Sebastian Vettel plays down Red Bull ‘dominance’

BBCのインタビュー記事です。やっぱKERSなしだったんだねー。

Sebastian Vettel plays down Red Bull ‘dominance’
レッドブルのセバスチャン・ベッテルは、オーストラリアGPでの勝利に心を奪われそうではないと語る。前年のワールドチャンピオンは、アルバートパークでポールトゥウィンを決める前に、土曜日の予選で猛烈なラップを叩き出した。

「今の段階で”支配的”って言葉を使うのは本当に好きじゃない。今日僕たちは本当にいいレースをしてたくさんのポイントを勝ち取り、自分達自身も楽しんだ。これは更に大切なことだよ。そして今は段階的に考えなくちゃならない」

昨年最年少チャンピオンになったベッテルは、予選2番手だったマクラーレンのルイス・ハミルトンを0.778秒引き離して一蹴した。そして彼はレースでも同様に、1コーナーからリードして、オープニングラップの終わりにはハミルトンに対し2.4秒のリードを築いた。そしてタイヤを温存しだす前に2ラップ目でギャップを更に0.8秒広げた。

「シーズンはとても接近戦になると思うけど、一番重要なことは完走することだ。クルマは一番最初の瞬間から速くて、すごく信頼もできた。土曜日は僕たちにとってとてもいい日だったし、ルイスとマクラーレンに対してのギャップもよかったね。それでも僕はチームへ伝え続ける-これは長い長いシーズンだってことをね」

ベッテルの僅かな懸念の瞬間は、1回目のピットストップの後に、ハミルトンのチームメイトであるバトンの後ろに出てきてしまった時だった。しかし彼は4コーナーでバトンを抜いたので、懸念は払いのけられた。

「クルマは完璧だった。最初のスティントで、学習し理解する必要があるタイヤに関してのことがたくさんあるとわかった。最初のスティントではルイスの方がよりタイヤをコントロールしていて、僕たちがピットストップした時に彼は追いついてきてた。だから僕にとってジェンソンを抜くことは本当に重要だった。彼はユーズドタイヤだったからあの段階ではすごく大きな差があった。ウイングのおかげでターン1の後には彼にすごく接近することができて、ターン3/4で彼をアウトから抜いた」

ベッテルはミッドスティントにおいて、ハミルトンのフロアへのダメージにも助けられた。

「ピットストップでいくつかした微調整がすごくよかったみたいだ、タイヤのライフにとっても。レースの中盤では、ルイスの後ろで何が起きているのか分からなかった。プレッシャーをかけられていたとしても、そうでないとしても、彼は少しイージーに走っていて、これ以上ハードにプッシュしてこないと思った。だから僕も同じようにやって、ただ彼とのギャップをコントロールしたんだ」

ベッテルのパフォーマンスは、1ラップあたり0.3秒を稼ぐKERSをレッドブルが使用していないことを鑑みると、より印象的なものであった。

「どのくらいKERSが役立つかルイスに聞けば、パフォーマンスがわかるんじゃないかな。僕達は本当にハードに作業している。KERSを使わないで走ることを僕達は誇りに思ってないけど、2週間、ハードに働いて改善し続ける必要がある。僕たちには少しソリューションがある。それは僕たちの助けになるだろう。だけど、スムーズに走ることの全てを、ただいいクルマを持っているいう事実にだけ頼れはしない。クルマを少しでも速くするためならどんな小さなことでも欲しい。KERSは今年の基本となるもので、1ラップあたり0.3~0.5秒稼げるなら価値がある。レースディスタンスに換算したらどのくらいになるかは僕が言う必要ないよね。そう、だから僕達はKERSに取り組んでいるよ」

なんかすごいおとな。。。どうしよ…

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