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赤ちゃんマジ可愛い最高。’’To have a child is the greatest thing in the world”

ひゅるFつながりでフォローしてる子のツイッターで知りました。感謝ー。Turun Sanomatクルタさんの記事です。

– The main thing is, the boy is healthy, and the mother is healthy. The baby is still such a little, but for me it is the finest thing in the world, and I am so happy everything has gone so well.

こんなことを話すキミたんが見られて本当によかったなー。

Raikkonen:To have a child is the greatest thing in the world

金曜日、プレシーズンテストのさなか、キミ・ライコネンはオフだったが、カタロニアサーキットのパドックに現れた。表情を見れば、F1最年長35歳の彼の機嫌はよく、何もかもがうまくいっているということがわかった。
ライコネンはTS紙のインタビューのためにやってきたが、フィンランドの知人達に会いフォーミュラ4のマシンを見るためにサーキット近くにあるKoiranen GPのファクトリーにも訪れていた。
約束の時間ぴったりに、フェラーリの広報担当の一人 Nicoletta Baffoniがフェラーリのモーターホームにライコネンを連れてきた。

ライコネンは、1月27日に息子ロビンの父親となった。
昨秋のベルギーでインタビューをした際に、もうすぐ父親になるのはどんな気持ちかと私が質問すると、彼は溜め息をつき、世界がすっかり変わってしまうようなことにはならないと思っていると話していた。

さあ、今はどうだろう?世界ががらっと変わってしまっただろうか?
KR:そうだな、まったく未体験のことで、完璧に馴染むことができたとはまだ言えないけど。でも最も素晴らしいことだし、この先、大きな喜びをもっとたくさん味わうんだろうなと思うよ。もちろん何もかもが新しいことで、テストやファクトリーでの作業があるから、家で過ごせる時間が多くはないんだけど。
一番大事なのは、子供が健康で、母親も健康だってこと。赤ちゃんはすごく小さいけど、僕にとっては世界で一番大切な存在だ。これまでのことが何もかもうまくいって、とても嬉しい。

レースに臨むにあたって気持ちに違いはあるだろうか?家族が増えた今となって。
子供が生まれてからレースはしてないけど。
キミは満面の笑みを浮かべながら続けた。
KR:でも、もちろん、かなり大きく変わるだろうな。

キミの兄ラミに長男が生まれた時、彼らの父親であるマッティは、病院に小さなゴーカートを贈り物として持ってきた。しかし、プレゼントを持ってきてくれるおじいちゃんはもういない。

–でも、もう彼のためのミニサイズのクロスバイクがあるんだ。僕らのモトクロスチームの代表Antti Pyrhonenが(赤ちゃんが生まれて)すぐ写真を送ってきて、息子にどんなクロスバイクが欲しいか聞いてきてさ。

自身のドライビングのキャリアを小さなクロスバイクでスタートしたライコネンは微笑んだ。
彼はIceOneというモトクロスチームを保有しており、世界選手権シリーズのMXGPをダブル優勝で飾って今シーズンをスタートしている。
フィンランド人レースドライバーの息子達は、ドライバーへの道を歩んでいる者も多い。ライコネンもその伝統を避けられないのではないだろうか。

–息子がやりたいことに意見するつもりはない。彼は自分自身で決断することが出来る。何が一番好きかってことを。もちろん僕達は、どんなことも強制しないつもりだ。僕としてはただ、パドックの住人(訳注:おそらく、メディア関係者!)にならないでくれたらいいなって。ええと、将来、レースを見るために彼をパドックに連れてくるのはいいんだけど。レーシングドライバーとして彼を助けるためになら、僕がここに戻ってくる必要が生じても構わないと思う。
–彼がどうなるか、それは時間がたてばわかる。彼が幸せで、やりたいことをやっているということが、僕達にとって大事なことだ。
ライコネンはフェラーリと今年一年の契約があり、チームは2016年のオプションも持っている。

F1キャリアを満足のうちに終えたら何をするか、考えたことはあるだろうか?
–ただ家族と過ごすだろうなと思う。それ以上のことは考えてない。実は引退した後のことを考えたことはあまりないんだけど、自分にはそれで十分だと思っている。

ドライビングをきっぱりやめてしまえると?
–もちろんできるさ。F1に長い間関わりたいというような気持ちもないし、それは僕の人生じゃないと思う。家で過ごす生活は、本当にただ普通の人生だ。F1を自分の仕事としてやっているし大好きだけれど、生涯をかけるようなことじゃないと思ってる。適切なタイミングだと感じている間は、悔いを残して去ることはできないけど。

ライコネンは去年と比べて格段に良いシーズン開幕を迎えようとしている。

チーム内の雰囲気はどうだろうか?ロータスに君が来た時と同じような感じ?
–もちろん、フェラーリは去年と比べて格段によくなっている。みんなにとって、物事がやりやすくなった。良くなったことは、そうだな、同じ方向を目指してどうやって仕事を進めていくかというやり方かな。

セバスチャン・ベッテルはキャリアで一番好きなチームメイト?
–もちろん、過去のチームメイトの中では一番うまくやれてる。今はこれ以上のことは言えないかな。この体制になってからあまり一緒に仕事してないし、話したりSMSもあまりしてないから。何日かしか一緒になってない。レースが始まれば話は別だけど。彼がここに来てくれたことはすごくいいことだと言える。

メルボルンで予選が終わった後はどうだろう?どちらが前になっても、二人の関係に影響があるだろうか?
そうは思わない。もちろん常にお互いに勝とうとベストを尽くすけど、今の僕達にとって一番大切なことは本当にふさわしい場所にチームを押し上げていくことだ。それがこのチームにいたいと思う強い要因。2位とか10位よりもっと上のポジションに行きたいけど。僕達フェラーリが再び勝てる日はやってくるさ!僕は他のどこにも行かないつもりだ。

Turun Sanomat, Melbourne
HEIKKI KULTA

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Raikkonen: “Three unforgettable years together”

フェラーリ公式にインタビューが載ってました!! 泣ける!!!私も忘れられない3年間だったよ…!! 今年の契約がなくなってしまったことは本当にかなしかったけれど、とびきりのプレゼントをもらった2007年、カーナンバー1で走った2008年、そして2009年、どの年も振り返ればそれぞれ大事な思い出の年です。
800戦目は本当に偉大なことだと思うし、フェラーリの好き嫌いに関係なく、尊敬すべきことだと思います。
そして↓なんだこれ、泣けてきた(ノДT)

Raikkonen: “Three unforgettable years together”
フェラーリで過ごした3年を、決して忘れない。
マラネロのクルマで、ドライバーとしての僕の夢、F1ワールドチャンピオンシップのタイトルを叶えることができた。でもこの経験を絶対に忘れないのは、結果が出たからじゃない。それはすごく激しい時間だった。言いようのない幸せといくつかの難しい瞬間が混ざり合っていた。それらの全てを通じて、僕達は常にひとつだった。本当のチームだったんだ。
僕はフェラーリで9勝を挙げた。その中でも3つが特に印象的だ。1つめは2007年のメルボルン。フェラーリとの僕のキャリアを、こんな形でスタートできると思っていなかった。最後のは去年のスパ。ああいう状況で、よくないクルマで勝ったことは、特に複雑な時間を過ごしていたチームの士気をすごく上げたんだ。それから、サンパウロ。僕にワールドタイトルを運んできてくれた。このレースが僕にとって特別だということを説明するのに、これ以上の言葉は要らない。
僕の性格と自分自身を表現する方法は、イタリアのやり方とはすごく違うけれど、互いを理解し合うこと、気持ちを共有することの障害にはならなかった。僕はこの3年間で最大限の努力を捧げて、たくさんのものを得た。最後は別々の道を歩むことになったけれど、(この先も)僕の本当に素晴らしい思い出だよ。

Raikkonen: “Three unforgettable years together”
“I will never forget the three years I spent at Ferrari. At the wheel of a car from Maranello, I managed to realise my dream as a driver, which was to win the Formula 1 World Championship title, but it’s not just because of the results that I will never forget this experience. It was a very intense time, a mix of indescribable happiness and some difficult moments: throughout it all, we were always united, as befits a real team.

I took nine wins with Ferrari and three of them stand out. The first was in Melbourne, in 2007, because I could not ask for more than to start my career with the Reds in this way. Then there was the last one at Spa last year, because winning in those circumstances, with a car that was not as good as that of the opposition, was a real morale booster for the team, which was going through a particularly complicated time. Then, there was the victory in Sao Paolo, which brought me the world title and no other words are needed to explain why that race is special for me.

My character and how I express myself is very different to the Italian way, but that did not stop us from understanding each other and the emotions we shared. I gave my maximum effort over those three years and I got so much in return and even if, in the end, we went our separate ways, I will always have some really nice memories.”

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Press Release

出ましたね。06年マクはTHANK YOU KIMIってタイトルだったのに、なんて違いだ!!!(憤!)

Maranello, 30th September 2009
Scuderia Ferrari Marlboro announces that it has reached an agreement with the driver Fernando Alonso. The agreement covers three racing seasons, starting in 2010.
Kimi Raikkonen will leave the team at the end of this current season, after what has been a rewarding and fruitful partnership, which saw him win the Drivers’ title in 2007. He also played a key role in Ferrari’s taking of the Constructor’s title that same year and in 2008.
Stefano Domenicali: We are very proud to welcome to our team another winning driver, who has demonstrated his amazing talent by winning two World Championships in his career to date. Of course, we wish to thank Kimi for everything he has done during his time with Ferrari: in his first year with us, he managed to win the Drivers’ title, thus making his contribution to Ferrari’s history and he played a vital role in our taking of the Constructors’ title in 2007 and 2008. Even during a difficult season like this one, he has demonstrated his great talent, with several good results, including a great win in Spa and we are sure that we can share more good times together in the final three races of this season.
Kimi Raikkonen: With common consent, we have agreed to terminate the contract binding me to Ferrari to the end of 2010, one year ahead of schedule. I am very sad to be leaving a team with which I have spent three fantastic years, during which time I won plenty of races. Together, we have won 50% of the world titles in that period and I managed to take the Drivers’ title in 2007, thus achieving the target I had set myself at the start of my career. I have always felt at home with everyone here and I will have many happy memories of my time with the team.(ferrari.com)

ステファノ・ドメニカリ: これまでに2度のワールドチャンピオンを獲得し、驚くべき才能を示したドライバーを我々のチームに迎え入れることをとても誇りに思う。もちろん、キミがフェラーリと過ごした間の全てのことに感謝したい。最初の年にドライバーズタイトルを勝ち取ったように、彼はフェラーリのヒストリーに寄与し、2007年と2008年のコンストラクターズタイトル獲得にも不可欠な役割を果たした。今年のような困難なシーズンでさえ、彼はスパでの素晴らしい勝利を含む良い結果を出し、彼の偉大な才能を示している。残りの3レースでも、一緒にいい時間を過ごすことができると確信している。
キミ・ライコネン:2010年終わりまでのフェラーリとの契約を解除することに同意した。多くのレースに勝利し、ファンタスティックな3年間を過ごしたチームを去ることになってとても悲しい。この期間、僕達はワールドタイトルの半分を獲得した。2007年に、キャリアの始めから目標としてきたドライバーズタイトルを獲ることもできた。ここのみんなといると、いつも居心地がよかった。チームと過ごした日々はたくさんの幸せな思い出になるよ。
マクの時は冷め方がキミ>ロンハウグだったけど、フェラーリはキミ<ドメな感じ。元々はルカ様がキミを、トッドが眉毛様を推していて二重になってしまった…という話もどこかで読んだ気がするのですが、夢のラインナップ見てみたかったなーという気持ちもあるし、そうならないように星が巡ってるのかもしれない。モンちゃんとキミは同じチームになって、片方がF1を去ってしまったけれど、アロンソとキミは決してチームメイトにはならずに競い合っていく運命なのかも。。。なんて。
こういう状況下でもしマッサを切ったらもう大変なことになっちゃうしね。元々マッサちゃんはあのチームの子飼いだし、ケガしてなくても彼は残ったんだろうな。
バーニー様もこんな感じ。

When asked why the Raikkonen/Ferrari relationship had not worked out, Ecclestone said: “Different culture. He is probably better off in an English type team.”
(Ecclestone: Massa can handle Alonso)

文化が違っている。彼はイギリスタイプのチームの方がいいだろう。
バーニー様にのっかって恐縮ですが、私もそう思う。彼はチームにとけこもうとしないとか、開発をひっぱっていかないとか色々言われているけれど、キミはどちらかというと「エンジニアやメカニックが精一杯仕上げたクルマを、全力で走らせるのがドライバーの仕事」みたいなスタンスだってなんかで読んだ気がする。マクとかウィリとかそんな感じを受けるけど、そういうのが「イギリスタイプ」ってことなのかな。今度はロンもいないし(笑)←私けっこうロン好きだったんだけどね。
1年も早いフェラーリからの離脱を思うと、昨日は2時間くらい泣きました。気持ちを切り替えて、鈴鹿の荷物からフェラーリものを全部入れ替えてやった。服はある(笑)、耳栓はBMWで、チケットホルダーはSMRのかマクか、うっかりBMWもあるし!靴はスニーカーやめればいいだけだし、意外と楽勝でしたw
キミは何だかF1に残る気みたいだし(最後のスパだと思って行ったんだけどな…w)、マクでもルノーでもどこでもついてくよ!
かきわすれた。
ドライビングを学習しろよ!」コンビな跳馬はニラニラ楽しみですw

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Raikkonen: more effort into next year’s car

Raikkonen: “more effort into next year’s car”
Nurburgring, 9th July – While Kimi Raikkonen looked relaxed and refreshed after the longer than usual break since the last race, the questions he faced this afternoon from the media seemed to be the same as always! Asked if a podium might be a possibility at this circuit, whose characteristics might suit the F60 better than those at the last two races, Kimi was cautious. “We will try our best,” began the Finn. “Certainly, a win would be a very difficult target under normal circumstances, in fact so would a podium. However, it is hard to predict, as apart from the two teams who seem to be regularly at the top, the order behind them seems to change a lot. We will get a better idea once practice starts tomorrow. We have some new parts again for the car, which will hopefully help us a little bit. In general, for the second half of the season, I hope we can bring some major step forward on the car at some point and get closer to the front of the field. I don’t think we are so far off the podium, even if the Red Bull was in a different league to the others in the last few races and they look very difficult to catch. At some point we will need to make the decision to put more effort into next year’s car.”
Raikkonen has always been the type to concentrate on his on-track activities and rather than everything that surrounds the sport, which was obvious when he was asked to comment on the current political arguments in the sport. “I don’t follow the politics much. It is pointless to read all the stories as the situation seems to change every day. I prefer to wait until it is all sorted out and hopefully it will be soon.”
It seems that every race weekend, Raikkonen faces the same question about his future with Scuderia Ferrari Marlboro and his future in Formula 1 and it’s clear the Finn is bored with it. “You ask the same question, so I will give you the same answer – I have a contract with the team,” he said. “Maybe you can ask them if there are any changes planned!” Some of these rumours stem from the fact the Finn has indulged his countrymen’s passion for rallying and is due to compete in Finland’s international rally next month. “I did already two rallies during the winter and doing the Finnish Rally is no different. It is no more dangerous than Formula 1, so I see no reason why I shouldn’t do it. It is good fun and the team is allowing me to do it. It will be nice to do as it is in my home country and everyone says it is a good rally. I am not sure what to expect, but like the other rallies I have done, I expect it will be good fun, even if I don’t have much experience driving on gravel. At least the speeds are slower than in F1, so you have a bit more time to react. Just because I am doing this rally, it doesn’t mean I don’t want to continue in F1 next year. I would have done some rallies a long time ago but I could not. It’s just because Ferrari is kind enough to let me do the rallies that I am doing them now.”

過去2つのサーキットよりはF60にマッチしているこのサーキットでポディウムの可能性はあるかどうか訊かれて、キミは用心深く答えた。
「僕達はベストを尽くす。確かに優勝はいつもよりとても困難な目標だし、ポディウムも同じだ。だけど、常にトップを走っている2つのチームから離れている今、予測することは難しい。彼らの後ろのオーダーはかなり変化するからね。明日プラクティスが始まれば、いいアイディアが得られるだろう。またいくつか新しいパーツを持ち込んでいるから、うまくいけば少しは助けになると思う。シーズンの後半になって、ポイントを獲得し、フロントに近付けるようにいくらかクルマを前進できたならいいね。僕達がそれほどポディウムから遠いとは思わない。ここ何レースかで、レッドブルがキャッチするのは難しそうなほど抜け出していたとしてもね。僕達は来年のクルマにより注力すべきか決定する必要があるだろう。」
「僕は政治的なことには興味がない。状況は毎日変わっているようで、全てのストーリーを追うのは無意味だ。全て整理されるまで待ちたいし、うまくいけばすぐにされるだろう。」
「同じ質問をされるから、同じ答えを返すよ—僕はチームと契約がある。何か変更が予定されているかどうかはチームに聞けばいい」
「僕は冬の間に2つのラリーをした。フィンランドラリーに参加するのもそれと同じだよ。F1より危険ということでもないから、してはいけない理由が分からない。すごく楽しみだし、チームは僕のラリーを許可してくれた。自分の母国でラリーに参加できるのはとても嬉しいよ。いいラリーだと言われているしね。何を期待するべきかについてはよく分からないけど、グラベルでの経験が十分になくても、僕が出場した他のラリーと同じように楽しめればいいと思っている。少なくともスピードはF1より遅いから、反応する時間が少し余計にある。僕がこのラリーに出るからといって、来年F1を続けたくないということではないよ。以前(マクラーレン時代)も僕はラリーをやりたかったけど、できなかったんだ。フェラーリは親切で、僕のラリー出場を許可してくれたから、僕はいま取り組んでいるんだ」

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ステラ「彼をトップに戻してみせるよ」

Corriere della Seraに載ったイタリア語の記事をTaniaS姉さんが英訳してくれたので更に日本語訳してみた。元記事はこれです。
「ライコネンは僕に対して秘密がない。彼をトップに戻してみせるよ。トリック?彼には重要なデータだけを伝えることだ」
2年前、キミは彼のフェラーリでの初めてのレース(そして優勝したレース)にメルボルンへ赴き、勝利の前にピットは本物のパニックの瞬間を味わった。「彼は一体全体何を言っている?」ヘッドセットでライコネンの囁きを理解するのは未だ難しいことであったし、その時は誰も慣れていなかったので余計にだった。その上、無線がきちんと機能していなかった。ドライバーはピットに呼びかけることができたが、ピットはドライバーと連絡を取ることができなかった。あるとき、キミのパフォーマンスエンジニアである若いエンジニアが手を挙げた。「彼は、ラップダウンのクルマにブルーフラッグを出して欲しいと言っているんだと思います」
その時から、彼は最も経験豊富な『キミ語翻訳者』になった。彼は、キミが話していることを分かるだけでなく、ミステリアスなライコネンの惑星に自由にアクセスできるように思われた。この若者──名前をアンドレア・ステラといい、37歳の、オルビエート(イタリア)で生まれ、Michelaの夫でEdoardoとFedericoの父である空力エンジニアが、このフィンランド人ドライバーとチームの間とを繋ぐ担当エンジニアとして配置されたのは、偶然ではなかった。
彼はエンジニアのコーディネーターになったクリス・ダイヤーの後任となった。「それは言葉の問題でも、理解力の問題でもない。コンピュータを相手にしている時が、クルマにいるドライバーを相手にしている時と近い。文脈上の意味を常に考え、彼と話していることについて常にイメージするんだ」彼に表立った役割というのはなかったが、今ステラはより前線で働くようになった。
「僕は既にドライバーとデータとの間のインターフェースだったんだ。パフォーマンスエンジニアや車両のエンジニアはテレメトリーを見て、クルマのあらゆる面のパフォーマンスを向上させるのが仕事だ。カーブを分析し、ドライバーにタイヤやエンジンブレーキのうまい使い方を伝える。今の僕の仕事は少し分析的ではなくなったけど、グループのマネジメントにより多く関わるようになった」
ステラは今、キミのピットクルーチームをまとめている。
「他の人の調整をしなくちゃいけないんだ。人、時間(テストからその日のプログラムのスケジュールまで)を管理して、優先すべきことを選んで、レギュレーションを学んで。そして、レースでドライバーをマネジメントする。楽にドライビングできる状況を整えてあげることがメインの目的だ」
キミについての話に戻ると、『F1の神秘』は彼(ステラ)に対して秘密がないという。「キミは情報の本質を欲しがる。そして、口頭でのものよりも、視覚的なコミュニケーションを好むんだ。彼とミーティングを3時間するのは意味がない。図と明確なメッセージを書いたシートをあげた方がいいんだ。美しい色で作られているとよりいいね」彼はシューマッハではない。クルマをテストすることと長いテクニカルな論文が同じようなものだったその人ではない。「ミハエルは演繹的な論理基準において選択をするのが好きだった。キミは、彼の信条や認識に基づいた、より直観的なアプローチをする。これはコミュニケーションの観点でいえばそれほど有効ではないのだけれど…」
ステラは物静かな人で、コントロールを失うのを好まない。「僕は争いが好きではないんだ」彼は静かにはっきりと話した。キミからの無線をヘッドホンから聞くと、彼はいつもキミに力強く答える。「OK、わかったよ。ありがとう。」しかし彼の巻き毛の下のこけた頬が、若干の緊張を表す。
誤りで失ってしまった1年を取り戻さなければならない責任を感じているだろうか?「感じてないってどの口で言えるんだい?」彼の答えは真実だ。「環境は大きく変化するけど、自分の仕事にただ集中すべきだ。過度に深く考える必要はないと思っている。僕はただ、キミをベストコンディションにしなければならない」そうすれば彼は最後のレースで、「1点差で(優勝)」とキミに告げられるだろう。ダイヤーが2007年にそうしたように。「エクセレントな仕事をしたよ、とキミに言えたら、僕にとっては十分だよ」

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ようこそオッシさん

ITV3のFerrari-talliin uusi suomalainenによると、オッシ・オイカリネンさんがフェラーリに加入したみたいです!それで、バルセロナに来ていたとか。
※前はBMWのテストチームにいて、その前は鶴さんのエンジニアをしていたフィンランド人のかたです
キミのエンジニアはアンドレア・ステラさんに決まっていますが、もしキミのチームに加わってくれるなら心強いなぁー

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キミたん冬山でぶっ倒れる

ぶっ倒れたかどうかは知りませんが、キミたんは扁桃腺→気管支炎になってWrooomの途中で帰宅したようです。

キミ・ライコネンが気管支炎のため、フェラーリの“Wrooom”イベントが行われたイタリアのスキーリゾートを予定より早くに去った。
16日(金)、ライコネンは発熱も伴っていたとのことだが、来週、ポルトガルのポルチマン・サーキットで実施予定の新車F60のテストには間に合うと見られている。
体調不良のライコネンは今週末、自宅のあるスイスに戻って休養しているようだ。(F1-Live.com)

いや、一時は「テスト欠席」ってニュースも目にしたので焦りましたよ…これでテスト出られなかったら完全に風向き悪いかんじだもんw
しかしまあこれはただカゼひきましたみたいな感じなんで、このニュースに比べたら大したことないです。

さらに、恒例の“Wrooom”イベントではトレーニングに励んだ結果、ライコネンが昨シーズン末から数キログラムの減量に成功したことも分かった。(F1-Live.com)

モンちゃんみたいに露骨に言われてないけど、全世界暗黙の了解だったわけですよね<キミたんがDEBU
よかった。すばらしいことだ!
マッサが「カーナンバー4はFIAの間違いかも(笑)」とか言っているらしいですが(マッサとハミルトンに共通して嫌なのはしゃべりすぎることなんだよねぇ…眉毛様もちょっと前はそういうとこが大嫌いだったけど、最近の彼の発言は別に不快じゃないからなー)、そんなの広い心で許せるくらいすばらしいニュース!

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キミ@2009 Ferrari WROOM

写真を何点か。
ジェネさんといっしょ ジェネさんといっしょその2
富士のときはバドエルさんとけっこう一緒にいましたが(双眼鏡で馬ピットを常にヲチしていたのでw)、テスドラのメンバーとはなかよしですね。しかしマッサとの2ショットは見つからない件www
今年もスノボ はじめての年はスキーでしたよね。去年からスノボになったけど。マッサはスキーです。
なんといったらいいのかこのボリューム感…w

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F60発表、そのときキミたんは…w

新車が全然見慣れない形だとかいろいろありますけど、これはFLAT OUT的には絶対に見逃せないドメさんのインタビュー

“Kimi lives in another world; on another planet,” he is quoted as saying by the German news agency SID.
According to colleagues who attended the Mugello roll-out of the 2009 car, while drivers Felipe Massa, Michael Schumacher, Luca Badoer and Marc Gene conversed in the paddock, 29-year-old Raikkonen was asleep in a car in the carpark.
“Kimi isolates himself,” Domenicali confirmed.
“If he feels pressure, then it’s only because he has put it on himself.”
“Nothing that is coming from the outside affects him at all – and that is unbelievable,” he said.
Domenicali said he would never expect Raikkonen to emerge from the winter break and ‘has suddenly learned Italian’, or is ‘suddenly smiling’.
“That is not the way he is,” the Italian explained. “But he is completely impatient to drive and win races again.”(Domenicali on Raikkonen)

「キミは住んでいる世界が違うんだ。別の惑星みたいなものだよ」とドメニカリはドイツのSIDに語った。2009年の新車がムジェロで発表され、フェリペ・マッサ、ミハエル・シューマッハ、ルカ・バドエル、マルク・ジェネがパドックに集まったが、29歳のライコネンは駐車場に停めた車の中で眠っていた。
「キミは自分を他のものと分けているんだ」とドメニカリは語る。「彼がプレッシャーを感じるとするならば、それは彼自身に起因するものだ。信じられないことに、外界の一切は彼に影響を及ぼさない」
ドメニカリは、冬休みだからといってライコネンが「イタリア」を突然学んだりだとか、突然スマイルを浮かべたりするとは思っていない。「それは彼のスタイルじゃない。だけど、彼は本当にドライブしたがっているし、再びレースに勝ちたいと熱望しているよ」
寝てたところを見つけた人、ビックリしただろうな…w
去年に引き続きオフは全然やらかしてくれないのかと思いきや、FIA-GALAに遅刻、開幕2か月前にラップランド・ラリー参戦、新車発表なのに駐車場で昼寝
何かしらやらかした年はなかなか成績もいいんですよこれが!
【キミたんの主な事件簿】
2004-05オフ:
「キャデラックで交通事故」事件(友人が事故処理)
「ラジコンで高級車を破壊」事件(クリスマスにガレージで)
「キミ・オン・ザ・ロック」事件(その後、シフトレバーをご披露)
2005-06オフ:
膝を手術したためジェンニたん誕生日パーティでも酒を飲めず大人しく休暇
2006年夏休み:
「モナコリタイア→直帰」事件
ホテルに財布を置き忘れる(7000ユーロ・免許・パスポート)
2006-07オフ:
「偽名でスノーモービルレース」事件(ジェームス・ハント)
酔ってカラオケを熱唱しサインして帰ったことを報道される
2007年夏休み:ゴリラの着ぐるみでボートレースに参加
2007-08オフ:
優勝ご褒美でがっつり休暇をもらう
2008-09オフ:
FIA-GALA遅刻事件(集合写真に見当たらない…w)
ラップランド・ラリー参戦
新車発表昼寝事件(駐車場の車で寝ていた←ドメニカリ)
期待以上の活躍をみせてくれたキミたん、今年も楽しみにしてるお!

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フェラーリまつり@ムジェロの画像

ひろってきたー
まずはルカ様とマッサと会見中少々お行儀が悪いキミたん 足!
同じ会場でドメさんとマッサとキミたん←このキミたんかわいいと思う
しかしこの笑顔はカワユス
サーキットにて
顔~首回りの太りっぷりが実感できるキミたん(※注:キミたんを様づけで呼ぶ人は見ない方が幸せ)
ペコちゃん
マッサと手を振りながら登場
4人で(やる気がない顔!) 5人で(真顔!)
ピットアウト
2台揃って
みおさめ#1
ドーナツターン中(2007年スパぶり?かな???)
みんなで1 みんなで2 このTシャツへん。あと、ブラジルの時とか富士のピットで見た時も思ったけど、ルカさん(バドエルの方)は割とキミたんと一緒にいるなーと思いました。
この写真すごい好き。たぶんドーナツターンの後
キミたんまあまあニコニコしていて楽しそうだったのでよかったです。

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延長!延長!

  _   ∩延長!延長!
 (゜∀゜)彡
 ( ⊂彡
 |  |
 し⌒J
キミたん2年延長の噂キタワァ:*゜・。:*゜・。:*゜・。(n‘∀‘)η。・゜:*゜・。:*゜・。:*!!!!!!
ルカ様GJ!引き止めろ!!!ウォッカを何本使っても構わん!!!!
スパだって鈴鹿だってこの目で見たいし、できることならもっと応援していたい
枯れていくキミは見たくないけど、誰より速く走れる限りはずっとずっと走って欲しい!
来年もあるならもう一回シルバーストン乗り込んじゃうんだからね!!

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パドック写真2-フェラーリ編

赤いお馬さん達!全チーム中一番台数多かったです。その次がBMWで3台。本拠地遠いからかな。

フェラーリのテントはもうがっちりと強固に閉まっておりましたwマッサに何の興味もない私は素通り

テストでもこういうのちゃんと持ってくるんですね。

次はお願いしますよ!ってこのおじさんに頼んでおきましたw

タイヤ交換して給油するまさにそこのところです

なんかのガス入れ?

給油機と思われるものです

無造作に落ちてたホイールガン

パドック写真1← →パドック写真3

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フェラーリのアンケートとかレゴ

フェラーリの公式を見ていたらサイトについてのアンケートがあったので答えてみた。

「フェラーリの世界を思うとき」って言い回しが笑える。フェラーリの世界を思うことは正直あまりない。
それで、続くのが、「あなたがフェラーリの世界を思うとき考える3つの項目を挙げてください」だから3つもneeeeeeeeeeeee

F1と仔馬と顎にしておいた。全部答えるとF2008のスクリーンセーバーがもらえます。私はPC移行後もずっとキミ公式のやつを使っているのですが、如何せん色が地味で、気合いの入ったクリアブラック液晶を生かしきれてなかったんですよ。これは赤が鮮やかでいい!
そういえばレゴは出ているのかと思って探したらありました。去年のだから乗り遅れた感満載だけど。
ttp://shop.lego.com/ByTheme/Product.aspx?p=8144&cn=112&d=70
70ドル。ちっちゃいキミがかわいい。

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キミたん、顎様とCMに出る

ttp://www.youtube.com/watch?v=M27j_RuXV1M

KR:Wow, not bad.
MS:And safe as well.Seven Airbags! Great suspention, right? And the T-Jet Turbo-engine…out of 1.4l-so much power!
KR:Wanna talk? Or drive?
MS:So…wanna see a pensioner drive?

KR:うーん、悪くないね。
MS:そして、安全でもある。エアバッグが7つ!それにサスペンションがいいだろ?1.4リッターT-Jetターボエンジンが力強いし!
KR:………まだ話す?それとも走る?
MS:…年金受給者のドライヴが見たいかい?
とりあえずFIAT激しくGJ

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