Sunny Afternoon – British GP Review

Sunny Afternoon

British GP Review
シルバーストンへ向かうにあたって、どの天気予報でもウェットの週末を予想していた。僕達はドライコンディションでのレースを望んでいて、その願いは日曜の午後に叶うことになった。

サーキットは、僕がF1カーで最後に走った2009年と比べて少し変わっていた。雨の中で(週末が)スタートして、予選も雨で、でもスリックタイヤでレースをすることになった。いい天候変化だった。一周目がうまくいっていればもっといい結果になっただろう。

クルマはハードコンパウンドではとても速かった。速さを証明するファステストラップを獲得できてよかった。

僕はとてもいいスタートを決めて、ベッテルをオーバーテイクするチャンスがあった。僕は彼を追い抜くためにプッシュした、でも、僕は縁石を乗り越えなければならなくなって、フロントウイングを当てないようにしている間にポジションをいくつか失ってしまった。

そういうわけで、ポジションを上げるどころか僕はいくつか失ってしまい、全然助けにはならなかった。

クルマは週末を通してよかった。クルマが速くて強力なときはいい気分だ。クルマからフルスピードを引き出せるところにいたように思えた。これはシーズン後半に向けて励みになるよ。

もっといいレースにできただろうと思う。でも、遅いクルマの後ろにスタックしていた間に、タイムを失いすぎてしまった。クルマを抜いていくのは依然としてトリッキーだった。僕はトライしたけど、他のクルマを抜くときには、十分なペースとスペースを一生懸命に見つけなければならない。

今年のほとんどのレースのように、僕達には優勝を賭けて戦うペースがあった。もちろん、勝つことというのはレーシングで一番難しいことだ。週末の間、あらゆる細かいことをひとつひとつ正しくやらなければならない。そしてトップグループではとてもタイトな争いになっているから、どんなミスも許されない。

予選はものすごいウェットで、ちょっとくじ引きみたいだった。Q3に向けてフルウェットをピックアップするという小さなエラーがあった。それで、セッション終盤にインターミディエイトでの重要なラップを失ってしまったんだ。こういうコンディションでP6というのはレースに向けてはまあOKだったけれど。

レースはバレンシアに似ていた。上げたポジションを、ラインから外れてしまって失った。クルマはずっととてもいい感じがしていたけど、レース終盤になって最高のスピードが出た。ポジションを上げるためにそのペースを生かすにはもう残りの周回がなかったから、残念だったよ。

全体的には、僕は5位(10ポイント)、チームに合計18ポイントを獲得したことは、このトリッキーな週末ではポジティヴなフィニッシュだったと思う。コンストラクターズチャンピオンシップでいい位置につけているし、クルマはよくなり続けている。パーフェクトな週末を得るやり方を見つけられるといいね!

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