ぼちぼち、キミのコラムから読んでいこうと思いますー。モナコから全然読んでないから、あのときこんなだったんだーってある意味新鮮。
Who’ll stop the rain
Kimi German review and Hungarian preview
グランプリ・ウィークエンド中、あらゆる天候が行ったりきたりしていた中でレースをしていた。最近、いつも土曜日の午後に雨が降っているのはなぜなんだろう?
トップポジションを賭けてのレースはとてもきつくなっている。予選で確実に2列目までの位置を獲得するのはもちろん重要だ。予選をうまくやれる速さはあるのに、ライバル達と比べると、何らかの理由でウェット時のグリップを失っているように見える。
シルバーストンのウェットQ3や、ホッケンハイムでのウェットQ3がそうだ。ドイツの方が悪かった。全般的に見て、僕達のクルマにとって理想的な状況じゃなかった。グリッドのトップポジションを逃し、望んでいた結果を得ることはできなかった。
ドイツでは予選をP10で通って、5列目からスタートしなければならなかった。レースで全力を尽くしたけど、レース序盤にトラフィックにかかってしまった後では、リーダーとのギャップは大きすぎた。
十分なペースはあった、確かに。クルマはどのレースでもいい感じがしている。
その後(ベッテルのペナルティによって順位が繰上げ)にP3を得て、これが僕達のシーズン4回目の表彰台になったし、(4位よりも)3ポイント多く獲得できた。これはいつだって大切なことだけど、正直なところ、サーキットで3位フィニッシュしたかったな。後から順位が変更されるよりも。
これから僕達は伝統的な夏休みの前の最後のレース、ハンガリーへ向かう。僕にとってはいい場所なんだ。サーキットの周りでとてもたくさんのフィンランド国旗を見るのは嬉しいし、暑い夏の週末になるのを期待している。
もちろんターゲットは、表彰台争いをする適切なポジションを得るために予選をうまくやることだ。ハンガロリンクでは(レーシング)ラインはたった一本しかない。長くて肉体的にとてもきついレースにおいていいリズムを見つけるためには、フロントランナーの一人にならなければいけない。