフィックが問題になるでしょうか? FP3の重要性は?
KR: どのサーキットでも同じ状況になる。でも実際は、スパは一周が長いから他のサーキットと比べて(トラフィックの)影響はそれほど重くはないはずだ。明日の天気がどうなるか、様子を見てみないとならない。ひとつ前のレースでは僕はクルマに満足していたから、いいセットアップを素早く見つけられることを願おう。
 
Q: みんな各チームのランク付けをしていて、記録を持っているあなたは特にレースの本命として挙げられています。賛成しますか?
KR: レース前に人が何を言ってるかっていうのは大事なことじゃない。意味があるのは結果だけだ。いま一番大切なことは、可能な限りのベストタイムを予選で記録すること。そしてその位置から僕達がどこまで行けるかだ。

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ハンガリーGP 金曜日: SUNSHINE AFTER THE RAIN

Alan Permane, Trackside Operations Director – Technical programme notes :
・午前中はミディアムを使用した。
・午後はミディアム、ソフト、インターミディエイトを使用した。
・午前中は、ホッケンハイムで初回テストをし改良を加えた新しい空力デバイスの調整を行った。
・ロマンは午後にボディワークを損傷するまで、午前中に通常のプログラムを実施した。

What we learned today: 新しい空力システムはよく動作しており、近い将来レースデビューする予定。

Kimi Räikkönen, E20-05
Free practice 1 : P8, 1:23.983, 24 laps
Free practice 2 : P2, 1:22.180, 20 laps
Kimi: 僕にとってはいつも通りの金曜日だった。ふつうのことをやって、クルマをできるだけ速くしようとトライした。2番手タイムだったのはよかったし、ここ数戦で僕のクルマのセットアップを改善してきている。これには僕はとても満足しているよ。僕達はほんの小さな改良をやっているところだけど、常にいい方向に持ってきていると思う。まだ金曜日が終わっただけだけど、明日もいい日になるように期待している。

FRIDAY IN BUDAPEST – CATCH UP WITH KIMI [Q&A + PICTURES]
Q: 今日はかなり有益なP1と、P2での強力な結果がありましたね。
KR: ほんとに、普通の金曜日だったね。僕達はレギュラースケジュールをこなした。1stセッションでは僕のクルマはハンガリー向けのセットアップじゃなくて、新しいパーツをテストしなくちゃいけなかった。でも午後には、このサーキットに合わせた変更をしたよ。クルマはいい感じがしているし、週末のポジティヴなスタートがきれたと思う。

Q: いつもと違うセットアップで一日の半分を走ったことで、不利になったと感じましたか?
KR: そうでもないよ。新しいパーツがあれば同じことだし。シーズン中のテストはもう無いから、いつかの時点で新しいパーツをテストしないといけないんだ。これをやることで、年間を通して小さな改善を続けてきている。だから、この先この改良がどういう風に働くだろうって考えることが、唯一助けになるかな。

Q: ホッケンハイムではクルマにかなり満足していたようで、それがブダペストでも続いているようですね。
KR: 僕達は、ここ数戦で僕のセットアップをかなり改善できている。変更したことが、たぶん想定したよりも大きくないのかもしれない。前回のレースではクルマに満足してたし、ここでも改善が続いている。クルマに乗っていて快適だと感じたなら、もっと速くプッシュを始めることができるんだ。できるだけハードにプッシュして、行けるだけ速く走る。いま、僕達が望んだとおりにスタートし始めたところだ。

Q: 今シーズンを振り返ると、金曜日の2番手というのはかなり有望な結果ですね。残りの週末に向けてよい兆候でしょうか?
KR: 今日は2番手タイムだったけど、他のチームが何をやっているのかはわからない。まだ金曜日が終わっただけだし。でも、今日のペースを続けていけることを祈ろう。フロントランナー達と戦うために一生懸命にプッシュし続けて、それから何が起こるかを見てみよう。

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ドイツGP 金曜日: SMOOTH DANCER

Alan Permane, Trackside Operations Director – Technical programme notes:
・午前中はピレリの開発用ハードタイヤと、通常のミディアムを使用した。
・午後はインターミディエイトとウェットを使用した。
・キミ車にて(傍目から)分かりやすい開発テストを行った以外にも、チームは空力アップデートのテストを行った。
 
 
What we learned today:
・空力アップグレードは想定通りに動作しているようだ。
・キミ車でトライアルされた、エアロコンセプトのプロトタイプは予測通りに動作していた。
 
Kimi Raikkonen, E20-05
Free practice 1: P15 1:18.831 14laps
Free practice 2: P10 1:29.327 22laps
 
Kimi: 今日は、悪天候のせいであまり多くを学ぶことはできなかった。あまりよくないコンディションだったシルバーストンみたいだった。みんなも気付いたように、僕達は普段とは違うことを少し試した。もっとドライでの時間があればよかったんだけど、天候に関して出来ることは何も無い。トラックはウェットでは凄まじくスリッピーに感じた。こういう状況ではグリップが大きいわけはない。全体的には、新しいことを試して、天候が許す限り走行を重ねて、よくある典型的な金曜日になった。

FRIDAY IN HOCKENHEIM – CATCH UP WITH KIMI [Q&A + PICTURES]
Q: 今日はSTOP-STARTデーでした。セッションはどのくらい役立ちましたか?
KR: 雨のせいで、やろうと思っていたよりも走れなかった。でも誰も天気をコントロールすることはできないからしょうがないし、このコンディションで出来ることをやった。ここ何レースか同じような状況になっているからもう慣れてるよ。今日は本当にふつうの金曜日だった。新しいものを試す時間があったけど、こういうコンディションでは残念ながらちょっと難しかった。
 
Q: 明日もこのままの天気だとすると、どんな影響が出ると思いますか?
KR: 誰が速くて誰が速くないとかっていうことを、プラクティスセッションだけ見て言うことはできない。ここでは天候は素早く変わるし、トラックは所々とてもスリッピーだった。でも、雨が止んだら路面はすごく速く乾いていった。シルバーストンで同じような状況だったとき、予選は出て行くタイミングと履くタイヤが全てだった。ジャッジが難しかった。明日がどういう状況になるのかしっかり見ないといけないし、そこから進めていかないとならない。
 
Q: シーズンの中間点に到達しました。ここまでの結果については満足していますか?
KR: コンストラクターズで3位、ドライバーズチャンピオンシップでは5位につけている。だから全体的にはokだけど、いくつかのレースではあともう少しうまくやれたんじゃないかと感じている。いつだって改善できる点はどこかにあるし、もちろん、後から振り返って何かを言うのはかんたんだ。でもこれもゲームの一部だ。うまくいかなかった場面から僕達は学ぶだろうし、シーズン後半戦にもっと上へ上がるためにチームはハードに働いている。僕達がどこまで辿り着けるか、見ていてよ。

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イギリスGP 金曜日: WHY DOES IT ALWAYS RAIN ON ME?

Alan Permane, Trackside Operations Director – Technical programme notes:
・荒天のために限られた周回数ではあったが、二台でウェットウェザーのセットアップ評価を行った。
・二台ともフルウェットを装着し、キミについてはP2の終わりでインターミディエイトでの走行も行った。
 
What we learned today:
・ウェットでのベースセットアップは、シルバーストンでも有用である。
 
Kimi Raikkonen, E20-05
Free practice 1: P16 2:00.053 6laps
Free practice 2: P8 1:58.897 8laps

Kimi: ウェットだった。トラックでもっと走るためのウェットタイヤの本数がないのが残念だったけど、週末の間ずっと雨になりそうだから、みんな各自の割当分をセーブしようとしていた。いくつかのテストをすることができたから、まったく時間の無駄だったというわけでもなかった。トラックの新しいセクションを見るのは面白かった。ほんの少しのコーナーだけだから、一周のうちで大きな違いにはならないけど。明日は少し天気がよくなるといい。またウェットになったら、プラクティスでも予選でもみんなが出て行くだろうから、ドライラインが出てくるのを見るべきだろう。もし、何台かしか走りに行かなかったらこれ(ラインが乾いていくこと)は起きないから、アクアプレーニングが起きやすくなるけど、みんなが出て行けば(路面状況は)少しはよくなるだろう。
 
 
PATIENTLY WAITING – BRITISH GRAND PRIX, FREE PRACTICE 2 REPORT
Kimi Raikkonen, E20-05
Position: P8 / Best Time: 1:58.897 / Laps Completed: 8
 
SOAKED THROUGH – BRITISH GRAND PRIX, FREE PRACTICE 1 REPORT
Kimi Raikkonen, E20-05
Position: P16 / Best Time: 2:00.253 / Laps Completed: 6
 

FRIDAY IN SILVERSTONE – CATCH UP WITH KIMI[Q&A + PICTURES]
Q: クルマの感触はどうですか?
KR: 100%満足するにはもう少しセットアップを改善しないとならないけど、天気が今日みたいになるのなら、天候が変化する可能性があるから、クルマを改善するのはそれほど簡単ではない。だから小さな問題を抱えることになるかもしれない。落ち着いて、小さなことを詰めていって、獲得できるベストリザルトに望みをかけるしかない。
 
Q: 今日のようなコンディションで走行をすることは役立ちますか?
KR: 計測ラップはほんの少ししか走っていないから、クルマにそれほど大きな変更をしてはいない。明日走ってみて様子を見なければならない。予選がある土曜日にどんな天気になるのかわからないから、ウェットの金曜日でたくさん変更をかけても、大きなポイントにはならない。

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ヨーロッパGP 金曜日: WIND OF CHANGE

Alan Permane, Trackside Operations Director – Technical programme notes:
・ロマン車で新しいフロントウイングの評価を行った。キミ車ではアップデートされたフロア、新しいリアサスペンション設定、改定されたステアリングセットアップの評価を行った。
・二台とも午前中はミディアム、午後はミディアムとソフトを使用した。

What we learned today:
・ベースセットアップはバレンシアでも強力に作用している。
・ロングラン、重い燃料でのペースは特によかった。
 
Kimi Raikkonen, E20-05
Free practice 1: P10, 1:41.620, 22laps
Free practice 2: P11, 1:39.945, 34laps
クルマはokで、問題も無かった。午前中は少し風が強かったけど、午後にはコンディションがよくなった。2回目のセッションではロングラン中にトラフィックの中につかまってしまって、クルマが持っていた力を全て出し切って走ってみることはできなかった。でも、何の問題も無かった。E20の長所はレースペースが常にいいところだけど、もちろん予選を速くすることについても僕達は力を注いでいる。明日の午前中どうなるか見てみて、必要なことをやるつもりだ。クルマに少しは変更を加えるだろうけど、かなりOKだと思う。
 
 
KIMI RÄIKKÖNEN – “THE E20’S STRONG POINT ALWAYS SEEMS TO BE ITS RACE PACE” [Q&A + PICTURES]
Q: バレンシアでの走行初日はどうでしたか?
KR: 普通どおりの金曜日だった。クルマはOKな感じがしたし、問題もなかった。午前中は風が少しあったけど午後にはよくなった。一周の中には風が悪い影響を及ぼす場所がいくつかあるけど、有利になるところもある。みんなにとって同じ状況だし。初日としては、ひどいスタートだったってわけじゃない。残りの週末も同じだといいね。
 
Q: 午後のセッションでは、レースペースの観点ではどのように感じましたか?
KR: 2ndセッションのロングラン中にかなりの間トラフィックにはまっていたから、クルマの全力を出して走れなかった。とにかく、何も問題は起こらなかったわけだし、僕達のレースペースは普通ならかなりいいから、(全力で走れなかったことは)大きな問題じゃないと思う。
 
Q: 予選に向けて改善点を見つけることに集中していますか?
KR: E20の強みはレースペースが常にいいことだけど、もちろん予選パフォーマンスの向上にも目を向けている。明日の午前中の様子をみて、もっと速くするために必要なことをするつもりだ。もちろんクルマの変更はするけど、僕達はかなりokなように感じる。僕達には、1ラップの速さがもっと必要。ただそれだけだ。

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カナダGP 金曜日: SAILOR’S TALE

Alan Permane, Trackside Operations Director – Technical programme notes:
・FP1では、FP1とFP2のプログラムを1セッションに圧縮しようと試みた。赤旗期間がそれを妨げた。
・予報されていた雨がFP2開始前に降ってきたが、走行を妨げるほどのものではなかったので、再度の赤旗期間以外はかなりの周回を完了することが出来た。
・モントリオールスペックのリアウイングの評価と、レースシミュレーションを行った。
 
What we learned today:
・ベースセットアップは堅実に動作している。モントリオールスペックのリアウイングも予測通りのパフォーマンスである。
・双方のドライバーの満足を確実とするために引き続きセットアップに取り組んでいる。
・タイムシート上のポジションは、今日の難しいプログラムのために、我々のペースを反映してはいない。
 
 
Kimi Raikkonen, E20-03
Free practice 1: P15, 1:17.014, 42laps
Free practice 2: P15, 1:16.652, 33laps
オーケーな一日だった。午後に雨を予測していたから、午前中にスーパーソフトを使ってロングランができることを確認した。そして雨が降ってくる前に、今日やる必要があったことを全て完了させた。セットアップに100%満足はしていない。どこかでポイントを見落としていると思う。大きな問題ではないけど、僕達はもっと速く走れるって僕にはわかっている。明日どうなるかみてみよう。どんなことでも起こりうるし、僕達にとっては助けになるからもっと暖かくなるといいね。
 
 
KIMI RÄIKKÖNEN – “I THINK WE SHOULD BE IN GOOD SHAPE” [Q&A + PICTURES]
Q: カナダに戻ってきた初日はどうでしたか?
KR: 昨日はなんだかちょっとへんな一日だったね。僕達は午後に雨が降ると思っていたから、必要な走行を全て午前中に済ませてしまおうとしたんだ。それでスーパーソフトをほとんど使ってしまった。2ndセッションも(セッション中雨は降らずに)同じようなコンディションになったわけだけど、これをやったせいで大きな遅れをとってはいない。やりたかったことをやったんだ。セットア
ップをいくつか試してみた。タイムシート上の僕達のポジションは、僕達がこれから今週末に得る結果を表してはいないよ。
 
Q: モントリオールをE20で走ってみてどうでしたか? スーパーソフトタイヤの持続具合が問題になると思いますか?
KR: 全体的にクルマはOKだと感じた。昨日はとても涼しかったし、望んでいたよりもグリップがたぶん少なかった。でも、残りの週末は暖かくなっていくみたいだから、僕達には合うはずだし、タイヤをうまく動作させるのにも役立つだろう。どちらのセッション中もタイヤデグラデーションに問題は無かった。1セットで20周以上走ったけど大丈夫みたいだったから、僕達は調子がよくなると思う。
 
Q: どちらのセッションでも15番手以下だったことは気になりますか?
KR: 今年はどのレースでもプラクティス中はこんな感じの位置だし、これまでの(レースの)結果はいつもよかったよ! いつも言っているように、必要なことを終えて、事前に学べることが全て終わっていれば、プラクティスの順位は問題じゃない。一日が終わって、プラクティスでポイントがとれるわけじゃないんだから。どんなテストセッションでもトップになれるけど、日曜日に争えなければ何の意味も無い。

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モナコGP 木曜日: DIRTY BOULEVARD

朝起きたら爆弾騒ぎでビックリしました…サーキットで爆発なんてバーレーンでもなかったことだよ。。。

Monaco Grand Prix: Suspect package exploded at circuit
爆弾処理の専門家が、モナコGPのパドックにて、疑わしい物体を制御下で爆発処理した。木曜の夕方に、ラスカスの近くにあるメディアセンターの入り口の外側で、小さな白いプラスチックの箱が見つかった。爆弾処理の専門家が到着する前に付近のエリアは立ち入り禁止とされた。制御されて行われた爆発では、白いプラスチック片が床に飛び散った。爆弾処理班がパドックへ呼ばれたのは2年連続である。昨年は日曜のレース前に捨てられていたバッグを調査したが、結局それは安全なものだったと宣言された。

うわあ。ケガ人なく無事で何よりですけども、メディアセンターの入り口ってこわいね。。。しかもコースのすぐ近くだし。アンバーラウンジのイベントもあるし、何とか日曜日終わるまで平和だといいんだけど…。

ロータスのアングリーバードやりました?
facebookでプレイする方はこちら: https://www.facebook.com/LotusRenaultGP/app_404282706261403
facebookじゃないURLはこちら: http://angrybirds-lotus.appspot.com/
意外と難しいよね! マウスを使うとやっぱやりやすいんですけど、昨日自宅のラップトップのスティックポインタでやっててしんだ。

キミたんのスペシャルメットはジェームス・ハント仕様でした!
→四方八方からの画像!
→歴代モナコレ
ハントさんすきだもんね。
ハント好き発言@ジャガイモインタビュー / テレグラフ

こんなとこかなー。

DIRTY BOULEVARD – MONACO GP, THURSDAY 24 MAY 2012

Alan Permane, Trackside Operations Director – Technical programme notes
FP1ではセットアップの評価を行い、ソフトコンパウンドのデータを収集した。キミはステアリングセットアップが気に入らなかったので、インストレーションラップのみを行った。
FP2ではトラックが十分に乾いた時に、いつもより燃料量を減らして、ソフトおよびスーパーソフトでの予選パフォーマンスに注力した。2台ともインターミディエイトタイヤでも走行した。

What we learned today:
モナコのセットアップは、ドライ・ウェットともによく動作している。
変更されたキミのステアリングセットアップは、FP2において彼の好みに合っていたようである。

Kimi Räikkönen, E20-03
Free practice 1: No time set, installation lap completed
Free practice 2: P19, 1:19.267, 25 laps

Kimi: 走れなかった時間があったけど、モナコに戻ってこられてうれしい。ステアリングが僕の好みじゃなかったために、チームが変更作業をしてくれた。モナコに向けて変えることがいくつかあって、それがどうなるか前もって知ることはできないから。クルマは2ndセッションでは良い感じだった。トラックが濡れてたときはもちろんすごくスリッピーだったけど。もっと走れたらよかったけど、モナコのトラックを僕はとてもよく知っているし、それほど(レイアウトなどは)変わっていない。明日どうなるかみてみよう。
※明日(金曜日)はお休みですよ!

KIMI RÄIKKÖNEN – “I’M FEELING PRETTY GOOD FOR QUALIFYING”

FP1をほとんど走れず難しい一日のスタートになりました。必要なことを達成できましたか?
ちょっといらいらしたけど、予選とレースに向けて問題を解決する、こういうことをやるためにプラクティスセッションがあるんだ。それに、クルマに大きなトラブルがあったわけじゃないから。調整して持ってきたステアリングが僕の望んだとおりじゃなかったんだよね。だから、違うセットアップに変更して、それに少し時間がかかったんだ。さっき言ったように、ちょっといらいらしたけどおおごとじゃない。

FP2に出て行ったときは、ステアリングは良くなっていましたか?
よかったよ。いつも通りに戻った。ここではステアリングをきちんと調整しておくことが大事なんだ。トラックはとても狭くて、コーナーは全部タイト。自分の要求にちゃんと応えてくれないセットアップで時間を無駄にするよりは、1セッションを犠牲にしてでも全てを自分の望みどおりにする方がいい。僕達は正しい決断をしたと思う。

ウェットコンディションでのクルマはどうでしたか?
トラックはすごく滑りやすくなっていた。でも、ストリートサーキットでの週末の始まりはいつもこんな感じだし、みんなにとって同じことだ。インターを履いてもクルマはOKだと感じた。山の気候でここは天候が素早く変化するから、ウェットで走る時間があってよかったと思う。これで週末のどこかで雨になっても、その準備ができた。

E20はここでもよさそうですが、走行時間がもっとあればもちろん良かったでしょうね。予選に向けての考えを聞かせてください。
プラクティスがあと1回あるし、クルマは速そうだから、予選に向けてはとても良さそうだと感じている。理想的にはドライでもっと走れたらよかったけど、もう終わったことだからね。1セッションを逃してしまうと、2ndセッションは難しいものになるってことがよくあるけど、僕はこれについては心配してない。土曜日にどうなるかを見てみるつもりだ。

ヘルメットデザインについてちょっと教えて下さい。
特別な理由はない。その頃のレーシングが好きなだけだ。そしていいデザインだったから。それ以上のことは特にないよ!

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