カナダGP決勝-fumbled stop

★去年の復習★
前をフタするフィジコにイラついた挙句、後ろから煽りまくるモンちゃんにびびって眉毛はウォールに激突。が、モンちゃんは先生の教育的指導により(いや、ピットロード赤信号無視なんだけど)黒旗失格。なんだかんだで7番手スタートのキミがうっかり優勝。
カナダGPにあたって、キミが気分よく勝った去年のことを思い出しつつ、私はジャックのパパ・ジルについて何も知らないなぁと思って調べていたら、あのきっこさんがサリュー!ジル!という面白くて読みやすいエントリを書いていらっしゃったので、是非皆さん読んでみて下さい。F1ひよっこの私にとっては、こういう有名だけどよく知らないようなエピソードがすんなり読めるのがとてもありがたいです。いつもまとめ読みしてるんだけど見落としてたみたい。
1 Fernando Alonso(ESP) Renault
2 Michael Schumacher(GER) Scuderia Ferrari
3 Kimi Raikkonen(FIN) Team McLaren Mercedes
4 Giancarlo Fisichella(ITA) Renault
5 Felipe Massa(BRA) Scuderia Ferrari
6 Jarno Trulli(ITA) Toyota
7 Nick Heidfeld(GER) BMW Sauber
8 David Coulthard(GBR) Red Bull Racing
9 Jenson Button(GBR) Honda Racing
10 Scott Speed(USA) Toro Rosso
11 Christian Klien(AUT) Red Bull Racing
12 Mark Webber(AUS) Williams F1
13 Tonio Luizzi(ITA) Toro Rosso
14 Tiago Monteiro(POR) MF1 Racing
15 Takuma Sato(JPN) Super Aguri(完走扱い)
— Jacques Villeneuve(CAN) BMW Sauber
— Ralf Schumacher(GER) Toyota
— Juan Pablo Montoya(COL) Team McLaren Mercedes
— Rubens Barrichello(BRA) Honda Racing
— Franck Montagny(FRA) Super Aguri
— Nico Rosberg(GER) Williams F1
— Christijan Albers(NED) MF1 Racing
◆McLaren
フィジコのスタートもかわして2番手へ。テールトゥノーズで追い回してたのは良かったんだけど、1回目は左リアのホイールナットの脱落止めのピンか何かを探してた(解説談)し、2回目はエンジンがストールするしで、ピットストップ中にめちゃくちゃタイムを失いました。SC中にモンちゃんがニコに当たって戻ってきた時もタイヤの用意がもたついてたし、作戦本部がイングランド×エクアドル戦を見てたんじゃないかと本気で疑ってしまいますたよ。クルーも絶対うかうかしてたんだと思う。あんなピット作業すんのはホンダくらいだよ!!!ほんと!!!!!恥を知れ!!!!!!!!LTの中の人にもfumbled stopと書かれる始末だし。
最後に兄さんに抜かれた事は、キミ自身のミスもあったし、第3スティントはクルマがかなり滑ってたみたいだし、しょうがないと思う。変な言い訳をせずに、自分のミスだとちゃんと認める彼が好き。
モンちゃんとニコの事故は、なんかモンが悪いっぽいんですが…ニコが引くだろうと思って強引に寄せた、って感じがしないでもない。スーパールーキーニコ・ロズベルグが、まろやかモントーヤに大人しく譲るわけないじゃん。先輩のゑをフタしてスーパーポールに生き残った図太い子ですよ!(笑)
で、21周目に表示が出た時びっくりしたわけですが、川井ちゃん曰く19700回転は回してたみたいで。新エンジンだし、ツイてるとこだし、マジで1レース1エンジン勝負に行ったかと思いました。そして新品のはずなのにストールしてみるメルセデスクオリティに、なんかもう笑いが…(プレカンではクラッチがうまくいかなかった的な事も言っていたのでメルセデスに謝らなきゃいけなくなるかもしれないけど!) でも他のサーキットならあのままエンジンストールかもしれないよね!やっぱココツイてるんだわ。…ってことにしておきましょう。
このエンジンでインディアナポリスに行くのは激しく不安です。もうエンジン交換しちゃえよ
◆ほか
地上波は1.5秒くらい先の未来が見えることに気付いて中盤ちょっと遊んでしまいました。
MF1の同士討ちは絶対ポルトガルVSオランダのせいだと思う。カードが乱れ飛び(黄16枚)退場者続出(4人)…ワールドカップって恐ろしいわ…!!
赤牛の「ジェンスはリスタートヘタだから狙え」無線ワロタ。ホンダを完全にナメきってるレッドブル(旧ジャガーだよ!)wwwwwもう3強の後の争い(1台トラブルがあるとして、6-8位枠)はBMW・トヨタ・ウィリ・赤牛で、その4グループ内での順位変動はあるけど、ホンダは完全に【とろといい勝負、下手すりゃMF1とSAF1の前にいるだけ】って位置に落ちた気がするなぁ。落ちるとこまで行ったら上がるだけって信じたいよね。
つるさんは復活の6位入賞おめでとうございました。ラルフはなんかもうgdgdだったけど、つるさんは本気でへこんでたと思うので、とにかく結果を出せて一安心。ラルフは来週、インディアナポリスを無事に完走出来ますように。
ジャックは残念。BMWずっと好調だったのにね。ニックは乙。クビカが上がってくるのが楽しみ。
スピードは海を渡って調子が上がってきたかな?珍しくうっちーを上回って(なんかうっちー調子悪そうだったもんなぁ)ヤバイことにクリエンまで上回っちゃったー! 本家先生・うっちー 分家クリエン・スピードなんてことにされそうで心配だ。

CANADIAN GRAND PRIX
KIMI RAIKKONEN
“That was not an easy race. I was really pushing Fernando for the lead in the opening part and was able to have a go at the hairpin when he went wide, but it was not to be. We had some problems with the clutch in both pitstops which hampered our chance of victory. Traffic didn’t make things easier and at the end I was in second. However then the Safety Car came back out and I was pushing to see if there was a chance of catching Fernando, but went wide at the hairpin which allowed Michael past. That was a shame but we always want to do everything we can to win. We can leave Montreal knowing that we are competitive and I look forward to Indianapolis.”
JUAN PABLO MONTOYA
“That was a bit of a mess. I was battling with Nico Rosberg in the opening laps and was next to him, but then we touched. I thought I had damaged the nose and as the Safety Car came out I went into the pits. The team did a precautionary tyre change and changed my race strategy to give me the best chance of a strong finishing position. I had a good battle with DC and then with Ralf and was making progress. The car was great, but I was sliding quite a bit as I had lost a deflector and consequently was a bit light on downforce. I was trying to make up positions, but then I touched the wall and damaged the rear and that was the end of the race for me. It was a shame as I think we would have been competitive, but the incident with Rosberg really ruined things for me. There is no point in saying who is to blame. I now look forward to Indianapolis where hopefully our competitiveness will continue to improve.”

キミ・ライコネン
簡単なレースではなかった。スタート直後、僕はフェルナンドをハードにプッシュしていて、彼がヘアピンでワイドに行った時にオーバーテイクを仕掛けたんだけど、成功しなかった。ピットストップでは2回ともクラッチに問題があって、それが僕らの勝利へのチャンスを妨げた。トラフィックは何の解決にもならなかったし、終わりまで僕は2位だった。でもセーフティカーが戻って、フェルナンドをキャッチするチャンスのためにプッシュしている時、ヘアピンでワイドに走ってしまって、ミハエルに抜かれるのを許してしまったんだ。不名誉だったけど、僕らは勝利出来るなら何でもしたいと思っている。自分達がコンペティティヴだと分かって、モントリオールを去る事が出来る。インディアナポリスを楽しみにしているよ。
ファンパブロ・モントーヤ
オープニングラップでニコ・ロズベルグとバトルしていて、彼の隣に並んだんだけど、僕らは接触してしまったんだ。僕はノーズにダメージを負ったと思って、セーフティーカーが出たのでピットに入った。チームは念のためタイヤ交換をして、出来るだけいい順位でフィニッシュするチャンスを得るために、僕のレース戦略を変更した。僕はDCやラルフといいバトルをして、ポジションを上げていった。クルマは素晴らしかったけど、ディフレクターを失って少しダウンフォースが減ってしまったので、かなり滑ったんだ。ポジションを上げようと努力したけれど、ウォールにヒットしてリアにダメージを負い、それは僕にとってレースの終わりだった。僕らがコンペティティヴだと考えたのは違っていたけど、ロズベルグとの事故が僕のレースをぶち壊したんだ。誰に責任があるかについて言うのは無駄なことだ。今は僕らの競争力が向上し続けるように希望を持って、インディアナポリスを楽しみにするよ。
2人とも”shame”(恥)という単語を使っていたのが印象的でした。キミはクラッチがおかしかったんですね。ごめん>メルセデス
しかしインディアナポリス、キミのエンジンだけが心配です。モンちゃんそろそろ一発頼むよ。じゃないと来年はインディで走ってるかもしれないよ!

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