ヨーロッパGP Preview: HOT IN THE CITY

In numbers: VALENCIA
2.7G: T19, T20 2秒で最大のGフォース
16%: 1ラップ中のブレーキング
45%: 1ラップ中の直線区間
59%: 1ラップ中のフルスロットル部分
62回: 1ラップあたりのギアチェンジ回数
65km/h: T25, エイペックススピードの最低速度
295km/h: T23, T24 エイペックススピードの最高速度
317km/h: トップスピード
450m: スタートラインから1コーナーまでの距離
900m: フルスロットルの最長区間 T10 to T12

European GrandPrix Preview
Q: カナダGPはどうでしたか?
KR: 最終的な結果はそれほど悪くなかったけど、シンプルな週末じゃなかった。金曜日は寒くて、午後のプラクティスでは雨を予測していたから、違ったプログラムをこなした。そして土曜日の予選では、僕のクルマにハイドロ系の問題があって、予選は12位で終わった。レースではいくつかポジションをあげたけど、もし違う成り行きだったとしたらあともう少し上の位置にいけていただろうと思う。遅いクルマの後ろに長い間スタックしてしまったし、ピットストップをしたときも彼らをジャンプすることができなかった。残念だったけどそれがレーシングだ。

Q: レースでのクルマはどのように感じましたか?
KR: もちろんレースでの方が格段によかったよ。ハイドロトラブルは修復されて、その問題が再び起こることはなかった。それに、レースは金曜や土曜と比べて暑くなって、E20がよりうまく動作するようになった。こういう今までと違ったタイプのサーキットでもクルマが速いというのは励みになる。これがバレンシアでも続くことを願うよ。

Q: モントリオールではトラフィックに何度かつかまっていたようでした。どのくらいイライラしましたか? オーバーテイクは難しかったのでしょうか?
KR: もちろんイラついたよ。他のクルマの後ろにスタックしたいだなんて絶対に思わない! カナダではオーバーテイクできるだろうと僕達は考えていたんだけど、それほどイージーじゃなかった。DRSゾーンはあまり長くなくて、ストレート終盤まで続いていなかったから、前の車から十分にtow(牽引する力)を得るのが難しかった。前の車もDRSを使える状態にあったってことも、事態をより難しくしたと思う。彼らも自分の前にいるドライバーと戦っていたわけだから。結局、予選をもっとうまくやれていたら、こういう問題はなかったってことだ。でもこういう風に物事が進んでしまうこともあるから。

Q: モントリオールを去るにあたってどんな気持ちがしますか?
KR: もっとやれたはずだと思うから、ちょっといらいらしてる。チャンピオンシップのポイントを追加できたっていうのが一番大事なことだけどね。特に今シーズンは何もかもが接近戦になっているから。

Q: バレンシアはストリートコース三連戦の三つ目で、今シーズンは四回目(アルバートパーク、モナコ、モントリオール)になります。他と比べるとどうでしょう?
KR: バレンシアはストリートサーキットだけど、レイアウトはアルバートパークやモナコ、モントリオールに似ていない。これら4つの中で一番高速なサーキットだ。暑くなりそうだし、暖かいコンディションでは僕達はうまくやれるようだから、それ(暑くなること)が僕達の望んでいることだ。

Q: いくつかの理由によって予選で苦しんでいるようですが、ストリートサーキットでは予選が重要になりますね。
KR: 予選はここでは本当にとても重要になる。もちろんトラックのクリーンサイドからスタートできればよりアドバンテージになる。この道がサーキットとして使われるのは年に一度だけだから。オーバーテイクが簡単な場所ではないし、DRSがどれくらい役に立つのかチェックしてみないとならない。

Q: バレンシアのストリートで、いい結果を出す秘密は何ですか?
KR: バレンシアでは徹底して首尾一貫していることが求められる。小さなミスですぐにタイムを失ってしまうんだ。

Q: 今シーズンは7レースで7人のウィナーが誕生しています。8レース目の8人目になれるでしょうか?
KR: 勝つことは大好きだし、これこそが僕がいつも挑戦していることだ。バレンシアでは優勝したことがないから、いいターゲットだ。バレンシアで最後にレースしたときは、僕は6番手からスタートして3位だった。悪くない。

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