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イギリスGP Preview: BLACK NIGHT

キミたんフォーミュラルノーのデビューシルバーストンだったんですねええ! 2007年に勝ったとき嬉しかっただろうな!

IN NUMBERS: Silverstone
3.5G: T9, 2秒で最大のGフォース
11%: 1ラップ中のブレーキング
46%: 1ラップ中の直線区間
46回: 1ラップあたりのギアチェンジ回数
66%: 1ラップ中のフルスロットル部分
85km/h: T4, エイペックススピードの最低速度
340m: スタートラインから1コーナーまでの距離
300km/h: T10, エイペックススピードの最高速度
308km/h: トップスピード
900m: フルスロットルの最長区間 Hanger Straight ←[sec]になってましたw
 
ONLY THE BEST WILL DO – KIMI RAIKKONEN ON THE BRITISH GRAND PRIX
Q: 今シーズンこれまでの経過をどのように感じていますか?
KR: 開幕前に、ポディウムに乗れたらハッピーかと聞かれていたら、イエスって答えていただろうと思う。でも、いま僕はいい結果を何度か手にしていて、もっと欲しい。この何レースかは、僕が望んでいたほどの結果は得られなかった。いいところでフィニッシュしたけど、まだ優勝できていないことに僕はがっかりしている。僕達に必要なのは何もかもを一緒にうまくやることだ。それができれば優勝は可能だと僕は確信している。
 
Q: ヨーロッパGPが終わったとき、どんな気持ちがしましたか?
KR: 満足はしていたけど、それと同時に失望していた。勝てなければいつもそうだ。僕にとって完璧なレースではなかった。スタートはよかったのに、それからブロックされてしまって、ポジションを失った。何とかしていくつかを取り返したけど、簡単なことではなかった。リスタートでルイスに対してポジションを失ってしまった。コーナーを出るところでホイールスピンをしすぎてしまったんだ。それから3番手になったとき、何台かのクルマがリタイアして、僕は少しタイヤをセーブすればあるポイントでルイスを抜けるチャンスがあるかもしれないと思った。彼がクルマをスライドさせているのを見た。トライすることができたのは残り数周のところだったけど、最終的には彼を抜くことができた。
 
Q: ルイスをもう少し早いうちに抜くことができていたら、フェルナンドと優勝争いができたと思いますか?
KR: 僕にはいいクルマがあったけど、まず最初に僕がリスタートで彼(ハミルトン)に抜かせてしまったんだ。ブリッジのあとで、僕はミスをしてルイスが僕を抜いた。あれは僕自身のミスだったんだ。できれば、ポジションを戻すためにもっと早く彼を抜き返せたらよかった。残り一、二周になるまで待っていたわけじゃないんだ、ただ単に僕にスピードがなかっただけ。彼がタイヤを使い切ってしまうまで待たなければならなかった。そしてチャンスが訪れた。どんどん近付こうとトライしたけど、十分ではなかった。もしルイスに抜かれていなかったら、フェルナンドに対してもう少しチャンスがあったかもしれない。でも、ミスをしてしまったらその代償を払わなければならないんだ。他のトラックでも、僕達は優勝に近付いていっていると思う。週末を通して全てを正しくやることができたら、もう遠くはないと思う。確かに近付いているよ。
 
Q: シルバーストンは好きですか?
KR: シルバーストンへ行くのはいつもいい気分だ。レースをするのに素晴らしい場所だと思う。僕もあそこでは長い思い出がある。1999年と2000年にフォーミュラルノーで、僕の国際レーシングキャリアの、本当の始まりの場所なんだ。それからずっと、僕はシルバーストンでのレースを楽しんでいる。理由はわからないけど、あそこへ行くときはいつも、こういう懐かしい気持ちがあるからに違いない。天気がどうなっても、週末を楽しむつもりだ。過去にも色々なコンディションを見てきている。いつもいいとは言えないよね! シルバーストンはいつも曇っているし、雨が降ることがよくある。トラックコンディションはとても素早く変化するから、クルマのセットアップが大変になるんだ。これもイングランドでレースする楽しみの一つだ。少なくとも、条件はみんな同じだ。
 
Q: シルバーストンのチャレンジは?
KR: 最初にレースしたとき、すごく気に入った。かなり高速で要求されることが多くて、とてもチャレンジングな場所だ。コーナーは本当に流れるようで、長く広い高速コーナーと高いレベルのダウンフォースが鍵になる。初期の頃から、僕にとってはいいサーキットなんだ。新しいセクションが周回をどんな風に変えたのかが楽しみだ。でも、すぐに学習できるだろうと確信している。
 
Q: 2007年に優勝、表彰台には5回上がっています。シルバーストンで全てをうまくやれたらどんな気分になるのでしょう?
KR: シルバーストンで勝てたら、本当に素晴らしい気持ちがする。全てを正確に正しくやらなくちゃならない。僕はフォーミュラルノーの頃と、2007年にフェラーリで走っていた時に優勝している。またあそこで勝てたらファンタスティックだろうな。特に、ファクトリーがすぐ近くにあるから。ファンタスティックな祝勝会をやるだろうってことは間違いないね。

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ヨーロッパGP Preview: HOT IN THE CITY

In numbers: VALENCIA
2.7G: T19, T20 2秒で最大のGフォース
16%: 1ラップ中のブレーキング
45%: 1ラップ中の直線区間
59%: 1ラップ中のフルスロットル部分
62回: 1ラップあたりのギアチェンジ回数
65km/h: T25, エイペックススピードの最低速度
295km/h: T23, T24 エイペックススピードの最高速度
317km/h: トップスピード
450m: スタートラインから1コーナーまでの距離
900m: フルスロットルの最長区間 T10 to T12

European GrandPrix Preview
Q: カナダGPはどうでしたか?
KR: 最終的な結果はそれほど悪くなかったけど、シンプルな週末じゃなかった。金曜日は寒くて、午後のプラクティスでは雨を予測していたから、違ったプログラムをこなした。そして土曜日の予選では、僕のクルマにハイドロ系の問題があって、予選は12位で終わった。レースではいくつかポジションをあげたけど、もし違う成り行きだったとしたらあともう少し上の位置にいけていただろうと思う。遅いクルマの後ろに長い間スタックしてしまったし、ピットストップをしたときも彼らをジャンプすることができなかった。残念だったけどそれがレーシングだ。

Q: レースでのクルマはどのように感じましたか?
KR: もちろんレースでの方が格段によかったよ。ハイドロトラブルは修復されて、その問題が再び起こることはなかった。それに、レースは金曜や土曜と比べて暑くなって、E20がよりうまく動作するようになった。こういう今までと違ったタイプのサーキットでもクルマが速いというのは励みになる。これがバレンシアでも続くことを願うよ。

Q: モントリオールではトラフィックに何度かつかまっていたようでした。どのくらいイライラしましたか? オーバーテイクは難しかったのでしょうか?
KR: もちろんイラついたよ。他のクルマの後ろにスタックしたいだなんて絶対に思わない! カナダではオーバーテイクできるだろうと僕達は考えていたんだけど、それほどイージーじゃなかった。DRSゾーンはあまり長くなくて、ストレート終盤まで続いていなかったから、前の車から十分にtow(牽引する力)を得るのが難しかった。前の車もDRSを使える状態にあったってことも、事態をより難しくしたと思う。彼らも自分の前にいるドライバーと戦っていたわけだから。結局、予選をもっとうまくやれていたら、こういう問題はなかったってことだ。でもこういう風に物事が進んでしまうこともあるから。

Q: モントリオールを去るにあたってどんな気持ちがしますか?
KR: もっとやれたはずだと思うから、ちょっといらいらしてる。チャンピオンシップのポイントを追加できたっていうのが一番大事なことだけどね。特に今シーズンは何もかもが接近戦になっているから。

Q: バレンシアはストリートコース三連戦の三つ目で、今シーズンは四回目(アルバートパーク、モナコ、モントリオール)になります。他と比べるとどうでしょう?
KR: バレンシアはストリートサーキットだけど、レイアウトはアルバートパークやモナコ、モントリオールに似ていない。これら4つの中で一番高速なサーキットだ。暑くなりそうだし、暖かいコンディションでは僕達はうまくやれるようだから、それ(暑くなること)が僕達の望んでいることだ。

Q: いくつかの理由によって予選で苦しんでいるようですが、ストリートサーキットでは予選が重要になりますね。
KR: 予選はここでは本当にとても重要になる。もちろんトラックのクリーンサイドからスタートできればよりアドバンテージになる。この道がサーキットとして使われるのは年に一度だけだから。オーバーテイクが簡単な場所ではないし、DRSがどれくらい役に立つのかチェックしてみないとならない。

Q: バレンシアのストリートで、いい結果を出す秘密は何ですか?
KR: バレンシアでは徹底して首尾一貫していることが求められる。小さなミスですぐにタイムを失ってしまうんだ。

Q: 今シーズンは7レースで7人のウィナーが誕生しています。8レース目の8人目になれるでしょうか?
KR: 勝つことは大好きだし、これこそが僕がいつも挑戦していることだ。バレンシアでは優勝したことがないから、いいターゲットだ。バレンシアで最後にレースしたときは、僕は6番手からスタートして3位だった。悪くない。

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カナダGP Preview: ON AN ISLAND

In Numbers: MONTREAL
3.0G: T5, 1.3秒で最大のGフォース
15%: 1ラップ中のブレーキング
56%: 1ラップ中の直線区間
58%: 1ラップ中のフルスロットル部分
53回: 1ラップあたりのギアチェンジ回数
60km/h: T8, エイペックススピードの最低速度
300km/h: T12, エイペックススピードの最高速度
318km/h: トップスピード
150m: スタートラインから1コーナーまでの距離
950m: フルスロットルの最長区間, T10 and T13

KIMI RAIKKONEN – “OUR DAY WILL COME” [Q&A]
Q: カナダGPを楽しみにしていますか?
KR: カナダGPはいつも好きだった。2005年に勝っているし、モントリオールにはいい思い出があるよ。カレンダーの中でも、この街は行くのが楽しみな街のひとつだ。サーキットレイアウトのストップ-スタートになっている特性と、コースのチャレンジがとても楽しい。
 
Q: 特に好きなチャレンジは何ですか?
KR: 面白い場所だ。予選は大切だけど、いい結果を得るために致命的というわけではない。オーバーテイクのポイントが何箇所かあるから。カナダでうまくやるためには、ブレーキング中のクルマの挙動が良くなければならない。このサーキットはブレーキにとてもきついからだ。縁石もうまく使わなければならない。こういうところは僕達のクルマがとても得意だ。路面状況が(普通とは)違うサーキットだし、路面自体が変化していくこともある。グリップレベルが違ってきて面白い。これもチャレンジだ。
 
Q: ストリートコースです。それによってアプローチに違いはありますか?
KR: ストリートコースではあるけど、オーバーテイクの場所はある。だからモナコみたいに、全ての集中力を予選に向けるようなことはしなくてもいい。セーフティカーをたくさん見るレースだ。SCが出なかったカナダGPなんて無いんじゃないかな。だからきっとSCは出るだろう。いつ入るか予測をすることができないから、SCはストラテジーを難しくする。SCが配備されるとしたら、自分にとっていいタイミングで来ることを願うしかない。
 
Q: トラックはE20に合っていると思いますか?
KR: ほとんどの場所で僕達はコンペティティヴだったし、ここでも同じであることを期待している。でもいつものように、一日走ってみれば分かってくると思う。
 
Q: モナコは計画通りに行きませんでしたね。
KR: それがレーシングだよ。9位はあの日に僕達ができたベストだった。素晴らしいポジションからスタートしたわけじゃないし、レース中に難しいこともあった。イージーな週末じゃなかったけど、少なくとも2ポイントを獲得した。何も無いよりはマシだけど僕達が望んでいた通りじゃなかった。ああいうバッドレースで2ポイントとれたんだから、世界の終わりってわけでもないけど。ベストの状態ではないときにこういう風にポイントを拾っていくことは、シーズンの終わりに大きな違いを生むかもしれない。
 
Q: 残りのシーズンを見て、モナコでの失望はあなたの集中を変化させましたか?
KR: どこへ行っても、モナコでさえも週末のほとんどはとても強かったっていう事実は、たった1レースによって変えられたりはしない。モナコは他のコースと全然違う場所だし、あの週末が僕達のベストではなかったということを大きく心配した方がいいとは思わない。
 
Q: ステアリングのセットアップの進み具合はどうですか?
KR: モナコのスペシャルチャレンジのためにちょっと違うものを試してみたんだけど、僕はあまりうまく使えなかった。モナコへ行く前にどのくらいうまくいくのかをテストしたことは大切だった。オープンテストは許されていないし、道はF1カーで混んでるからね。基本的なセットアップについては満足している。チームと一緒に取り組むエリアはまだ残っているけどね。
 
Q: 今シーズンは6戦で6人のウィナーが誕生しています。7戦目の7人目になれるでしょうか?
KR: 僕達はどこへ行っても速いし、表彰台も獲得している。正しいタイミングで何もかもを正しくやることは難しいけど、それがグランプリに勝つためにやらなければならないことだ。僕は他のチームで優勝した経験があるし、ロータスには強力な結果を手に入れる力があると思っている。僕達の番はきっとくるよ[Our day will come]。

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Puttin’ on the Ritz – Kimi Monaco Grand Prix preview

オシャレにキメて☆とか、ウキウキ感すごいナイスタイトル!
そして最近なんかこうベテランぽいコメントとか、年の功スタートとか(KERSオラオラスタートではない←それは2009年)、あー10年目なんだなぁってしみじみ感じることが増えたんですけど、気のせいでしょうか…。眉さん12年目なんだよね、それもスゴイよねえ。

モナコのハッシュタグは #Monaco500 に決まりました。
アングリーロータス(仮)は今日から http://www.facebook.com/LotusRenaultGP
LINKIN PARK ‘Burn it Down’ とのプロモーション、iPadアプリのLinkin Park GPは24日からです。

Puttin’ on the Ritz

10回目のモナコグランプリだ。モンテカルロでの特別なイベントでスリリングなチャレンジ、素晴らしい週末が僕達を待っている。

(他のグランプリより)一日長い週末は、モーターレーシングの刺激的なチャレンジのほかに、いつもちょっとした楽しさをくれるんだ。

モナコでは表彰台を3回獲得している(※03年2位/05年優勝/09年3位)。2005年の優勝は大事な思い出で、絶対に忘れないよ。1周ごとにいい走りが出来たら、何も打ち勝つことの出来ない気持ちをもたらしてくれるんだ。もちろんそれを何度も感じたいけれど、完璧な一日にするには最も難しいレースだ。

レースがどんな風になるかは決して誰にも分からないし、特にモナコでは、こんな風に進んでいくだろうってことも言えない。僕達はここまでのレースでミスをしてきているけど、モナコでうまくやりたければ、それよりもっと小さなミスでもする余裕はない。

クルマにはポジティヴな感触を感じている。どこへ行っても良かったし、競争力があった。でも気温の変化とタイヤについてはもっと理解を深めなければならない。

モナコでは、予選が常に他のレースの何百倍も重要になる。この予選の重要さについては大げさに言ってるんじゃないんだ。もちろん僕達も、予選をちゃんとやらなくちゃいけない。最近予選に関してはハードなレッスンがあったからね。

フロントローを獲得しても、あまり役には立たないこともある。2番手で汚れた側からスタートするとしたら、ポジションをキープするのも、前に行くのも簡単じゃない。僕は2番手になったことがあるけど(※2008/2009の2回)、ホイールスピンが苦しくて毎回1ポジション失ってる。

モナコへ向かう前に、僕達は今シーズン2回の表彰台を獲得していて、いいポイントを得た。だからもっと発展させるためにいいベースを持っているんだ。

モナコでの表彰台も、可能なターゲットだと思う。だけどそれを成し遂げるためには、木曜日の朝から最後まで、確実でクリーンな週末が必要だ。

ここではシーズンベストのドライブが求められる – グランプリ78周のあいだずっと、100%の力で動くクルマで100%の集中。これが、モナコのレースを終えて本当に幸せになれる唯一の方法だ。

チームのみんなは本当に一生懸命頑張っている。シーズンが始まってから、とてもやる気に満ち溢れていていい雰囲気なんだ。さあ、モナコの週末を楽しむ時がきた!

私個人としては、引っ越した先がe2対応でなかったためチューナーだの契約変更だの、おまけに土曜日に旧アパートを引き渡すのにまだまだ物が残っていたりだの、非常に苦しい週末になることがもう目に見えております(つωT)
しかも来週の今頃は現場を退場、来週の明日は退職日なんですけどwww
おまけに鼻カゼでもういっぱいいっぱいです!
ふぁいてぃんっ

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モナコGP Preview: STREET FIGHTING MAN

Squawk! ロータスは次戦モナコで500戦目ということで、アングリーバードとコラボするそうです!ロータスのfacebookページで、コラボ版のゲームが期間限定で遊べるとか。5/23(水)からです。マシンもアングリーバード柄だったらかわいいのになー。
詳しくは→INCOMING! – ANGRY BIRDS JOINS LOTUS F1 TEAM

ところで2回勝ったらマイスターって言っていいんだっけ、3回以上じゃないとダメ?

In Numbers: MONACO
3.5G: T3, 3秒で最大のGフォース
20%: 1ラップ中のブレーキング
45%: 1ラップ中の直線区間
62回: 1ラップあたりのギアチェンジ回数
44.5%: 1ラップ中のフルスロットル部分
50km/h: T6, エイペックススピードの最低速度
150m: スタートラインから1コーナーまでの距離
269km/h: T2, エイペックススピードの最高速度
285km/h: トップスピード
500m: フルスロットルの最長区間 トンネル通過部分

↓前半はスペインの後に出たインタビューのほぼコピペだったので私もそこはコピペで対応しましたw

KIMI RÄIKKÖNEN: “THERE IS NOTHING LIKE MONACO”

バルセロナはロータスでの2回目のポディウムでしたね。
正直なところ、ちょっとがっかりした。レースではもっと強いと期待してたから、特に最初の方で。最終スティントではとてもよかったけど、もう遅すぎた。レースで十分には速くなかったということ、これが優勝争いをできなかった理由だ。でも最後にはいい速さがあるところを見せたよね。

終盤では快走していました。フェルナンドをキャッチするためにできたことはありましたか?
僕達の戦略では、レース終盤に速くなることになっていた。そして実際そうだった。こういう状況に置かれたときは、レースがあと少し長かったら、と願うものだけど、もし長かったら他のチームは別の戦略をとってきていただろうね。
僕は自分の出来る限りハードにプッシュしていた。約20秒開いていたギャップを縮め、キャッチできたのはいい気分だった。でも、後からちょっと失望が沸いてきた。あとほんの数周あれば優勝争いが出来た。でもこれがレースだし、少なくとも僕達はいいポイントを獲得した。正しい方向に進んでいると思う。

既に2位と3位を獲得しています。優勝はすぐそこにあると感じていますか?
2回表彰台に乗った、いつだってこれはいいことだ。残念なことにいつでも辿り着けるわけじゃないけど。優勝にいつもチャレンジできるわけじゃないから、もしチャンスを手にしたら確実に物にしなければならない。今僕達がやっていることをやり続けられたらいいね。結局は物事が正確にうまくいって、優勝へ辿り着けることを僕は信じている。これまで僕達は前進を遂げてきたし、どこへ行ってもクルマは強かった。

モナコの展望は?
モナコは普通とはちょっと違う。そこで僕達がどうなるか言うのは難しい。チームはいい仕事をしているけど、やらなければならないことも、改善しなければならないこともまだある。今シーズンここまでのところはうまくいっていて、僕はそれに満足している。OK、まだ勝てていないから100%ハッピーというわけではもちろんないけど、それはごく普通のことだし、チームについては僕はハッピーだ。

モナコグランプリとは?
レースをカテゴリ分けするのは無意味だ、僕にとっては全てのレースが大切だから。でも、特別なレースとしてはモナコのようなものは他にはない。あの場所でうまくいくことよりもいい気分になれることは他にはないだろう。モンテカルロの道でレースするのは、他のどんな場所とも違う。毎年楽しみにしているチャレンジだ。モナコでクリーンな週末を過ごすのは本当にとても難しい、ほとんど不可能に近い。

2005年に優勝していますね。どんな気分でしたか?
以前に僕がうまくやれたのはたった一度だけだ。優勝したときは本当に素晴らしい気持ちだったよ。2005年の優勝は、僕の大事な思い出のひとつなんだ。だから、また勝てたら本当に特別だろうな。

クルマに乗っていて、一番のチャレンジは何ですか?
とても狭くて曲がりくねったトラックだ。あそこで速く走るためには、どんなときでも普段より更に鋭敏に、そして集中していなければならない。モナコで速いラップを走れたときにはとてもいい気分になれる。過去、モナコではオーバーテイクはほぼ不可能だったから、レースを心から楽しむにはフロントにいなければならない。

雰囲気はどうですか?
モナコはいつも特別。面白い場所だし、たくさんのファンがいて、たくさんのパーティが開かれている – もしくは、僕はそう聞いてる。他のどんな場所とも全然違う雰囲気なんだ。

どのようなアプローチをするつもりですか?
予選に集中しなければならない。狭くて、追い抜くのはほぼ不可能だから、レースをするには難しい場所なんだ。2009年には僕はルーベンス[バリチェロ]の後ろにスタックしていて、そのときはKERSがあったけど抜くことはできなかった。タイヤがどういう風に動作するかチェックして、いい戦略を考えなければならない。でも一番大切なのは予選をうまくやることだ。その特性によってシミュレーションすることはできないから、モナコでクルマがどう走れるかを知るのは難しい。今年訪れたどのサーキットとも違っている。E20は他のどこでも速かったって言うことはできる。モナコでも同じように速いことを期待しよう。

顎さんがピレリをdisりまくっていることを受けて、TSに聞かれた内容on autosport
Raikkonen: Refuelling ban has bigger impact on racing than tyres
タイヤによってF1の性質が変わったとは思わない。搭載する燃料量によるものだ。スタートするときに50kgとか60kgの燃料を積んでレースするなら、ピレリタイヤに大きな問題があるとは思わない。以前は、ピットストップは燃料が減ってきた20周毎くらいでやっていた。ミシュランやブリヂストンでも、今の燃料量で走ったら今と同じ状況になると思う。ピレリタイヤは予選でいい動きをする。グリップがよくて、全体的にいいタイヤだと思う。

全否定w

ラスカス駐車場だけやめてくれればいいよw モナコは予選勝負だから、Q3走らない人は多分いないですよね?久々にガチラップみんな出してくると思うのでたのしみです☆
新居のスカパーをどうにかせねば…

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Spanish Eyes – Kimi Spanish Grand Prix preview

E20たん「私まだまだいけるっ」なんて健気でイイコなの…! そしてそんな言い方するキミたん(の作文係の人)ちょうかわいい。べっつん、E20にも名前を付けるように言ってやってほしい。逃げるアビーたん対まくるジェンニたん(仮)とか言い表せるだけでかわいいじゃんー

この娘、あんまりトラブルもなくて本当にできるコですよねえ。DRSが開きませんとかギアボックスいかれましたとか小さいのはあるけど、レースで壊れないもんね…(←こことても大事)
私はヤンデレのMP4-20たんが大好きだったんだけど、序盤戦だけでいくと
F2008 > F2007 > E20 = MP4-21 > MP4-20 > F60 > MP4-19(3/3DNF)
みたいな感じかなぁ(意見には個人差があります)。
2008年って、スペイン始まる時点でポイントリーダーだったんですね…毎年スロースターターっぽい感じだったから(クルマが出遅れるせいもある)あの時はほんと「今年もタイトル獲れるなこれは」くらいのことは思っていたよね…
2008年のことは思い出しすぎると目から汁が出てくるのでやめます(つωT)

あと、幅跳びの例えが珍しかったけどなんかよく伝わるなーと思った。キミたんもスオミっこのパターンに漏れず陸上競技が好きなのかな。
そしてとにかく家から近いことが大事ってことがわかりました。前からわかってたけど、二回も書かなくてもいいじゃないのー

Spanish Eyes

シーズンで一番面白いときがやってきた。自宅に戻れる時間があるし、次の何レースかはそれほど遠くへ行かなくてもいいから、ドライバーとチームにとっては嬉しい。
これはいいよ。サーキットへも行きやすいし、グランプリ中も楽しめるし、とても短い時間で家に帰れるんだ。

僕にとってのスペインGPは、シーズンのチェックポイントみたいなもの。カタロニアサーキットのことを、全チームがとてもよく知っている。新車でテストした唯一のレーストラックだし、今回はアップグレードを持って行って、プレシーズンテストで集めたデータを基に評価を始めることができる。

みんながバルセロナへ目を向けて集中している。シーズンを通してたくさんのチームやドライバーが接近しているから、以前にもましてよりタイトな争いになるだろう。見ている人にとっても、僕達が感じているのと同じようにエキサイティングになるに違いないと僕は思っている。

今回、うまくいけば僕達のチームは、何もかもを素早くちゃんとやれるかもしれない。今まで、その点で言うと僕達はうまくやれていなかった。近いところにはいる、でもこのスポーツでポールや優勝を得るには、近いというだけでは不十分なんだ。

エンストンのみんなはとても一生懸命に作業してくれている。僕がこれまでレースしてきたシーズンで、序盤戦ではベストカーのひとつだと思う。とても励みになるのは、「もっと出来るよ」って囁きがクルマから聞こえ続けていることなんだ。[The very encouraging thing is to keep hearing whispers the best is still to come from the car.]

だけど(走ってみるまで)前もって知ることはできない。いま約束できる根拠は何もない。言ったように、すごくタイトで接近した争いだ。ほんの小さなミスでトップ10から落ちてしまうだろう。幅跳びみたいだ。自分の競争力を全て出し切るためには、ミリ単位で板を正しく踏み切らないと跳べない。

バルセロナではパーフェクトな週末を二度経験している。どちらもポールからスタートして勝ったんだ。もちろんこの二つは、これまでのベストレースの中に位置づけてる。サーキットはとてもチャレンジングだ。(コンディションは)午前中から午後にかけてすごく早く変化するし、正しいセットアップをするにあたって、温度の違いは非常に重要なファクターだ。

僕のアプローチはいつだって、100%プッシュし続けること。どんなチームでもそれは同じことだ。僕達の目標はどのレースでも最高の結果を得ることなんだ。バルセロナではどうなるだろうね。

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スペインGP Preview: BLUE SPANISH SKY

スペインGPといえば、前戦サンマリノで顎を最後まで防ぎきって盛り上がりまくりの眉さん&マイセンルノーの色、水色に染まったサーキットが思い出されます – そこで空気読まない優勝をした2005年とか(現ロータスのみなさんゴメンwww)、人生2回目の(そして現在のところ最後の)ハットトリック2008年とか、意外と好成績だったりしますねー。ここのサーキットって、テストトラックにも使われるとおり基本性能が見えるところだそうだから、ここが良ければ楽しいヨーロッパラウンドになるのかなーって :-)

In Numbers: BARCELONA
3.2G: T3, 5秒で最大のGフォース
12.1秒: フルスロットルの最長区間(秒数) ホームストレート
19%: 1ラップ中のブレーキング
36%: 1ラップ中の直線区間
50回: 1ラップあたりのギアチェンジ回数
60.3%: 1ラップ中のフルスロットル部分
75km/h: T10, エイペックススピードの最低速度
250km/h: T6, エイペックススピードの最高速度
318km/h: トップスピード
720m: スタートラインから1コーナーまでの距離

Kimi Räikkönen: “Hopefully we will be regular visitors to the podium this season”

復帰して表彰台を獲得するまで4レースでした。驚いていますか?
KR: これまで、自分自身に何の疑いも持ったことはない。僕達がいいクルマを手にしているのは明らかだったから、何らかの形で近いうちに表彰台を獲得していただろう。先の3戦でもその実力はあったクルマだったけど、僕達は小さなミスをして大きな代償を払った。優勝を手に出来ていたらもっと幸せだっただろうけど、とにかくいい結果だったし、チームがやってきたハードワーク全てに相応しい結果だった。ここまではどのレースでもよくやってきているから、今シーズンは表彰台に定期的に乗れるといいね。

優勝できなかったことに不満を持っていますか?
KR: セバスチャンを抜こうとした時に僕はよくない側を選んでしまった。彼を抜けなくて、ただ一度のチャンスだったとよく分かった。もちろん勝ちたかった。そうしたらレースの後、もっと嬉しかっただろうな。

ムジェロテストには参加しませんでしたが、困ることになるでしょうか?
KR: 大きな変更をしたパーツはなかったし、ムジェロでレースするんじゃないから、自分がテストしないということが決定されたときに僕は泣きわめいたってわけじゃない。僕はトラックをよく知っているけど、僕がドライブする必要はなかった。僕はレースしに来ているわけだし、それがバルセロナで僕がやることだ。

過去にカタロニアサーキットで何度も走っています。トラックについて聞かせてください。
KR: あそこでは本当に何度もテストをやった。チャレンジングなサーキットだ – いいクルマで走るととても楽しいけど、それほどよくないクルマだったらあまり楽しくはない。バルセロナでうまく走れるクルマは、どこでもよく走れる。2回目のプレシーンテストでもクルマはよかったんだ。E20は進化してきているし、乗っていてもより快適に感じている。

ピレリタイヤと、ベストリザルトを得るためのストラテジーについて聞かせてください。
KR: タイヤが何であろうと、いつだってそれに合わせたベストな戦略を組み立てなければならない。このピレリタイヤは僕には合っている。戦略については、自分のエンジニア達と作業をして、自分達のできるベストな選択をしている。バーレーンのようにうまくいくこともあるし、惜しいところまでいくときもある、上海のように。中国でのレースやバーレーンの予選をみて、世間の人はたぶん、僕達はバカだとか何ひとつ正しいことが出来ないとか考え始めたと思う。だけど僕達はレースで、なぜ僕達はそうしたのか、何をやったのかを証明したんだ。作戦の成功は中国で既に間近にあり、今回とてもいい形で実を結んだ。これがレースというものの一部分だし、誰にとっても同じことなんだ。

ヨーロッパで再びレースするのを楽しみにしていますか?
KR: ヨーロッパでレースするのは本当に好きなんだ。遠くまで旅行しなくてもいいから、レース自体に全てのエネルギーをとっておける。大体いつも本当のシーズンスタートはヨーロッパへ戻ってきてからのようなものだ。(ヨーロッパラウンドは)僕にとってはほんと、嬉しいよ。

スペインGPではどんなことが起こるでしょうか?
KR: バルセロナで、ロータスはとてもコンペティティヴだと僕は予測している。トップチームはとても接近した戦いになるだろう。ここは今年の新車で既にテストしたことがある唯一のサーキットだし、風と気温でトラックは変化するからセットアップがとても重要だ。ヨーロッパ初戦に向けて全チームがアップデートを投入してくる。それによってフロントはもっと面白くなるだろうし、もっとタイトになるだろう。

スペインGPではいい思い出がありますね?
KR: うん、2回優勝しているし、どんなグランプリでも優勝よりいいものはない。この2勝だけが僕のスペインGPでの表彰台なんだよね。

4戦が終わりました。次の4戦では何を成し遂げたいですか?
KR: 何が起こるか見てみようよ。さっき言ったけど、ここまで行った場所ではどこでだってクルマはいい感じだった。僕はレースしに来てるし、勝つためにレースしてる。これが、僕とチームのターゲットだ。僕達はグランプリで勝ちたい。いいクルマを手にしているし、バーレーンで見たように優勝するには十分な力をもっている。これが、ターゲットだ。

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バーレーンGP Preview: DUST IN THE WIND

キミたん(ていうか作文の人)妙にサッパリしていてですね、読み終わると謎の爽快感が沸いてきましたw さすがアイスマンである。清涼感。
このインタビューを読んでみて、スティント割りとかにちょっとギモンを持ったので図を描いて考えてみたら、私なりに非常にナットクしたというか、あれ以外の作戦はなかったんじゃないかしらという結論に達したので、インタビューの下に載せときます。

※これがバーレーンプレビューみたいなのでカテゴリへんこうしましま。

IN NUMBERS: SAKHIR
3.2: T12, 3秒で最大のGフォース
12.5: フルスロットルの最長区間(秒数) ホームストレート
15%: 1ラップ中の15%がブレーキング
60: 1ラップあたりのギアチェンジ回数
50%: 1ラップ中の直線区間
63%: ラップ中の63%がフルスロットル
63km/h: T1, エイペックススピードの最低速度
250km/h: T12, エイペックススピードの最低速度
312km/h: トップスピード
600m: スタートラインから1コーナーまでの距離

KIMI RÄIKKÖNEN – “A PODIUM SHOULD BE POSSIBLE”
中国GPは盛りだくさんの内容でしたね。あなたの立場からはどうでしたか?
KR: いいレースだったけど、最終スティントでタイヤが尽きてしまった。クルマは乗っていて快適だったし、かなりプッシュできたけど、最後には負けてしまった。レースの中盤、僕はフェリペを抜くことができなかった。そしてセバスチャンを防ぎきることもできなかった。でも、クルマにはいい速さがあるよ。

セバスチャンがあなたを抜いた時、何が起こったのですか?
KR: 僕は彼を自分の後ろに留めていた。でも、彼をその位置に保つには無理なくらいに、僕のタイヤは減ってしまった。僕はワイドに行き過ぎてしまって、マーブルに乗ってしまった。マーブルの上ではトラクションがほとんどなくて、みんなとても近いところを走っていたから、沢山のクルマが僕を抜いていった。更にピットストップをするには遅すぎたから、すごくイライラした。でもこれは僕達が選んだストラテジーだ。もし3ストップを選んでいたら僕は2位争いはしていなかっただろう。たぶん、僕達はセカンドスティントをもっと長く走るべきだった。ロマンがうまくやったようにね。タイヤについて多くを学んだよ。

選んだストラテジーがうまくいかなかったことに不満を感じていますか?
KR: 僕達にはベストであるようだったし、ロマンは結果が出せた。もしまた同じ状況になったら、たぶん同じアプローチに挑戦するだろう。今回は成功しなかったけど、こういうことは挑戦しなければわからない。次に向けて、もっと(タイヤのことを)よく知ることができた。表彰台フィニッシュにすごく近いところにいたけど、できなかった。これがレーシングだ。

レース中はホイールトゥホイールの戦いをしていましたね。
KR: これこそが、僕がラリーをやっていた時に恋しく思ったものなんだ。ああいう風に他のクルマとレースできてよかった。時にはすごく接近していたけど、これがレーシングと呼ばれるもので、これが僕達がやっていることだ。テレビで見ている人は面白いに違いないと思ったよ。今シーズンはこんな感じでもっとレースするが楽しみだ。

上海では最新のアップデートパッケージを最大限に生かすことができませんでした。ドライバーとしてはどれほどもどかしいのでしょう?
KR: たくさんのパーツを持ち込んだけど、金曜午前中はウエットだったし、午後はすごく寒かった。土曜日は、殆どをどういう動作をするか知っている古いスペックに戻したんだ。予選はOKだったけどポールタイムとは大きなギャップがあった。他のみんながやってきたようにクルマを速くすることが僕達はできなかった。E20はドライブしやすいクルマだけど、僕達にはもっと速さが必要だ。バーレーンでは速さを見つけられるといいね。

バーレーンインターナショナルサーキットの印象は?
KR: 僕達に特別な問題があるとは思ってない。とても暑くなりそうだし、僕達のクルマは今回の中国みたいな低い気温を好まないから、たぶん暑い方がより僕達に合っているんだろう。トラックはコーナーが組み合わされていて、レースしていてとても楽しい。オーバーテイクのチャンスも何度かあるから、何が起こるかみてみよう。

このサーキットでも表彰台フィニッシュの経験がありますね…
KR: バーレーンでは2位と3位の経験がある。あそこでレースできるのはいいね。走ってみるまで、自分達がどのくらい強いのかはわからないけど。おそらく、きちんと動作するアップデートを入手できるだろうし、中国よりも速くなれると思う。まあ見ててよ。

序盤3レースを楽しみましたか?
KR: 以前と変わっていなかった。序盤戦は家からすごく遠くて、僕は旅が好きじゃないんだけど、もうすぐ僕達はヨーロッパで戦う。トラックにいるとき、そしてクルマに乗っているとき、やらなければならないことを知っている。だから他のことについてはそれほど大きな問題じゃない。クルマに乗っているときはいい気分だ。そして僕達全員が、もっと速くなるために頑張っている。

バーレーンで強力な結果を得られると思いますか?
KR: 表彰台の可能性はある、ここまでの全レースでもそうだったと思う。着いてみるまで自分達のクルマがどのくらいいいのかは分からないけど、何の問題もないと思っている。

てな感じですた。

スティントの割り方を考えてみました。


※クリックで拡大

キミが28周目で入ってるので、この時点で残りは28周なのに2ストップを考えるのはどうみても変です。なのでこの時点では3ストップの予定だったんだと思う。が、入れた後に3ストッパーが入ったところで(もしかしたら入る前かもしれない、ぐろにゃんのタイミングがどんぴしゃだから)、「あれこれうちらもしかして走りきれれば表彰台フィニッシュの可能性あんじゃね? ていうかむしろ予定通りいけば15位じゃん」てことに気付いたんじゃないかな。

ギャップを見ればわかるとおり、ニコちゃん以外はみんな大体接近して走っていました。ひゅる君が15位なんだけど、それでも2位ハミルトンからたった15秒差でフィニッシュしてんのね。博打を打ってもこの結果だったし、博打うたなくてもポイント圏外だったんじゃないかしら。

もちろん、2回目のピット入れる前に気付いてたらぐろにゃんと同じ作戦をとれてポイントフィニッシュしたかもしれないけど、クリフが20周目だとすると微妙なところだったかも。ぐろにゃんは第1スティントをキミより1周長く走っているので(同時なんてできないからどっちかが先に、どっちかが後に入るでしょ)、それもラッキーだったのかもしれません。

ていう感じで私はナットクした。2回目のピット入れる前に気付けよオイ! って怒るほど…じゃないかなぁ。って思うんだけどね。(ロータスに甘いふみちゃんだから、怒る人は怒るかな…)

以上です!

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China in Your Hand – Kimi Chinese Grand Prix preview

ロータスのとは別に出してるんだよね、マメな人だよね意外と…(中の人が)

Kimi Chinese Grand Prix preview
シーズン3戦目がやってきた。

マレーシアでの雨レースを終えて、まず自分を乾かした後、PRの仕事でベイルートに飛んだ。そしてエンストンのファクトリーに新しいパーツを見に行き、家できちんとトレーニングをして、それからようやくオランダのモトクロス世界選手権を見に行った。
全体的にいい休みだった。レースに向けて準備万端だ。フレッシュな気分だし、上海サーキットのトリッキーな低速コーナーや、超高速のロングストレートを走るのが楽しみだ。

クルマは更に良くなっているはずだ。おもしろい新パーツがあって、トップチーム達に再びチャレンジできるような更なるスピードをもたらしてくれると思う。でも、僕達のクルマにトラックがどれほどフィットするかは静観しなくちゃならない。ここまでは全てのサーキットで何も問題がなかった。

以前、中国はいつも僕にとっていい場所だった。上海サーキットでのレースが始まってすぐの頃から、表彰台争いをするスピードをもっていた。5年前の中国での優勝は、当時のチャンピオンシップ争いのターニングポイントになった。

起こる必要のないトラブルがない、ふつうの週末を過ごせることを祈ろう。ここまでのところ、クルマにはいい感触がある。上海でもE20はうまくやってくれると僕達は予想している。金曜日のプラクティスで何ラップか走れば、もっと多くのことがわかるだろう。

いつものように、僕の目標はいいポイントをとることだ。そしてもし可能なら、トップポジションに挑戦すること。マレーシアの予選は非常に接近していた。トップカーのギャップはとても小さかった。それに、レースでファステストラップを記録したのもすごくいい兆候だ。

でも、週末がどんな風に進んでいくか、前もって知ることは決してできない。中国は特にそういう場所のひとつで、天候の要因が全てを素早く変えてしまう。
常に天候に気を配っていなければ困る事になるんだ。予報によると典型的なシャワーがあるから、全てを正しく完璧なタイミングでやることがいい結果を生む鍵になりそうだ。

中国はもちろん、僕達の手にかかっている。

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中国GP Preview: KUNG FU FIGHTING

スレイドさんの言うとおり、上海ではなかなかいい成績続きのキミたんなのでとってもたのしみなのですが、上海といえばなんたら隊が全力でキミたんの誕生日を祝っていたことが思い出されます。今年は誕生日の時期じゃないけど、またあのでかい横断幕みたいのが見られるかと思うとちょっと胸熱w

中国語(繁体字)で2012ドライバーの名前を書くとこうなります!
[TABLE=30]
印度力量w ちなみになぜか私の中で充実している元ルノー組は鶴さん: 雅诺・特魯利、フィジコ: 詹卡洛・費斯切拉、鰤様: 布理亞托利、ピケパパ: 尼尔森 皮奎特 ぴけこ: 小皮奎特(ピケJr.)
これが分かると何がいいかというと、画像検索をするときに中国のカオスなインターネッツも探すことができます! 滅多にしないけどべんり。

まあそれで、個人的に上海で期待しているのは雷克南応援隊のみなさんと、ハミルトンのお砂場(2007年)、ジェイビーのマクドナルド・スタイル・ピットストップ(2011年であります。ひゅる君は2010年秋の時点で上海が一番好きじゃないらしいので(アブダビのことはどう思ってるんだろ?)、ひゅるファン的にはあまり期待しないでおくます。

In Numbers: Shanghai
3.6: T7, 3.4秒で最大のGフォース
15秒: フルスロットルの最長区間(秒数) T13-T14
15%: 1ラップ中の15%がブレーキング
51回: 1ラップあたりのギアチェンジ回数
55%: 1ラップ中の直線区間
55%: 1ラップ中の55%がフルスロットル
68km/h: T14, エイペックススピードの最低速度
240km/h: T7, エイペックススピードの最高速度
315km/h: トップスピード
450m: スタートラインから1コーナーまでの距離

↓キミサイトのマレーシアレビューの焼き直しみたいな話が大半です。
Chinese GP Preview Kimi Interview
Q: 2レースを終え、レースに戻ることをどのように感じていますか
KR: 2レースが終わり、残りは18戦だ。
ここまでは特に問題ないし、レーシングは以前と少しも変わっていない。E20は確かにいい。ステアリングを僕にとってぴったりにするために作業をしてきて、僕達はほぼ(完了に)辿りついた。クルマのスピードはいい。予選でも、レースペースもいいんだ。グリッドポジションという点ではフラストレーションのたまる2レースだった。オーストラリアではあんなに後ろからスタートするはず(べき)じゃなかったし、マレーシアでギアボックス交換ペナルティを受けたこともポジションを失った一因だ。でもこれがモーターレーシングというものだから。

Q: E20は確かにいいペースをもっているようですね…
KR: ここまでは良いようだと言えるだろう。クルマは2戦ともレースでとてもよかった。ロマンはオーストラリアで3番手、僕はマレーシアで5番手だった。セパンではもっとよかったはずだ。Q3の最終ランで僕はいくつかミスをしてしまった。それで少しタイムを失ったから、5番手よりも上にいけたと思う。4番手か、あるいは3番手か。クルマに速さがあるのを感じた。予選には明らかにいいクルマだった。

Q: レースペースも悪くないように見えました。またファステストラップを記録しましたね。
KR: コンディションによってレースは難しいものとなった。実際、ベストのアプローチはP5のポジションを守るために戦うことだった。スリックで出て行ったとき、とても暗くなってきていて、ドライラインを見るのがすごく大変だった。レーシングラインを理解したら、ポジションを守るのに十分な速さで走ったんだ。もっとペースを上げられたと感じていたけど、リスクをとりたくなかった。ファステストラップを出すのは素晴らしい気持ちがするけど、優勝の方がもっといい。

Q: ピレリのウェットタイヤはどうでしたか?
KR: 新しいウェットタイヤでのデビューだった。スタートして、どういう風にタイヤが動くのか分からなかったから、イージーにやらなければならなかった。ウエットタイヤでは以前にインストレーションラップをたった1周走っただけだったから、ウエットレースに向けてフロントウイングをどういう風に調整すればいいのかもわからなかった。
だけどスタートはうまくいって、いくつかポジションを上げた。でも僕の前で何台かのインシデントがあって、それを避けるためにコースから外れなければならなかった。オーストラリアみたいに。それでいくつかポジションを失ったけど、とにかく1周目を生き残った。

Q: 上海についての考えをきかせてください
KR: レーストラック。特定のお気に入りとか、そういうものは僕にはないから。(←とかいってスパは好きなくせに!) クルマに要求されることはアルバートパークやセパンとすごく似ているから、僕達にとってはいいトラックだと思う。E20の新しいパーツもいくつかあるから、それも良いだろう。もちろん他のチームも新しいパーツを投入してくるだろうから、着いてみるまで自分達のポジションは分からないだろう。

Q: 以前、中国では非常にいい成績をあげています。上海へ向かうのはいい気分でしょうね?
KR: 上海では2007年に優勝してる。その年は僕がタイトルを獲った年だから、いい気分だった。いいレーストラックで、オーバーテイクのチャンスがある。僕達のクルマはいいようだから、トラックへ出て行った時にどうなるか、みてみよう。

Q: E20の開発の進展と、チームとの関係が進んでいくことに満足していますか?
KR: いい方向に進み続けられるように、チームは懸命に働いてくれている。僕たちが堅実ないいクルマをもっているのは明らかだ。ここまで、どこに行っても速かった。序盤2レースでは、天候やその他の条件によってE20のベストパフォーマンスをまだ見られていない。チームとの関係については快適に感じてるよ。チームのみんなが僕のようなレース屋だってことは明白だし、それがシーズンで最大限の結果を得るベストの方法だ。

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Kimi Australian review and Malaysian preview

よ、読むものがいっぱいあってうれしい悲鳴><

Kimi Australian review and Malaysian preview
暑さ全開だ! それはオーストラリアで署名されて、封印されて、届けられた。僕は今、マレーシアの暑く湿った赤道の気候の中でのチャレンジに取り組もうとしているところだ。
ポイント獲得でシーズンをスタートするのはとても素晴らしくて価値のあることだった。だけど、2年間のブランクから復帰する初戦に何を期待すべきだったのか、正直なところはよくわかっていなかった。ヘレスの初日から、クルマにはいい感覚を感じていたけど、他のチームと比べてどのくらい競争力があるのか、正確に知ることはできない。
でもまあ今は、少なくともちょっとは分かったね。

グランプリレースに自分は復帰できると常に感じていたんだけど、少し離れていたところからどのくらい早くレーシングリズムに適応できるか?って、自分の中で小さな疑いを持っていた。でも今は認められる。この疑問に対するいい答えを手に入れた。スピードはそこにあった。オッケー。クルマもいい。これもオーケイだ。
改善されるべきいくつかの問題はあった。特に予選のルーティンだ。メルボルンへ向かう前に、予選プロシージャの戦術的なこと、技術的なこと、新しいこと全てを何もかも同時にベストな形でやるには時間がかかるだろうって分かっていたんだ。
土曜日は全然満足できなかった。いくつか問題があって、それが僕たちをレースをスタートするにはひどい状況に追いやった。
スタートは完璧で、レースのためにはすごくよかった。でも1コーナーの混乱で僕のアドバンテージは消えてしまい、僕は後退しなければならなかった。そして僕たちはトップ10に到達するためにレースを立て直さなければならなかった。
1セット目のタイヤはそれほどいいとは感じなかった。だけど、他のドライバーがもっと問題を抱えているのをみて、僕は落ち着いて事を運んだ。
クルマを追い抜くのはすごくトリッキーだった。DRSはアルバートパークみたいなサーキットではあまり役に立たない。そしてザウバーと戦っていたとき。彼らはDRSゾーンが始まる最終コーナーからの立ち上がりが速すぎる。
SCの状況も役にはたたなかった。新しいタイヤを履いたけど、レースがリスタートした後、このタイヤをきちんと動作させるのはすごく難しかった。
最後には全てがうまくいって、最終ラップでいくつかポジションを取り戻せた。
そういうわけで、こんな初戦を7位でフィニッシュできたことにはとても満足している。
チームとしては、僕達は堅固で一貫したクルマを持っている。今週またレースができるのはすごくいいね。
セパンは僕にとっていい思い出がある場所だ。マクラーレンでもフェラーリでも優勝している。ちょっと暑さはつらいけど、誰にとってもそれは同じだ。また落ち着いて、少し休んで、そうしたら僕自身とクルマのベストを尽くすよ。The heat is on!

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マレーシアGP Preview: FIRE AND RAIN

アイスとコーラも期待してますが、ヘイキ! Tutti Fruttiへ拉致→フローズンヨーグルトを目の前に満面の笑みを浮かべるスオミの妖精ふたりを自らうp(またはキャサリンたんがうp)、っていうのでもいいんですよ。よろしくお願いしますっ
明日はキミの帽子にひっついているアイスバードが登場するらしい、Angry Birds Spaceのリリースがあります。アングリーバード廃人の私にはつらいです…土曜日面接があるっていうのにっ
→でました!
Angry Birds Space – Rovio Mobile Ltd.

2012 MALAYSIAN GP PREVIEW
In Numbers: Sepang
3.4: T5, 2.8秒で最大のGフォース
10秒: フルスロットルの最長区間(秒数) ホームストレート
17%: 1ラップ中の17%がブレーキング
43%: 1ラップ中の直線区間
57回: 1ラップあたりのギアチェンジ回数
65%: 1ラップ中の65%がフルスロットル
75km/h: T9, エイペックススピードの最低速度
247km/h: T13, エイペックススピードの最高速度
315km/h: トップスピード
500m: スタートラインから1コーナーまでの距離

Q: 2年間F1から離れて、F1に戻ってきた感想は? 新しい車、タイヤ、DRSでグルーヴの中へ戻っていくのは簡単でしたか?
KR: 正直なところ、前にレースしてた頃と全然違いを感じなかったんだ。いくつかルールが変わったけど、レース自体はほとんど同じだった。DRSはプラクティスや予選よりレースの方が簡単だった。使えるエリアが限られているから。(レース以外の)他のセッションでは、みんな出来る限り早めに使って限界までプッシュしてくる。アグレッシブに行き過ぎてしまえば、ミスをしやすくなるんだ。

Q: あなたのパフォーマンスに、ロマンの予選。E20はどのくらいポテンシャルを秘めていると思いますか?
KR: クルマはすごくいい感じだ。レースではほとんどトラフィックの中にはまっていたから速さをあまり見せられなかったし、もっといいグリッドからスタートしていたらどうだったかというのは何とも言えないけど、クルマにはすごくスピードがある。

Q: ブルーフラッグについて無線でチームに話していましたね…
KR: 何で彼らは僕に振り続けるのかを知ろうと思って! 自分がたったいま追い抜いた、背後にいるクルマに出されたものだろうと思っていたんだけど、しばらく出され続けていたから、理由を知りたかったんだよ!

Q: セパンはサーキットとして、アルバートパークとは大きく違いますか?
KR: いいクルマが必要だ。そしてそれは僕達が手にしているものみたいだ。ミスがなければ、オーストラリアよりもスムーズな週末になるかもしれない。走行に出て行くまで、クルマがどういう風に機能するかわからないけど、今のところはどこでだってよかった。マレーシアでも同じであることを願うよ。

Q: セパンサーキットでの思い出は?
KR: 過去、僕にとってはいい思い出も悪い思い出もある。悪いレースもあったけど、初優勝を入れて3回優勝している。全ての始まりの場所へ戻るのは嬉しいよ。暑くて湿度が高いからドライバーにとってはチャレンジだけど、それは他のみんなも同じだ。

Q: 2本の長いストレートがあるので、DRSとKERSを使ったオーバーテイクに向くサーキットでしょうか?
KR: ここでDRSを使った経験がないから分からないけど、僕達のクルマはストレートラインでとてもいいから、レースでそれが助けになることを願おう。We’ll have to wait and see.

Q: 現段階で、E20の力を最大限に引き出していると感じますか?
KR: このクルマにはもっと力がある。僕達はこのクルマについて常に学んでいる。前回のレースでは、その全ての能力を生かすチャンスがなかった。マレーシアでは、うまくいけばもっと力を出せるだろう。

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Turning the cards!

Turning the cards!
とうとう、地球の裏側にやってきた! 僕はチューリッヒからドバイを経由してメルボルンまで飛んだ。フライト中は2回とも眠ったから、フレッシュな気持ちだしリラックスしている。
とうとう、本当の仕事が始まる。そして、誰が速いのか、誰が速くないのか?という永遠の質問は終わる。
テストの間はどのチームも、自分達のプログラムに取り組んできた。手の内のカードを見せる人は誰もいない。自分がどんなカードを手にしているのかは分かっていても、テーブルについた他のプレイヤーが持っているカードは分からない。今年は以前よりもみんながいいカードを持っているような気が僕はしている。
予選、そしてレースでも、あらゆるポジションを賭けてタイトな争いをするだろう。シーズンについては何も話すことができないけど、どんな成り行きになったとしても、僕は(レースに戻るという)正しい決断をしたということはみんなに言える。最初の予選、そしてレースが始まるまで、可能なターゲットについて話すのは意味がない。僕のファンのみんなは事実をみてほしい。僕がサーキットへ行く時はいつも、クルマと自分自身ののベストを引き出して、いい結果を得るために全力を尽くすつもりだ。今週末が始まるまで静観しよう。

オーストラリアは僕のお気に入りのひとつだ。ヨーロッパから遠いけどね。時差ぼけも気にならないし、ここはいつも暖かいから気に入ってる。サーキットの性質は特別だ。あらゆることが起こる可能性がある。セーフティカーも入るだろうし、タイヤについてのサプライズもあると思う。雨も降りそうだ。これは誰にとっても同じだけど、ある意味ではちょっと残念だ。これまで、ウエットタイヤではドライブしたことがないどころか、見たことさえないから。
アルバートパークではいいトラクションが必要だ。ヘレスとバルセロナではあったから、ここでもOKだろう。パワーステアリングの問題をなんとか解決したら、コーナーへの侵入は僕が望むとおりになった。ブレーキングも調子がいい。僕達は信頼性がありシーズンを始めるのにいいクルマをおそらく持っているだろうと僕は思っている。確かに僕達はテストを二日半失った。それだけあれば役に立ったとは思うけど、終わってしまって変えられないことを気に病んでも仕方がない。レースそのものは同じだ。変わっていない。これが、僕が戻りたいと思った理由だ。また全開でレースができるのは最高だよ。この2年は全く間隔がなかったみたいにすごく早く過ぎた感じがするよ!

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オーストラリアGP Preview: DOWN UNDER

うっひょうー
まさかまたここにキミのプレビュー記事を載せることになるとは2年前の今頃は思わなかったです。しみじみ。。。2007年開幕戦で移籍初戦優勝(の後に表彰台の裏で顎からの電話をぶち切り)、2008年は踏んだりけったり、2005年はエキストラフォーメーションラップをお試し…となかなか思い出深いサーキットです。
フィジコの魔法みたいなお天気からの優勝とか色々あったねぇ。しみじみ

ロータスのサイトに、各サーキットのプチトリビア的なのが載るみたいなので忘れなければ一緒に書いていきたいと思います。

IN NUMBERS: ALBERT PARK
3.5: T11, 0.5秒で最大のGフォース
14: フルスロットルの最長区間(秒数) ホームストレート
16%: 1ラップ中の16%がブレーキング 35%: 1ラップ中の直線区間
60: 1ラップあたりのギアチェンジ回数 66%: 1ラップ中の66%がフルスロットル
80km/h: T15, エイペックススピードの最低速度 230km/h: T5, エイペックススピードの最高速度
290m: スタートラインから1コーナーまでの距離 310km/h: トップスピード

公道の割に高速、なのかな?

KIMI RÄIKKÖNEN ON THE AUSTRALIAN GP: “EVERYBODY WANTS TO RACE”
Q: ロータスF1チームとのF1復帰で、あなたの目標は何ですか?
KR: 自分が出来る限りのことに挑戦する。どこで終われるかは見てみよう。オーストラリアでの初戦に向けて僕達は、大きなトラブルやミスのない楽しい週末を望んでいる。グリッドのどのあたりまで行けるか分からないけど – それは誰にも分からない。テストのタイムから考えてみるなら、全員がすごく接近している。誰が燃料をどのくらい積んでいたか分からなくて、それによって大きな差が生じるんだ。メルボルンでプラクティスをやってみたら、少し分かることがあるだろう。そして予選が終わると、自分達の正確なポジションを知ることになる。

Q: テストで一緒に働いてみて、チームについてどのように感じていますか?
KR: すごく満足している。僕達はまだ学んでいるところだけど、全てがスムーズに進んでいて、問題はまったくない。シーズンをスタートするのにとてもいい状況だ。

Q: テストは(トラブルによって)中断され、あなたは2年間のブランクを経ての復帰です。どのくらい準備ができていると感じていますか?
KR: もっと準備する時間があったらよかったのに、と思うのが常だけど、これが今の状況、ただ対処するしかない状況だから。ヘレスでの初回テストでは、僕達のクルマはすごく良い走りだったし、信頼性の面で大きな問題もなかった。いいことだよ。バルセロナの2回目のテストで、1つ問題があっただけだった。そして僕達はそれを克服した。もうトラブルになることはないだろう。いまやらなければならないのは、自分達が満足するレベルに全てをもっていくことだけ。そして、僕は正しい瞬間に正しいボタンを押すってことを確認することだけだ。たぶんあと何日か(テスト日が)あったらそれは害にはならなかったかもしれないけど、その瞬間がきたら、僕達はうまくやれるだろうと確信している。

Q: 新しいチームにレギュレーション、車、たくさん覚えることがあったのではないでしょうか?
KR: レースだってことは同じだし、変わったことよりも以前と同じことのほうが多い。DRSとKERSは、ボタンを押すだけ。テストでは時々押すのが遅すぎたり早すぎたりしたけど、(運転の仕方が)それほどたくさん変わるわけじゃなさそうだ。ピットストップは前より少し短くなったけど、大きな違いは何もない。クルマを止める。そしたら、出て行く。

Q: オーストラリアでの希望するグリッドは?
KR: 最後尾かもしれないし、一番前かもしれない – 行ってみるまで待とう。

Q: チームメイトのロマン・グロジャンをどう思いますか?
KR: 彼はいいやつだ。以前は彼のことを知らなかった。何度か一緒にレースしたけどちゃんと話したことはなかった。彼は僕よりちょっと(…ちょっとですと??)若いけど、彼にとってもF1でレースしてから暫く経っている。彼もいいだろうと思うし、僕は彼とうまく働いているよ。

Q: F1でレースするのをどのくらい楽しみにしていますか?
KR: 誰もがレースしたがってる。テストドライバーに聞いたとしたら、彼らもレースを望んでる。みんなが大好きなもの、それがレースだ。レースよりテストが楽しいなんていう人がいるとは思わないな。もちろん、僕が走ってた頃から(F1)レースは少し変わった。オーバーテイクの面で。だけど、全然違うスポーツになったわけじゃない。エキサイティングなものになるだろうし、タイヤのベストを引き出した人が強力なポジションを得る。

Q: 今シーズンの個人的な目標はありますか?
KR: いや。初戦で自分達の位置を確かめて、そこからスタートだ。僕達が出来る、そしてクルマがやれるベストを尽くすつもりだ。

Q: オーストラリアではいい結果を挙げています。一年をスタートするにはいい場所ですね?
KR: オーストラリアは素晴らしい場所だ。ヨーロッパからすごく離れててもね。サーキット自体は、シーズン中一番難しいってわけじゃない。アルバートバークで初ポイントを獲得したのはいい思い出だし、表彰台も、2007年の優勝もすごく嬉しかった。サーキットは全然変わってないから、どういう風にやっていくかを分かってるってことについては自信を持っている。

Q: アルバートパークはE20に合っていると思いますか?
KR: トラクションのいいクルマが必要だ。テストから判断して、E20はいいトラクションを持っている。それは僕達の役に立つだろう。強力なターンインと、安定したブレーキングも助けになる。僕達のクルマはそういう部分もいい感じだから、良い位置にいけるだろう。トラックは、最初のうちは少しスリッピーだし、メルボルンの気候はいつも暖かいってわけじゃない。メルボルン・ウェザーはトリッキーになることもあるんだ。初戦だから、他のチームに対して僕達がどの程度戦えるのかは分からない。僕のエンジニア達がシミュレーションをやったり、テストデータを調べたりして、アルバートパークでE20がどういう風に走るか、ある程度の考えはある。でも、トラックに出て行くまではっきりとは分からないんだ。走り出すまで何かを言うことは難しいけど、納得がいく程度に強力だろうと考えているし、そうなるよう願っている。

最後に今シーズンのことをちらっと。。。ここに載せてる記事は、自分が後から振り返ってにたにたする用にまとめてる意味合いが強いです。オンタイムで更新しそびれちゃって後からしれっとまとめとくってことはよくあることなんだぜ。
よし、一緒にニタニタしてやろうじゃんという方、今シーズンもマッタリとお付き合いください :-)

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