2011 日本GP パドッククラブへ行ってきました(P3)

ほとぼりもそろそろさめたので(笑)、ピレリさんのパドッククラブのことを書きたいと思います!

当日はP3の前にパドックトンネル入り口の前に集合…してみたら見たことある人がいっぱいw なおさんがいると札幌で飲んでいるかのようですw
よく写真に映っている、ピッてやるゲートの前まで行くには意外と長い道のりがあります!
GPスクエア側のゲート→エスカレーターで地下へ→ホームストレートの下を横断→エスカレーターで地上に出て更に階段!

通路
頭上に注意
下からも応援しよう

振袖のおねーさん、スゴイ強そうなおにーさんが立っているあの「ピッ」とやるゲートの前で、プラスティックのパスに穴をあけてもらい、手首にリボンをつけてもらいました。(切らないと外れないようになっていました)
振袖のおねーさんからイヤープラグとプログラムをいただき、階段を上るとまずパドッククラブの人みんなが利用できるラウンジがあります。飲みもの、甘いものがいただけたみたいですが食べられず。アイスクリームおいしかったらしい! ネイルアートやフェイスペイントのコーナーなどもありました。
ラウンジ

その先に各チームのお部屋があって、ピレリさんのお部屋はマクラーレンの隣でした。大興奮していて入り口の写真とか撮りそびれてしまったのでありません。お部屋に入って一息ついたところで、ピレリの方がパドックを案内して下さることに!
RBRガレージ
レッドブルの前(裏)で写真を撮ってもらいました。えへえへ。
レッドブルのコックさんがお料理を作っていたキッチンの横も通ったんだけど、外に千葉県産トマトの空の箱が積んであったので、そこからあのケータリングの話をしました。拙い英語だけど、こういう難しい状況下の日本に来てくれて本当に嬉しく思っているということを伝えました。ピレリのスタッフさんはにっこり笑って肩をぎゅっとしてくれたので、ちょっとは伝わったかなって思う。

そんなことを話しつつピレリの作業エリアに連れて行ってもらったのですが、そもそもF1のタイヤってどういう風になっているんでしょうか? 恥ずかしながら構造とか分かってなくって、帰ってきてからぐぐって色々図を見たりしたんだけど、とりあえず金属の土台みたいなところ(リム)に空気が入ったゴムの部分がひっついているのはわかりますよね。
説明してくれた方によると、リムとタイヤゴムの部分は別の管理になっているのだとか。リムにゴムを取り付けてタイヤにする作業をする場所を案内していただいたのですが、各チームのロゴとドライバーの名前が書いてある箱があって、その中にリムが入っていました。リム部分を運んだりするのはチームの担当。チームはサーキットへ着いたらピレリの作業スペースへその箱を持ってくるそうです。

私はあの履けるタイヤの状態になってから運ばれていると思っていたのでびっくり。ちょっとレギュレーションを見てみると…

25. SUPPLY OF TYRES IN THE CHAMPIONSHIP AND TYRE LIMITATION DURING THE EVENT
【1レースのセット数】プライム 6, オプション 5, インター 4, ウェット 3
※プライム+1、インター+1の追加供給がある場合あり

(6+5+4+3)セット*1セット4本*ドライバー26人=1872本!
更にこれ!

25.3 b) イベントでの使用を目的とする全てのタイヤは、最初の車検の終わりまでにFIA 技術委員に提出されなければならない。

車検については24.1にありますが、初回は木曜日の10時~16時の間。つまり16時までに全部のタイヤを提出しなきゃならないってことですよね。わお!
セッション中だったのでそこで作業をしている人はいませんでしたが、実際に現場をみて、FOTAファンフォーラムでガスコインさんが言ったことを思い出したりしました。FULL FAT COKEに載せたものだけど、これね↓

Q: 今年のピレリタイヤは、パフォーマンスに対して影響がありすぎますか?
MG: これは、全員を常に喜ばせることはできないというのを示している。大きなデグラデーションと、コンパウンド間の大きなギャップが必要だと誰もが言っていた。ピレリはこれを行うにあたって非常に勇敢だった。レースを終えクルマから降りた人間が「タイヤが全然ダメだった」なんて言うのを望むタイヤ会社などないからだ。それは彼らがF1にいる理由ではない。ピットストップが多すぎたレースもいくつかあったが、ピレリが自身のタイヤに対してそうしたように、勇敢であろうとするときは、時折誤ることもあるものだ。F1のルールを変えるたび、我々が考えていなかった思いも寄らない結果がある。そこから我々がしてはならないことは、ワンパターンのリアクションをすることだ。私は、F1のために(この)タイヤは素晴らしいと思う。

BSから変わって、シーズン序盤は「えええええwwwwww」って思ったこともあったけど、レースを面白くする一因としてのタイヤをもってきたんだなぁと今更思ったりしました。ピレリさんにお呼ばれしたからじゃなくてね(笑)!

パドックから戻ってくるとP3も終わりかけだったんですが、写真を撮りました!

近いいいいいいいいい!

掃除機?のようなものをもっていたロータスの人

ヘイキ

べっつん、最後のアタックラップに出て行くところ。

サインボードの用意をするトミさん

待ちなのか、わっかを投げている枕クルーのお兄さん。この輪は一体…

アミかかっちゃったんですが、ハミルトンが応援フラッグをバックに映っていたので。旗作った人の目にとまるといいな

ロリポップおじさんに目がいってしまう

眉さん。フェラーリの信号を見ると過渡期を思い出して目から変な水が(;ω;)

レッドブルの方にもまだスキマがあったの! 予選になったらすごい混んでたので(当たり前か)、行っといてよかったです!
カイリー様がかっこよく撮れた(自分比)のでおきにいりの一枚です↓

みんなが一斉に戻ってきて、ピットレーンはとても混み合っていました。

おつかれしたー

次回(?)は約1時間半!の長いピットウォークの模様をおとどけします :-)

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