Sebastian Vettel Q&A: You never get used to winning

やっちゃったことはー気にしないー引きずらないーと言っておいて意外と気にしてんじゃんカナダ!(それとももう気軽に話せるってことなのかしらん)

Sebastian Vettel Q&A: You never get used to winning
Q: 2011年は8戦中6回の優勝です。残りのシーズンもこのように進んでいくのでしょうか?
SV: もちろん、勝つのはワンダフルだよ。だけど、F1はすごく動きが早いってことにも僕達は気付いている。ポディウムの頂点に立った今日のことが、何レースか後には過去のことになるようにね。だから、栄誉に浸り続けてちゃいけないし、よくなる方法をずっと探して行かなければならないんだ。もちろん今日みたいな1日はファンタスティックだよ – 自分と、自分のチームがほぼ完璧なレースをしたことを誇りに思ってる。だからいまはこの瞬間を祝うよ。その次にすることは、またみんなで力を合わせて、次もパーフェクトなレースをすることだ。

Q: 勝つことに慣れてきましたか?
SV: 優勝することに「慣れる」だなんて絶対ないと思う、信じてよ! どの瞬間も、いつの瞬間もすごく特別。もし優勝することが病みつきになってるかって聞かれたんだったら、僕はそうだって答えるだろうけど。

Q: ほぼ完璧なレースでしたね。勝つことは予想していましたか?
SV: 予想なんてできないよ。57周は求められることだらけだった。スタートでは、僕達のストラテジーは完全には決まっていなかったから、周りのみんなが簡単だったって言うようなものじゃなかったよ。

Q: 「クルーズコントロール」をしているように見えました。ポディウムまでのイージーなクルージング。
SV: ええと、うん、常に安全なギャップがあったから、他のドライバー達が何をやってるのか観察してから、自分達のピットの作戦とかを立てることができたんだ。たぶん、古いタイヤで1周余計にステイアウトしたから、少し(タイムを)失ってたと思う。でも、新しいセットで戻ってくるとすぐに立て直すことができたから、本当の意味で離されなかった。ラップあたりコンマ1か2のアドバンテージだったから、常にミラーを注意深く見なければならなかった。特に、トラフィックの中を走っているときは0.5秒くらいは簡単に失ってしまうから。ちょっとイライラする、その0.5秒を取り戻すために5ラップもかかるんだ! ピットとのコミュニケーションは今日は完璧だった。すごく助けになったし、自分がどこにいるか、誰が僕の前にいて何が後ろで起こっているのか、常に知ることができた。たぶん見ている側からは少し退屈だったかもしれないけど、自分自身と自分のクルマに1周ごとに挑戦しなければならないとき、僕にとっては決して退屈なものじゃなかったよ。このレースで僕が好きなところがわかる?そうしたいと望んだことが全てうまくいったこと – F1では、こういうことはめったにないんだ!(笑)

Q: あなたがそんなに速く走れるのにタイヤもケアできることを、みんなが不思議に思っています。秘訣は何ですか?
SV: はは、僕が今話しちゃったら秘密じゃなくなるじゃない! 冗談はおいといて、純粋にレースペースだけを見たら去年より遅いんだよ。だから、F1は変わったんだよね。全員が重い状態でスタートして、レースが進むごとに軽くなっていく。だから、1周ごとに軽くなっていく状況で、タイヤを最適な条件で使うリズムを見つけなければならないんだ。このリズムを最適化することは、ピットストップのオプションになる。秘訣なんかじゃないんだ、状況をうまく使うことと、タイヤに大きい負担をかけるのを避けることだけだよ。

Q: 今シーズンは、オーバーテイクしやすくするという点、ファンにとってはよりエキサイティングにするという点にフォーカスしてレギュレーションが変わりました。でもあなたがポールからスタートすると、オーバーテイクは大きな問題ではないように思えます。
SV: そんなことないよ。ポジションを守らなきゃならないし、その方法はサーキットによって違うし、DRSゾーンもある。事実は、ポジションの変化が多く見られるようになったことだ。1レースにつき、たぶん何シーズンか前の半年分くらいね。僕達が得たフィードバックは、こういうポジションの変動をファンはすごく評価してくれてるってこと。グリッドの後方でも、トップの位置でも – ポジションの変動は最後の数百メートルでも起こりうることを、モントリオールは見せてくれたよね。

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