カナダGP 金曜日: SAILOR’S TALE

Alan Permane, Trackside Operations Director – Technical programme notes:
・FP1では、FP1とFP2のプログラムを1セッションに圧縮しようと試みた。赤旗期間がそれを妨げた。
・予報されていた雨がFP2開始前に降ってきたが、走行を妨げるほどのものではなかったので、再度の赤旗期間以外はかなりの周回を完了することが出来た。
・モントリオールスペックのリアウイングの評価と、レースシミュレーションを行った。
 
What we learned today:
・ベースセットアップは堅実に動作している。モントリオールスペックのリアウイングも予測通りのパフォーマンスである。
・双方のドライバーの満足を確実とするために引き続きセットアップに取り組んでいる。
・タイムシート上のポジションは、今日の難しいプログラムのために、我々のペースを反映してはいない。
 
 
Kimi Raikkonen, E20-03
Free practice 1: P15, 1:17.014, 42laps
Free practice 2: P15, 1:16.652, 33laps
オーケーな一日だった。午後に雨を予測していたから、午前中にスーパーソフトを使ってロングランができることを確認した。そして雨が降ってくる前に、今日やる必要があったことを全て完了させた。セットアップに100%満足はしていない。どこかでポイントを見落としていると思う。大きな問題ではないけど、僕達はもっと速く走れるって僕にはわかっている。明日どうなるかみてみよう。どんなことでも起こりうるし、僕達にとっては助けになるからもっと暖かくなるといいね。
 
 
KIMI RÄIKKÖNEN – “I THINK WE SHOULD BE IN GOOD SHAPE” [Q&A + PICTURES]
Q: カナダに戻ってきた初日はどうでしたか?
KR: 昨日はなんだかちょっとへんな一日だったね。僕達は午後に雨が降ると思っていたから、必要な走行を全て午前中に済ませてしまおうとしたんだ。それでスーパーソフトをほとんど使ってしまった。2ndセッションも(セッション中雨は降らずに)同じようなコンディションになったわけだけど、これをやったせいで大きな遅れをとってはいない。やりたかったことをやったんだ。セットア
ップをいくつか試してみた。タイムシート上の僕達のポジションは、僕達がこれから今週末に得る結果を表してはいないよ。
 
Q: モントリオールをE20で走ってみてどうでしたか? スーパーソフトタイヤの持続具合が問題になると思いますか?
KR: 全体的にクルマはOKだと感じた。昨日はとても涼しかったし、望んでいたよりもグリップがたぶん少なかった。でも、残りの週末は暖かくなっていくみたいだから、僕達には合うはずだし、タイヤをうまく動作させるのにも役立つだろう。どちらのセッション中もタイヤデグラデーションに問題は無かった。1セットで20周以上走ったけど大丈夫みたいだったから、僕達は調子がよくなると思う。
 
Q: どちらのセッションでも15番手以下だったことは気になりますか?
KR: 今年はどのレースでもプラクティス中はこんな感じの位置だし、これまでの(レースの)結果はいつもよかったよ! いつも言っているように、必要なことを終えて、事前に学べることが全て終わっていれば、プラクティスの順位は問題じゃない。一日が終わって、プラクティスでポイントがとれるわけじゃないんだから。どんなテストセッションでもトップになれるけど、日曜日に争えなければ何の意味も無い。

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