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まぼろしのアメリカGPプレビュー:F1へ戻りたいと思った場所

去年も2011年の年末も何回も書いてる気がしますが、私ほんとにこの「NASCARで走って、レースが楽しくてF1に戻りたくなった」ってキミたんの話がすごい好きで(*´д`)日の目をみなくて残念。

Kimi Räikkönen: “The US made me want to come back to F1”
Q: CotAについてどう思いますか?
It’s a nice circuit. The layout is quite interesting and the racing last year was good. The sectors of the track are fairly different, so there’s a challenge there. Last year the days started out pretty cold so it was very slippery, but hopefully now it’s been used a bit more the track surface won’t be as shiny, so it should be easier to get the car as we want it. 
いいサーキットだ。レイアウトはとても面白くて、去年のレースもよかった。トラックの各セクターはかなり違っているから、チャレンジなんだ。去年はとても寒いコンディションで始まったからかなりスリッピーだった。今回は、その時よりも少しは使われているから、路面はそれほどつるつるしてないと思う。クルマを仕上げるのは少し楽になるはずだ。

Q: ショートホイールベースを使用する予定ですが、なぜですか?
KR: It has a better feeling for me and seems to make it easier for me to get more of what I want from the car. We’ve been trying to get rid of understeer to get the car more as I want it and the shorter car helps with this. 
(ロングよりも)僕はいい感触だし、僕がクルマに望むことをより引き出せるみたいだから。自分の好みに近付けるためにアンダーステアを何とかしようとしていて、ショートホイールベースの方がそれに役立ちそうだ。

Q: アブダビのレースを振り返ってみると?
KR: It wasn’t the longest race I’ve been in; certainly not as good as my 2012 race there either. Obviously it wasn’t ideal, but that’s the way things go sometimes. We should have a much longer race in Austin. 
僕が出た中で最長のレースってわけじゃなかったね。(優勝した)2012年ほどよくもなかった。もちろん理想的じゃない、でも時にはこんな風に物事が進むこともある。オースティンではもっと長くレースできるはず。

 Q: アメリカでのレース経験は?
KR: I competed in seven Grands Prix at Indianapolis. Unfortunately the one time I felt I had a really strong car there it was 2005 when only six cars raced and I wasn’t one of them. I did get pole position in 2003, but none of the races there are ones I remember well. In 2011 I tried NASCAR. I did two races on the Charlotte oval and I really liked it a lot. That was probably the experience I needed to open my eyes for racing again. After that I really wanted to come back to Formula 1, while it was a tempting idea to do more NASCAR too. 
インディアナポリスで7回走ってる。2005年はとても強力なクルマがあったと感じていたのに、6台しか出場できなくて、残念だけど僕はそのうちの一人じゃなかった。2003年にはポールポジションをとっているけど、(アメリカGPで)よく覚えてるレースというのはない。2011年にはNASCARに挑戦した。Charlotteのオーバルコースで2レース走って、僕はとても気に入ったんだ。あれはたぶん、自分の目を再びレーシングに向けるために僕が必要としていた経験だったんだと思う。そのレースの後で、僕はF1に戻りたいと強く望むようになったんだ。もっとNASCARで走るっていうのも魅力的な考えだったけどね。
 
Q: オースティンでのレースを楽しみにしていますか?
KR: After going there for the first time last year – like everyone – I’m particularly looking forward to this one. I like the American atmosphere, it’s just a relaxed environment. They know how to have fun, and most of all they love racing. 
去年初めてあの場所に行って – みんなと同じように – このレースを特に楽しみにしている。アメリカの雰囲気が好きなんだ。リラックスできる環境だ。アメリカ人は楽しむ方法を知っているし、殆どの人がレーシングを愛している。
 
Q: 去年のレースの思い出は?
KR: It was an okay day, but not a very easy one for us. I got a bad start and then I touched with another car on the first lap so I had a lot of work to do. We were using quite hard tyres for the race so it was difficult to get the performance you wanted from them; especially when it got cooler because of the clouds that day. Hopefully it’ll be clear skies this year. 
まあまあだったけど、かなり楽なレースってわけじゃなかった。スタートが悪かったし、その後に1周目で他のクルマと接触して、やることがいっぱいあった。かなり硬いハードタイヤだったから、望む通りのパフォーマンスを得るのが難しかった。その日は曇りだったから、涼しくなると特に。今年は晴れるといいけど。

Q: 今年は去年よりもいいパフォーマンスが期待できると思いますか?
KR: The car has been feeling pretty good and we’ve seen some good races this year. We won’t know how good it is in Austin until we’re out on track, but we’re certainly pushing for a good result. 
クルマはかなりいい感触があるし、今年はいいレースを何度かしてきている。オースティンでどれだけうまくやれるかはトラックに出て行くまでわからないけど、いい結果に向けてプッシュしていく。

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Head up to Monza – Kimi Belgian review and Italian preview

Kimi Belgian review and Italian preview

Head up to Monza

何もかもを勝ち取ることはできない。そのことを分かるには十分な間、僕はF1で走っている。昨シーズンの初めから、僕達は悪くない結果を出し続けてきた。いつかこれが止まるということは予測できていた。

もちろんそれはスパで起きた。

今回は、僕にとっていい戦いができる場所ではなかった。僕達には単に、全体的に十分なスピードがなかった。表彰台争いをするために必要だったいい予選タイムも出すことが出来なかった。そしてブレーキのトラブルがあって、僕達のレースはそれによって失われた。

(ロータスとの/今シーズンの)最初のリタイアで、多くのポイントを失い、チャンピオンシップ争いに大きな損失になった。他にトップ争いをしているメンバーは最大限のポイントを獲得した。

でも、それについて後から嘆いても、時間と気力の無駄なだけだ。モンツァに向けて前を向いて、全力でやるしかない。

そう、本当に全力で走ることになる。モンツァは僕が知っている中で最も歴史的なレーシングの場所だ。あのロングストレートで可能な限り速く走るために、全車がウイングを出来る限り小さくする。

ドライバーとしては、そのスピードによって、他のサーキットと比べて大きな違いは感じない。そういう(ウイングを小さくした)クルマで、可能な限り速く走ることにトライするんだ。

僕はモンツァで勝ったことがないから、もしそんな経験ができればとても嬉しいだろうなと思う。新しいパーツをいくつか持ち込めるはずだから、それがうまくいけばいいね。モンツァのように低ダウンフォースのサーキットは、去年の僕達のクルマには理想的に合っているというわけじゃなかったし、今年も同じような状況だから。

チャンピオンシップ争いを諦める理由は無い。僕達は開幕戦に勝っていて、トップ争いに戻るためにはトップポイントがもっと必要だっただろうけど。まだ200ポイント獲得することができるんだから、どんな可能性だってある。

ポイントを獲得し続けた期間(訳注:完走の間違いじゃ??)はスパで終わった。[One period of continual point scoring races ended in Spa.]モンツァでビッグポイントを獲得して、新しいピリオドを始めよう!

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ベルギーGPプレビュー・プレカンなど

思い出のスパです(*´ω`)ひゅる君出てるうちにまたSMRのツアーで行きたいな!
私のスパ珍道中+森の探索(?)+トラックウォーク(DNF)はこちらでどうぞっ
ロータスによるキミたんのスパまとめはこちら
KIMI RÄIKKÖNEN – KING OF SPA
ただし「KING OF SPA」ってピットボードに書いて写真を撮ってくれたのは2009年のフェラーリ(withバドエルさん)である
※キミたん個人サイトはハンガリーレース(ロータスのコピペ)で時が停まっています(;´ω`)

プレカンはフランスまつり+GVDG+べつん。ぐろにゃんパパから派生した質問にはGVDGがべつんの金髪wをいじり、ビアンキとべつんが「まだフリー走行!練習中!」とのアンサー。
べつんはキミたんへの質問攻め+なぜか鈴鹿愛も炸裂しているのでリンク先をドーゾ。
キミたんは木曜日のメディアデーを「体調不良」で欠席!サイン会もってことだよね(;ω;)現地キミFなみだめじゃん…2008年にやられてるから気持ちわかるお(;ω;)

KIMI RÄIKKÖNEN ON THE 2013 BELGIAN GRAND PRIX

Q: ブダペストでは2位だったので、スパであと1ステップ上に行けたらどれほどいいでしょう?
KR: ベルギーグランプリではいつもいい結果を出してきているけど、過去に起こったことは今の僕を助けてはくれない。もちろん害にもならないし、スパで5回目の優勝ができたら素晴らしいだろうけど。ポイントを上積みすることはいつだっていいことだ。レースに優勝できれば、それ以上のポイントを獲得できる人は誰もいないわけだから。

Q: スパでの戦歴は?
KR: スパではいい思い出しかないし、あの場所でレースができるのは素晴らしいよ。他のどんな場所でも同じ気持ちにはなれない。最新のレーシングカーに乗って、偉大な伝統のある本物のサーキットでレースできるのは素晴らしいことだ。

Q: サーキットでのチャレンジはどんなものですか? E21の長所にフィットするでしょうか?
KR: スパにはかなりチャレンジングな高速コーナーがあって、クルマを正しくセットアップしなければならない。今年何度も見てきたように、良いグリッドポジションはかなり大事だ。スパでもかなり決定的になるだろう。他のトラックよりは少しオーバーテイクが楽かもしれないけど。高速コーナーを抜けていくには空力的にいいクルマが必要だし、一周が長いから、いいタイムを出すにはベストなリズムを保ち続けなければならない。レースは予選に大きく左右されるから、プラクティスで適切なセットアップを見つけること、そして堅実な予選セッションが必要だ。今年の僕達のクルマがどのくらい合うかはわからない。去年はそれほどよくなかったし。僕達はその理由を分かっていると思っているし、もちろん今年は僕達のクルマは去年よりもいいけど、優勝争いをするのに十分な強さかどうか、それは日曜日に分かる。

Q: なぜスパでこれまでいい結果を出せていると思いますか?
KR: あるサーキットでは何もかもがスムーズに進む、ということが時々あるんだ。僕に全然運がないサーキットもある。もちろんこのレースに勝つために全力を尽くすつもりだ。スパでは表彰台の頂上に何度か上がっているから、もう一度あの場所に立ちたい。

Q: それでスパはお気に入りのひとつなのですか?
KR: どんなドライバーもスパが好きだと思うよ。賭けてもいい。僕にとっては、世界で一番のレーシングサーキットだ。大好きな場所だ。2000年にフォーミュラルノーで初めて走って以来、ずっと好きなんだ。

Q: 改善できるとすればどこでしょうか?
KR: 僕が土曜日の予選で苦戦し続けているのは明らかで、そのツケを(レースで)払う羽目になっている。でもレースでのペースは依然としていい。タイヤが少し変わったから、使い方を正確に理解しなければならない。ブダペストで前進したから、スパでは少し楽になるはずだと思うけど、他のチームも同じだ。勝つためには、フロントに近い場所からスタートすることが必要だ。

FIA Thursday press conference – Belgium 22 Aug 2013

Q: (Julien Febreau – Canal Plus) Question to all of you except Romain Grosjean: do you feel ready to be a father?
GvdG: I think when Seb does one he will have a nice boy or girl with the same hair. Just kidding. (後略)
SV: We are still in free practice!
JB: I think it’s the same (for me); I don’t feel ready at the moment but I’m practising!

Q: (Kate Walker – GP Week) キミとチームメイトにならないことについて
SV: Well, first of with the team, but as I’ve said many times, it’s not my decision and also I don’t want to get too involved. As I’ve said, I think Kimi would have been nice in many ways. Now it’s not happening so it doesn’t make much sense to talk about that but who knows? He’s still young, I’m still young so I don’t know. A lot of things can still happen. Never say never but probably for next year it’s not going to happen.
何度も話しているけど、僕の決定じゃないし、(ドライバー決定に)関与しすぎたくないんだ。色々な意味で、(チームメイトが)キミだったらよかっただろうな。でも、もうそうはならないから、これについて話しても意味はないよ。彼はまだまだ若いし、僕も若いから、(この先)どうなるかはわからない。多くのことがまだ起こりうるんだ。絶対というのはないけど、おそらく来年は(自分とキミのチームメイト関係は)実現しないだろうね。

Q: (Paolo Ianieri – La Gazzetta dello Sport) キミがフェラーリに戻ったら?
SV: I don’t know. I get along quite well with Kimi so I would be happy in a way if he finds a spot where he’s happy. I think he has a good seat at the moment with Lotus but if he can improve then I would be happy for him. I think Kimi is very straightforward, you don’t get any bullsh*t with him and politics so in that regard I don’t know how realistic it is for him to return to Ferrari. Obviously he has been there and then Fernando came and Kimi left to go rallying. I think he’s very uncomplicated.
わからない。僕とキミとはとてもうまくやっているから、彼が満足する場所を見つけたのなら、僕は良かったなと思うだろうね。ロータスというチームにいて、彼は今いいシートに座っていると思うけど、彼が前進できるんだったら、彼のために嬉しく思うよ。キミはとても率直な人だから、でたらめなこと(bullsh*t)や政治的なことをキミからは聞くことはない。だからその点で、フェラーリへ戻ることは彼にとってどのくらい現実的なのか、僕にはわからない。フェラーリにいて、それからフェルナンドがやってきて、キミはラリーへ行ったんだ。彼は全然複雑じゃない人間だと思うけどね。

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ハンガリーGP プレビュー

結婚記念日優勝って4番スタートだったんだっけ? :O
ダブルフライングシャンパンは2008年かなー。なりゆきでボッタス台乗ってまたやらないかしら。

Kimi Räikkönen: “I have finished second in Hungary too many times”

Q: ハンガリーでいい週末を過ごすためにはどんなことが必要ですか?
KR: ハンガリーでは何度も2位フィニッシュしてるから、1コーナーを抜けた時点でレースをリードしているのがどれくらい大事なのかを知っている。DRSがあってもなくても、ハンガロリンクでオーバーテイクをするのはそう簡単にはいかない。いい週末を過ごすためには3回分のプラクティスをきちんとやることが必要だ。その上で強力な予選セッションと、パーフェクトなレーススタートが求められる。

Q: でも、ここでの唯一の優勝である2005年のグランプリは、4番グリッドからスタートしていますね?
KR: とてもスタートがよくて、一周終わって戻ってくる頃には2位だったんだ。そこから全てがうまくいった。

Q: 雰囲気はどうですか?
KR: ハンガリーへ行くのはいつもいい気分だよ。さほど難しいサーキットじゃないけど、大概すごく暑くなるから、多くのことを要求されるレースになる。とてもチャレンジングな場所だ。もちろん、今年は暑さが僕達の助けになってきているから、ハンガリーの暑さは状況を良くしてくれるだろう。でも、暑くても苦しまずにすむのは、優勝が手に入る場合だけだ。

Q: ハンガロリンクで速いクルマを仕上げるためのキーとなる要素は何ですか?
KR: 速いクルマか。かなり低速でツイスティなサーキットだから、ここでは二つのことがとても重要になる。いいターンインといいトラクションだ。それがあればレースに向けて強力なクルマを手にできる。

Q: 確実に良いスタートを決めるためには?
KR: もちろん予選で前方のグリッドを獲らなきゃならないけど、それに加えて汚れた側のグリッドを避けることも必要だ。今シーズンのレースを振り返ると、汚い側のグリッドはスタートでとても不利になっているようだから。

Q: ある観点では「ホーム」グランプリとも言えますか?
KR: ハンガリーは、フィンランドのグランプリだって何度も言われてきている。毎年たくさんのフィンランド人が来て、青と白の旗が揺れているのを見るのはいつだって嬉しいよ。

Q: ドイツの2位については?
ポイントを獲得したのはよかったし、クルマは強力だった。高い気温の方が僕達には合うことがまたわかったし、ブダペストはいつも暑くなるから、いい兆候だろうと思う。もちろん今年のクルマでトラックを走ってみなければ何も分からないけど。ドイツでは無線がちゃんと動かなくて、メルセデスの後ろにスタックしてしまったのは僕のレースの役には立たなかった。クルマのパフォーマンスは拮抗していて、ハンガロリンクよりもニュルブルクリンクの方がオーバーテイクしやすいだろうから、ハンガリーではいい予選結果が必要だ。

Q: 最後のピットストップをしないというのも選択肢にありましたか?
KR: ピットに入った時も僕のタイヤはかなりOKな感じがしていた。でもそのセットがどのくらいもつのか分からないし、レースでその後何が起こるかも分からない。無線のトラブルもあった。僕の声がエンジニアには聞こえなかったけど、僕には彼らの問いかけが分かった。
「あれをやるべきだった」って後から言うのは簡単だけど、そのストラテジーにトライしてみなければはっきりとは分からないんだ。セブ[ベッテル]がレース終盤にピットインしてソフトタイヤを履いたわけだから、僕達は正しい選択をしたんだろう。でも僕達がもう少し違うやり方をしていれば、僕達は(ベッテルのピットストップの後)僅かに後方じゃなくて僅差で前にいたかもしれない。

Q: ドイツでのベストリザルトですね。いい気分でしたか、それとも、嬉しいのは優勝だけ?
KR: もちろん僕達は優勝にトライするためにここにいる。僕達には十分な速さがなかったからドイツで勝てなかった。でも、難しいレースが続いていたから、チームにとってはいい結果だったと思うよ。セブが優勝してポイント差が広がってしまったけど、シーズンの先はまだ長いし、少なくとも優勝争いができる位置を保ち続けることができれば、僕達はもう一度やれると思う。

Q: ブダペストでは一枚上手に行くことができますか?
KR: 着いてみるまでは予測できることはない。求めている結果を手に出来ればいいと思う。このレースが終わっていい結果を手にして、バッテリーを再充電する夏休みに入れたら最高だろうけど、一番大事なのはいいポイントを獲得することだ。

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Back-to-back – not too bad: British and German GP Reviews

Back-to-back – not too bad
イギリスとドイツの連戦が終わった。僕達はこの2レースで28ポイントを獲得し、リーダー達に少しだけ近付いた。だからそれほど悪くない。でももっとうまくやれたはずだ。もちろんね…

シルバーストンでの予選は失望した。それから天候はレースに向けてよくなり、僕達もクルマを改善した。

あらゆる出来事を詰め込んだレースだった。僕達にはタイヤの問題はあんなに沢山起きなかったけど、レース終盤の数ラップについては、違う戦略をトライすべきだった。

イージーな表彰台フィニッシュになり得たと思う。終盤の数ラップで3ポイント失って5位しか取れなかった。セバスチャン・ベッテルはテクニカルトラブルでリタイアし、0ポイントでレースを終えた。このことで、僕達が自力で何とかするよりも多く、彼との差を縮めるいいチャンスになった。

レース日のドイツの天気はもっと良かった。全体的にいい週末になった。予選はあとコンマ何秒か縮められたと思うから、フロントローのすぐ後ろ(P3)からスタートできたかもしれない。結果的にはP4からスタートして何周かメルセデスに捕まってしまった。

レースはうまくいった。トップポジションを争える速さがあった。一番必要なところで無線のトラブルが起きていた。中古のプライムでステイアウトしてレースを走りきるというのは、リスキーではあったけど、同時にとても魅力的な選択肢だった。僕達はもう一方の選択をして、最終スティントに向けてオプションを交換した。

それで僕達はP2フィニッシュした。表彰台フィニッシュするのは、ドイツでということで、僕にとっては特に嬉しかった。でも今回はもっとうまくやれたレースでもあった。クルマやタイヤに何の問題もなかったから。

暑い天候は僕達にとても合っているみたいだ。ハンガリーでも暑くなることを期待しよう。シーズンはまだ長いから、優勝以外の何かに集中し始める理由はないさ。[there is no reason to start focussing on anything else but winning.]

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The race of the season – Kimi British GP preview

The race of the season
シルバーストンでプラクティスをスタートするのはいつも本当にいい気分になる。F1カーをドライブすることを心から楽しめるサーキットだ。流れるような性質の高速ラップを走ることは、ドライバーを特別な気分にさせてくれる。

チームにとっては一番大切な週末だ。ホームレースで、ファクトリーが近くにあって、エンストンのみんなが家族と一緒に見に来られて、僕達と一緒に雰囲気を楽しめるレースだから。

僕達の望みは、(彼らに)いいショーを見せること。僕にはいい予感がしている。それほど強力でないレースが続いたけれど、次はフロントで戦えるはずだと思っている。

少なくとも希望は高い。僕達は面白い新パーツを準備している。金曜日にそれを十分にテストできるように、いい天気になればいいんだけど。何もかもがうまくいけば、シルバーストンタイプのサーキットではかなり競争力があるクルマを手に入れられるはずだ。

バルセロナで僕達は強かったから、シルバーストンも同じように僕達に合うはずだと思う。

リーダー達に対して負け続けるのを止める時だ。この2レースで僕達は彼らに対して40ポイントも失っている。これは、近代のF1ではどれほど物事が素早く変わっていくかを示している。でも今のメインの目標は、フロントに近い位置に戻ることだ。ひどい結果を出す番はもう僕達は終わった。遅かれ早かれ、シーズン中にどのチームにも起こるだろうと僕は思っている。

リーダー達に問題が起こるときがくる場合に備えて、僕達は攻撃の準備を整えなければならない。とにかく僕達は辛抱して自分達のベストを尽くし続け、また表彰台に上がり始めなければならない。

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Back to normal – Kimi Canadian GP preview

Back to Normal

これまでの僕の今シーズンはそれほど悪くはない。モナコは災難だったけど、ああいう週末から逃れることはできないことも時にはあるんだ。

ベッテルに対してポイントを失ったけど、このチャンピオンシップはまだ先が長い。今はいつも通りのリズムに戻ること、そしてレースで表彰台を獲得するために予選でのいいポジション争いに戻ること、それよりももっとポジションを上げることがメインの目標だ。

モントリオールの雰囲気は好きだ。カナダへ行くのはいつも楽しい。でもそれは普段どおりだと、天候と路面のグリップレベルに関するカジノだってことも意味する。

僕達はどんな天候であってもレースをするけど、もちろんずぶ濡れよりはドライの方がいい。少なくとも。クルマはウエットでもいい傾向だけど、改善の余地は常にある。

セットアップ作業については、カナダはいつも、本当に難しいチャレンジだ。このサーキットで全てを正しく進めるのはとても困難だけど、プラクティスで時間を失いすぎなければ、予選に向けての自信を深めることが出来る。予選は常に重要だけど、ここではモナコほどのダメージにはならない。いいクルマといいストラテジーがあれば、(レースからでも)まだまだうまくやることができる。

モントリオールで表彰台に上がったのはもう随分前のことだ。だから、そこへ戻るために全力を尽くすよ。自分達がコントロールできないことのせいで、モナコでは多くのものを失いすぎたから、僕達にはいいポイントが必要だ。

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ドイツGP プレビュー: 前世の因縁

前世のキミたんのドイツにおける悪行によって勝てないのかw それはしゃあないわw

Kimi Räikkönen on the German Grand Prix

Q: ドイツは過去ずっとあなたに対して優しくはなかったようですね?
KR: わからないけど、前世の僕が何か悪いことをしたんじゃない? ドイツでのドライブをいつも楽しんできているけど、問題は、運が僕に味方したことはないってことと、いつも何かしらのことが起きて僕の優勝を阻むってことさ。ドイツの地で4回のポールを獲得して自分の速さを証明してきたけど、レースを6回リタイアしていることは僕の望みどおりにはなってない。

Q: ドイツでのF1レースに16回出走して一度も勝っていないということは、一層のチャレンジになりますか?
KR: それほどでもない。1レースは1レースで、常にベストを尽くすだけだ。確かに過去には、ニュルブルクリンクとホッケンハイムの両方とも、僕にとても親切にしてくれたというわけではないけど、僕は二箇所とも好きだし、結果には結びつかなかったけれど、ペースの観点では、競争力はかなりあった。以前、ニュルブルクリンクではかなりうまくやってきている。勝っていないだけでね。レースをリードしていてリタイアしなければならないことが何度もあった。そんなときは、いつも暗い気持ちで家に帰った。今回はやっと全てをうまくやることができるといいね。去年のホッケンハイムではトップ3に入ったから、このチームとの初めてのニュルブルクリンクがどんな風になるか静観しよう。

Q: ニュルブルクリンクでレースするのはどんな感じがしますか?
KR: とても面白いよ。でも旧コースと同じような楽しさはおそらくないんだろうな。僕達のクルマには合うはずだけど、あそこでコンペティティヴでいるには本当にいいクルマが必要なんだ。ほとんどの箇所で、コーナー出口ではいいトラクションが要求されるし、ブレーキング時に安定したクルマが求められる。僕達はこれらの領域においてはかなり理に適っていると思う。僕達には涼しい天候に対する問題があって、残念なことにニュルブルクリンクはいつもそれほど暖かくはないけど、僕達が得られるもの、そしてそれで何ができるかを静観してみるつもりだ。

Q: 今週末のターゲットは?
KR: 事前には何の約束も出来ないよ。表彰台がとれたらポジティヴな結果だろうし、正しい方向へのステップだと思う。シルバーストンでは僕達はそれを逃してしまったから、トップ集団に戻れたらいいだろうね。シーズンはまだまだ長いし、チャンピオンシップのリーダー達が僕達の前にいる。現実的に僕にできることは、ひとつひとつのレースで自分の全力を尽くしていくことだけだ。

Q: 髪型について教えてもらえますか?
KR: いや。でも僕がドイツで表彰台に上がれたら、みんな見られるだろうね。

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モナコGP プレビュー

優勝・リタイア直帰・ヘイキが舎弟にしか見えない・スーさん撃墜…と思い出いっぱい\(^o^)/のモナコがやってまいりました!その節はマジですいませんでしたスーさん…あの頃まさか自分がインド担になるとは全然思ってなかったなぁ。
去年マリヤ様のぱーちーでSkyの取材のときにひゅる君がちょっと遅れてきて、
ナタリー「ポール、いつもニコは遅れてくるの?」
パイセン「うん、彼はばっちりキメてくるのが好きだからね。多分髪をセットしてるんじゃないかな、彼はちょっとディーバだから」
的なアレがありましたが、2012インドトリオはアンバーラウンジで再集結してもいいのよ(*´д`)のっぽが!いっぱい!だといいな!

E21たんは予選マジがんばれ(`・ω・)b

Kimi Räikkönen on the Monaco Grand Prix

Q: 去年のモナコGPはロータスにとっては良いレースのひとつではありませんでした。今年はもっといい結果を期待していますか?
KR: 去年やったミスは、今年は絶対にしない。ちゃんとやれなかったことがいくつかあって、それで僕達は苦しんだ。時にはそんな風になってしまうこともあるけど、大事なのは同じミスを繰り返さないようにすることだ。

Q: あなたにとってモナコGPとは?
KR: タイトルをとりたいならどんなレースも同じように大事だから、グランプリをカテゴリに分ける意味はないけど、本当に特別なレースという意味ではモナコに並ぶものは無い。モナコでうまくやれたときよりも最高の気持ちになるようなことはおそらくないだろう。モンテカルロのストリートでレースするのは、他のどんな場所とも全く異なる経験だし、毎年楽しみにしているチャレンジだ。モナコでクリーンな週末を送るのは、とてつもなく難しくて – 実際はほとんど不可能に近い。

Q: 2005年にモナコで優勝していますね。どんな気分でしたか?
KR: モナコでうまくやれたことは、僕には一度しかない。優勝すると、本当に最高の気分を味わえる。2005年の優勝は忘れられない思い出の一つだから、もう一度勝てたら特別だろうな。

Q: ドライブする上でのチャレンジはどんなものですか?
KR: 狭くて曲がりくねったトラックだ。1mごとでさえ、よりシャープに、より集中していなければならない。モナコで速いラップを出せたときはとてもいい気分になれるんだ。オーバーテイクはほとんど不可能だから、モナコでのレースを楽しむにはフロントにいなければならない。

Q: 雰囲気については?
KR: モナコはいつだって特別。面白い場所だし、ファンがたくさん来てパーティも山ほどある、僕はそう聞いてる。他のどんな場所とも全く異なった雰囲気だ。

Q: 週末に向けてのあなたのアプローチは?
KR: 予選に集中しなければならない。とても狭くて、さっき話したようにオーバーテイクはほとんど不可能だから、レースをするには難しい場所だ。2009年にはルーベンスの後ろにスタックしていた。その時はKERSがあったのに(※訳注:ブラウンGPにはありませんでした)、抜けなかったんだ。タイヤがどんな風に動作するのかを見て、いい戦略を考えてみないといけない。でも一番重要なことは予選結果をよくすることだ。モナコでクルマがどのくらいいいのかを知ることは難しいことだ。今年訪れたどんなサーキットとも似ていなくて、その特徴をシミュレートできないから。E21はどこへ行っても速かったと言えると思うから、モナコでも速いことを期待しよう。

Q: 予選がとても重要になる週末、それがE21の長所ではないことは心配ですか?
KR: 自分達にできるベストを尽くすさ。でももちろん、全員がフロントローを取ろうとチャレンジしてくるだろう。僕達にとってそれは不可能なことではないだろうけど、走ってみるまでは自分達の力は分からない。タイヤ交換をしなければならない、ということはわかっているから、ライバル達と違う戦略をとればチャンスはある。でもそれは、他のどんな場所よりもモナコでの方が難しいだろう。

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スペインGP プレビュー

そうだよね、いくらこっちにはまろやか浮上走法があっても、4番手くらいからスタートしないと、この先もどんどんクルマ良くなっていくだろうべっつん&眉様と戦っていくのは厳しいよねぇ…ハミルトンもいるしね…
って、チャンピオンシップ争いのこと考えられるなんて去年の今頃は思ってなかったおねー。去年はマルちゃんがゼータクにもチャンピオン二人土台にして持ち上げられてましたけども、そろそろざうb
インドでもいいですけど、初優勝みたいなー。ないかな。
本音を言えば初表彰台がみt
いや、あっちはポイント獲得が現実的な目標って分かってますけど…!

こちらのムーミン氏の方は2008年にハットトリックもやっているので得意だと思われます。休みの間に巻き返してくるチームあるか、楽しみ(ある意味gkbrだけど!)ですね。

autosportの @eligp ことPabloさんが”Looking Forward”の回数を数えています。ひゅる君は基本ウキウキキャラだから常連だけどキミたんも今回初登場!
→The Great 2013 F1 Looking Forward Count

Kimi Räikkönen: “Let’s hope I’m happier in Spain”

Q: チャンピオンシップ1位へのギャップを埋めるのには何が必要だと思いますか?
あといくつかの優勝!リーダー達をキャッチするためには、僕達は彼らの倍、頑張らないといけない。僕達に予選でもっと速さが必要なのは秘密でもなんでもない。フロントでの争いはとてもタイトだから、優勝争いをするには常に二列目までの位置を確保しなければならない。ヨーロッパラウンドをスタートできて嬉しい。各チームとも沢山の新パーツを持ち込んでプッシュし始める。まだシーズンは序盤だけど、一年のスタートから強力なポイントを獲得してきたことは、それらがないよりもずっといい。同じようにポイントを獲得し続けることが必要だ。例えバッドウイークエンドであっても、自分達のできる限りの順位でフィニッシュし続ける必要がある。そうすればシーズンの終盤まで戦い続けられるかもしれない。

Q: カタロニアサーキットはあなたにとってどんな場所ですか?
バルセロナでは二回優勝していて、去年も表彰台に上がった。だからまたあのサーキットへ行くのはとても楽しみだよ。( so I really look forward to going there again;) またいい結果が出せるといい。トップに立つには、あらゆることを正確にやらなければならないサーキットだ。全チームが何度もテストを重ねているから、そこでアドバンテージを得るのは楽じゃない。風と気温でトラックが変化するから、セットアップがとても重要だ。だからエンジニアのみんなはやることが山ほどある。

Q: ヨーロッパに戻ってレースをするのはやはりいいものですか?
ヨーロッパでレースするのは本当に好きだ。遠くまで移動しなくてもいいから、週末自体に全てのエネルギーを向けられる。伝統的に、ヨーロッパに戻ってきてから本当のシーズンが始まる。僕にとっては、すごく嬉しいことだ。

Q: カタロニアサーキットは、これまであなたがE21をテストした唯一のサーキットです。このことは役に立ちますか?
そうだね。でもテストは2月の終わりと3月の初めだったから、5月のコンディションとは全然違っているだろう。テストの時はタイヤを適切に動作させるのがとても難しかった。でもそれは全員にとっても同じだった。FP1でまた全員がゼロからスタートすることになる。

Q: ロータスはバルセロナテストでマイレージをあまり稼げませんでしたが、シーズンが始まってみると信頼性はそれほど問題になっていませんね。
クルマにトラブルがあって僕はあまり走れなかったし、体調が良くなくて一日欠席した。そうは言っても、僕もチームもこのトラックをとてもよく分かっているから、路面がどんな風になっていても、あるいはどんなセットアップを使うことになっても、それほど驚いたりはしないと思う。プレシーズンにあまり多くの距離は走れなかったけど、大事なのはクルマに乗っていていつでもいい感じがしていたことだ。これまでのところ、僕達のクルマはどこへ行ってもいいみたいだ。

Q: バーレーンで表彰台フィニッシュしたときもかなり控えめでしたね。結果には満足でしたか?
勝てなかったとしたら心から喜ぶことはないけど、2位は手に入れられるもの(の最大限)に限りなく近かったと思う。予選ではあと少し上にいけたかもしれない。そうすればレースは少し楽になっただろうけど、僕は限界までドライブして、予選ではなかったペースを見つけることができた。スペインではもっとハッピーになれることを祈ろう。

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Every point counts – Kimi China GP review and Bahrain GP preview

Every point counts

16th April 2013

僕はレーシングドライバーだ。レーシングドライバーだから、常に勝ちたいと望んでいる。先週の中国でのレースや去年のバーレーンのレースを振り返ってみると、僕達は両方とも2位でフィニッシュした。欠けているもの(優勝)はあるけど、正直なところは、この結果は許容できる。

僕達にはコンペティティヴなクルマがある。でも、セットアップの面で全てを正しくやることはかんたんなことじゃない。うまくいっていればそれはOKだ。中国ではOKだったから、バーレーンでもどうにかうまくやれるといいね。

チャンピオンシップはとてもタイトな争いになっている。あらゆるポイントに意味があるんだ。もちろん、マレーシアみたいによくない週末を過ごすことが今後もあるだろう。だから、ロスを最小限にすること、そしてクルマの調子がいいときは最大限の結果を出すことが重要になってくる。

上海でのレースはよくない展開で始まった。(ペレスの)マクラーレンに至近距離で接近するのはどんな感じだったか、今は分かった。[The race at Shanghai started badly, then I know now, how it felt going close range to McLaren.] ノーズのパーツをいくつか失ったけど、意外にもスピードはさほど落ちなかったんだ。

2位でのフィニッシュは、僕達に起こった全てのハプニングを考えれば、可能な範囲でのおそらくベストの結果だった。でも、それでも僕がそれほど満足じゃなかったのは、もっと強力に優勝争いが出来ていただろうとわかっていたからだった。

レースを終えて僕は家に戻り、少し休んで、今週バーレーンで戦いを続けるために自分のバッテリーを再充電した。バーレーンではとてもいい思い出がいくつかあるけど、それほどよくない思い出もある。去年は予選でギャンブルをしたけど、優勝争いのチャンスを失うことはなかった。

もちろん、去年僕達がどういう風にやったのか、ということは何の役にも立たない。レースウィークエンドがやってくるたび、新しいゲームが始まるんだ。自分達はコンペティティヴだろうと予測しているけど、金曜日の午前中まで待たなくてはならない。サヒールサーキットで今回はどんな風にクルマが走るのかがわかるまで。

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バーレーンGP プレビュー

新タイヤ番長的には、何でみんなが文句を言っているのかわからないそうですw

Kimi Räikkönen on the Bahrain Grand Prix

Q: 上海で表彰台を獲得して、いい気分に違いありませんね?
KR: かなりOKな週末だったけど、優勝したわけじゃないし、シーズンはまだ序盤戦だ。だからそれほど大げさに喜んではいない。

Q: バーレーンでの次のレースについての考えを聞かせてください。
KR: 去年はチームとしていいレースだった。エンストンでの僕の初めての表彰台だったし、いい戦いができた。予選でギャンブルをしたけどうまくいかなかった。それでQ3を逃したけど、レースで僕達はタイヤをかなりうまく使うことができて、ポディウムの頂点を賭けて戦ったんだ。優勝争いをするのはいつだっていい気分だ。

Q: 去年はセバスチャン・ベッテルと優勝争いをしましたね。違うことをしていれば彼を抜けていたかもしれないというようなことは何かありますか?
KR: 逆側から行ってたら抜けたと思うよ! 僕には1ショットのチャンスしかなくて、間違った側を選んでしまった。その後は彼と争うことはできなくて、2位もかなり良い結果ではあったけど、それでもやっぱり表彰台の頂点でフィニッシュ出来た方がもっといい。

Q: サヒールサーキットをどのように評価しますか?
KR: 僕は好きだ。あそこではいいレースを何度もしてるし、勝ててはいないけど、いいポイントを獲得している。僕達が訪れる中では少し変わっていて、砂の中にあってとても面白いんだ! トラックを見て回っても視界の先には砂しかなくて、パドックでも砂を見つけることがある。以前に勝ったことがないサーキットだから、今年はチャレンジするよ。

Q: バーレーンで自分の希望通りにクルマを仕上げることはどれくらい難しいのでしょうか?
KR: 路面が変化し続けるから、いいセットアップを見つけるのは簡単なことじゃない。風がカーバランスに影響することもあるし。クルマを正確に正しく仕上げるのが難しい場所のひとつだ。でも、少なくとも雨の心配はほとんどしなくていい!

Q: 再びいい結果を出せる可能性はあると思いますか?
KR: 今年はマレーシア以外ではいいレースができているけど、まだ3レースしか終わっていないから、そういうことに言及するには早すぎる。去年いい結果が出せたからといって、それは今年も僕達にとってバーレーンがいいレースになるとはいえない。全レースで自分達のベストを尽くせるよう、そしてチャンピオンシップ争いを続けるためにポイントを獲得できるようにトライしなければならない。全てが思い通りに進めば、また良い結果が出せるだろう。でも、事前に何かを約束しても無駄なだけだ。それがモーターレーシングで、何だって起こりうるのさ。

Q: 中国で2位を獲得したことについては?
KR: 2位は望んでいた結果ではないけど、ああいう状況では僕達にできたベストだったと思う。(後略)

Q: タイヤが再び話題の中心になりそうです。キミ・ライコネンとしてはどう思いますか?
KR: ああいうタイヤでもプッシュすることはできるけど、完璧にというわけにはいかない。いつだって100%プッシュすることはできないんだ。予選ではとてもよくていいグリップがあると思う。だから(タイヤの使い方は)自分次第だし、レースではもう少しケアする必要があるんだ。去年と比べて大きな違いはない。少なくとも僕達にとっては。だから、なぜみんなが不満を言っているのかはよく理解できない。

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Kimi Chinese GP preview

キミたんが触れているモトクロスのビデオはこちらです。笑ってるとこがちょっと映ってます。

Kimi Chinese GP preview

10th April 2013
今回のブレイクはちょっと普段とは違ったものになった。僕のモトクロスチーム(Ice one racing)がヨーロピアンシーズンの初戦を迎えたから、オランダのValkenswaardで彼らと過ごしたんだ。
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雰囲気は素晴らしかった。モトクロスのファンがたくさん来ていて、見ていて面白いレースだった。ドライバー達と個人的に話をしたよ。彼らは僕と同じようにプロフェッショナルで、F1ドライバーとモトクロスドライバーで意見を交わすのは面白かった。

僕もバイクに挑戦してみた。F1シーズンのブレイクに、とてもいいリフレッシュになった。

さて、F1シーズンの3戦目の時間だ。中国はいい結果が出ている場所だけど、どんなレースも一戦一戦が新しいチャレンジになる。5-6年前のその場所での結果や、今シーズンの結果が役に立つわけじゃない。

もちろん、どの週末も全力を尽くすためのクルマをもっている。上海のレースについてどんな予測をするか、それはプラクティスを終えてからじゃないとわからない。プラクティスの前じゃなくて。いつだってそうだ。

去年僕達はタイヤのリスクを冒した。同じセットのタイヤで走り切るには長い道のりになるって分かっていたんだ。そしてそれはうまくいかなくて、レースの終盤の何ラップかで大きく順位を落とした。

今回は堅実な週末になることを期待している。今シーズンの序盤のようにクルマが動いてくれれば、上海でもOKなはずだ。この週末が何をもたらしてくれるのか、静観しよう。

僕の準備はできた。チームはクルマをよくするために一生懸命働いている。天気も大丈夫だろう。

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中国GP プレビュー

2012年シーズンでは一番みてられないレースだったかもしれないですね。。。クリフってああなるのーっていう。先月2ストップで勝ったタイヤ番長だから今年のタイヤはまかせろーかもしんないですけど。セパン、ぐろにゃんは新パーツなかったみたいなのに負けちゃったから、二人が揃うらしい今回はがんばらないとですね!

しかし上海といえば、私の中ではいまだにハミルトンのお砂場とモンちゃんのマンホール事件ですお。

KIMI RÄIKKÖNEN ON THE CHINESE GRAND PRIX

Q: 上海国際サーキットの印象は?
KR: 次のレースのことを予測するのはいつだって難しい。そのシーズンのクルマで走ったことがないわけだし、どんなクルマも各サーキットで異なる動作をするからだ。去年上海ではポイントを獲得できなかったから、そこから改善することができる。上海では優勝も2位・3位の経験もあるから、(今年が)そのリストに加わればいいだろうな。上海でうまくいきそうにない理由はない。E21の新しいパーツを持ち込む予定だし、最新のアップグレードは役に立ちそうだから、雨が降らなければ、面白いことになりそうだ。

Q: 中国ではとてもいい結果が出ていますね。中国へ向かうのはいい気分に違いありませんね。
KR: 2007年に優勝している。タイトルをとった年で、いい気分だったよ。その時はとても嬉しかった。上海は常設のトラックで、オーバーテイクのいいポイントがある。これまでのところ僕達のクルマはいいみたいだから、トラックに出て行った時にどうなるか、見守ろう。

Q: 開幕の二戦で、多くの力を発揮することができましたか?
KR: クルマに乗っていて全てがとてもうまくいったから、オーストラリアはかなり楽なレースだったよ。リザルトは誰もが手に入れたいと望んでいるものだったしね。マレーシアはタフなレースだった。スタートはよくなかったし、一周目でフロントウイングのパーツを失った。それ以降クルマは扱いやすくはなくて、ウェットコンディションではかなりトリッキーだった。ペースは最悪ってわけでもなかったけど、金曜日のタイムを考えればもう少しうまくやれたかもしれない。

Q: 2012年の中国グランプリは目まぐるしいレースでしたね。
KR: いいレースで、強力な結果が得られそうだった。でも最終スティントでタイヤを使い切ってしまって、1ポイントもとれなかったんだ。今回はタイヤのパフォーマンスに関して、もう少しラッキーだといいけど。そして、戦略という観点で十分に準備できればいい。2012年にレースペースがあったのは確かだ。でもタイヤを長く使いすぎた。ドロップオフしてしまった、それだけだ。でも一方で、そういう策略でプッシュすることに挑戦しなければ、トップ争いはできなかっただろう。去年のことを考えると、中国に向いていないクルマではなかったと思う。セパンの金曜日のようにクルマを使うことができれば、上海でもうまくやれるはずだ。

挑戦しなきゃトップ争いはできなかっただろうってとこ好きだな(*´ω`)
がんばて!鳥フル注意!

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Great way to start- Kimi Australia review and Malaysia preview

Kimi Australia review and Malaysia preview

Great way to start
開幕戦で優勝して25ポイント獲得し、ファステストラップも記録したのはもちろんいい気分だ。これ以上のことは望めない。

でも実は、このシーズン初戦に満足できる最も大きな理由は、僕がこのクルマから受けた印象だ。レース後の無線でチームにありがとうって言った通り。僕達にはいいクルマがある!

オーストラリアでのレースはとてもうまくいった。でも予選ではもっとうまくやれたかもしれない。二日間に分けられて、変な感じのセッションだった。予選を日曜日にやった経験は、かなり前の日本での一度しかなかった。全員にとって同じ条件ではあったけど、ああいうコンディションでラップタイムを出すのはとてもトリッキーだった。

予選が終わってからは、全てが僕たちの計画通りに進んだ。金曜日のプラクティスを終えて、2ストップを実行することを決めていた。そしてそれは正しかった。タイヤに関しては何の問題もなかったし、あの優勝は僕のF1キャリアで最も楽だったもののひとつに違いない。

さて、僕達はマレーシアへと向かう。セパンにはいい思い出もそうじゃない思い出もある。僕は二回勝っていて、そのうちのひとつは十年前、F1での初めての優勝だった。

サーキット自体はとてもチャレンジングだ。いつも暑いから僕のお気に入りの場所ではないけど、F1カーでレースするには素晴らしいサーキットだ。今回は、僕達のクルマは暑いコンディションでもいい動きをするはずだけど、正確なことを把握するには金曜日のプラクティスまで待たないといけない。

もちろんセパンでもベストを尽くすし、再び強力なポイントを持ち帰れたらいいなと思っている。

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