Sitting on a Dock of the Bay – Kimi review Singapore GP

Sitting on a Dock of the Bay
僕がシンガポールへ来たのは3回目で、マリーナベイサーキットでポイントを獲得したのは初めてだ。6位は何もないよりはマシだけど、リーダーに対して7ポイント失ったわけだから、結果に満足できる理由は無い。
 
二週間前のモンツァと同じだった。クルマに速さがないと金曜日にわかってしまった。それで再びトリッキーな週末になった。ナイトレースによって気温が下がっていくのも役にたたなかった。
 
このストリートサーキットのレイアウトは、レースで他のドライバーを抜くのをとても難しくしている。単にスペースがない。限界まで攻めたり、遅いクルマを抜こうとするだけの。だから予選結果をよくすることだけが、表彰台争いをするポジションを手に入れられる唯一の方法だ。 
 
僕達は予選でゲームに負けた。新品のスーパーソフトの2セット目がうまく動作しなくて、Q3に進出できなかった。
 
レース自体は退屈だった。僕はほとんどの時間をメルセデスの二台の後ろで過ごした。彼らを抜く方法は無かった。ピットストップか、彼らに何かが起こるまで大人しくじっと待つだけだった。
 
最初のSCのタイミングでも僕達は損をした。2回目のSCでは少し取り戻した。あと一つ上の順位でフィニッシュすることができたかもしれないけど、僕は推測が嫌いだ。後からレースを変えることはできないんだから。
 
もっといいポジションを争うためには、もっと速さが必要だ – 特に予選の。(ドライバーズチャンピオンシップ)3位から残り6レースへ向かうのも、特にこれといった嬉しさはない。かなりタイトな集団になっているし、リーダー(アロンソ)が僕達よりも多くのポイントをとり続けるとすれば、僕達は全然楽な状況にはならない。
 
僕達に鈴鹿で何ができるかを静観しよう。新しいパーツが入る予定だけど、クルマがどんな風に感じられるかは、金曜日の最初のプラクティスで走ってみるまで待たなくてはならない。

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