バーレーンGP Preview: DUST IN THE WIND

キミたん(ていうか作文の人)妙にサッパリしていてですね、読み終わると謎の爽快感が沸いてきましたw さすがアイスマンである。清涼感。
このインタビューを読んでみて、スティント割りとかにちょっとギモンを持ったので図を描いて考えてみたら、私なりに非常にナットクしたというか、あれ以外の作戦はなかったんじゃないかしらという結論に達したので、インタビューの下に載せときます。

※これがバーレーンプレビューみたいなのでカテゴリへんこうしましま。

IN NUMBERS: SAKHIR
3.2: T12, 3秒で最大のGフォース
12.5: フルスロットルの最長区間(秒数) ホームストレート
15%: 1ラップ中の15%がブレーキング
60: 1ラップあたりのギアチェンジ回数
50%: 1ラップ中の直線区間
63%: ラップ中の63%がフルスロットル
63km/h: T1, エイペックススピードの最低速度
250km/h: T12, エイペックススピードの最低速度
312km/h: トップスピード
600m: スタートラインから1コーナーまでの距離

KIMI RÄIKKÖNEN – “A PODIUM SHOULD BE POSSIBLE”
中国GPは盛りだくさんの内容でしたね。あなたの立場からはどうでしたか?
KR: いいレースだったけど、最終スティントでタイヤが尽きてしまった。クルマは乗っていて快適だったし、かなりプッシュできたけど、最後には負けてしまった。レースの中盤、僕はフェリペを抜くことができなかった。そしてセバスチャンを防ぎきることもできなかった。でも、クルマにはいい速さがあるよ。

セバスチャンがあなたを抜いた時、何が起こったのですか?
KR: 僕は彼を自分の後ろに留めていた。でも、彼をその位置に保つには無理なくらいに、僕のタイヤは減ってしまった。僕はワイドに行き過ぎてしまって、マーブルに乗ってしまった。マーブルの上ではトラクションがほとんどなくて、みんなとても近いところを走っていたから、沢山のクルマが僕を抜いていった。更にピットストップをするには遅すぎたから、すごくイライラした。でもこれは僕達が選んだストラテジーだ。もし3ストップを選んでいたら僕は2位争いはしていなかっただろう。たぶん、僕達はセカンドスティントをもっと長く走るべきだった。ロマンがうまくやったようにね。タイヤについて多くを学んだよ。

選んだストラテジーがうまくいかなかったことに不満を感じていますか?
KR: 僕達にはベストであるようだったし、ロマンは結果が出せた。もしまた同じ状況になったら、たぶん同じアプローチに挑戦するだろう。今回は成功しなかったけど、こういうことは挑戦しなければわからない。次に向けて、もっと(タイヤのことを)よく知ることができた。表彰台フィニッシュにすごく近いところにいたけど、できなかった。これがレーシングだ。

レース中はホイールトゥホイールの戦いをしていましたね。
KR: これこそが、僕がラリーをやっていた時に恋しく思ったものなんだ。ああいう風に他のクルマとレースできてよかった。時にはすごく接近していたけど、これがレーシングと呼ばれるもので、これが僕達がやっていることだ。テレビで見ている人は面白いに違いないと思ったよ。今シーズンはこんな感じでもっとレースするが楽しみだ。

上海では最新のアップデートパッケージを最大限に生かすことができませんでした。ドライバーとしてはどれほどもどかしいのでしょう?
KR: たくさんのパーツを持ち込んだけど、金曜午前中はウエットだったし、午後はすごく寒かった。土曜日は、殆どをどういう動作をするか知っている古いスペックに戻したんだ。予選はOKだったけどポールタイムとは大きなギャップがあった。他のみんながやってきたようにクルマを速くすることが僕達はできなかった。E20はドライブしやすいクルマだけど、僕達にはもっと速さが必要だ。バーレーンでは速さを見つけられるといいね。

バーレーンインターナショナルサーキットの印象は?
KR: 僕達に特別な問題があるとは思ってない。とても暑くなりそうだし、僕達のクルマは今回の中国みたいな低い気温を好まないから、たぶん暑い方がより僕達に合っているんだろう。トラックはコーナーが組み合わされていて、レースしていてとても楽しい。オーバーテイクのチャンスも何度かあるから、何が起こるかみてみよう。

このサーキットでも表彰台フィニッシュの経験がありますね…
KR: バーレーンでは2位と3位の経験がある。あそこでレースできるのはいいね。走ってみるまで、自分達がどのくらい強いのかはわからないけど。おそらく、きちんと動作するアップデートを入手できるだろうし、中国よりも速くなれると思う。まあ見ててよ。

序盤3レースを楽しみましたか?
KR: 以前と変わっていなかった。序盤戦は家からすごく遠くて、僕は旅が好きじゃないんだけど、もうすぐ僕達はヨーロッパで戦う。トラックにいるとき、そしてクルマに乗っているとき、やらなければならないことを知っている。だから他のことについてはそれほど大きな問題じゃない。クルマに乗っているときはいい気分だ。そして僕達全員が、もっと速くなるために頑張っている。

バーレーンで強力な結果を得られると思いますか?
KR: 表彰台の可能性はある、ここまでの全レースでもそうだったと思う。着いてみるまで自分達のクルマがどのくらいいいのかは分からないけど、何の問題もないと思っている。

てな感じですた。

スティントの割り方を考えてみました。


※クリックで拡大

キミが28周目で入ってるので、この時点で残りは28周なのに2ストップを考えるのはどうみても変です。なのでこの時点では3ストップの予定だったんだと思う。が、入れた後に3ストッパーが入ったところで(もしかしたら入る前かもしれない、ぐろにゃんのタイミングがどんぴしゃだから)、「あれこれうちらもしかして走りきれれば表彰台フィニッシュの可能性あんじゃね? ていうかむしろ予定通りいけば15位じゃん」てことに気付いたんじゃないかな。

ギャップを見ればわかるとおり、ニコちゃん以外はみんな大体接近して走っていました。ひゅる君が15位なんだけど、それでも2位ハミルトンからたった15秒差でフィニッシュしてんのね。博打を打ってもこの結果だったし、博打うたなくてもポイント圏外だったんじゃないかしら。

もちろん、2回目のピット入れる前に気付いてたらぐろにゃんと同じ作戦をとれてポイントフィニッシュしたかもしれないけど、クリフが20周目だとすると微妙なところだったかも。ぐろにゃんは第1スティントをキミより1周長く走っているので(同時なんてできないからどっちかが先に、どっちかが後に入るでしょ)、それもラッキーだったのかもしれません。

ていう感じで私はナットクした。2回目のピット入れる前に気付けよオイ! って怒るほど…じゃないかなぁ。って思うんだけどね。(ロータスに甘いふみちゃんだから、怒る人は怒るかな…)

以上です!

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