Kimi review season 2012

公式サイトの中の人も、一年間おつかれさまでしたー!

Kimi review season 2012

僕がF1に来てから一番長いシーズンだった。20レースやって、もう少しいい結果が得られたかもしれないと思うけど、僕達にとってはいい一年だった。
 
僕は満足しているし、チームも同じように満足していると思う。
 
もちろんコンストラクターズチャンピオンシップで3位を獲れたらよかった。シーズン中はほぼずっとこのポジションを争っていたけど、結局のところ、全てのレースでトップ3のチームと戦うための速さは無かった。だからコンストラクターズ4位は妥当なところだと思う。
 
ドライバーズチャンピオンシップの3位は、それほど大きな出来事じゃない。興味があるのは勝つことだけだ。優勝が一回と、表彰台を六回獲得した。いい結果だったけど、もちろん、もっとうまくやれた可能性があった。
 
ブラジルGPは、僕が今まで経験した中で最もタフだったレースのうちのひとつだった。最初の何コーナーかで、僕はベッテルに当たらないようにコースアウトしなければならなかったから、ひどいスタートだった。それからは霧雨(drizzling rain)でもっと悪くなっていった。バイザーが濡れて曇って、何も見えなかった。とうとう僕はスピンアウトしてしまったけど、バリアの裏側をちょっと余計に走って、レースになんとか復帰した。
 
まあとにかくレースを完走して、1ポイント獲得して、一度のDNFもなしでシーズンを終えた。この結果は、一番信頼性のあるクルマが僕達にあったことを示していると思う。最後のレースはFP1からフィニッシュまでとても苦戦したけどね。
 
ブラジルGPは、いい結果を得るのは、どれほどクリーンなウイークエンドを過ごせるかにかかっているってことを再び証明した。プラクティス中に十分な周回ができなければ、表彰台のことは忘れた方がいい! グリッドはとても接近していて、自分に出来る全力のコンマ一秒、百分の一秒が必要だ。
 
これからはホリデーの時間だ。
 
もうクリスマスの時期になっているから、新しい年、新しいシーズンを待つ時間はそれほどない。
 
チームはもっといい結果を得るために一生懸命に働いている。僕はいま、このチームのことをとてもよくわかっている。彼らと一緒に働くのを楽しんでいるし、もし新車がまたコンペティティヴなクルマなら、(今年よりも)もっといいシーズンに向けて進んでいくはずだ。
 
ファンのみんな、メリークリスマス。そしていい新年を。応援ありがとう!

11 people like this post.