Q&A with Kimi Raikkonen

ヘイキ・クルタさんがTurun Sanomatで書いているブログ上でキミたんへの質問を募集していたのですが、Q&A記事としてアップされてたのを更に英訳してくれた神がいました!
モナコすぺさるメットくるー?!あとはSCのときの質問がスゴイなーと思った。ドライバーに質問!ってたまに色んな企画でやっているけど、ふむふむって質問をちゃんと考えるファンがスゴイよね。むしろ。私なんてせいぜい「ニコロズくんとはお互いに何て呼び合っていますか」だの「ボウリングはうまくなりましたか」だの、所詮ミーハー発想だから、今回のSCの質問やギアボックスの質問はキミたんの回答もへぇーって感じで面白かったです!

Q&A with Kimi Raikkonen

Original: Ja vastaus on by Heikki Kulta

Q: 仕事(work)か楽しみ(enjoyment)、F1をどちらと捉えていますか。
Kimi: 楽しんでいなければ、(F1ではない)他のどこかにいるだろうさ。でももちろん、仕事としての側面も多くある。まあとにかく、いつもこんな感じでやってきている。50%-50%だし、楽しいと感じる限り、F1をやるのが好きだ。

Q: シーズンが進むにつれて、ベッテル/アロンソよりも少ないピットストップができるようになってきていませんか?
Kimi: レースによる。もちろんみんな、タイヤについて徐々に学んできている。でも、あるトラックであるコンパウンドが持ち込まれたとき、僕達にはそれができるのかもしれない。でも、あらかじめそう言い切ることは不可能だ。

Q: E21はセットアップの面でとても敏感のように見えます。特に予選で。
Kimi: E21は、過去に乗ってきたクルマとは違わないよって言えると思う。こういう側面が多少なりとも過去のクルマにもあった。それほど違いはなくて、速く走るためにはパーフェクトなバランスが必要だってこと。セットアップに対して正確に反応するクルマもあるし、速く走るためのセットアップが難しいクルマもあるんだ。

Q: RBRからの契約はオファーされたのでしょうか? 同意したのですか?
Kimi: ノー。レッドブルからの契約はオファーされていない。

Q: レース中にプレッシャーがかかっていると感じたのは最近だといつですか?
Kimi: もちろん常にいくらかのプレッシャーはあるよ。でも、自分にプレッシャーをかけるのは僕自身だ。特別なことなんかじゃない。レースがあれば、タイヤは大きく磨耗していくと知っている。スティントの終盤には(挙動が)ラフになって、その頃には少し苦しいと感じる。でも、それほどハードなプレッシャーじゃない。

Q: ジェームズ・アリソンのロータス離脱をどう思いますか?
Kimi: もちろん、出て行ってしまう人達みんなをできれば引き止めたいけど、でもこれがF1だ。明日何が起こるのかは誰にもわからない。エンストンにはまだ、いいメンバーがいる。彼の離脱が来週、来年になって影響してくるのか、それとも何の影響もないのか、言いきることは不可能だ。

Q: 来年フェラーリに移籍してフェルナンドと一緒に走るのはどうでしょう?
Kimi: 原則としてそれは気にしない。誰と同じチームになるかということ(を重点において)で決断はしないよ。

Q: 経験に基づいて、自分のドライビングやF1に対するアプローチが最近変わったなと感じていますか? いまはより賢くなった(wiser)と思いますか?
Kimi: レースのあるエリアにおいては経験が役立っていると思う。たとえば、あるサーキットにおいて、どんな風にクルマをセットアップしていけばいいのかということ。基本的なディテールやより注視しなければいけないことは何なのかとか、いくつかのアイディアを知っているから。

Q: たくさんのクールなデザインのヘルメットを使っていますね。純粋にアートとしての美しさの観点から、そして付随する感情を除いて、これまでのデザインで一番気に入ったものはどれですか?
Kimi: 一番気に入っている特定のデザインというのはないんだ。どれも違ったところがあって、とてもいいものもある。でも、どれか一つ他よりもいいというものは僕にとってはない。次のデザインをみんな気に入ってくれるといい。

Q: SCのリスタートでやり遂げようとトライしていることはありますか? そのときのストラテジーについて少し教えてもらえますか? 後ろにいるドライバー達を集団にしておこうとか、前のドライバーについていこうとか、後ろに対してのバッファを作ろうとか。
Kimi: リスタートの後のストレートで、タイヤとブレーキがちゃんと動作するようにしておくことに集中しているかな。これが一番の問題になるから。もちろん、SCのすぐ後ろにはできるだけ近くなりたいけどね。[Of course I want to be as close as possible behind the safety car.] ※ラップリーダーになりたいけどねってことですかね

Q: マクラーレンにいた頃のダブルクラッチから現在のシームレスまで、ギアボックスはあなたのキャリアの間で相当な進歩がありました。ドライバーとして、ドライビングしているときのギアボックスの違いはどれほどあるのでしょうか?
Kimi: もっと下位のフォーミュラではギアボックスの違いというのは大きかったけど、僕にとっては2005年からそれほど大きく変わってはいないような感じがする。ドライバーには違いがそれほどないと言えると思う。

Q: ヘルメットをかぶっている時以外はオークリーのサングラスをいつもかけているのはどうしてですか? スタイルの問題だけ? あるいは、視界の保護についてかなり気にしているのでしょうか?
Kimi: 僕はオークリーと契約してるからね。でももちろん、サングラスをかけるのが好きなんだ。目がかなり敏感だし。

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